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2017.07.25

英語教育に力を入れている帰国子女枠受験校が知りたい!(高校編)

海外に住んでいる小学生、帰国子女の保護者の方ならば、お子様がせっかく手に入れた英語を伸ばしたり活かしたりできる高校に入学させたいと思いますよね。また、英語教育に力を入れているといっても、力の入れ方には様々な特徴があります。今回はEDUBALの記事編集者がこのような思いをお持ちの保護者の方向けに、英語教育に力を入れている高校をそれぞれの特徴別にご紹介したいと思います。

英語教育(高校)

<東京都が指定する英語教育推進校>

英語教育推進校とは高校生の「使える英語力」の向上を目的に平成28~平成30年度の3年間限定で指定した学校の事です。指定された40校では、リスニングとスピーキングに特に力を入れた教育を行っていて、また東京都から教育環境の整備などの支援を受けています。

都立三田高校

~都内初の帰国子女受け入れ校~

都立三田高校は歴史の古い名門校で、前身は有名な府立六女です。また、帰国子女の受け入れを都内で初めて行った学校でもあります。そのため今でも女子生徒や帰国子女からの人気が非常に高いです。

都立三田高校では国際教育には古くから力を入れていて、その歴史から大使館などとのつながりが非常に強く、今でも大使館見学会を行っています。また、留学生の受け入れも積極的に行っていて、留学生が日本の生徒に対して授業を行うという個性的な取り組みもあります。このように学校行事がとても国際色豊かで、国際人としての素養を身につけることができます。

もちろん英語教育も盛んで、一年次から少人数制の授業でひとりひとりの生徒の状況に合わせた学習プランで授業を行います。

さらに、英語以外の語学教育にもとても力を入れており、他の高校にはない外国語クラブがあります。英語・スペイン語・韓国語で外国人のネイティブの先生が直接本格的に指導をしてくれるので、色々な言語を高校生のうちに学んでみたい、様々な地域出身の先生と話してみたい、また国際的な経験をたくさん積んでみたいという方には非常におすすめの学校です。

 

<国際バカロレア(IB)を導入している高校>

国際バカロレア(IB)とは、国際的な教育機関である国際バカロレア機構が作った教育プログラムで、PYP(3~12歳対象)、MYP(11~16歳対象)、DP(16~19歳対象)に分かれています。DP資格を得るとハーバード大学をはじめとする世界各国の名門大学への入学切符が得られることがIBの最大の特徴です。なお、最近は日本でもIBの導入が進んでおり、東京大学をはじめとする多くの大学もIB入試の導入が進んでいます。海外の大学か日本の大学か決めかねている生徒様にとってはIB校に入ることが選択肢を広げる手段の一つかもしれません。最後にIBは探求型学習を取り入れており、これからの世の中で必要な問題解決能力を養えることも魅力の一つとなっております。 今回は日本でいち早くIBを導入している学校の一つを紹介いたします。

都立国際高校

~国際色豊かな都立高校

都立国際高校は帰国子女受験生の中でも有名で人気が高い高校です。

まず、英語教育が非常に充実しています。前述した通りIBコースがあり、このコースでは高校2~3年生でDPを履修し、高校1年生はその準備のため、一方的に先生が話しているだけの受動的な学習ではなく、探求型・双方向型学習を行います。それらの授業は大部分が英語で行われ、英語に触れる機会は普通の高校生と比べて格段に多いです。

それに加えて一般コースでも非常に充実した英語教育が受けられることが都立国際の魅力の一つです。帰国子女が全校生徒の1/3程度いるとともに、修学旅行で台湾で現地の学生と交流したり、English Summer Campと呼ばれる英語合宿を行ったり、ラジオ体操が英語であったりなど英語に触れる機会が多く、またセンター試験での英語の平均点は全国1位とその実力は確かです。

学校の雰囲気自体がそもそも国際色豊かです。例えば、いろいろな場面で踊ったり、イベントのアナウンスは4ヶ国語で放送されたりなどなどあげればきりがありません。 いろいろな人と出会ってみたい、国際的な雰囲気が好きだ、帰国子女で周りに馴染めるか不安だ、英語の能力を高めたいといった方に非常にオススメの学校です。

 

SGH(スーパーグローバルハイスクール)とは、文部科学省が指定した「国際的に活躍できる人材育成を重点的に行う高等学校」のことです。語学力だけでなく、社会の課題に対する関心や教養、コミュニケーション能力、問題解決能力などを身に付けたグローバル・リーダーの育成を目指している学校が選ばれています。文部科学省が認定しているほどなので、英語教育に力を入れたい保護者の方はおさえておくべき学校です。

