生徒、保護者のためのグローバル教育情報 by EDUBAL

グローバル教育情報では、海外子女向けの最新情報・お役立ち情報を発信しています。

2017.07.21

英語教育が充実している帰国子女枠受験校が知りたい!(中学校編)

海外に住んでいる小学生、帰国子女の保護者の方ならば、お子様がせっかく手に入れた英語を伸ばしたり活かしたりできる中学校に入学させたいと思いますよね。また、英語教育に力を入れているといっても、力の入れ方には様々な特徴があります。今回はEDUBALの記事編集者がこのような思いをお持ちの保護者の方向けに、英語教育に力を入れている中学校をそれぞれの特徴別にご紹介したいと思います。

e5d1d9780b3d415598a612999586dbf4_s

<国際バカロレア(IB)を導入している中学校>

国際バカロレア(IB)とは、国際的な教育機関である国際バカロレア機構が作った教育プログラムで、PYP(3~12歳対象)、MYP(11~16歳対象)、DP(16~19歳対象)に分かれています。DP資格を得るとハーバード大学をはじめとする世界各国の名門大学への入学切符が得られることがIBの最大の特徴です。なお、最近は日本でもIBの導入が進んでおり、東京大学をはじめとする多くの大学もIB入試の導入が進んでいます。海外の大学か日本の大学か決めかねている生徒様にとってはIB校に入ることが選択肢を広げる手段の一つかもしれません。最後にIBは探求型学習を取り入れており、これからの世の中で必要な問題解決能力を養えることも魅力の一つとなっております。

玉川学園中学校

~コミュニケーション能力と国際感覚を身につける~

日本では数少ないIBのMYP、DP認定校です。前述した通り、IBとは国際バカロレア機構が作った教育プログラムです。今までの教育とは異なり、科目という枠にとらわれず総合的な知識を手に入れられることに加え、探求型学習を取り入れているので、課題解決能力を鍛えることができます。また、日本ではあまり浸透していないものの、IBの教育課程の一つであるDPの試験結果は世界各国の大学の入学資格として使えます。

また、2018年度から一般クラスでも英語選抜入試を開始するなど、IBコース以外でも英語教育に力を入れていて、コミュニケーション能力としての英語を身につけるため、様々な海外留学プログラムや、玉川学園所有の玉川学園ナナイモ校地でのカナダ研修などが行われています。また、言語能力に加え国際感覚を身につけた人材の育成にも力を入れており、ディスカッションなどを通してそういった感覚を養っています。

このようにIBコースに入らなくても、英語教育にとても力を入れている学校ですので、海外大学に進学したい方、英語を軸に勉強していきたいといった方にはオススメの学校です。

 

<国際学級がある中学校>

帰国子女の生徒様の中で、「日本に入ってから周りの環境に馴染んでいけるかどうか心配だ」といった悩みを持っている方は少なくないと思います。また「日本語が不得意で日本の授業についていけるか心配だ」と考えている方もいらっしゃるでしょう。そのような生徒様にオススメなのが国際学級がある学校です。周りの生徒も帰国子女なので環境に馴染めないことはありません。また、部活などでは一般生と交流するので徐々に日本の環境にも慣れていくことができるでしょう。国際学級がある学校は日本には多くありますが、その中で特に英語教育に力を入れている学校をご紹介いたします。

かえつ有明中学校

~Critical Thinkingを身につける国際人のための教育~

帰国生のみのクラスである「English Honors Class」があり、高3の授業ではインタビューの練習をしたり、Essay Writingの授業があったりと、文章を読んでそれに沿って展開していく授業とは違って実践的な英語教育が行われています。また、SAT講座やTOEFL受験のための講座などが希望者向けに行われるなど、外部試験の対策といった面でも非常に充実しています。

さらに、言語学習だけでなくCritical Thinking の力を養ったり、哲学の基礎を英語で学んだりなど、英語自体を学ぶことから一歩先に進んだ英語を使って学ぶ授業も行われています。

そういった観点から国際的な感覚を身につける環境が整っているオススメの学校です。

 

<イマージョン教育を行っている中学校>

イマージョン教育とは、英語の「Immersion(=浸ること)」から想像できるように、英語に浸らせて習得させるという教育です。数学などの授業も英語で行うなど、徹底的に英語に触れる環境があることが特徴です。日本の英語教育の問題点として、中学高校の6年間も学ぶのに高校卒業時に英語が使えるようになっている人はほとんどいないことが挙げられますが、イマージョン教育の場合はそういったことがありません。英語が使える状態を目指すならばイマ―ジョン教育がオススメです。

浦和実業学園中学校

~週15時間英語に触れる教育~

浦和実業学園中学校はイマージョン教育を導入しており、体育や音楽も英語で行うことによって週15時間も英語に触れます。また、朝読書の時間では洋書を読む、修学旅行では外国人観光客に英語でインタビューをするなど、英語の4技能(リーディング、スピーキング、リスニング、ライティング)をしっかり鍛えられるようになっています。

英語に日常的に触れる機会が欲しいという方にはオススメの学校です。

また、夏休みには「英語で遊ぼう」という学校主催の小学生向けイベントが開催されているようです。イマージョン教育がどのようなものなのかがわかると思いますので、興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。

 

<海外の大学への進学率が高い帰国子女枠中学校>

グローバル化が進む中で、海外の大学に進学する学生が増えております。特に帰国子女のお子様を持つ保護者の方はグローバルで活躍できるように海外の大学に進学して欲しいというお気持ちがあるのではないでしょうか。そのような環境の中で、日本でも海外の大学へ進学するためのクラスやコースを設ける学校が増えてきております。今回はそのような学校の中から特に海外の大学進学率が高い学校をご紹介いたします。

渋谷教育学園渋谷中学校

~海外大学進学率ナンバーワン~

渋谷教育学園渋谷中学校は海外大学合格者が他の中高一貫校に比べ非常に高い傾向にあります。2013年度には41名もの海外大学合格者を輩出しました。海外進学のための説明会を開くなど学校のサポートがしっかりしていること、また自調自考のスローガンのもと自分で考える力を持った生徒がいること、などが海外大学への進学率につながっていると考えられます。 また、高校生時には1年間の海外留学で取得した単位を認定しており、積極的に海外で学ぶ機会を提供していることも海外大学への進学率を上げている要因です。

それに加えて、海外大学だけでなく国内の大学への進学実績もとても良いです。毎年30名程度東京大学への合格者を輩出しています。 海外大学やまた国内の難関大学へ進学したいと考えている方にオススメの学校です。

 

帰国子女枠受験をお考えの皆様へ

いかがでしたでしょうか?英語力が伸ばせる学校はたくさんありますが、それぞれに特徴があります。まずはどのような英語教育方針、また英語教育への力の入れ方があるのか、その中でもどの学校が良いのかを調べていくとお子様の能力を上げることができる学校が見つかると思います。この記事が少しでも帰国子女のお子様を持つ方の役に立てれば幸いです。なお、EDUBALでは帰国子女枠受験の対策にも力を入れており、多数の帰国子女枠受験校への進学をサポートしてまいりました。対策を希望している方はもちろんのこと、学校選びで悩んでいる方、帰国子女受験について知りたい方もお気軽にご相談ください。

この記事のカテゴリー・タグ

>> グローバル教育情報トップに戻る