IB(国際バカロレア)、English B(英語B)の科目選択や勉強法、対策について

EDUBALでは東京大学をはじめとした国内屈指の難関大学に通う600名以上の帰国子女教師が、自身の経験を生かしてオンライン上で生徒様の指導にあたっています。本ページでは、ドイツでIB English B(英語B)を勉強した阿部さん(一橋大学)を中心に、IB高得点取得者からIB English B(英語B)HL/SLの科目選択勉強法試験対策に関する有益な情報を集め、まとめました。ぜひ今後の勉強にお役立てください!
本ページは『2020年第1回試験指導の手引き』を基に作成しています。  

 

 

【ドイツ(デュッセルドルフ)でIB English B(英語B)を勉強した阿部さん】

阿部

所属大学:一橋大学 社会学部


IBで高得点をとるには、HLとSLの違いを知った上で科目を選択し、科目ごとの試験や課題の特徴を抑えた対策をすることが重要です。科目選択に関してお悩みの方、IB English B(英語B)を勉強されている方は、以下の情報をご覧ください。

IB English B(英語B)の勉強法や科目選択における特徴について

IB English B(英語 B)SL(Standard Level)

 

<IB English B(英語B)SL(Standard Level)の概要>

IB English Bは、第二言語として英語を学ぶ生徒を対象としている。そのため生徒は、日常会話ができる程度の英語力をすでに身につけていることが望ましい。English Aでは英語を文学作品などを理解するための「手段」として用いるのに対し、English Bは英語という言語の運用能力を高めることが授業の目的とされている。このような点からEnglish AよりもEnglish Bで求められる英語力の難易度の方が低いと考えると、英語がネイティブでない日本人が学習しやすい科目と言えるだろう。English Bの目的は、英語を読むことと話すことを通して言語能力の発達を図ることである。授業の展開は教師によって大きく異なるため、English Bの教科書の文章やCNNやBBCなどの英語の新聞記事を読んだり、少人数グループでディスカッションを行ったりなど、様々な手法で授業が行われる。

 

 

【SL経験者の体験談・アドバイス】
クラスメイトとできるだけ多く意見交換をして知識を深めましょう

・私の場合は、先生が教材を詳しく解説してくれたので文法や単語などの基礎的な英語力がつきました。英語の基礎を固めたい人におすすめの科目です。

 

IB English B(英語B)HL(Higher Level)

 

<IB English B(英語B)HL(Higher Level)の概要>

HLは、基本的にはSLと同じトピックスで構成されている。そのため、SLを選択した生徒とHLを選択した生徒が一緒に授業を受けることもある。しかし、HLの学習範囲はSLより広く、深い。また、評価が細かくなり、評価の基準も高くなる。授業時間もSLの150時間に対してHLは240時間と長くなる。さらにSLと大きく異なる点は、HLでは文学作品を2つ取り扱うことである。

 

 

【HL経験者の体験談・アドバイス】
・Optionのトピックに関する新聞記事を授業で扱う事が多かったです。具体的には、要約を書いたり、3~4人のグループで記事についてのディスカッションをしたりしました。Optionのトピックに関する知識を増やすためにも、他者との意見交換は有効です。

・課題の文学作品は、読み進めながら章ごとに要約を書いたり、重要なところに付箋を貼ったりして復習しやすいようにしていました。

 

IB English B(英語B)学習内容

 

<IB English B(英語B)学習内容>

IB English Bでは、5つのPrescribed Theme全てを扱う。実際にどういった内容を各Prescribed Themeで取り扱うかは先生の自由となっている。IBはOptional Recommended Topicsとして各Prescribed Themeでおすすめのトピックを発表しており、この内容を取り扱う可能性が高い。学習内容に沿ったText Type(書式)を複数取り扱うことが求められている。Textはマスメディア、個人ブログ、専門家のブログなどを指す。その他にも、HLの生徒のみ2つの文学作品(ジャンル、著者、時代などは自由)を読むことが要求されている。

 

Prescribed Theme:

・Identities(アイデンティティ)

・Experiences(経験)

・Human Ingenuity(人間の知恵)

・Social Organization(社会組織)

・Sharing the Planet(地球を共有するということ)

 

取り扱う文学作品例:

「Pig Heart Boy」「Unique」など

 

国際バカロレアのEnglish B(英語B)の評価内容について

IB English Bの勉強には多くの勉強量と時間が必要とされます。IBにおいては決められた採点基準や独特の勉強法があるため、コツをつかんで対策をするだけで勉強の効率が良くなりスコアが取りやすくなります。そのため、躓いたときにはすぐに解決することも必要です。分からないことがあったらすぐに経験者や教師に聞くなどして解決しましょう。

 

