IB(国際バカロレア)、Biology(生物)の科目選択や勉強法、対策について

EDUBALでは東京大学をはじめとした国内屈指の難関大学に通う600名以上の帰国子女教師が、自身の経験を活かしてオンライン上で生徒様の指導にあたっています。本ページでは、IBで高得点を取得した元IB生からのアドバイスを中心に、IB Biology(生物) HL/SLの科目選択や勉強法、試験対策に関する有益な情報をまとめました。ぜひ今後の勉強にお役立てください!
(本ページの内容は2016年〜2023年までのシラバスに基づいています。)

 

 

目次

  1. IB Biology(生物)の学習内容
  2. IB Biology(生物)の評価方法
  3. IB Biology(生物)の科目選択で悩んでいる人へ
  4. IB Biology(生物) スコアアップのコツ
  5. IB Biology(生物) IA (Internal Assessment)の対策
  6. IB Biology(生物) EE(Extended Essay)の対策
  7. IB Biology(生物)のCurriculum(カリキュラム)、Criteria(クライテリア)について
  8. 教師は全員元IB生!オンライン家庭教師のEDUBALのIBコースについて
  9. 教師紹介

 

IB Biology(生物)の学習内容

BiologyにおけるHLとSLの違いは扱う単元の数と一部の単元の深度になります。

HLをとっている生徒も、SLをとっている生徒も、Coreと呼ばれる必修単元とOptionと呼ばれる選択制必修の単元は全員が学びます。このうち、Optionの単元はHLの方がSLと比べて深く学びます。これらの科目に加えて、HLをとっている生徒はさらにAdditional Higher Levelと呼ばれている単元も学びます。このセクションの難易度は他の単元と比べて難しくなっています。


各分野の具体的な学習内容は次の通り表の通りです:
<学習トピック>

HLSL
Core ・Molecular Biology
・Genetics
・Ecology
・Evolution and Biodiversity
・Human Psychology
・Molecular Biology
・Genetics
・Ecology
・Evolution and Biodiversity
・Human Psychology
Additional Higher Level (AHL)・Nucleic acids
・Metabolism, cell respiration, and photosynthesis
・Plant biology
・Genetics and evolution
・Animal physiology
なし
Option
*Optionからはトピックを1つ学びます。
・Neurobiology and Behavior
・Biotechnology and Bioinformatics
・Ecology and conservation
・Human physiology

*HLの生徒はSLよりも深くこれらのトピックを勉強することになります。
・Neurobiology and Behavior
・Biotechnology and Bioinformatics
・Ecology and conservation
・Human physiology

*Core ー Biologyを取っている全てのIB生が学ばなくてはいけない必修単元
*AHL ー Biology HLを取っている生徒の必修科目
*Option ー 学校または生徒が自由に選択できる単元


*2021年度試験については、変更点があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。


 

 

IB Biology (生物) の評価方法

Higher Levelの場合:
HL
External Assessment
(外部評価)
Paper 1範囲:CoreとAHLから
比重:20% (40marks)
試験時間:60分
計算機:なし
内容:
全40問、選択問題形式で、基礎的な問題が出題される。
Paper 2範囲:CoreとAHLから
比重:36% (72marks)
試験時間:145分
計算機:あり
内容:
データを元にした記述問題が出題される。extended-responseは3問中2問回答する。
Paper 3範囲:CoreとOptionから
比重:24% (45marks)
試験時間:85分
計算機:あり
内容:
Section Aでは実験のスキルや考察に関するデータを元にした記述問題が2~3問出題される。

Section BではOptionで学んだトピック1つについて短文とエッセイスタイルで答える。
Internal Assessment
(内部評価)
II(Individual Investigation)比重:20%
内容:
自らの仮説を証明するために実験を行い、6~12ページのレポートにまとめる。

 

 

Standard Levelの場合:
SL
External Assessment
(外部評価)
Paper 1範囲:Coreから
比重:20% (30marks)
試験時間:75分
計算機:なし
内容:
全30問、選択問題形式で、基礎的な問題が出題される。
Paper 2範囲:Coreから
比重:40% (50marks)
試験時間:85分
計算機:あり
内容:
データを元にした記述問題が出題される。extended-responseは2問中1問回答する。
Paper 3範囲:CoreとOptionから
比重:20% (35marks)
試験時間:60分
計算機:あり
内容:
Section Aでは実験のスキルや考察に関するデータを元にした記述問題が2~3問出題される。

