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IB(国際バカロレア)体験談:岡崎さん

【ブラジルでIBを取得し、ICU、早稲田大学に合格しました!】

okazaki
所属大学: 早稲田大学
IB取得校: St. Nicholas School(ブラジル)
IB取得科目: 【HL】Japanese A/English B/Geography
【SL】Business/Math/Biology

ブラジルのインターナショナルスクールでIBを勉強しました。

私は中学2年生の秋にブラジルに渡り、冬にブラジルのインターナショナルスクールに転入しました。私が住んでいたサンパウロには4,5校のインターナショナルスクールがあり、半数がブリティッシュスクール、残りがアメリカンスクールでした。学費が比較的安かったことと、唯一日本人の先生がいる学校だったということで、St. Nicholas Schoolに入ることを決めました。私の学校はブリティッシュ系のインターナショナルスクールだったので、生徒は皆11年生になるとIBの授業を受け、IB Diplomaを取得して卒業するという仕組みになっていました。そのため、私も11年生になったらIBを勉強するのだと思い、同じ学校の先輩たちにIBの情報を聞いたり相談したりして、準備をしていました。

IBの勉強で大変だったことは、BusinessとGeographyの両立です。

私はGroup3でBusinessを取り、Group6でGeographyを取っていました。Humanity系は覚えることが多く、試験においてかなりの量の文章を書くことが強いられる科目です。しかし、IBを勉強し始めた頃の私にはそれをこなすのに充分な英語力が備わっておらず、科目を選択する際にも先生たちに止められる程でした。IBの授業が始まってからも、なかなか授業に追いつけず、テストでは低い点数ばかり取っていました。課題やIA(Internal Assessment)の量もかなり多く、両立は非常に難しかったです。しかし、BusinessもGeographyも元々興味のある科目だったので、勉強自体は苦ではありませんでした。用語を覚えることから始め、Past Paper(過去問)を繰り返し解いているうちに、点数が少しずつ上がっていったことを覚えています。最後のIBの試験本番で、それまでに取ったことのない点数を取ることができたことは、とても嬉しかったです。

IBは塾や家庭教師を利用して対策しましょう。

私は、毎日17時半に授業を終え、18時半くらいに帰宅してから勉強をしていました。勉強内容は主に課題で、HLで取っていたEnglishとGeography、苦手科目だったMathなどに主に時間をかけていました。サンパウロには日本人向けの塾がありましたが、小学生や中学生の授業の補習などがメインだったため、私は通っていませんでした。そのかわり、IBの勉強を教えてくれる家庭教師の先生を週に2回ほどつけ、分からない問題を教えてもらったり、直前のテスト対策をしてもらったりしていました。先生は理系の方だったので、授業では主にMathやBiologyの勉強を見てもらっていました。長期休暇中など、学校の先生に質問しに行くことができない場合や、こまめにIAやEEなどを添削、アドバイスしてもらいたい時は、かなり助けられていました。IBは、ノウハウやコツを知っているかどうかで最終的な結果が大きく分かれるものだと思います。苦手科目がある方、安定した量と質のサポートが必要な方は、IBを教えてくれる塾や家庭教師を利用して対策することをおすすめします。

Criteriaを確認して、Past Paperを繰り返し解きましょう。

私はどの科目も、Past Paperを繰り返し解いてIB対策をしていました。特に苦手だったMathは、手元にあるPast Paperを全て解き、その中でも苦手な分野の問題を何度も解いて解き方を覚えるよう、努力していました。Biologyなど暗記が求められる科目は、シラバスに沿って覚えるべきことを全て書いた暗記シートを作り、それを使用して毎回の小テストに備えていました。テストで出題された問題やそれに対する解答、またその配点などはそのシートに細かく書き込み、最終テストまでに暗記するという作業を繰り返して対策しました。IBはCriteria(評価基準)に基づいて点数が決まり、テストにおける配点も明確な基準が定められています。そのため、Criteriaやテストの解答をしっかり読み、何を書けば何点もらえるのか、その問題にはどのような単語、解答が必要なのかをしっかり理解した上で解答を書くようにする練習をしましょう。

BusinessとMathは基礎練習を繰り返し、苦手を克服しました。

IBを勉強し始めた頃の授業の理解度は、5〜6割くらいでした。11年生から初めて学ぶ科目であるBusinessは特に理解できるようになるまでに時間がかかりました。また、日本にいた時から苦手科目だったMathは他の日本人生徒が簡単だと感じる科目でありましたが、私にとっては難しく、周りとの差に焦っていました。しかし、Businessは単語の定義や計算問題の解き方などを覚え、Mathは地道に基礎的な問題の練習を繰り返しているうちに、少しずつ授業が理解できるようになり、小テストでも徐々に点数が取れるようになりました。

IBで高得点を取るためには、CriteriaとPast paperが必要です。

IBで高得点を取るためには、普段の勉強と最終試験の両方に力を入れる必要があります。普段の授業では分からないことを積極的に先生に聞きに行き、先生とコミュニケーションを取る機会を多く設けることが大切だと思います。また、小テストなどで間違えた問題は次の時には必ず解けるようにするために、何度も解いて練習しましょう。最終試験で高得点を取るためには、Past paperを繰り返し解くことが最も重要なことだと感じています。それぞれの科目の試験の出題形式や答え方を把握し、それに沿った無駄のない解答を書くことは、簡単なようで非常に難しいことです。Criteriaに忠実に、Past paperで対策することが最終試験で高得点を取るための近道だと思います。