私立青山学院高等部

~SGHならではの国際教育~

私立青山学院高等部では様々な国際教育を行っています。例えば、昼休みや放課後を使って海外の高校生と国際社会の諸問題についてディスカッションを行ったり、フィリピン訪問プログラム、アメリカからの留学生受け入れプログラムを行ったりしていて、ネイティブのと英語を使ってコミュニケーションを取る機会が非常に多いです。

また、普段の英語の授業は習熟度別になっており、進度に合わせて学習できるシステムになっています。最もレベルの高いクラスでは授業の進度が速いだけでなく、プレゼンやスピーチなどでスピーキング能力を鍛える授業が行われているそうで、このように英語を話す機会が様々な場面で用意されています。学校生活で英語を使って身につけたいと考えている生徒様にはオススメの学校です。 

 

<帰国子女が多い高校>

帰国子女の生徒様の中で、「日本に入ってから周りの環境に馴染んでいけるかどうか心配だ」といった悩みを持っている方は少なくないと思います。また「日本語が不得意で日本の授業についていけるか心配だ」と考えている方もいらっしゃるでしょう。そのような生徒様にオススメなのが帰国子女が多い学校です。周りの生徒も帰国子女なので環境に馴染めないことはありません。また、一般生との交流ももちろんあるので徐々に日本の環境にも慣れていくことができるでしょう。その中でも特に、英語教育に力を入れている学校をご紹介いたします。

国際基督教大学高等学校(ICUHS)

~学年の2/3が帰国子女~

ICUHSは、全校生徒の2/3が帰国子女、また彼らの出身国は100ヶ国以上にわたっており非常にグローバルな学校です。割合で見るとこれほど帰国子女が多い学校はなかなかないです。

またそれゆえ、1年に1回フリーハグの日があったり、ハロウィーンでは学校で仮装大会をしたりなど、学校行事もユニークです。

そして、帰国子女が多い分それだけ英語教育には力を入れています。英語はレベル別の授業になっていて、それぞれの能力に合わせたカリキュラムが組まれています。どのレベルの授業でもディスカッションやリスニングなどを重点的に鍛え、スピーキング能力を高めていますが、一番上のレベルの授業では「海外の大学で使える英語力」を目標に掲げており、ディスカッションなどに加え英語論文を読んでいます。海外で使える英語力を身につけたい方にオススメの学校です。

 

<海外の大学への進学率が高い帰国子女枠高校>

グローバル化が進む中で、海外の大学に進学する学生が増えております。特に帰国子女のお子様を持つ保護者の方はグローバルで活躍できるように海外の大学に進学して欲しいというお気持ちがあるのではないでしょうか。そのような環境の中で、日本でも海外の大学へ進学するためのクラスやコースを設ける学校が増えてきております。今回はそのような学校の中から特に海外の大学進学率が高い学校をご紹介いたします。

渋谷教育学園渋谷高校

~海外大学進学率ナンバーワン~

渋谷教育学園渋谷高校は海外大学合格者が他の中高一貫校に比べ非常に高い傾向にあります。2013年度には41名もの海外大学合格者を輩出しました。海外進学のための説明会を開くなど学校のサポートがしっかりしていること、また自調自考のスローガンのもと自分で考える力を持った生徒がいること、などが海外大学への進学率につながっていると考えられます。 また、高校生時には1年間の海外留学で取得した単位を認定しており、積極的に海外で学ぶ機会を提供していることも海外大学への進学率を上げている要因です。

それに加えて、海外大学だけでなく国内の大学への進学実績もとても良いです。毎年30名程度東京大学への合格者を輩出しています。 海外大学やまた国内の難関大学へ進学したいと考えている方にオススメの学校です。

 

帰国子女枠受験をお考えの皆様へ

いかがでしたでしょうか?英語力が伸ばせる学校はたくさんありますが、それぞれに特徴があります。まずはどのような英語教育方針、また英語教育への力の入れ方があるのか、その中でもどの学校が良いのかを調べていくとお子様の能力を上げることができる学校が見つかると思います。この記事が少しでも帰国子女のお子様を持つ方の役に立てれば幸いです。なお、EDUBALでは帰国子女枠受験の対策にも力を入れており、多数の帰国子女枠受験校への進学をサポートしてまいりました。対策をご希望の方はもちろんのこと、学校選びで悩んでいる方、帰国子女受験について知りたい方もお気軽にご相談ください。

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