IB English B(英語B)の評価配点

English B:Higher Levelの場合
External Assessment
(外部評価)
Paper 1 ・ライティング試験
・範囲:Prescribed Themeの中からお題が出題
・試験時間:90分
・比重:25%
・内容
 3つのお題から一つ選び、指定された形式で書く
Paper 2 ・リーディング・リスニング試験
・範囲:Prescribed Themeの中からお題が出題
・試験時間:120分
・比重:50%
・内容
 リーディング、リスニングともに3つのパッセージが出題され、そのパッセージに関する質問を答える

 

Internal Assessment
(内部評価)
Individual Oral ・比重:25%
・内容
 出題されたお題について12〜15分プレゼンを行う。この時間に質疑応答は含まれる。

 

 

English B:Standard Levelの場合
External Assessment
(外部評価)
Paper 1 ・ライティング試験
・範囲:Prescribed Themeの中からお題が出題
・試験時間:75分
・比重:25%
・内容
 3つのお題から一つ選び、指定された形式で書く
Paper 2 ・リーディング・リスニング試験
・範囲:Prescribed Themeの中からお題が出題
・試験時間:105分
・比重:50%
・内容
 リーディング、リスニングともに3つのパッセージが出題され、そのパッセージに関する質問を答える

 

Internal Assessment
(内部評価)
Individual Oral ・比重:25%
・内容
 出題されたお題について12〜15分プレゼンを行う。この時間に質疑応答は含まれる。

 

 

 

IB English B(英語 B)勉強法・アドバイス

IB English Bを勉強するにあたり、おすすめの勉強法を紹介します。


英語の文章をたくさん読み、聞こう!

ペーパーバックの本やCNNのニュース記事などで英語の文章を読み慣れておくことはIB English Bのスコアアップに直結します。Final exam(最終試験)のPaper2のReadingでは、3つの記事を読み問題に解答するので、英語の文章を早く読めば読むほど限られた時間を有効に使えます。

また、分からない単語に出会った時に辞書で単語の意味を調べれば、自分の語彙を増やすチャンスになります。その際には、文脈から単語の意味を推測してから単語の意味を調べると、頭を使う分、単語の定着度が増すのでおすすめです。ただ英語のニュース記事を読むだけではなく、ニュースなどを聞いてListening対策もしましょう。様々な場面を想定するために、Spotifyなどで色々なジャンルの英語を聞くことをおすすめします。


Prescribed Themeに関するニュース記事で語彙を増やす!
Paper1ではPrescribed Themeに関するエッセイを書きます。全てのThemeに精通する必要はないので、自分の興味のあるもの最低3つのPrescribed Themeを極めるようにしましょう。Prescribed Themeの専門用語を知っていたり語彙が豊富であると、エッセイにおける表現のバリエーションが増え、有利になるでしょう。例えば、Prescribed ThemeでSharing the Planet(地球を共有するということ)を選んだ場合、ニュースサイトでHuman Rights(人権)やEnvironmental Problem(環境問題)に関する記事を読むなどして、その分野の語彙を増やしましょう。


洋画で楽しく英語力をあげる!
息抜きとして英語の映画を見ることも、楽しみながら英語力を身につけることにつながるでしょう。English Bでは、Oralの試験の中で先生と対話するので、英語を正確に聞き取る能力が必須です。字幕をつけるなど工夫をして、英語を聞き取る力を高めましょう。

 

 

【経験者の体験談・アドバイス】
・”penguin readers”のシリーズの本をたくさん読んでいました。英語を読むことに慣れるのでおすすめです。

Prescribed Themeのジャンルごとに単語リストを作り、Paper1のエッセイで使えるように準備していました。

・洋画を見ることは、息抜きになり、リスニング力もつくので是非実践してください。

 

 
 

IB English B(英語 B) Final Exam(最終試験)対策

 

Paper 1: 記述式問題の対策


SLでは、Prescribed Themeに関する設問に対して、SLは250~400words、HLは450〜600wordsのエッセイを書くことになります。3問の設問から1問を選択します。書く内容は基本的に自由ですが、授業で扱ったトピックについて書いた方が予備知識や語彙を生かせるため有利でしょう。HLとSLで出題される問題は同じようですが、HLではより高度な語彙や構成が求められています。また、内容もより高度なものが要求されています。HLでは自分の意見だけではなく、視野を広げて多角的な視点で論じていく必要があります。Paper 1の記述問題は練習の回数を重ね、慣れることも大切ですが、確実に点数を取れるようになるためには、練習で自分が書いたものに対して振り返りをすることが大切です。past paper (過去問) でエッセイを書き、Criteria (評価基準) を参考にして自己採点しましょう。例えば、評価基準Aの「Language」には「様々な表現を適切な場面で使用していること」「構成が明確で整っていること」と記載されています。そのため、エッセイを書き終えたら一度この基準をクリアしているかどうか自分で見直してみましょう。もちろん採点を学校の先生や、EDUBALの教師に頼むことも有効です。

 

 