Section BではOptionで学んだトピック1つについて短文とエッセイスタイルで答える。
Internal Assessment
(内部評価)
II(Individual Investigation)比重:20%
内容:
自らの仮説を証明するために実験を行い、6~12ページのレポートにまとめる。

*2021年度試験については、変更点があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。


 

 

IB Biology (生物)の科目選択を悩んでいる方

Group 4(理科系科目)の中では必要事項を暗記すれば比較的点数が取りやすい科目です。HLの内容はSLの内容との重複が多いので、HLとSLのレベルの差は小さく、理科系科目が苦手な人や文系の人でもHLを取得しやすいと言われています。

*大学、学部によっては、IBの必修科目や、HL/SLの指定がある場合があります。また評価が高い場合には、奨学金や単位免除が受けられる場合があるため、IBの科目を決める際は、事前に受験希望の大学の受験要項を確認しておくと良いでしょう。

【経験者の体験談・アドバイス】HL
・HLを取っている人は、理系を目指す人が多かった印象があります。Biology(生物)が好きな人が多く、生徒皆にやる気があって楽しかったです。

・難しい単元は理解しきれないまま暗記するのは大変でした。分からないところは質問したりして解決しながら勉強すると良いと思います。

・基本的にはSLの発展編として学ぶので、Biology(生物)が好きなら勉強しやすいと思います。

・授業は必ずしも教科書に沿っているわけではないので、ノートをまとめるのが大変でした。特にHLの場合は週に5回も授業があるため、ノートを取り遅れてしまうとどんどん溜まってしまい、追いつくのに苦労しました。こまめに復習してノートを作りましょう。

・SLですら暗記量が非常に多いので、HLは本当にBiology(生物)が好きな人でないと難しいと思います。


【経験者の体験談・アドバイス】SL
・SLのクラスには、理系の科目が苦手な人やできるだけ高い点数をとりたい人が多かったです。

・教科書は500ページ程あるので全て暗記するわけにはいきません。自分で大切だと思う箇所を選び、暗記していくのをお勧めします。また、経験者の情報なども頼りにすると良いと思います。


 

 

IB Biology (生物) スコアアップのコツ

IB Biology(生物)の対策をIBDP高得点取得者に聞きました!勉強の仕方や進め方に関して分からないこと、Biology(生物)で満点を取得した人に聞きたいことなどがございましたらお気軽にお問い合わせください!


IB Biology(生物)の勉強方法

Biology(生物)の勉強において最も重要なことは、Syllabusに沿って勉強をすることです。Syllabusには各Topicsごとに覚えなければならないこと、できるようにならなければならないことが書いてあるので、それをノートなどにまとめ、箇条書きなどで答えを書いたシートを用意しておくと良いでしょう。それらは基本事項なので、テストにSyllabusの内容がそのままの形で出題される場合もあり、そうでなくても応用問題が解きやすくなります。Topicsごとのテストもその中から出題されることが多く、問題とそれに対する答え方を覚えておくと、最終テストのみならず普段のテストで高い点数を取ることができるので成績向上につながります。

 

IB Biology(生物)のテスト対策方法

1. Topicsごとの小テストの復習
Topicsごとのテストで間違えた問題に関しては、何を書くと点数がもらえるのかを再確認しましょう。そして、正しい解答の書き方と配点などを書いたまとめシートなどを作って随時追加、修正をしていきましょう。全ての正しい答えが書かれたシートは、最終試験の前に印刷して暗記用のシートとして使うと良いでしょう。もしくは、それに沿って1つ1つの問いに答えていくという練習法も効果的です。

2. 内容の暗記
Biology(生物)は暗記量も多く、長期休暇などの授業がない期間を挟むと覚えた内容をつい忘れてしまいがちです。自分で作った暗記シートを使ってこまめに問題を解く、何も見ずに図を書きながら名称を書く、など内容を覚えているかどうかの確認作業をし、常に頭の中に知識を入れておくように心がけましょう。

 

IB Biology(生物)の試験対策

最終試験前に、Past Paper(過去問)を繰り返し解くことが対策につながります。時間を計りながら過去問を解く練習をして、時間配分などの感覚を身につけておきましょう。また、何を書けばその点数が取れるのかを常に考えて、無駄のない解答を書けるようにしておくことも大切です。


BiologyのPaper別の対策を知りたい方はこちらのページをご覧下さい!

