IB(国際バカロレア)とは?用語解説からIBDP(ディプロマ)対策方法まで徹底解説します!

最近よく耳にする「国際バカロレア」って?

新しい教育システムとして、日本で注目を集めている「国際バカロレア」。オンライン家庭教師EDUBALではサービス開始から5年で、IBで学ぶ生徒様をのべ700名以上サポートしてきました。そんな私たちが、「国際バカロレア」に興味がある方や、これからIBDPを取得する方に向けて、用語などの基本から対策方法まで徹底解説します。

【目次】

  1. IB(国際バカロレア)とは?
  2. IBDP(国際バカロレアディプロマ)のメリット・魅力
  3. IBDP(国際バカロレアディプロマ)のデメリット
  4. IBDP(国際バカロレアディプロマ)はどうやって取得するの?
  5. IBDP(国際バカロレアディプロマ)の授業・科目選択・対策方法
  6. IBDP(国際バカロレアディプロマ)を利用した大学進学について
  7. IBDP(国際バカロレアディプロマ)のご相談ならEDUBALへ!

IB(国際バカロレア)とは?

「国際バカロレア(IB)」は、簡単に言えば「世界共通に定められた教育カリキュラム」です。教育カリキュラムは通常、国ごとに異なるシステムが作られていますが、IBは「国際バカロレア機構(IBO)」という非営利組織によってカリキュラムが作られているため、世界中で統一されています。IBは世界中を転々とする外交官の子どもなどのために発案されたもので、1968年の誕生以来、外交官や海外駐在員の子どもが多い「インターナショナルスクール」で多く採用されてきました。

国際バカロレア(IB)は、日本の高校生にあたる学齢を対象にした「DP(ディプロマ)」カリキュラムの他に、中学生対象の「MYP(ミドルイヤーズ・プログラム)」小学生対象の「PYP(プライマリイヤーズ・プログラム」が存在します。現在ではインターナショナルスクールだけではなく、世界中の様々な学校でIBが採用され、その数も年々増えています。これは、IBの特徴的なカリキュラム、そしてIBを取得するメリットに魅力を感じる学校が多いからです。この魅力については、次の項目で説明します。日本でも同様に、国際バカロレアへの注目が高まりつつあります。文部科学省は現在、国内でIBを採用する学校を”200校”に増やすという目標を掲げており、IB教育推進コンソーシアムが活動中です。EDUBALもその協力機関の1つです。

以上が、IB(国際バカロレア)の概要となります。以下では、高校生を対象としたDP(ディプロマ)について解説していきます。

IBDP(国際バカロレアディプロマ)のメリット・魅力

メリット① 海外大学進学に利用できる

IBDPを修了することで、世界中ほとんどの大学で「高卒資格」として認められます。IBDPは最終的に45点満点の点数評価が出されますが、この評価は世界標準となっているために大学からの信頼が高く、40点以上の高得点卒業生はイギリスのオックスフォード大・ケンブリッジ大や、アメリカのアイビーリーグなど、名門大学に進学しています。このように、IBDPは海外大進学を目指す方にとっては非常に魅力的で、メリットがあります。

メリット② 探究型の学習で、一生役立つスキルとマインドが得られる

もう一つの魅力は、IBDPの学習方法にあります。IBDPがどのような人物を育てるカリキュラムかは、Leaner Profile(学習者像)を見るとよく分かります。ここには、「探究する人」「コミュニケーションができる人」「振り返りができる人」など、10の目標が掲げられています。これから分かるように 、IBDPは日本の従来型の教育とは異なる学習が展開されます。ただ知識を身に着けるだけでなく、探究学習やディスカッションを通じて学びを深めることが求められます。そうして培われたスキルとマインドは、卒業後も役に立つでしょう。

IBDP(国際バカロレアディプロマ)のデメリット

デメリット① とにかく勉強が大変?

IBDPは2年間のプログラムですが、その中でたくさんの課題を提出し、最終試験の勉強もしなければなりません。IBDPを経験した学生の中には、「とにかく大変だった」「辛かった」という人もいます。自分で学習をスケジューリングする自律とタイムマネジメントが必要とされ、うまく行かなければディプロマが取得できない可能性もあります。もちろん、IBDPの学習が「楽しかった」「やってよかった」という人もたくさんいますので、お子様に合ったカリキュラムかどうかを見極めるのが重要です。

デメリット② 英語の語学能力がある程度必要になる

実は、IBDPは使用言語が公式には英語・フランス語・スペイン語のいずれかと定められていました。しかし近年、「デュアルランゲージ・ディプロマ」という制度が認められるようになり、日本語でもIBDPを履修することができるように整備されています。ただ、この制度においても一部の科目は英語で授業を受ける必要があります。エッセイやプレゼンテーションも英語で書く必要があるので、英語が全くできない・苦手意識があるという生徒様には抵抗があるかもしれません。もちろん、学校によっては全科目を英語で履修する必要がある場合もあります。

IBDP(国際バカロレアディプロマ)はどうやって取得するの?

