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2021.12.18
オンライン家庭教師サービスEDUBALでは、IB生向けの冬期講習のお申込みを受付中です。開講科目は、Math、Physics、Biology、Chemistry、Japanese Aの5科目。
冬期講習に興味があるけれど、どんな先生が教えてくれるの?と気になる方のために、毎週、冬期講習の教師をブログで紹介します。第九弾は、Chemistry 基礎講座を担当する仲村先生! 教師自身のIB生時代や大学受験の体験談など、興味深い話が盛りだくさんです。
仲村先生のプロフィール
2001年生まれ、神奈川県出身。2019年6月メキシコの現地校卒、現在UCL大学 分子生物(Molecular Biology)学部在籍中。
HL: Chemistry/Biology/Mathematics
SL: English A Lang&Lit/Psychology/Spanish B
EDUBALの短期講習では春期講習 (2020)、夏期講習 (2020, 2021)、冬期講習 (2020)にてChemistryの講座を担当。家庭教師では、2019年6月より、11人の指導経験を持つ。
趣味:スカッシュ、自転車
座右の銘:「ポジティブに生きよう」
仲村さんは現在University College Londonの分子生物学部に在籍されているのですね。大学ではどのようなことを学ばれていますか?
たんぱく質についての研究をしています。具体的には、細胞内の環境を変えることによってどのような性質の変化が現れるかを調べています。
その大学(や学部)を選んだ理由やきっかけなどはありますか?
大学選びは、英語圏であること、そしてすでに専攻を決めていたので3年制である(リベラルアーツではない)ことの2点を重視し、これらの条件を満たしている大学の中でUCLへの入学を決めました。
IBは仲村さんの大学受験で有利に働いたと思いますか?
IBを通して様々な経験を得ることができたため、面接で話したり願書で書くエピソードには困りませんでした。
将来の目標や夢などがあれば教えてください。
分野、環境、メンバーに制限されずどんなプロジェクトにも携わっていきたいと思います。
仲村さんのIB時代についてお聞きしたいです。学校の雰囲気や学習環境はどのようでしたか?
小規模な学校だったので先生方と気軽に話すことができ、友人とも楽しく過ごせました。向上心の高い生徒が多くみんなで切磋琢磨しながら学業に励んでいました。
仲村さんが受けられたのはMay Examとのことですが、何かFinal Examに関しての思い出などはありますか?
最終日に友人と集まってご飯に行ったことです。テストが終わり解放感に満ちあふれていたこともあり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
Final Examに向けて「これをしておけばよかった!」と考えることはありますか?
Final Exam本番さながらの環境でエッセイを書く練習をすることです。
Final examの対策で使用していたテキストやノートの写真などがあれば見せてください!
ChemistryのテキストはOxford IB Chemistry Study Guidesを使っていました。ノートは以下のようにまとめていました。
Final examの対策と、EEの執筆、SAT/TOEFLの受験、志望理由書の作成などをどうやって両立していましたか?
優先順位を明確にした上で事前にスケジュールを組みました。その際には、できるだけ重複させないことを心がけました。特に、1年生の頃からでも取り組めるSAT/TOEFLなどは早めに終わらせました。
ズバリ、Final Examで高得点を取るために最も重要なことは何だと思いますか?
問題形式に慣れることです。Past paperなどを通して出題傾向や形式を知ることによってそれに沿った勉強ができます。
IBをやって良かったことはありますか?IBで学んだことが、現在の大学での学びにどのように活かされていますか?
計画力と自立性が鍛えられたと思います。計画的に自分で勉強することは大学でも求められることなので、IBを通してその力を培えたことには感謝しています。
仲村さんはなぜEDUBALでの指導をしようと考えたのですか?
CASのサービスとして下級生の勉強を見ていたのがきっかけですが、気づけば人に教えることが 好きになっていました。自分の教えて生徒に「よくわかりました!」と言われるとうれしくなり、高校 卒業後も指導を続けたくてEDUBALの家庭教師に応募しました。
仲村さんは家庭教師などで指導を始めてから3年とのことでしたが、これまで指導した生徒さんの中で印象に残っている生徒さんはいらっしゃいますか?
特定のエピソードというわけではないですが、僕は本当に生徒に恵まれていると感じています。皆とても勉強熱心でわからないことは「わからない」としっかり言ってくれるので、指導する側もスムーズに進行できることがほとんどです。
指導の際に心がけていることなどはありますか?
それぞれの生徒の理解度をこまめに確認することで効率よく授業を進めることと、教師というよりも同じ学生という視点から教えることで気軽に質問をしてもらえるような環境をつくるよう、心がけています。
最後に、今回の冬期講習にあたっての意気込みをお願いします!
Chemistryの基礎講座のポイントは基礎固めです。全てのトピックの土台となる3つの単元を学び、練習することで、それ以外の発展的内容へもスムーズな移行ができます。効率の良い学習方法や僕自身が役に立ったと思うコツなども交えてお話しするので、たくさん吸収して自分のものにしてください!
仲村先生、ありがとうございました!
次回のインタビューは、日本語A文学 はじめてのPaper1講座の須貝先生です。
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Vol.1 H先生 ただ一人、学校の体育館でIBの試験を終えた時…
Vol.2 久我先生 UWC ISAK Japanでの3年間は、”人生のハイライト”
Vol.3 S先生 ストレスフルなFinal Examを乗り越えるために
Vol.4 喜舎場先生 IB時代に定まった”医療で国際支援”という目標
Vol.6 I先生 CASがきっかけで数学の教師に! 生徒さんの”伴走者”になりたい