7点満点取得者が伝授!国際バカロレアの生物(IB Biology) 試験対策方法・勉強法


 

 

IB Biology(生物)のIA(Internal Assessment)対策

BiologyではIA(Internal Assessment)としてII(Individual Investigation)を行います。行う時期は学校によって異なりますが、定められた期間内にResearch Questionという実験において証明したいこと、結果によって証明されると考えられる問題事項を決め、それに答えるための実験を自分で考えて実行し、レポートを作成します。

*Research Questionのトピックはコースに関連している必要はありませんが、コースで学ぶレベルのトピックである必要があります。あまり難易度の高いトピックにしてしまうと、2週間では実験をし、書き終えられないので気をつけましょう。


【レポートを書く際のアドバイス】

レポートを書く際は、実験を通して証明されたことを適切なグラフや表を用いて示すこと、単位やError barなどBiology(生物)の基本的な知識を正しく使用することを心がけましょう。

また、細かく定められたCriteria(クライテリア)を確認しながら、ひとつひとつの作業を丁寧に行っていくことも重要です。II(Individual Investigation)をやる時間は限られているため、何回も実験をやり直していると、レポートを書く時間が足りなくなってしまいます計画性を持って実行し、添削、修正を繰り返して納得のいくレポートを作成しましょう。

Biology IAで高得点を目指したい方はこちらのページをご覧下さい!

IB Science系 Internal Assessment (IA)で高得点を取るためのレポートの書き方


 

 

IB Biology(生物)のEE(Extended Essay)対策

Group 4のEE(Extended Essay)は、実験をベースにするか、文献のみの調査にするかを選択できます。すでに検証されている実験はテーマとして選択できないため注意しましょう。しかし、そうなると実験のテーマ設定やデザイン(*)が難しくなったり思うように結果が出ない場合もあるので、事前に考慮しておく必要があります。文献のみで調査する場合も、論文等からデータを複数集める必要があります。その後は、それらのデータを独自の視点で分析し、結論をまとめてエッセイを書きあげます。

いずれにせよ、複数の実験データと自分なりの見解が求められるため、点数が比較的とりにくいとされています。高得点を取得するには、事前に様々なケースを想定して計画を立て、検証できる実験かを確認し、行う必要があります。他の科目と同様に学校の先生だけではなく、塾や家庭教師の先生など、様々な人に相談し、自分なりの見解が持てる実験を計画し、納得のいくエッセイを書き上げましょう。

*デザイン: 課題に沿った実験をすべて自分で考えて、実験方法を書くレポート

 

 

Extended Essayの概要や対策法、スコアアップのコツが知りたい方はこちらのページをご覧ください。

IB Extended Essay(課題論文): 科目選択や対策法、スコアアップのコツ紹介


EDUBALのIB Biology(生物)のIA、EEなどのエッセイ添削にも対応します。
詳しくはEssay(小論文)添削サービスをご覧ください。


 

 

IB Biology(生物)のCurriculum(カリキュラム)、Criteria(クライテリア)について

IB Biology(生物)のCurriculum(カリキュラム)、Criteria(クライテリア)はこちら(IBOホームページ)でご確認ください。

 

他の科目について、もっと詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。

 

*2021年度試験については、変更点があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

 

教師は全員元IB生!オンライン家庭教師のEDUBALのIBコースについて

EDUBALでは、国内外問わずIB生の可能性を広げるためにオンラインでの指導を通して世界中のIB生の勉強のサポートを行なっています。教師は全員IB経験者であるため、生徒様の悩みに寄り添った指導や相談に応じることが可能です。IBの勉強でお困りの方は、EDUBALへお問い合わせください!

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