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早稲田 国際教養学部(SILS) AO入試 現役早稲田生が解説する IB生用の出願対策ガイド

Waseda SILS 出願ガイドブック

「せっかく2年間やってきたIBを大学受験で活かしたい!」
「大学でも英語で勉強したい!」
そのように思っているIB生は早稲田の国際教養学部志望校の1つに入っているのではないでしょうか?

そんなIB1、2年生のために、本記事では早稲田国際教養学部(SILS) の出願書類の内容やそれらの書類の注意点、必要なスコアや併願についてなど、出願準備に必要な情報をまとめました!実際にSILSのAO入試を出願した筆者の経験を元に、細かい解説やアドバイスを紹介していきます。

*この記事は2022年度の入試情報に更新してあります。

目次

  1. IB生が受けられる SILSのAO入試とは?
  2. IB生がSILSのAO入試についてよくある質問
  3. SILSのAO入試 IB生が出願に必要な書類
  4. IB生が必要なスコアの目安
  5. IB生 SILSと併願について
  6. IB生のSILS出願スケジュール
  7. SILSのAO対策をしたい方!

 

 

IB生が受けられる SILSのAO入試とは?

早稲田国際教養学部にはAO入試が3つあります。
・国内入試
・国外入試
・9月入試
ただし、国内IB生が早稲田国際教養学部をIBを使って受験できるのは国外入試と9月入試のみになります。

 

IBDPスコアに自信があり、書類上で見せられるアピールポイントが多いIB生にお勧めな国外・9月入試

国外入試と9月入試は志望理由書と600字のエッセイ、課外活動の内容などを元に書類審査が行われ、Conditional offerの場合、面接も受ける必要があります。IBのFinal exam以外に準備する試験がないため、IB生には出願しやすい枠になっています。そのため、IB DPのスコアに自信があり、書類上で見せられるアピールポイントが多い人は国外入試と9月入試をお勧めします。

 

GPAに自信があるIB生にお勧めしたい国内入試

国内入試はIBを使って受験できないの?と思う人もいるかもしれません。国内入試は日本の高校課程修了者向けの枠になっており、IB DPの取得は出願条件ではありません。なのでIB DPを資格として提出することはできても、国外や9月入試ほど、選考に大きな影響はありません。そのため、IB DPのスコアに自信がない、またはGPAの方が自信があるという国内IB生にお勧めしたい入試になります。


入学時期 入試方法 出願条件 Study Plan
国内入試 4月 ・書類審査
・筆記試験
日本の高校課程の修了 SP-1
国外入試 4月 ・書類審査
・面接
IBDPの取得 SP-2
9月入試 9月 ・書類審査
・面接
IBDPの取得 SP-2

 

IB生がSILSのAO入試についてよくある質問

Study Planとは?

Study PlanはSILSで勉強する時のカリキュラムのことを指しており、これは自分で出願の時に選択することができます。

基本的にSP-1は日本語を母国語とする人、SP-2は英語を母国語とする人のカリキュラムになっており、必修科目の種類や各科目で取得するべき単位の数が変わってきます。また、SP-1は留学が卒業するための必須条件になっていますが、SP-2は任意になっています。


*上の表のStudy Planは出願対象者を参考に主なStudy Planの振り分け方を記載しています。
Study Planは最終的に大学側がその人の日本語と英語のレベルを比べ、判断します。そのため、上記のように必ず分けられるわけではなく、選択したプランとは違うカリキュラムになる場合もあります。

 

 

取得したDP(英語DP・日本語DP・デュアルDP)によって入試方法は変わってくるのか

結論から言うとIBDPの種類によって出願資格は変わらないため入試方法は変わりません

ただ上記で説明したように、国内入試は日本の高校課程を修了したこと出願条件になっています。そのため、インター校または海外の学校でIBを取得した人は国内入試に出願できません。


