IB Environmental Systems and Societies(国際バカロレア 環境システムと社会)の科目選択や勉強法、対策について

EDUBALでは東京大学をはじめとした国内屈指の難関大学に通う500名以上の帰国子女教師が、自身の経験を生かしてオンライン上で生徒様の指導にあたっています。本ページでは、Environmental Systems and Societies( ESS、E systems: 環境システムと社会)の科目選択勉強法試験対策に関する有益な情報を集め、まとめました。ぜひ今後の勉強にお役立てください!

 

<本ページの内容>
【1】科目選択における特徴について

【2】スコアアップのコツと最終試験対策について

 

IB Environmental Systems and Societiesの勉強法や科目選択における特徴について

IB Environmental Systems and Societies
<概要・学習内容>

ESSはIB教科の中で唯一、Group3としてもGroup4としても選択することができる”分野横断型の教科”です。SLとしてのみ履修可能です。2年間を通してエネルギーや生態系などの科学的な分野から人口や資源、汚染問題など社会問題などまで幅広い内容について学習していきます。ESSではあらゆる実例(Case studies)をもとに、具体的な問題発見、その解決方法、解決策の結果の利点や欠点について議論することが特徴です。歴史や経済、地理、政治、倫理といった様々な観点から分析する必要があり、そのプロセスの中で自分が取っている他の教科の知識を応用することができます。特に、生物や地理、歴史、経済に通ずることが多いです。机上の学習と実生活が結びつくことに喜びを覚える方、社会を様々な観点から見てみたい方におススメです。

 

IBO(国際バカロレア機構)はESSで以下の意図を挙げています。

1. 様々な環境システムの知識と理解を得ること
2. あらゆる段階の環境システムや問題を分析するために、知識や方法、スキルを応用できるように
 すること
3. 環境システムと社会を活性化させる相互作用の関係をよく理解できるようにすること
4. 環境問題において責任のある行動をとるための決断をするために個人レベル、地域レベル、国際
 レベルの価値観を考えられるようになること
5. 資源は有限であり、不公平に分配されていたり、搾取されていることをしっかり意識し、これら
 を管理することが持続可能性への鍵だということを知ること
6. 環境における価値システムの多様性に対する意識を高めること
7. 環境問題とその解決策に関する決断は個人と社会のそれぞれ異なる知識によって形成されている
 ことを批判的に見れるようにすること
8. 環境問題の多様性にとりまく議論に関わるようにすること
9. 地域レベルや国際レベルで様々な活動に関わることで革新的な環境問題の解決策を創造できるよ
 うにすること

 

スコアアップのコツと最終試験対策、評価方法

IB Environmental Systems and Societies(環境システムと社会) の勉強には多くの勉強量と時間が必要とされます。IBにおいては決められた採点基準や独特の勉強法があるため、コツをつかんで対策をするだけで勉強の効率が良くなりスコアが取りやすくなります。そのため、躓いたときにはすぐに解決することも必要です。英語が理解できない、質問の意味が分からない、どう解いていくのか分からないなど不明な点があったらすぐに経験者や教師に聞くなどして解決しましょう。

 

IB Environmental Systems and Societiesの評価とコツ

External Assessment(外部評価)は、5月または11月に受ける最終試験でIB本部によって採点されるもの、Internal Assessment(内部評価)が学校内で担当教員が採点し、本部に提出するものです。ESSはExternal Assessmentで全体の75%Internal Assessmentで全体の25%といった配点で評価がつきます。

 

External Assessment (外部評価)   75%

◦Paper 1

時間: 1時間

評価比重: 25%

最高点: 40

ESSのPaper1は定義を聞かれたりや事象を短く説明するといった形式の問題で構成されています。一問あたりの配点は小さいものの、高得点を狙う方は小さな積み重ねを大事にしてください。問題の中に特定の初見の問題に関連したさまざまな形式のデータがあり、それらの分析や評価が基に問題が出題されます。

 

◦Paper 2

時間: 2時間

評価比重: 50%

最高点: 65

Paper2 はSection A とSection Bの二部構成になっており、Section A は25点満点の短い説明問題とデータに基づいた問題が出題されます。Section Bは4つの問題から2つ選んで解答する選択式エッセイ形式です。それぞれのエッセイが20点満点で、合計40満点です。

Section Bで最高点レベルを出すために、問題を解くときは

• 実質的な証拠の提示をしているか
• 質問にしっかり答え、なおかつ解答のなかで幅広い知識を効果的にリンクさせているか
• ESSの専門用語を一貫して正しく使えているか
• オリジナリティーのある具体例が効果的に使えているか
• バランスの良い、しっかり考えられた分析をしているか
• 結論が明白で、批判的な見方も含まれた証拠や議論によるサポートがなされているか
などを自問してみてください。

 

Internal Assessment (内部評価)   25%
◦Investigation

所要時間: 10時間
評価比重: 25%

IAのInvestigationの目的は特定のESSの問題に注目して、そこで得た結果をさらに幅広い環境問題や社会問題に応用することです。レポートの字数制限は1500ワードから2250 wordsと決められており、採点官は2250 words以上読むことを義務づけられていないので字数を超えないように気をつけましょう。

IA Investigationには

• ESSの問題を発見し、特定した一つを集中的に調査すること
• 特定した観点において、知識と理解を深めるためにどうしたらいいか、分析の方法を熟考すること
• 実験や分析ででた結論をESSの内容に応用すること

