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2018.10.28

日本の大学でも英語で学びたい方必見!大学英語学位プログラム比較・まとめ

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「日本の大学に通いたいけど勉強は英語でしたい」「日本で国際的な場で役に立つコミュニケーションスキルを養いたい」という方は必見!EDUBAL記事編集者が英語学位プログラムを実施している日本の大学についてまとめ、比較しました。比較した点は、

①特徴的な授業/カリキュラムについて

②留学制度について

③外部評価/卒業生の進路について

の3点です。今回は以下の6大学・7プログラムについてまとめました。

  1. 立命館大学グローバル教養学部
  2. 慶應義塾大学PEARLプログラム
  3. 早稲田大学EDESSAプログラム
  4. 上智大学・国際教養学部
  5. 国際教養大学(AIU)
  6. 慶應義塾大学GIGAプログラム
  7. 東京大学PEAKプログラム

立命館大学グローバル教養学部~オーストラリア国立大学とのデュアル・ディグリー・プログラム~

【学部】

グローバル教養学部

【理念】

グローバル教養学部では、多様、多元的な知識、認識をもたらす“教養”を、柔軟かつ実践的に活用して課題を解決するスキルを有する、世界を牽引するイノベーション人材を生みだすことを目指します。

【入試方法】

書類選考(英語能力試験・エッセイなど)・面接

【カリキュラム概要】

立命館大学グローバル教養学部では、Cosmopolitan Studies, Civilization Studies, Innovation Studiesを3本柱としたカリキュラムが構成されています。全ての授業を英語で学ぶだけでなく、4年間の学生生活のうちの1年はオーストラリア国立大学(ANU)に留学して学ぶ仕組みになっています。

特徴的な授業について

グローバル教養学部では、1科目の授業が週2回行われることが原則となっており、学生は1つのセメスターの中で合計30回の授業を通して1科目を学ぶことになります。週2回の授業は講義形式とチュートリアル形式が1回ずつになるように配置されており、チュートリアル形式は学生が少人数のグループに分かれ、ディスカッションやグループワークを中心に授業を行います。この方法により、1つの科目に対する理解度・定着度が格段に上がります。

留学制度について

グローバル教養学部では、すべての学生が立命館大学とオーストラリア国立大学(ANU)の2つの学位取得をめざすデュアル・ディグリー・プログラムで学修します。ANUはオーストラリアのトップ大学(Group of 8)の1つで、世界大学ランキングでも東京大学と同水準にランクインしています。グローバル教養学部のカリキュラムはANUと緊密に連携して作られており、1年間の留学時だけでなく、立命館のキャンパスに常駐するANU教員の授業も用意されています。

外部評価について

立命館大学グローバル教養学部は2019年から開講された新しい学部のため、まだ広く知られていないのが現状です。しかしながら、学部全体が海外の大学とのデュアル・ディグリーを前提として作られたプログラムとしては日本初の試みであり、しかもANUとの連携ということでこれから注目が集まっていくのではないでしょうか。4月入学・9月入学それぞれ可能で、IB生や帰国子女なども歓迎されているので、グローバルに活躍できる人材になりたい人にはオススメです。

慶應義塾大学PEARLプログラム~世界で通用する経済学を学ぶ~

【学部】

経済学部

【理念】

慶應義塾大学PEARLでは経済学をただの勉学ととらえず、自分で考え、よく管理でき、強いリーダーシップを養う価値を教えてくれるものと考えます。この考えにに沿って世界レベルの経済学を学生に教えるのが慶應PEARLの理念です。

【入試方法】

書類審査(統一試験や自己推薦書等)

【カリキュラム概要】

1、2年次は日吉キャンパスで教養科目や経済学の基礎を学ぶ他、日本経済と歴史的なアプローチについても学びます。3、4年生次は三田キャンパスでより専門的な経済学を学びます。

特徴的な授業について

英語の授業で経済学を学びたいならPEARLがお勧めです。カリキュラムは慶應義塾大学経済学部とほとんど同じで充実した環境で経済学を学ぶことができます。また、3,4年時の授業には興味をそそる講義が多くあります。例えば、アジア経済史という授業では現在急速に発展しているアジア経済を歴史的な背景を踏まえて学ぶことができます。

留学制度について

フランスにあるHEC経営大学院との学部・修士5年プログラムが存在します。3年次のPEARL在籍者のみ対象のプログラムで、4、5年次にHECで経済学を学びます。プログラム在籍中の4年次に慶應義塾大学経済学士号取得が取得でき、5年次にHEC経営大学院修士号取得できるお得なプログラムです。さらにパリ政治学院との間にもダブルディグリープログラムが存在しています。PEARL生は最初の2年間パリ政治学院で学ぶことができ、卒業時に両校から学位と、パリ政治学院修士課程への進学資格も与えれます。