国内入試 国外入試 9月入試
一条校
インター校 X
海外のIB校 X

12年間の中等・高等教育まで終えた人であれば、どの国で勉強していても国外入試と9月入試は出願できます。

 

 

面接について

面接は書類審査でConditional offerで合格した場合のみ、受けることになります。


<主な面接の内容>
・自己紹介(自己アピール)
・志望理由書について説明
・質問

<Conditional offerとは>
Conditional offerは書類審査で条件付きで合格した場合を指します。
IB生は面接に加えて条件が与えられます。
特にpredicted scoreを提出したIB生でConditional Offerをもらった場合、Final scoreに関する合格条件を大学から指定をされます。満たせない場合は、合格が取り消されてしまいます
Conditional Offerの例:Final scoreがpredicted scoreより下がってはいけない、Final scoreで何点以上を取ること、など


*Unconditional offerの場合は、Conditional offerのような細かい条件はありませんが、IB DPの取得が合格の条件になります。もし取得出来なかった場合、Conditional offerと同じく、合格を取り消されてしまいます


*Predicted scoreで提出したからといって、Conditional offerをもらう可能生が高くなるわけではありません。それよりもPredicted scoreの高さや今までの成績を見て、Final ExamでIBDPをハイスコアで取れる余地があるかに注目しています。

 

 

SILSのAO入試 IB生が出願に必要な書類

SILSのAO入試は「The Admission Office」というサイトを通してオンライン出願します。まずは、The Admission Officeのサイトでサインアップし、アカウントを作りましょう。


➀ Application form

入力する内容
自分で作成または入力しなくてはいけない書類 出願者情報
学歴
English Test Information(英語外部検定試験スコア)
志望理由書
Academic Honors and Extracurricular Activities(表彰と課外活動)
Essay
出願料35000円(日本の国籍を保有している場合)

 

➁ その他の書類 (証明書などの書類)

Application formとは別で、原本で準備しなくてはいけない書類があります。

書類の内容
PDFまたは画像を
アップロードする書類
Grading scale
学校の成績の付け方が書いてあるドキュメントを提出する必要があります。多くのIB校の場合は各科目のCriteriaです。
Personal Identification
パスポートや運転免許証などの身分証明書のコピーが必要です。
Academic Honors and Extra-curricular Activities(表彰・課外活動)の証明書
PDFでそれらの活動を証明する表彰証、記事などのドキュメントまたはドキュメントのコピーが必要です。

*もし、紙上で証明するものがない場合は、SILSのAdmission Guidのページに載っているテンプレート「Proof of Academic Honor and Extracurricular Activities」を表彰または活動の担当者にサインしてもらってください。
これらのドキュメントが無い場合、活動を認めてもらえません。せっかく書いた内容が無駄になってしまうので、しっかり提出するようにしましょう。

通っている高校から大学に送ってもらう書類 卒業見込み証明書
高校3年間の成績証明書
*留学していた場合、その時の成績証明書も含みます。
IB predicted score
*IB predicted scoreはIB final scoreが出願時に出せない場合、代わりに提出するスコアになります。もしFinal examを受けていても、出願時にスコアが出ていない場合はpredicted scoreを提出しましょう。
各機関に直接送ってもらうよう依頼する書類 IB final score(IBOから)
英語外部検定試験スコアのスコアシート(TOEFLやIELTS本部から)

*通っている高校から大学に送ってもらう書類の送り方*
・下記の書類をPDF状にしてもらい、通っている高校からsils-ent@list.waseda.jpのメールアドレスに送ってもらう必要があります。

*注意点*
・書類は全て日本語または英語での提出が可能です。全書類の言語を統一する必要はありません。

 

 

IB生が必要なスコアの目安

SILSの必須スコアは基準が高い

SILSの国外・9月入試は英語を母国語としている人を主な対象者としているため、英語スコアもIBスコアも基準が高くなる傾向があります

 

