IB(国際バカロレア)、English B(英語B)の科目選択や勉強法、対策について

EDUBALでは東京大学をはじめとした国内屈指の難関大学に通う500名以上の帰国子女教師が、自身の経験を生かしてオンライン上で生徒様の指導にあたっています。本ページでは、ドイツでIB English B(英語B)を勉強した阿部先生(一橋大学)を中心に、IB高得点取得者からIB English B(英語B)HL/SLの科目選択勉強法試験対策に関する有益な情報を集め、まとめました。ぜひ今後の勉強にお役立てください!
 

<本ページの内容>
【1】IB English B(英語B)の勉強法や科目選択における特徴について

【2】スコアアップのコツと最終試験対策について

 

【ドイツ(デュッセルドルフ)でIB English B(英語B)を勉強した阿部先生】

阿部

所属大学:一橋大学 社会学部
指導可能科目:IB (SL)経済/化学/数学 (HL)日本語A/英語B

>>阿部先生の教師インタビューはこちら


IBで高得点をとるには、HLとSLの違いを知った上で科目を選択し、科目ごとの試験や課題の特徴を抑えた対策をすることが重要です。科目選択に関してお悩みの方、IB Englisg B(英語B)を勉強されている方は、以下の情報をご覧ください。

IB English B(英語B)の勉強法や科目選択における特徴について

IB English B(英語 B)SL(Standard Level)

<IB English B(英語B)SL(Standard Level)の概要>

IB English Bは、第二言語として英語を学ぶ生徒を対象としている。そのため生徒は、日常会話ができる程度の英語力をすでに身につけていることが望ましい。English Aでは英語を文学作品などを理解するための「手段」として用いるのに対し、English Bは英語という言語の運用能力を高めることが授業の目的とされている。このような点からEnglish AよりもEnglish Bで求められる英語力の難易度の方が低いと考えると、英語がネイティブでない日本人が学習しやすい科目と言えるだろう。English Bの目的は、英語を読むことと話すことを通して言語能力の発達を図ることである。授業の展開は教師によって大きく異なるため、English Bの教科書の文章やCNNやBBCなどの英語の新聞記事を読んだり、少人数グループでディスカッションを行ったりなど、様々な手法で授業が行われる。

 

【SL経験者の体験談・アドバイス】
クラスメイトとできるだけ多く意見交換をして知識を深めましょう

・私の場合は、先生が教材を詳しく解説してくれたので文法や単語などの基礎的な英語力がつきました。英語の基礎を固めたい人におすすめの科目です。

IB English B(英語B)HL(Higher Level)

<IB English B(英語B)HL(Higher Level)の概要>

HLは、基本的にはSLと同じトピックスで構成されている。そのため、SLを選択した生徒とHLを選択した生徒が一緒に授業を受けることもある。しかし、HLの学習範囲はSLより広く、深い。また、評価が細かくなり、評価の基準も高くなる。授業時間もSLの150時間に対してHLは240時間と長くなる。さらにSLと大きく異なる点は、HLでは文学作品を2つ取り扱うことである。

 

【HL経験者の体験談・アドバイス】
・Optionのトピックに関する新聞記事を授業で扱う事が多かったです。具体的には、要約を書いたり、3~4人のグループで記事についてのディスカッションをしたりしました。Optionのトピックに関する知識を増やすためにも、他者との意見交換は有効です。

・課題の文学作品は、読み進めながら章ごとに要約を書いたり、重要なところに付箋を貼ったりして復習しやすいようにしていました。

IB English B(英語B)学習内容
<IB English B(英語B)学習内容>

IB English Bでは、Coreトピックを3つOptionトピックを2つ扱う。Optionトピックは5つの候補の中から2つ選ぶ。Core及びOptionの全トピックにおいて、提示されている10個程度の観点の候補の中から2つ以上の観点を扱う必要がある。例えばCommunication and media(意思疎通とメディア)においては、Advertising(宣伝)、Bias in media(メディアにおける先入観)などの選択肢から扱う観点を選ぶ。また、HLの生徒のみ2つの文学作品(ジャンル、著者、時代などは自由)を読むことが要求される。

※Core: 科目を取っているすべてのIB生が学ばなくてはいけない必修単元

※Option: 学校または生徒が自由に選択できる単元

Core:

・Communication and media(意思疎通とメディア)

・Global issues(グローバルな問題)

・Social relationships(社会的な結びつき)

Options:

・Cultural diversity(文化の多様性)

・Customs and traditions(慣習と伝統)

・Health(健康)

・Leisure(娯楽)