が求められます。

 

 

IB Environmental Systems and Societies Final Exam(最終試験) 対策

ここでは最終試験に成功するための秘訣をご紹介いたします。まだまだ学習の11年生も試験を目前にした12年生も是非参考にしてください。

 

Command Termをしっかり理解する
Command Termsとは、試験の問題文に含まれる命令系の動詞を指します。

例えば、以下の通りです:

・Compare:2つ(それ以上も可)のモノや状態を比較すること。主に類似点を挙げる。一方をひたすら説明するのではなく、両方を同じくらい説明するのがポイント。
・Discuss:イエスかノーで答えるのではなく、複数の意見や議論を持ち出して議題にまつわるあらゆる問題を概説すること。
・Distinguish:2つ(それ以上も可)の概念や物事の違いを明確に説明すること。「違い」を挙げる点で比較とは少々異なる。
・Evaluate:議題のメリット、デメリットの両方を挙げそれらを検討してから、最終的に評価する。
・Explain:理由や原因を含んだ具体的な説明を行う。

Command termsはレベル別になっており、それぞれ配点も異なってくるので、正しく読み取り、見当違いな回答を書いてしまわないように、しっかりと意味を理解して解答する訓練をしておきましょう。

 

● ある程度のCase studiesを頭に入れておく
高い点数を獲得ためには様々な実例を用いて、具体的かつ明確化させる必要があります。そのため、授業内で扱うケーススタディーはもちろんのこと、普段から新聞やテレビなどニュースに気を配り、学習している内容が実践されている実例を探し、頭に入れておくことを強くお勧めします。さらに6,7点レベルを目指したい方は、ただ単にそれらの情報について触れるだけでなく、その事例がどう質問とつながっているのか説明でき分析のツールとして使えるようにするとよいでしょう。

 

● 過去問を解いたら必ず 模範解答を確認してポイントを押さえる
特にESSのPaper2は大きな問題に対して触れるべきポイントにしっかり触れているかが点数をもらえるかどうかの肝となります。模範解答に単語が記されていると思うので、「この単元のこの内容についての問題が出たらこれらについては触れなければいけない」というリストを作ってまとめるのも有効的な勉強法の一つです。

 

● ESSの専門用語を使えるようにする
エッセイのなかでしっかりと専門用語を使えるように、事前に定義やトピックとの関連性の確認とその単語の使い方の復習を行いましょう。「Quizlet」のような単語帳アプリを駆使して、単語を覚えるだけでなく、定義もしっかり答えられるレベルまでもっていきましょう。

 

電卓の使い方をマスターする
本試験中、関数電卓の使用を許可されています。ESSにも計算問題は出題されます。電卓の使い方を思い出すことに時間を使うことはとてももったいないことなので、演習を通して事前にしっかり訓練しましょう。

 

 

 

IB ESSのExtended Essay (EE:課題論文)対策

環境問題生態系などに興味ある生徒にお勧めです。社会問題などに言及する場合、多面的に分析しなければいけないため、ESSのノウハウはとても応用しやすいです。通常の学習から実例に触れているので、自分の気になる問題を取り上げて深く掘り下げることが可能な科目になっています。EEでとても大事になるステップは「トピック決め」です。自分の興味のあることであることはもちろん、学習した内容が活きてくるか、リサーチのしやすさや分析の余地があるかどうかなど様々な観点から考えて決める必要があります。

こうしたことも含めて、EDUBALではIB Environmental Systems and Societiesを経験したDP卒業生であるEDUBAL教師がトピック決めやEEのリサーチの進め方、エッセイの書き方など多岐にわたりサポートいたします。Essay(小論文)添削サービスについてはこちらをご覧ください。 Extended Essayの対策法・スコアアップのコツが知りたい方はExtended Essay(課題論文)ページをご覧ください。

 

 

IB ESSのCurriculum(授業計画)、Criteria(評価基準)について

IB ESS のCurriculum(カリキュラム)、Criteria(評価基準)はこちらでご確認ください。

 

 

教師は全員帰国子女!オンライン家庭教師EDUBALの特徴

EDUBALでは東京大学をはじめとした国内屈指の難関大学に通う500名以上の帰国子女教師が、自身の経験を生かしてオンライン上で生徒様の指導にあたっています。オンラインなので世界中のどこからでも指導を受けることができます。また、帰国受験、IB取得という経験を持つからこそ生徒様の悩みに寄り添った指導や相談に応じることが可能です。IBを勉強している人特有の課題でもあるTOK(Theory of Knowledge)やEE(Extended Essay)などのご相談も可能です。IBの勉強の仕方や進め方に関して分からないこと、ESSでお困りのことなどがございましたらお気軽にご相談ください。

(EDUBALのIB Environmental Systems and Societiesを経験した教師例)

 

211059

教師氏名: 斎藤 先生
滞在国: タイ  
所属大学: 早稲田大学 政治経済学部
【教師の特徴】
優しく頼れるお姉さん的存在!
詳細インタビュー

宇條(219394)

教師氏名: 宇條 先生
滞在国: カナダ (17~19歳)/アメリカ(19歳~)
所属大学: Macalester College Economics/ Media Studies
【教師の特徴】
文系教科に強い!
詳細インタビュー

 

※他の科目について、もっと詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。

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