英語スコアは何度か受けるべき

特に英語外部検定試験スコアは問題の内容や自身のコンディションによってスコアが大きく左右され、IBのFinal Examと違って頻繁に受けることができます。そのため、何度か受けることで、自身のベストスコアを出願時に出せるようにしておくことをお勧めします。


・英語スコア
TOEFL ibt  80点~90点以上
IELTS 5.5~6以上
・IBスコア
Predicted score 30~35点以上
Final score 30~35点以上


*こちらはあくまでも参考程度にお使いください。
これらのスコアはSILSで勉強するためのスキルがあることを証明するためのものです。選考を大きく左右するのは志望理由書、Academic Honors and Extra-curricular Activities、そしてEssayの内容になります。

 

 

IB生 SILSと併願について

SILSは併願可能な学部です。
*併願とは ー 併願とは複数の大学に出願することを指します。


併願するときの注意点

SILSと一緒に併願する大学が、指定校推薦や専願の大学の場合、注意点があります。

専願 ー もし受かった際に、その大学に必ず入学しなくてはいけないという条件があります。
指定校推薦 ー 大学が入学枠を与える代わりに優秀な生徒を高校が推薦するという、大学と高校の優遇関係で合格をの確率が高くなっている枠です。入学を断った場合、来年の推薦枠が減ったり、無くなってしまうため、高校側から第一志望でない限り、併願を止められる場合があります。


そのため、SILSを第一志望にしている場合には、専願や指定校推薦で受験する大学第二、第三希望に入れないようにしましょう。SILSと併願したい場合は、併願可能な大学を第二、第三志望にすることをお勧めします。

 

 

IB生のSILS出願スケジュール

国内IB生の場合、国外入試がIBのFinal Examと重なり、両立が大変です。
*国内IB生の一般的なスケジュールに沿って書いています。学校によって少しずつスケジュールは異なるため、こちらは参考までにお使いください。

12年生(IB2年生)

1~3月 英語スコア勉強・受験
*早めにTOEFLやTOEICなどの英語スコアの対策をしましょう。最低でも一回は受験して、やり方を知っておくことをお勧めします。
4~6月 志望理由書、Essay、Academic Honors and Extra-curricular Activitiesを書き始める
6月末 出願書類確認
志望理由書、Essay、Academic Honors and Extra-curricular Activitiesのドラフト完成
7月 発行が必要な書類の申請(成績証明書など)
8月 出願書類全て提出可能な状態にする
Application period スタート
9月 出願
10月
11月 面接(もし指定された場合)
結果発表

 

アドバイス:書類の準備は早めに

・発行が必要な書類(成績証明書など)のうち、出願2か月前以内に発行されなくてはいけない書類以外はMock Exam前に準備が終わっているのが理想的で、一番安全だと思います。

・志望理由書やEssayなど極めたい書類などはドラフトを作成しておいて、夏休み中に見直しや修正を行えると良いでしょう。

・英語資格の証明書は各機関に直接、大学に送ってもらわなくてはいけないため、時間がかかります。そのため6月中に頼んでおくと良いでしょう


 

*9月入試の場合*
9月入試の場合、出願時期は1月(early admissions)と2月(regular admissions)になるため、入試頃にはFinal examが終わっています。そのため、IBと両立する必要がなく、余裕をもって出願できる時期だと思います
ただ、冬休みやお正月などと重なるため、発行の申請が必要な書類などは早めに行う必要があります。


 

*国内入試の場合*
国内入試の場合は志望理由書に加えて筆記試験があり、Final Examの1ヶ月前である10月に毎年行われています。Final Examの勉強だけでなく、筆記試験の練習もしなくてはいけなくなるため、夏休み中にFinal Examの復習を終え、9月に筆記試験の勉強をするなど、前倒しで勉強を進める必要があります


 

より詳しいIBと受験の両立の仕方を知りたい方はこちらのページをご覧下さい。

 

 

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