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IB(国際バカロレア)とは?しくみ、科目選択、大学受験について解説します!

国際バカロレアは世界共通に定められた教育カリキュラム

 近年、グローバル教育の必要性が叫ばれている日本の教育現場で話題となっている国際バカロレア。文部科学省は現在、国内でIBを採用する学校を”200校”に増やすという目標を掲げており、IB教育推進コンソーシアムが活動中です。EDUBALもその協力機関の1つです。

 国際バカロレア(IB)は、簡単に言えば「世界共通に定められた教育カリキュラム」です。
IBは「国際バカロレア機構(IBO)」という非営利組織によってカリキュラムが作られていて、世界中のIB認定校でその教育を受けることができます。

 元々、IB教育の中心はインターナショナルスクールでしたが、近年はIB教育の質の高さから一般の学校でも取り入れられるようになってきました。

 このページでは、国際バカロレア教育に興味がある人やこれから国際バカロレアディプロマを受けなければならない人のために、IBの仕組みや魅力について詳しくご紹介します。
「IBではどのような学びをするの?」
「色々な科目があるけど、どうやって選ぶの?」
「国際バカロレアで学んだ人はその後どのような進路に進むの?」
「これから国際バカロレアを受けたいけど、どこで受けられるの?」
というあなたの疑問にお答えします。

 また、IBって何?どんなメリット・デメリットがあるの?という方を対象に、15ページの解説冊子「IBDP丸わかりブック」もご用意しております。これ一冊でIBDPのことがすぐに分かる内容になっているので、以下のページからぜひダウンロードください。

  1. IB(国際バカロレア)とは?
  2. 国際バカロレアディプロマ(IBDP)での学び
  3. 国際バカロレアディプロマ生(IBDP生)の大学や進路
  4. 国際バカロレアディプロマ(IBDP)はどうやって取得するの?
  5. 国際バカロレアディプロマ(IBDP)のご相談ならEDUBALへ!

IB(国際バカロレア)とは?

年齢ごとの3つのプログラムと高校卒業認定としての国際バカロレアディプロマ(IBDP)

 国際バカロレア(IB)には、3つのカリキュラムがあります。
小学生対象の「PYP(プライマリイヤーズ・プログラム」中学生対象の「MYP(ミドルイヤーズ・プログラム)」高校生対象の「DP(ディプロマ)」です。

 

 また、IBでは国際的な教養を身につけた優秀な人材を育てるということを目標にしています。そのために、IBではLearners Profileとして理想の人物像を「探究する人」「コミュニケーションができる人」「振り返りができる人」など、10の項目に分けて説明しています。

 このような人物像を育てるために、各課題ごとに行うリフレクション(振り返り)を大切にしていたり、自分でテーマを決めて完成まで行うプロジェクト(Personal Project、Extended Essayなど)生徒に課したりしています。

 ここからは、DPの特徴と仕組みについて詳しく解説していきます。PYPやMYPについてさらに詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

国際バカロレアディプロマ(IBDP)での学び

 一般的に”IB”というと、高校生対象のIBDPをさします
ディプロマとは認定証書という意味の言葉です。IBDPを取得することにより、ヨーロッパやカナダ、オーストラリアをはじめとする世界中の国の大学への入学資格を得ることができます。もちろん、日本でも多くの大学でIBDPを取得することで有利に入試を受けることができます。

 

国際バカロレアディプロマ(IBDP)の科目選択について

 ディプロマを取得するには、自分が選択した6つの教科をIBのカリキュラムで2年間勉強し、論文を提出したり、試験で合格したりする他に、課外活動をしなければなりません。

 上の図でも示しているように、IBDPにはGroup 1 からGroup 6まで6つの教科群があり、IB生はそれぞれのグループから一つずつ科目を選択しなければなりません。

 例外として、Group 6(芸術)群の科目の代わりに、Group 2(第二外国語), 3(人文社会学), 4(科学)の科目を選択することができます。また、バイリンガルの生徒はGroup 1(母国語)から二つ科目を選択することも可能です。

 さらに、各科目は基本的にHigher LevelとStandard Levelの2種類で開講されており、ディプロマを取得するためには、HL科目を最低3つ取得する必要があります。Higher Levelを選択すると、Standard Levelよりも広く深く学びます。

 この中でどの科目を2年間勉強するかは、各学校で開設されている科目と生徒の志望する進路との兼ね合いで選択します。IB校によって開講されている科目は異なり、開講されていない科目を選択することは基本的にはできません。

【科目選択の例】
文系学部に進みたい場合
日本語 英語 歴史 生物 数学 美術
医学系に進みたい場合
日本語 英語 心理学 生物 化学 数学
語学好きの場合
日本語 英語 マンダリンab initio 経済 物理 数学

 学校にもよりますが、一般的な高校の教育過程ではあまり聞かない科目を勉強できることもIBの魅力です。
IBで勉強できる科目についてさらに詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

 

コア(課題)について

 自分で選択肢た6つの科目の他に、3つの「コア」を全員が履修・活動します。これは、 Extended Essay(EE)、Creativity Activity Service(CAS)、Theory of Knowledge(TOK)の3つを指し、IBの学びでも最も特徴的な科目です。
EEでは、自分で設定したテーマの元に論文を書きます
CASでは、様々な種類の課外活動やボランティアを行い、その振り返りを学校に提出します。
ToKでは、「知識とは何か」「考えるとは何か」について学びます

 Extended EssayとTheory of Knowledgeはそれぞれ提出しなければならない課題があり、これらの評価がBonus PointとしてIBの総合評価に加味されます。

 IBのコア科目について持っと詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

 

