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2016.09.25

IBを取得するメリット・デメリットって何?

IB(国際バカロレア)を取得するメリット・デメリットって何だろう?

最近日本国内でも注目され始め、耳にすることが多くなってきた「IB(国際バカロレア)」。これからIBを取得しようかどうか迷っている、興味はあるけれど取得するとどんなメリットがあるのか分からない…という方、多いのではないでしょうか?この記事では、そんな方のために、IBを取得するメリット・デメリットをご紹介します!

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IB(国際バカロレア)を取得するメリットは?

IBを取得することで得られるメリットは、主に2つあります。まず1つ目は、国際的に通用する資格を得ることができる、という点です。IBを取得していることで、アメリカやイギリスなど海外の大学への入学を認められるだけでなく、様々な場面で国際的な人材として高く評価されます。そのため、IBを取得することで、自分の可能性を大きく広げることができるのです。

2つ目は、IBの勉強を通して、その後の学生生活や人生で生かすことのできるスキルやマインドを身につけることができる、という点です。まずIBを通して得られるスキルとしては、Essayの書き方やプレゼンテーションスキル、クリティカルシンキングなどの思考力が挙げられます。毎週のようにEssayを書いたり、プレゼンテーションを行ったり、日々クリティカルシンキングを用いて物事を考えたりすることによって、これらのスキルが自然と身につきます。これらは大学に入っても必要となるスキルであり、日本の他の学生と同じように勉強していたら身につけることは難しいスキルであるため、高校生のうちに鍛えることができれば、大学入学後はもちろん、社会人になってからも非常に役立ちます

また、IBの勉強を通して得られるマインドは、忍耐力や最後まで諦めずにやり抜く力、責任感などが挙げられます。IBの勉強は、世間で「頭を使って考えさせる」学習スタイルをとっていると言われることも多いですが、その基盤には、膨大な量の暗記が必要になります。また、IBではそのような暗記も含め、基本的に生徒自身が計画を立て、自主的に進めていく必要がある課題が多くなっています。そのため、IBを取得するためには、自分で実現可能な計画を立て、スケジュール管理を行っていかなければなりません。短くて2週間、長くて2年など、様々なスパンでの計画を立てる必要があるので、生徒は徐々に自主的に計画を立て、勉強することができるようになっていきます。また、自分で立てた計画であるため、最後までやり抜こうという気持ちも自然と生まれます。このようなIB独特の学習スタイルを通して、生徒は様々な苦難を乗り越えながら、最終的に日本の高校では得ることのできないスキルやマインドを得ることができるのです。

IB(国際バカロレア)を取得するデメリットは?

次に、IBを取得することによるデメリットをご紹介します。IBを取得することで発生するデメリットも、大きく分けて2つあります。まず1つ目は、SATやTOEFLなど、IB以外の試験の勉強に集中することができないという点です。IBの勉強は、膨大な量の暗記や課題に日々追われ、それを自分で管理しながら計画的に進めていかなければなりません。そのため、SATやTOEFLなど、他の統一試験や資格試験と並行して勉強するのは、非常に厳しいと言えます。現時点でIB以外の資格を取得するご予定がある方は、並行して勉強するという強い意志があるかどうか、計画的に両立して勉強することができるという実現可能性があるかどうか、IBを始める前にしっかり確認しておくと良いでしょう。もしくは、科目によって暗記量や課題の量は異なるので、事前にそれらを考慮して科目選択を行うことも対策になります。

2つ目は、IB取得への道のりは長く、精神的に大きな負荷がかかるという点です。先述したように、IBの勉強はいかに自分で実現可能性のある計画を立て、それに沿って膨大な量の暗記や課題を最後までやり抜くか、ということが重要になってきます。IBは絶対評価であるため、周りと競う日本での受験勉強とは異なり、クラス内の雰囲気は比較的明るいと言えますが、その分「自分との戦い」であるため、最後まで自分で自分をコントロールし続ける必要があります。そのため、IBを勉強する2年間は多くの誘惑を断ち切り、自分なりのストレス解消法を探しながら、日々の勉強を地道にコツコツと行っていかなければなりません。

IBを取得しようかどうか迷っている方へ

ここまで、IBを取得するメリット・デメリットをご紹介してきましたが、IBに対する疑問は少しでも解消されたでしょうか?デメリットをご覧になって、「IBって大変そう…」「自分にはできないかも」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、IBを勉強した経験のある筆者は、デメリットを考慮してもなお、IBを勉強してよかったと心から思っています。人生において、何かを頑張る時期やその内容は人それぞれです。そのタイミングを今にするか、それとももう少し後にするか。IBに挑戦するのか、それとも他の資格取得や試験勉強に挑戦するのか。それを決めるのは自分です。

私は高校生の頃、思い切ってIBにチャレンジしたことで、様々な壁を乗り越え、多くのものを得て、それらが今に活きていると感じます。この記事を読んで、少しでもIBに興味を持ったり、チャレンジしてみようと思った方がいらっしゃると嬉しいです。また、チャレンジしようと思った方で、「それでもまだ不安がある…」「IBが始まったらサポートしてほしい」という方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡お待ちしております。EDUBALのスタッフ・家庭教師が全力でサポートいたします!

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