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2022.01.05

【IB教師インタビューVol.10】「自分で気づいて行動を起こす生徒さんは伸びる」

オンライン家庭教師サービスEDUBALでは、IB生向けの冬期講習のお申込みを受付中です。開講科目は、Math、Physics、Biology、Chemistry、Japanese Aの5科目。

冬期講習に興味があるけれど、どんな先生が教えてくれるの?と気になる方のために、毎週、冬期講習の教師をブログで紹介します。シリーズ最後となる第十弾は、日本語A文学の講座を担当する須貝先生!

 

須貝先生のプロフィール
指導経験:海外のインターでIB MYP、DPを指導。EDUBALではSSST(Self-taught)の生徒様の家庭教師や、日本語A文学の季節講習を担当。
趣味:植物を育てること、一人ズンバ

 

須貝さんは、海外のIB校でJapanese Aを指導されていたのですね。EDUBALで家庭教師をすることになったきっかけを教えてください。

コロナ禍でオンライン業務や授業で頑張っている家族の姿を見守るうちに、私にできることは何だろうと考えるように。海外のインター校で Japanese A Literature を教えた経験から、オンラインで教えることにチャレンジしたいという気持ちが沸いてきて、思い切ってEDUBALの問い合わせフォームから連絡をとったのがきっかけです。フォームは生徒様や保護者様用。しかも学生講師でもない私からの応募はイレギュラーだろうなぁと思ったのを今でも覚えています。

 

家庭教師では、これまでどのような生徒を指導してきましたか?

世界中の生徒さんと広くつながるEDUBALのネットワークのおかげで、日本はもちろん、アジア、豪州、北米、欧州にお住まいのMYP、DP生の指導に当たってきました。週単位で家庭教師をつけていらっしゃるのは Japanese A Literature SSST コースの生徒さん。年に4回ほど実施している短期講座に参加される方は日本の一条校、国内インター校、海外インター校と多岐に渡ります。若い皆さん方からいつもパワーをいただいています。

 

様々な生徒を指導されてきたんですね。これまでの教師人生の中で、特に印象に残っているエピソードを教えてください。

生徒さんの成果物に何度も驚かされました。一つ挙げるとすれば、旧カリキュラムでは IOP といって一文学作品に対するオーラルプレゼンテーションが課されていて、ある生徒さんが金城一紀の「GO」という小説を題材に発表を行った時のことです。聴衆の興味を惹きつける語りかけやスライドの効果的な使用はもちろんなのですが、ある場面を説明する際、聴衆の一人にその場で教室の前に出てきてもらい、作品中の動作を再現することに協力してもらったのです。主人公の葛藤を作者がどのような意図のもとに表現したのかを誰もが一瞬にして理解することができる素晴しい説明でした。私の高校時代にはプレゼンというもの自体が存在しなかったこともあり、この生徒さんのアイデアには本当に驚かされました。
EDUBALのオンライン授業でも思い出がたくさん生まれています。週一単位でのSSST生との授業では互いに同じところでどっと笑ってしまったり、今夏に実施した第一回基礎講座では、参加者の意見が二つに分かれ、まるで対面授業をしているような臨場感が味わえたり、随分と前に実施した講座に参加してくださった生徒さんから連絡を受け取ったり。対面、オンラインと授業形式が違っても、それぞれに良さもあり、学ぶことができることを私自身が体験させていただいています。

 

須貝さんから見て、ズバリ伸びる生徒とはどんな生徒ですか?

自分で気づいて行動を起こす生徒さんだと思います。例えば、添削指導を受けっぱなしではなく、そこから自分の文章の癖、他の生徒さんの解答や模範解答を参照して、自分と他者の持ち味の違いに気づき、自ら対策法や注意点のメモを作成したり、もう一度書き直してみたりするような前向きでガッツのある生徒さん。こういう方は必ず成果が現れます。

 

逆に、伸び悩む生徒の共通点は何かありますか?

伸び悩む生徒ですか。成長の速度は人それぞれなので、停滞期があったとしても、語学教科では最終試験前の最後の3か月間でぐんと伸びる生徒さんが多い、とこれまでの経験から捉えています。もしも、どうも伸び悩んでいるなと生徒さんご自身が思うようでしたら、何から手を付けるべきか、ある程度の期間継続して実行できるかどうかをご自身で見極めて、ご自身の興味に合ったもの、必要と思われるものに取り組み始めてみてはいかがでしょうか。

 

現在IBDPを履修中で、日本語A文学の学習に悩んでいる生徒様に向けて、何かアドバイスをいただけませんか?

自分の読解と分析に留まらず、クラスメイトや先生等の異なる視点や意見も参考にするようにしましょう。作品世界が広がり、学習がぐっと深まります。文学に関する中高生向けの動画等に頼る方もいらっしゃるようですが、IBの学びとは異なるものが多いので、違和感を覚えます。やはり、独自の視点が大切ですね。学習作品全てが自分のテイストに合ったものではないはずです。疑問を抱いたり、面白くないなと思う作品があれば、それはなぜなのか、批判的思考を養い、文学の観点から根拠を探すようにしてみましょう。

 

最後に、今回の冬期講習に向けての意気込みをお聞かせください。

年明けの2022年の1月に実施いたします。新年に抱く期待、卒業後の夢に向かってのお手伝いができたらと思っております。自分で言うのもなんですが、当講座を受講するだけでも十分の価値があり、さらに添削課題を提出される方はその価値が倍になります。生徒さんとの新しい出会いを今から楽しみにしております!

 

須貝先生、ありがとうございました!

 

 

 

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