Paper 2:読み取り能力と聞き取り能力を図る問題の対策

Paper 2はReadingとListeningの2つのセクションで構成されています。Readingでは3つのパッセージが出題され、文章処理能力が測られます。パッセージは、Prescribed Themeに基づくものです。具体的には、単語の意味を問う問題や、穴埋め問題、文章で述べられていることに合致するものを選択する問題、読解問題などが出題されます。また、文章は、新聞記事やブログ、パンフレットやエッセイ、インタビュー、ガイドラインなどが様々な形で出題されます。Listeningでは3つのオーディオパッセージが出題され、情報処理能力が測られます。Reading同様に、オーディオパッセージは、Prescribed Themeに基づいたトピックになっています。出題される問題は、オーディオパッセージの内容自体を問われる問題が多い傾向です。Paper 2はSLは1時間45分、HLは2時間と長丁場なので、集中力を保てるようにすることはもちろん、時間の分配に慣れておきましょう。そのためにも、時間を計ってpast paper(過去問)を解くことをおすすめします。


 

【経験者の体験談・アドバイス】
・エッセイを書くときには、人称文章のフォーマット(letter, blogなど)スタイル(フォーマル/インフォーマル)目的の4点を明確にしましょう。

 

 
 

IA(Internal Assessment)、EE(Extended Essay)などについて

 

IB English B(英語 B) Internal assessment(IA)(内部評価)対策

Internal assessment(内部評価)は、IB本部の採点者によって採点されるExternal assesment(外部評価)とは異なり、自分の学校の先生に評価されます。コースの終わりには、IBが外部的に評価を確認します。English Bでは、IAの評価が全体の評価の25%を占めます。


<Individual oral(個人で行う口答式の課題)対策>
Individual oralでは、Prescribed Topicに関する話題について話します。Prescribed Themeのいずれかに関連する写真やTextが2つ出題され、プレゼンテーションのトピックとしてどちらかを選択します。20分の準備時間の後、プレゼンテーションと先生とのプレゼンに関するディスカッションやプレゼン以外のディスカッションをあわせて12~15分行います。評価は担当教師が行いますが、後にIB本部が評価の確認をするため、口頭試問の内容が録音されます空白の間を作らないこと、明瞭に発音することを心がけながら、落ち着いて取り組みましょう。


 

 

【経験者の体験談・アドバイス】
・録音されていると普段よりも緊張してしまいます。緊張感のある環境で英語を話す練習をしておくとよいでしょう。

・先生とのディスカッションでは、プレゼンテーションとは全く話題の異なることを聞かれました。どんな質問にも冷静に対応することが必要です。

 

EDUBAL教師は、IB English Bのエッセイのサポートにも対応します。

詳しくはEssay(小論文)添削サービスをご覧ください。

 

IB English B(英語 B)のCurriculum(カリキュラム)、Criteria(クライテリア)について

IB English B(英語 B)のCurriculum(カリキュラム)、Criteria(クライテリア)はこちら(IBOホームページ)でご確認ください。

 

 

教師は全員帰国子女!オンライン家庭教師EDUBALの特徴

EDUBALでは、国内外問わずIB生の可能性を広げるためにオンラインでの指導を通して世界中のIB生の勉強のサポートを行なっています。教師全員が国内または海外でIBを取得しているため、生徒様の悩みに寄り添った指導や相談に応じることが可能です。IBの勉強や大学受験でお困りの方へのご相談も承っているので、EDUBALへご気軽にお問い合わせください!

IB対策にEDUBALが選ばれる3つの理由
IBの経験のある教師に個別に指導をしてもらえるから
オンライン受講で、世界のどこでも自宅から授業を受けることができるから
日本語でも英語でも指導が可能だから

無料体験授業も実施中・指導実績400件以上
「帰国子女の先輩に指導をしてもらうことで、モチベーション向上に繋がった」という声もいただいています。
実際にPredicted gradeを2、3点アップした生徒も珍しくはありません。

指導についての詳しい情報は以下のページをご覧ください。

IB English B の指導が可能なEDUBAL教師

すべての教師を見る→

 

※他の科目について、もっと詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。

EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • 大変お世話になりまして誠にありがとうございます。先生には授業外のお時間も使って準備をしていただき、毎回の授業が大変充実していると娘から伺っております。親元離れて不安な中、親身に寄り添ってくださる先生の存在は、精神的にも支えになっているようです。私共も先生が担当で心から感謝しております。引き続きどうかよろしくお願い申し上げます。

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  • わかりやすい指導とアドバイスをしてくださいます。いつもありがとうございます。

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  • 自分の質問内容と直接的に関連がなくても、間接的に関連のある情報や解説がいつもあるので、理解度をより深められます。一つ一つの質問に丁寧に答えてくれるところもありがたいです。

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  • 授業の進みのテンポが良いので、サクサク進んで良いです。事前に分からない質問などを先生に送ってから授業をするので、時間を無駄にすることがないところも助かっています。

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  • 解説がわかりやすく、アドバイスが的確です。いつもありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

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