外部評価について

PEARLは2016年から創設されたばかりの非常に新しいプログラムで、まだ外部への認知が広まっていません。しかし、慶應義塾大学経済学部は大学の看板学部であり、非常に企業などからも評価されています。そのため卒業生の多くは有名企業に就職しています。PEARL生は経済学部であるのと同時に非常に高い英語スキルを身につけられるので企業側からも重宝されるでしょう。

早稲田EDESSAプログラム~少人数授業を通じてグローバルなリーダーを育てる~

【学部】

政治経済学部

【理念】

様々なバックグラウンドを持つ学生とともに、グローバル社会における様々な事象を分析し、実現可能な政策提言のできる人材の育成することを目的としています。また国際社会に対応できるコミュニケーション能力や教養、創造性によって世界に貢献できる人間の育成も行っています。

【入試方法】

書類審査(統一試験や自己推薦書等)

【カリキュラム概要】

政治学と経済学が独自性保ちつつ、一つの学部に融合しています。二つの分野を同時に学習することで、国際社会における複雑な現象をより深くし理解し、専門分野の研究に必要な強固な活動基盤を築けます。
また、様々な教養科目も受講可能で、ゼミ形式の授業が多くコミュニケーションスキルや深い思考力を養えます。

特徴的な授業について

EDESSAでは1年から4年まで存在するゼミ形式の授業があります。この授業は少人数制でそのため教員から丁寧な指導を受けることが可能です。さらに、他学生と意見を交換する機会が頻繁に設けられているため、ディスカッションスキルやプレゼンテーションスキルも養うことができます。

留学制度について

所定の要件を満たすことができればダブルデグリープログラムにも参加できます。

外部評価について

早稲田の政治経済学部も慶應の経済学部同様大学の看板学部といわれるほど有名で、外部評価は非常に高く、就職にも強いです。そのためEDESSAに所属している学生も有名企業に就職するケースが多いようです。

上智大学・国際教養学部~英語教育の名門で教養を育む~

【学部】

国際教養学部

【理念】

高い外国語能力、卓越した専門的知見、異文化への繊細な感受性を身に付け、国際機関や多国籍企業などで活躍できる「グローバル社会対応型」人材の育成を目的としています。

【入試方法】

書類審査(統一試験や自己推薦書等)、小論文、面接

【カリキュラム概要】

1年目にはまず英語の運用の力を高め、分析力を磨き、理論的にアプローチする力を身に着けます。2年目には比較文化、国際経営・経済学、社会科学の3つの専門コースから選び、専門知識を身に着けます。そして3,4年目で選んだ専門分野を体系的に学びます。

特徴的な授業について

日本の文化を学ぶ授業は勿論、キリスト教人間学といったカトリック校らしい授業も履修します。また、Summer Session in Asia Studiesというコースでは日本の文化や社会についてだけではなく、東京といった大都市における文化の多様性などを体験することができます。

留学制度について

上智大学は世界の260校を交換留学協定が存在し、国際教養学部からも毎年300人ほどが1学期から1年という期間で留学しています。

外部評価について

英語による高度な教育を受けてきた国際教養学部の生徒たちは国内外から高く評価されており、その多くは公務員や国内外の大手企業に就職しています。また、国内外の有名大学院へ進学する生徒も少なくはありません。

国際教養大学(AIU)~手厚いサポートと徹底した英語教育~

【学部】

国際教養学部

【理念】

国際教養大学で行われる「国際教養教育」では幅広い教養、グローバルな知識、そして優れた外国語の運用能力を学生が身に付けることを目的としています。またこういった教育を通じて世界を舞台に活躍できる真のグローバル人材を養成します。

【入試方法】

書類審査(統一試験や自己推薦書等)

【カリキュラム概要】

国際教養大学のカリキュラムには、すべて英語による授業や授業で出された課題への取組のみならず、1年間の寮生活、留学に向けたTOEFL® TESTスコアの取得、1年間の海外留学など、学生生活の各段階に応じて様々なハードルがあります。それを1人で乗り越えるのは大変かもしれませんが、国際教養大学には目的を同じくした仲間がたくさんいます。1年次の寮生活を共に過ごした仲間、EAPのクラスメイト、授業の課題に一緒に取り組んだ仲間、国は違っても同時期に留学を経験した仲間、そういった数多くの仲間たちと一緒なら、あなたもきっと様々なハードルを乗り越えられるでしょう。

