IB(国際バカロレア) TOK(Theory of Knowledge)の学習内容や対策法、スコアアップのコツ紹介

IB経験者のEDUBAL教師による情報をもとに、TOKの学習内容、TOKの勉強法、エッセイの書き方、プレゼンのテーマ選択などに関するアドバイスを集め、まとめました。どうやってTOKの対策をすればいいのか分からない、エッセイとプレゼンのテーマが決まらない、などのお悩みをお持ちの皆様、是非このページをお役立てください!

 
<本ページの内容>
【1】TOKの学習内容や勉強法について 
【2】スコアアップのコツや対策法について 

TOKの学習内容や勉強法について

この項目では、TOKの学習内容、Ways of KnowingやAreas of Knowledgeの分析法、授業内容の理解を深める方法などを分かりやすくまとめています。TOKがどういった学問なのか分からない、どのようにしてTOKを勉強すればいいのか悩んでいる、という方は是非ご覧ください。

TOKの学習内容

TOK(Theory of Knowledge)とは?

TOKはIB特有の必修科目であり、TOKのスコアは課題論文(Extended Essay)の評価と合算されて、最大で3点満点のボーナスポイントが与えられます。TOKとは「考え方」を問う哲学的な科目であり、私たちが持っている知識を「知る」また「知っている」とはどういうことなのか、などを学習することで生徒の批判的思考を培うことを目的としています。具体的には、Knowledge Questions*を理解し、Real life situationと呼ばれる実例に当てはめて分析をすることを目的としています。
そのために、TOKの授業では知識を得るための方法(Ways of Knowing)と、知識の分野(Areas of Knowledge)という概念を学習します。以下、この二つの概念について分かりやすく説明します。

  *Knowledge Questions: 知識とは何か、自分が「知っている」と主張している事柄はどのようにして知っているのか、ということを問うquestionのこと
 

Ways of Knowingとは?

Ways of Knowingとは、「知識を得るための方法」です。
その方法には、Language・Reason・Emotion・Faith・Memory・Sense Perception・Intuition・Imaginationと8種類ありますが、実際に授業で扱うのはこの8つのうちの4つのみとなります。
先ほども述べたように、TOKの大きなテーマは「どうして私たちは知っているのか?(How do we know?)」です。Ways of Knowingはこの問題に答える手助けをしてくれるほか、問題に答えるための「根拠 (evidences)」にもなります。例えば、Ways of Knowingのうちの一つであるLanguage(言語)を例にすると、『言語は我々の知識にどのような影響を及ぼしているのだろうか』というテーマを取り上げて批判的に考えていきます。
(これは授業で取り扱うテーマを非常に簡潔に述べただけなので、より詳しい内容をそれぞれの項目に沿って、後日ブログの方で紹介していきたいと思います。)

Ways of Knowingの分析とは、それらがKnowledgeを得るためにどういった働きをしているのか理解し、それらを通して得たKnowledgeがどれほど信頼でき、またどのような欠点を持つのかなどを吟味することを意味します。

 

Areas of Knowledgeとは?

Areas of Knowledgeとは、私たちが持つ知識が基づく分野を指します。
その分野とは、Mathematics・Natural Sciences・Human Sciences・History・The Arts・Ethics・Religious Knowledge Systems・Indigenous Knowledge Systemsと8種類ありますが、IBはこのうちの最低でも6分野を詳しく学ぶように生徒に推奨しています。
TOKでは、Ways of KnowingがAreas of Knowledgeで知識を生み出すためにどのような働きをしているか、といったことを学んでいきます。
例えば、社会科学(Human Sciences)における言語(Language)の役割を例に取ると、次のように分析することができます:『社会科学の分野において頻繁に利用される《アンケート調査》は「言語」を用いたデータ収集ですが、そこには「言語」ゆえの欠点が存在しています。「言語」はその言葉遣い・表現の仕方によって回答者の回答を誘導することも可能であるため、アンケートの信用性が疑われる場合があるのです。』

Areas of Knowledgeの分析とは、その分野における知識を獲得するためにどのWoKがどのように用いられているのか学び、その手法の限界や欠点を吟味することを意味します。
 

より詳しくTOK(Theory of Knowledge)の学習内容が知りたい方は、以下のリンクから2015年度のTheory of Knowlege Guide(公式)をご覧になることができます:

『Theory of Knowledge Guide First assessment 2015』

 

TOKの勉強法、対策について

TOKって難しい?