IBDPを取得するには、IBOが認定したIB認定校(IB school)に通う必要があります。海外にお住まいの方は、インターナショナルスクール・現地校でIB認定を受けている学校を探してください。国内でもIBDPを取得することは可能です。その場合はまず、「インターナショナルスクール」か「日本の高校(一条校と言います)」のどちらで学ぶかを決める必要があります。さらに、一条校で学ぶ場合は「すべて英語で学ぶ」か「一部を日本語で学ぶか」という視点で学校を選ぶことが重要です。

IBDP(国際バカロレアディプロマ)の授業・科目選択・対策方法

IBDPで行われる授業の特徴について

前述の通り、IBDPでは探究型の授業が展開されます。それは一方的に先生から生徒に教えるものではなく、ときに先生も知らないことや分からないことを生徒同士で考え、議論することも必要になります。

IBDPにおける科目選択と成績について

IBDPでは、6つの科目を履修します。IBDPのカリキュラムでは約30個の科目が定められ、Group1(母国語)・Group2(外国語)・Group3(社会系科目)Group4(理科)・Group5(数学)・Group6(芸術)の6種類に分類されています。生徒は、それぞれのグループから1つずつ選択し、合計6つの科目を履修するのです。IB校によって開講されている科目は異なり、開講されていない科目を選択することは基本的にはできません。

さらに、3つの「コア科目」を全員が履修します。これは、EE(課題論文)、CAS(創造性・活動・奉仕)、TOK(知の理論)の3つを指し、IBの学びでも最も特徴的な科目です。

6つの科目は最終的にそれぞれ7点満点・合計42点で評価され、それにコア科目の3点を加えた45点満点でIBDP全体の評価となります。IBDPの評価は、学校の先生による内部評価と、世界共通で実施される最終試験の成績の総合点で決定されます。特に、最終試験の比重が高く、1回の試験で決まるため重要です。

IBDPで良い成績をとるため必要なこととは

IBの学びの本質はそのプロセスにあるため、最終的な成績ばかりを気にするのは本末転倒ですが、一方で大学進学の場面では点数が重要な指標になることも事実です。IBDPでは、各科目ごとにIBOがシラバスを定め、評価基準(Criteria)を公表しています。そのため、各科目のシラバス・Criteriaをきちんと理解し、それに沿うように学習を進めることが一番の対策になるという声が多くあります。EDUBALでは、各科目ごとの特徴や対策方法についてもまとめていますので、参考にしてください。

IBDP(国際バカロレアディプロマ)を利用した大学進学について

最後に、IBDPを取得した場合の大学進学についてです。これは、国内/海外のどちらでDPを取得したか、そして国内/海外どちらの大学に行きたいかにより、事情が変わってきます

海外大学への進学を目指す場合

上で書いたように、多くの有名海外大学はIBDPを高卒資格として認めています。また、世界共通の基準となるため、DPの成績は大学にとっても評価しやすいものとなっています。国内/海外どちらでDPを取得した場合も、海外大学にIB修了証明書と成績証明書を必要書類と一緒に提出することで出願が可能です。IBDPで一定の科目を履修することで、TOEFLなどの試験を免除されたり、入学後の単位に変換されるなどの恩恵を得られる場合もあります。

国内大学への進学を目指す場合

実は、近年日本の大学ではIBDPを利用した大学入試制度(IB入試)が広がっています。この入試を利用することで、センター試験や2次試験を受けることなく、IBDPの成績と面接・小論文などによって受験することが可能です。このような入試制度をもつ大学は、岡山大学や筑波大学といった国公立大学のほか、慶應義塾大学など私立大学も含めて50大学以上あります。国内でIBDPを取得した場合は、AO入試などの特別入試を受験できる場合もあります。このあたりは、インターナショナルスクール出身か一条校出身かで事情が変わるので注意が必要です。海外でIBDPを取得した場合は、帰国生入試における高卒資格としてIBDPを利用することが可能です。

IB生のための大学検索サイトUniv-it!のご紹介

IB入試を実施している大学では、履修科目や点数などの条件を課している場合があるので注意が必要です。EDUBALの姉妹サイトのUniv-it!(ユニビット)では、IBDPを利用して受験できる大学を条件ごとに検索することが可能なので、ぜひご利用下さい!

IBDP(国際バカロレアディプロマ)のご相談ならEDUBALへ!

いかがでしたでしょうか?このページでは、「国際バカロレアって何?」という方に向けて基本的な情報をお伝えしました。オンライン家庭教師EDUBALでは、これからIBをやってみたいという人のIB校受験サポートや、すでにIBで学ぶ人の学習サポートを行っています。

EDUBALの教師は全員が難関大学の現役学生です。約700名ほどのIB経験者の教師が登録していますので、生徒様それぞれのニーズに合った学習サポートを受けられます。EDUBALスタッフにもIB経験者や、知識豊富な者が在籍していますので、なにか分からないことや不安なことがあれば遠慮なくご連絡下さい。

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