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2021.06.23

【講師インタビューVol.5】海外IB校から日本の国立医学部へ進学

オンライン家庭教師サービスEDUBALでは、IB生向けの夏期講習(Summer School)のお申込みを受付中です。開講科目は、Math、Physics、Biology、Chemistry、Japanese Aの5科目。

そこで新企画「夏期講習に登壇する学生講師陣に直撃インタビュー」の第五弾!
今回の講師は、Biology先取り講座を担当するN先生です。講師自身のIB体験談や講師をやろうと思ったきっかけなど、興味深い話が盛りだくさんです!

 

N先生のプロフィール
大阪府出身。2015年IB校卒。現在日本の国立大学医学部に在籍中。
HL:Mathematics/Biology/Chemistry
SL:Psychology/German B/English language and literature A
3年間で4名、それぞれ半年〜1年以上の個別指導経験を持つ。座右の銘は“Rome was not built in a day”(ローマは一日にして成らず)

 

N先生の指導に関して、EDUBALのお客様からもたくさんのお褒めの言葉をいただいています。何かIBの教師になろうと考えたきっかけなどはありますか?

自分自身がIBの学習に苦労した記憶があり、同じように頑張る生徒様の力になりたいと考え、IBの教師をしたいと思いました。

 

指導の際に心がけていることを教えてください。

人によってそれぞれ得意なこと、不得意なこと、合う勉強スタイルは異なるので、「今の生徒様はどうか」ということにまず注意しています。私自身に合っていたスタイルが必ずしも生徒様にも合うとは限らないので、提案はしても、押し付けは絶対にしないように気をつけています。

 

N先生はアラブ首長国連邦(UAE)でIBを取得されたのですね。学校の雰囲気や学習環境はどのようでしたか?

CASの活動に積極的に参加する機会が設けられていたり、IBDPのプログラムについて相談できる先生がいたりと、良い環境だったと思います。一方で、科目によって教える先生が少なかったため、学習で困っているときに相談できなくて苦労したこともあります。

 

IB時代、得意だった科目を教えてください。

Biologyが好きでした。当時の強みが現在の大学での学習にも活きていると感じています。Biologyの学習では、教科書を読むだけでなく、内容をポイントに沿ってまとめるようにしていました。私は教科書を読むだけではいつまでも頭にインプットできなかったので、自分の手で書いて、時には図も描いて、覚えるようにしていました。

 

IB時代に苦労したことは何でしたか?

範囲が膨大なことはわかっていたにもかかわらず、直前になっても苦手な範囲が克服しきれないところがあって、最後の追い込みが辛かったです。また、EE(Extended Essay)は苦しい思いをしながら書きました。最終的に納得のいくできに仕上げられなかったことも心残りです。最初にResearch Questionを考える段階でもっと幅広くネタを集めて検討するべきだった、と今でも思います。

 

自分がIB生だったとき、夏休みなどの長期休みにやっておけばよかったと後悔していることはありますか。

DP1の夏休みは、Reviewを購入して学習していましたが、あまり本質的な学習にはならなかったと思います。新しいことを学習するにしても、どこがポイントなのかがわからないまま進めるのでは学習効率は良くないと感じます。新しいことを学習するよりかは、復習に力を入れるべきだと思いました。
DP2の夏休みは、EEをどうにかしようと焦っていた記憶があります。DP1の前の夏休みの段階で、いろんな分野の書物に当たったり調べたりしてQuestionのネタ集めをしておけばよかったと後悔しています。また、夏休み前の成績がそれなりによかったので、油断していたのが反省点です。 夏休みを利用してきっちりと復習をして、DP1での知識を固めておくべきです。

 

志望校や学部を決めたのはいつ頃ですか?

もともと生き物に興味があり、人の体の仕組みにも興味があったので医療系に進みたいと考えていました。医学部を意識し始めたのはDP1の終わり〜DP2の半ばごろでした。その時期になると周りもApplicationの準備を始めるので、 将来の進路について意識せざるを得なかったところがありました。

 

医学部を受験するにあたり、IBの勉強以外に力を入れていたことはありますか。

IBディプロマ取得に必須であるCASでは幅広くいろんなことに挑戦して、自分に向いていること、向いてないこと、好きなことや強みについて考えました。また、面接対策のために医療系の書籍やニュースに目を通すようにしていました。 興味のあることにアンテナをはるのは大事なことなので、当時もっとやっておけばよかった、と思っています。加えて、医学と関連する生物や化学の知識だけではなく、科学的な思考能力を試されることもあります。これは一朝一夕では身に付かないものですので、日頃から考え方のトレーニングをしたり、 サイエンス関連の書物を読んだりするべきでした。大学によって面接で聞かれる内容はさまざまだと思いますので、情報を早めに集めて、対策を立てていくことが大切だと思います。

 

医学部の入学後に、IBをやっていて良かったと思ったことはありますか?

Biologyの範囲は一部日本の高校生物の範囲を凌駕しているところがありましたので、基礎医学を学ぶときに抵抗感が少なかったです。また、EEに最後まで苦しめられましたが、自分でResearch Questionを立ててそれを検証する方法を考え、調べ、学術的な文章を書くという経験ができたのはとても意味があることだと思っています。最終的に私はIBの点数が加味されない方針の入試を受けましたが、IBで学んだことはこれからも私の学習を助けてくれると思います。

 

入学後に大変だったことや、海外とのギャップを感じたことはありますか?

1年間日本の予備校で授業を受けていたので、日本語で講義を受けることに困ったことはありませんでした。英語ができることは論文を読んだり留学を検討したりする点で有利だと思います。海外とのギャップというところで言えば、 日本に帰ってきてから他の文化に触れる機会が極端に減ってしまったと感じています。今は難しいですが、落ち着けば海外旅行に出かけたり、留学生ともたくさん交流してみたいです。

 

N先生はPre-IB生にBiologyを教えた経験があると伺いました。今回の先取り講座にあたっての意気込みをお聞かせください!

膨大な範囲を前にして不安なこともあるかと思いますが、大事な点を優先的に押さえられれば怖いことはありません。4日間しっかりとサポートします。ポイントを押さえて、DP1のスタートダッシュを決めましょう!

 

N先生、ありがとうございました!
次回のインタビューは、Chemistry復習講座の山影先生です。

 

 

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