・Science and technology(科学と技術)

取り扱う文学作品例:

「Pig Heart Boy」「Unique」など

スコアアップのコツと最終試験対策

IB English Bの勉強には多くの勉強量と時間が必要とされます。IBにおいては決められた採点基準や独特の勉強法があるため、コツをつかんで対策をするだけで勉強の効率が良くなりスコアが取りやすくなります。そのため、躓いたときにはすぐに解決することも必要です。分からないことがあったらすぐに経験者や教師に聞くなどして解決しましょう。

IB English B(英語B)の評価配点

External assessment(外部評価)

・Paper 1 (1.5時間): 25%

・Paper 2 (1.5時間): 25%

・Written assignment(記述式の課題): 20%


Internal assessment(IA)(内部評価)

・Individual oral(個人で行う口答式の課題)(8~10分): 20%

・Interactive oral activity(対話による口答課題): 10%

 

【経験者の体験談・アドバイス】
・学校の授業時間内ではOral(口答式の課題)の対策があまりありませんでした。そのため、自発的に友達と問題を出し合うなどの試験対策をしておくことが有効です。

・written assignment(記述式の課題)は4時間ほどかけて一気に仕上げました。一貫したエッセイを仕上げるためには集中力が必要です。

・Paper 1とPaper 2は別の日に行われます。ベストを尽くせるよう、気持ちを切り替えていきましょう。

 

IB English B(英語 B)勉強法・アドバイス

IB English Bを勉強するにあたり、おすすめの勉強法を紹介します。



英語の文章をたくさん読む!
ペーパーバックの本やCNNのニュース記事などで英語の文章を読み慣れておくことはIB English Bのスコアアップに直結します。Final exam(最終試験)のpaper1では、HLは5つ、SLは4つの記事を読み問題に解答するので、英語の文章を早く読めば読むほど限られた時間を有効に使えます。また、分からない単語に出会った時に辞書で単語の意味を調べれば、自分の語彙を増やすチャンスになります。その際には、文脈から単語の意味を推測してから単語の意味を調べると、頭を使う分、単語の定着度が増すのでおすすめです。


Optionトピックに関するニュース記事で語彙を増やす!
Paper 2ではOptionトピックに関するエッセイを書きます。その際に、その特定のOptionトピックに関する語彙が豊富であると、エッセイにおける表現のバリエーションが増え、有利になるでしょう。例えば、OptionトピックでHealth(健康)を選んだ場合、ニュースサイトのHealthのジャンルに分類されている記事を読むなどして、その分野の語彙を増やしましょう。


洋画で楽しく英語力をあげる!
息抜きとして英語の映画を見ることも、楽しみながら英語力を身につけることにつながるでしょう。English Bでは、Oralの試験の中で先生と対話するので、英語を正確に聞き取る能力が必須です。字幕をつけるなど工夫をして、英語を聞き取る力を高めましょう。

 

【経験者の体験談・アドバイス】
・”penguin readers”のシリーズの本をたくさん読んでいました。英語を読むことに慣れるのでおすすめです。

Optionトピックのジャンルごとに単語リストを作り、Paper 2のエッセイで使えるように準備していました。

・洋画を見ることは、息抜きになり、リスニング力もつくので是非実践してください。

 

 
 

IB English B(英語 B) Final Exam(最終試験)対策

Paper 1: 読み取り能力を図る問題の対策

HLでは5つ、SLでは4つの文章が出題され、文章処理能力が測られます。文章は、Coreトピックに基づくものです。具体的には、単語の意味を問う問題や、穴埋め問題、文章で述べられていることに合致するものを選択する問題、読解問題などが出題されます。また、文章は、新聞記事やブログ、パンフレットやエッセイ、インタビュー、ガイドラインなどが様々な形で出題されます。集中力を1時間半保つだけでなく、時間の分配に慣れておくためにも、時間を計ってpast paper(過去問)を解くことをおすすめします。


Paper 2: 記述式問題の対策

SLでは、Optionsトピックに関する設問に対して、250~400wordsのエッセイを書くことになります。5問の設問から1問を選択します。必ずしも授業で扱ったOptionトピックを選ぶ必要はありませんが、授業で扱ったOptionトピックを選ぶほうが予備知識や語彙を生かせるため有利でしょう。一方、HLでは、前述のSLと同じ問題がセクションAで出題され、セクションBでは、独立した文章に対して、150~250wordsの返答を記述します。セクションBの内容は、Coreトピックに関するものです。Paper 2の記述問題は練習の回数を重ね、慣れることも大切ですが、確実に点数を取れるようになるためには、練習で自分が書いたものに対して振り返りをすることが大切です。past paper (過去問) でエッセイを書き、Criteria (評価基準) を参考にして自己採点しましょう。例えば、評価基準Aの「Language」には「様々な表現を適切な場面で使用していること」「構成が明確で整っていること」と記載されています。そのため、エッセイを書き終えたら一度この基準をクリアしているかどうか自分で見直してみましょう。もちろん採点を学校の先生や、EDUBALの教師に頼むことも有効です。