英語力、計画力、精神力が身に付き、IBを勉強してよかったです。

IBを勉強してよかったことは、英語力が身に付いたことと、計画的に勉強ができるようになったことです。IBではかなりの量の単語を暗記するだけではなく、IAやEEなど、複数の英語のレポートや小論を書きます。それにより、様々なアカデミックな言い回しを学ぶことができ、英語で長文を書くことも苦ではなくなりました。特にEEは、他のレポートや課題などと比べても文章量が桁違いに多く、それだけの量の文章を期限までに書き上げる計画力とモチベーションを保ち続ける精神力が身に付いたと思います。IBは世界的に認められているように、最も忍耐力が必要とされるプログラムです。IBを最後まで勉強し、資格を取得できたことは自信につながりました。大学受験も含め、その後どのような困難に突き当たっても乗り越えられると思えるようになったことは、IBの勉強を通して得た一番の収穫かもしれません。

TOKとEE(Extended Essay)は身近なテーマを選びましょう。

TOKのエッセイは、6つくらいの選択肢の中から1番自分にとって身近なテーマを選びました。テーマを決める際には、他にもTOKの授業で学んだことと結びつけて考えることができるか、自分の経験に基づいた具体例を出すことができるか、指定された文字数を書き切ることができるかなど、様々なことを考慮しました。私のクラスでは、私の他にも複数の生徒が同じテーマを選んでいたので、誰にとっても書きやすいテーマだったのかもしれません。プレゼンでは、エッセイ以上に自分の体験をいかにTOKと結びつけるかということを考えてテーマを決めました。私は、日本語と英語という異なる言語を使用しているという経験から、それぞれの言語を話している時の考え方や振る舞いの違いといったことについて発表しました。突然テーマを思いつくことは難しいと思うので、普段から何かに対して疑問を持つこと、それに対する自分なりの答えを見つけることを癖にしておくと良いと思います。

EEは、母語である日本語で文章が書けるということと、JapaneseがIBの科目の中で最も好きであり得意であったということから、Japaneseで書くことを最初から決めていました。テーマ選びには時間がかかりましたが、純文学の作品について書くと評価されるということを聞き、その中から授業でも取り扱ったことがあって興味を持っていた三島由紀夫の小説を用いて書くことにしました。EEはかなりの量の文章を書かなければならないので、自分の興味のある分野やテーマを選ぶことが重要だと思います。

CASの内容は、学校側から決められていました。11年生の初めから12年生の初めまで、スラム街にある幼稚園や小学校に行って英語を教えたり、癌専門の病院に行って子供たちと遊んだりといったボランティアをしました。また、夏休み中には近所の日系ブラジル幼稚園に通い、英語を教えるという活動もしました。ほとんど話すことのできないポルトガル語でのコミュニケーションや、日本とあまりにも違う社会の現実に向き合うことは非常に辛く何度も挫けそうになりましたが、今となっては価値のある貴重な経験だったと思っています。

TOK,EE(Extended essay)は計画的に進めましょう。

TOKは、プレゼンもエッセイもこまめに先生に添削してもらうことが重要です。テーマ選びの際はもちろん、その後も繰り返し先生に見てもらい、アドバイスをもらって修正する作業を行いましょう。Criteriaも手元に置き、何をどのように書けば何点もらえるのかをきちんと把握し、それに沿って文章を書いていくと良いと思います。1.5点とは言えボーナスの点数がもらえるチャンスなので、他の科目の勉強の妨げにならない程度に力を入れ、計画的に進めていってください。

EEは、書き始める前に計画を立てることが非常に重要だと思います。何も考えずに書き始めてしまうと、途中で躓いてしまったり、自分が何を言いたいのか分からなくなってしまうことがあります。それを防ぐためにも、書きながらではなく、書き始める前に大体の結論とそこに至までの過程を考え、どのように書いていくか大まかな流れを頭の中に入れておきましょう。また、早く書き終わることに越したことはないので、IBの最終試験の勉強が余裕を持って始められるように、毎日少しずつ書き進め、添削をしてもらい納得のいくエッセイを書き上げてください。

私は帰国後、まず早稲田大学を受験し、合格しました。

私は5月にブラジルの高校を卒業し、6月中旬に日本に帰国し、予備校に通いました。帰国枠の受験は早稲田大学と慶應大学から始まり、その後に上智大学、ICUなどが続きます。早稲田大学は、文学部と文科構想学部を受験しました。早稲田大学の一次選考は共通の筆記試験で、ほぼ全ての学部を一回の試験で併願することができます。そのため、私の知り合いには受験が可能な学部全てを併願している人も多くいました。試験科目は、日本語、英語、小論文です。日本語と小論文は比較的得意だったのですが、英語が難しく、早稲田大学の受験がある9月初旬までは英語を重点的に勉強していました。過去問を繰り返し解いて対策したこともあり、無事に早稲田大学の文学部と文科構想学部に合格することができました。

ICU(国際基督大学)に合格するためには、自分の考えを持ちましょう。

その後、ICUの受験日まで約2週間くらいの期間があったので、その期間に集中して過去問に取り組み、面接対策などを行いました。ICUの受験の際は英語の資格試験(IBやTOEFLなど)の点数を提出し、基準を満たしていた人のみが受験資格を得ることができます。試験の内容は小論文という形式を取っていますが、ICUの問題はかなり特殊です。年によって内容も全く違いますし、過去問対策には苦労しました。ICUの筆記試験においては、どのような問題が出題されても戸惑わず、自分独自の考え方をしっかり自分の言葉で述べる力が重要だと思います。また、面接は面接官によって聞かれることも雰囲気も異なりますが、落ち着いて自分の考えを話し、個性をアピールすることを意識しましょう。志望校の先生とお話しできる良い機会と捉え、楽しんで臨んでください。

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EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生教師と、家庭教師を探している現役IB生やPre IB生をつなぐオンライン家庭教師サービスです。

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