特徴的な授業について

国際教養大学にはアカデミック・アドバイジング・システムという制度が存在します。学生の学問への探究心を刺激するとともに、学業における壁を乗り越えるための支援を提供する制度です。学生一人ひとりに本学の専任教員がアドバイザーとして割り当てられており、学業に関する様々な問題について相談し、アドバイスを受けることができます。

留学制度について

AIUでは一年間の留学が義務となっています。留学先は49ヵ国191大学の中から選べ、大体の学生は2年次冬~3年次秋の間に留学します。学費が相互免除で、留学先での単位も認定されるという大変お得な交換留学制度です。

外部評価について

THE世界大学ランキング日本版2018の教育充実度で1位に選ばれ、大学通信の有名企業400社への実就職率が高い大学ランキングでも3位に選ばれています。現在急速に評価が高まっている大学の一つです。

慶應GIGAプログラム~創造力で世界を変える~

【学部】

環境情報学部、総合政策学部

【理念】

慶應 GIGAの理念は、このプログラムを通して実践的な能力を持った21世紀社会においてグローバルに活躍できる人材を育成していくことです。

【入試方法】

書類審査(統一試験や自己推薦書等)

【カリキュラム概要】

GIGA プログラムのカリキュラムは、講義形式の授業に加え、学生が能動的に参加するICT関連プロジェクトやガバナンスプロジェクト、海外フィールドワークやインターンシップなどを中心に構成しています。

特徴的な授業について

卒業プロジェクトという学部でこれまで培ってきた創造性と先端性を駆使し、論文の執筆や作品の制作などの研究の成果をまとめるものがあります。研究成果を卒業プロジェクトへと結実させる過程における相談相手として、教員が個別に、学習・生活についてアドバイスとサポートをします。

留学制度について

SFCから毎年30名が交換留学します。また、SFCでは春季と夏季に約8カ国・地域で様々な外国語海外研修を実施しています。毎年100名から150名の学生がこれらの研修に参加し、単位を取得しています。

外部評価について

SFCの学生が官公庁や企業から高く評価されており、カリキュラムの中核である「研究会」では企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、実践的・先端的な研究活動も行っています。参加する学生はそれらに大学にいる間から現実社会の問題に実践的に取り組むことができ、将来就職した際必要となるであろうスキルを身に着けることができます。

東京大学PEAKプログラム~世界中の優秀な学生の学び舎~

【学部】

国際日本研究コース、国際環境学コース

【理念】

世界から人材の集うグローバル・キャンパスを形成し、構成員の多様化を通じ、学生の視野を広く世界に拡大する」という重点テーマ(「グローバル・キャンパスの形成」)を具体化するものです。

【入試方法】

出願書類と面接に基づいた総合評価

【カリキュラム概要】

PEAKの授業は全て駒場キャンパスで開講されており、最初の二年は国際教養コースで一般教養や日本語等を中心に学びます。その後進学振り分けで各学科に分かれ、国際日本研究コースでは日本やアジア社会を国際的視点で学び、国際環境学コースでは国際性と学際性を踏まえた上で環境について学びます。両コースともに大学院プログラムが存在します。

特徴的な授業について

PEAKで開講されている一部の授業はPEAK以外の学生も受講でき、幅広い人脈を作ることができます。また、東京大学では後期課程に入る前に進学振り分け制度というものが設けられているため、一般入試で入学した学生がPEAKに合流することもあります。逆にPEAKから他の学科に進学することも可能です。

留学制度について

特にPEAKとしては存在しませんが、東京大学では全学生を対象に世界の名門大学と交換留学制度を結んでいます。また、東京大学はFLYプログラムというギャップイヤー制度が存在するので初年次の間に学生が主体的に国際交流を行うことが可能です。

外部評価について

PEAKプログラム自体は2012年に始まったばかりの比較的新しいプログラムなのでまだその名が浸透はしていませんが、東京大学は国内外で名が知られ高く評価されています。THE World University Rankingsの日本版では総合評価で一位に輝いており、また東大生の多くは官公庁や有名企業等に就職します。PEAKでは学部卒業後も院に進学する学生も少なくはないです。

最後に

さて、英語学位プログラムに興味を持っていただけたでしょうか?これらのプログラムの多くは書類審査と面接のみで入試を行っており、日々の学内外での努力が高く評価されます。日本の大学で英語の授業を受けて勉強したいという方は学校の成績を高く維持したり、統一試験対策をしっかり行っておきましょう。自己推薦書も書く必要があるのでいろいろな体験を通じて自分のことをよく把握しておくのも大事です。

また、EDUBALでも統一試験や小論文対策のためのオンライン授業サービスを提供しています。英語学位入試や帰国入試を経験した教師が多数在籍しているので、質問やお悩みがある方、帰国受験の入試対策をご希望の方、お気軽にご相談ください。

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