Written assignment: 読み取り・記述能力を図る問題の対策

HLでは、IBコースの中で読んだ1冊、あるいは2冊両方の文学作品に対して、500~600wordsの創造的なエッセイと、それに対する150~200wordsのReflective statementを記述します。HLでは、2つの文学作品をまずはしっかり読み、内容を十分に把握しましょう。創造的なエッセイを書く課題は、小説に新たな結末を書く、登場人物へのインタビューを書く、登場人物の日記を書くといったものが例として挙げられます。一方、SLでは文章の逐語的な意味以上のものを理解した上で、300~400wordsのエッセイと、それに対する150~200wordsのReflective statementを記述します。文章は、主要トピックスに関するものです。指定された字数よりも少なかったり多かったりする場合には1点の減点(25点満点中)が入るので注意しましょう。また、「設問に答えているか」を確認するなど、自分のエッセイを読み返す癖をつけましょう。長いエッセイを書いても、見当違いでは意味がありません。大きなミスを犯さないことが大量失点を防ぐための第一歩です。さらに、論理的なエッセイを仕上げるために、エッセイを書き始める前の段階で自分が何を言いたいのかを明確にしましょう。

 

【経験者の体験談・アドバイス】
・エッセイを書くときには、人称文章のフォーマット(letter, blogなど)スタイル(フォーマル/インフォーマル)目的の4点を明確にしましょう。

 

 
 

IA(Internal Assessment)、EE(Extended Essay)などについて

IB English B(英語 B) Internal assessment(IA)(内部評価)対策

Internal assessment(内部評価)は、IB本部の採点者によって採点されるExternal assesment(外部評価)とは異なり、自分の学校の先生に評価されます。コースの終わりには、IBが外部的に評価を確認します。English Bでは、IAの評価が全体の評価の30%を占めます。


<Individual oral(個人で行う口答式の課題)対策>
Individual oralでは、Optionトピックに関する話題について話します。15分の準備時間の後、プレゼンテーションと先生とのディスカッションをあわせて8~10分行います。評価は担当教師が行いますが、後にIB本部が評価の確認をするため、口頭試問の内容が録音されます空白の間を作らないこと、明瞭に発音することを心がけながら、落ち着いて取り組みましょう。


<Interactive oral activity(対話による口答課題)対策>
Coreトピックに関する話題について、クラスメイトと話し合いをします。課題の一例としては、ニュース記事についての意見交換やディベートが挙げられます。積極的に発言することが大切ですが、自分が発言した内容についてクラスメイトに意見を求めるなど、柔軟な対応も求められます。

 

【経験者の体験談・アドバイス】
・録音されていると普段よりも緊張してしまいます。緊張感のある環境で英語を話す練習をしておくとよいでしょう。

・先生とのディスカッションでは、プレゼンテーションとは全く話題の異なることを聞かれました。どんな質問にも冷静に対応することが必要です。

 

EDUBAL教師は、IB English Bのエッセイのサポートにも対応します。

詳しくはEssay(小論文)添削サービスをご覧ください。

IB English B(英語 B)のCurriculum(カリキュラム)、Criteria(クライテリア)について

IB English B(英語 B)のCurriculum(カリキュラム)、Criteria(クライテリア)はこちら(IBOホームページ)でご確認ください。

 

 

教師は全員帰国子女!オンライン家庭教師EDUBALの特徴

EDUBALでは東京大学をはじめとした国内屈指の難関大学に通う500名以上の帰国子女教師が、自身の経験を生かしてオンライン上で生徒様の指導にあたっています。オンラインなので世界中のどこからでも指導を受けることができます。また、帰国受験、IB取得という経験を持つからこそ生徒様の悩みに寄り添った指導や相談に応じることが可能です。IBを勉強している人特有の課題でもあるTOK(Theory of Knowledge)やEE(Extended Essay)などのご相談も可能です。IBの勉強の仕方や進め方に関して分からないこと、English B(英語 B)でお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください!

 

(EDUBALのIBを経験した教師例)

 

※他の科目について、もっと詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。

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