ディプロマの取得方法と成績の付け方

 6つの科目は最終的にそれぞれ7点満点・合計42点で評価され、それにコア科目の3点を加えた45点満点でIBDP全体の評価となります。

 IBDPの評価は、2年間のコースの中で作成するレポートの学校の先生による内部評価と、世界共通で実施される最終試験の成績の総合点で決定されます。特に、最終試験の比重が高く、1回の試験で決まるため重要です。

 IBの学びの本質はそのプロセスにあるため、最終的な成績ばかりを気にするのは本末転倒ですが、一方で大学進学の場面では点数が重要な指標になることも事実です。IBDPでは、各科目ごとにIBOがシラバスを定め、評価基準(Criteria)を公表しています。そのため、各科目のシラバス・Criteriaをきちんと理解し、それに沿うように学習を進めることが一番の対策になるという声が多くあります。

国際バカロレアディプロマ(IBDP)を取得した人の進路

 IBDPを取得したIB生の多くは日本国内の大学だけでなく、世界中の大学に進学することができます。
国内/海外のどちらでDPを取得したか、そして国内/海外どちらの大学に行きたいかにより、どのような方法で入試を受けるかの事情が変わってくるので注意が必要です。

海外大学への進学を目指す場合

 これまでにご紹介してきた通り、多くの有名海外大学はIBDPを高卒資格として認めています。また、世界共通の基準となるため、DPの成績は大学にとっても評価しやすいものとなっています。国内/海外どちらでDPを取得した場合も、海外大学にIB修了証明書と成績証明書を必要書類と一緒に提出することで出願が可能です。IBDPで一定の科目を履修することで、TOEFLなどの試験を免除されたり、入学後の単位に変換されるなどの恩恵を得られる場合もあります。

国内大学への進学を目指す場合

 実は、近年日本の大学ではIBDPを利用した大学入試制度(IB入試)が広がっています。この入試を利用することで、センター試験や2次試験を受けることなく、IBDPの成績と面接・小論文などによって受験することが可能です。このような入試制度をもつ大学は、岡山大学や筑波大学といった国公立大学のほか、慶應義塾大学など私立大学も含めて50大学以上あります。国内でIBDPを取得した場合は、AO入試などの特別入試を受験できる場合もあります。このあたりは、インターナショナルスクール出身か一条校出身かで事情が変わるので注意が必要です。海外でIBDPを取得した場合は、帰国生入試における高卒資格としてIBDPを利用することが可能です。

IB生のための大学検索サイトUniv-it!のご紹介

 IB入試を実施している大学では、履修科目や点数などの条件を課している場合があるので注意が必要です。EDUBALの姉妹サイトのUniv-it!(ユニビット)では、IBDPを利用して受験できる大学を条件ごとに検索することが可能なので、ぜひご利用下さい!

日本で国際バカロレアを受けるには?

 IBDPを取得するには、IBOが認定したIB認定校(IB school)に通う必要があります。海外にお住まいの方は、インターナショナルスクール・現地校でIB認定を受けている学校を探してください。国内でもIBDPを取得することは可能です。その場合はまず、「インターナショナルスクール」か「日本の高校(一条校と言います)」のどちらで学ぶかを決める必要があります。さらに、一条校で学ぶ場合は「すべて英語で学ぶ」か「一部を日本語で学ぶか」という視点で学校を選ぶことが重要です。

IBDP(国際バカロレアディプロマ)のご相談ならEDUBALへ!

 EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している小中高生をつなぐ帰国生・国際生専門の家庭教師サービスです。
 EDUBALでは、IBを実施している学校の入試対策も実施しています。例えば、都立国際対策コースでは、これまで4年間で15名の生徒さまの合格をサポートしてまいりました。

EDUBALの授業は、インターネットのビデオ通話と通して行うため、世界のどこにいても帰国子女の先輩の授業を受けることができます。
これからIBをやってみたいという人のIB校受験サポートや、すでにIBで学ぶ人の学習サポートを実施しています。
・IB校に受かりたい!
・IBが始まる前に勉強をスタートしたい!
・IBの課題のサポートが欲しい!
など、一人一人の生徒さまにあった指導ができるのは一対一の家庭教師ならでは。

また、教師のご紹介以外にも、受験などの相談も無料で承っている帰国子女アドバイザーがおります。IBや国内外の大学進学でお困りの皆さま、まずはEDUBALにご相談ください!

EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • 先生はとても優しくて親切で、親身になって丁寧にしっかりわかるまで教えてくれます。いつもありがとうございます!

    • IBコース
    • 高1~3
    • オーストラリア
  • 家庭教師との勉強の時間が苦痛ではなく、楽しく過ごせるような方向に持っていっていただけるのはありがたかったです。

    • 短期集中コース
    • 中1~3
    • 東京都
  • 保護者とも綿密に連絡を取り合い、こちらからのリクエストにも快く応じて内容の濃い授業を続けてくださいました。英語の能力も申し分なく、優しく分かりやすい授業だったと息子も言っております。先生のサポートのおかげで、第一希望の高校入試に合格できました。海外生活が長く日本語に不安がある状態での高校受験でしたが、同じような環境で受験をされた先生だからこそ気持ちを分かっていただけたのだと思います。お力添え、本当にありがとうございました。

    • 帰国子女高校受験コース
    • 中1~3
    • 兵庫県
  • 明るい先生で、子供のやる気を上げていただきました。志望の高校に合格出来ました。ありがとうございました。

    • 短期集中コース
    • 中1~3
    • 山口県
  • 先生は我慢強く、わかりやすく丁寧に指導してくれます。いつも丁寧に指導して下さり、有難うございます。

    • スタンダードコース
    • 中1~3
    • シンガポール