TOKは、他のIB科目とは異なり、教科書から学んだことを理解し、授業で解いた問題の解答法を覚えるだけでは良い評価を得ることはできません。TOKで課されるエッセイやプレゼンテーションは、独自の経験や考えなどを用いて組み立てなくてはならないのです。また、TOKには他のIB科目のように確立したSyllabusが存在しないため、生徒がどれだけTOKを理解することができるかは、担当のTOK教師の力量にかかっています。その結果、多くの生徒がTOKの本質を理解しないままTOKエッセイの提出・TOKプレゼンの発表を迎えてしまうのです。

EDUBALにも、このような悩みを抱え、TOKのサポートを求める生徒様からのお問い合わせをいただくことがあります。IB生になる生徒様・既にIBを始めた生徒様には、早めの対策をお勧めします。

スコアアップのコツや対策法について

TOKで高い評価を得るためには、哲学的な思考回路や独自の議論を展開させることなど、IB以前の学年では学ばなかった概念や考え方を用いて取り組まなくてはなりません。これらの思考力や議論の展開をエッセイやプレゼンで表現するためには、先ほど紹介したWoK、AoKの信頼性や限界を、自分の経験談を例に出しながら分析することが求められます。この過程でつまづくIB生はとても多く、最終評価の審査対象となるエッセイやプレゼンを行う時期になって「どうすればいいのか分からない!」と困り果てるIB生は絶えません。
そのような方々のために、この項目ではIB経験のあるEDUBAL教師によるアドバイスをもとに、TOKエッセイやTOKプレゼンの対策法を紹介します!

 

TOKで高得点を狙うために

TOK エッセイ、 TOK プレゼンの対策法・アドバイス

TOKの最終評価は、エッセイとプレゼンテーションの点数から計算されます。点数の割合は、以下のようになっています。
Essay・・・67% (『IB Diploma Programme candidates』という受験者専用ページに提出をし、IBに外部的に評価される)
Presentation・・・33% (TOKの授業内に発表し、担当教師から内部的に評価される)

 

TOK エッセイでは、IBから与えられる6つのPrescribed essay titlesから一つ選択し、そのタイトルの答えとなる内容を1600words以内で書かなくてはなりません。このエッセイでは、先ほど紹介した8つのAreas of Knowledgeと8つのWays of Knowingを比較し関連づけることが求められます。エッセイで高得点を得るポイントとは、タイトルのテーマから逸れずに、Knowledgeを得る多様な方法に対する自分の考えを論じることです。ここで自分の考えを論じる際に、多くのAoKやWoKに関連づけるほど、より良いエッセイを書くことができるでしょう。また、なるべく多くのReal life situation及び、自分の経験談を意見の根拠として述べることを心がけましょう。

 

TOK プレゼンは、一人で発表することも可能ですが、ほとんどの場合グループで発表を行います。異なった観点を持つクラスメイトと一緒にプレゼンを作ることで、プレゼンの内容に多様性が生まれ、議論に深みが増すので、グループで行うプレゼンの方がより良いものとなる可能性が高いでしょう。一人につき約10分のプレゼンが要求されており、形式はディベート・インタビュー・パワーポイントなど自由に決めることができます。
このプレゼンでは、Real life situation(実際のニュース・身の回りの出来事など)をまず提示し、そこから派生させたKnowledge Questionをテーマとして発表を行うことが求められています。つまり、日常生活で見聞きした物事を、『どうして私たちは知っているのか?』というテーマを基盤に分析することを目的としているのです。
プレゼンで高得点を得るポイントは、Real life situationからKnowledge questionを導き出した後、うまく新たなreal life situationにつなげることです。そのために、テーマとなるKnowledge Questionは慎重に選ぶ必要があります。ここで新たにつなげるReal life situationは世界で話題となっているニュースでも、身近な学校生活のことでも構いません。ただ、自分の経験を紹介すると独自性や説得力が増すので、なるべく自分の経験談を含めましょう。   テーマにお困りの方は、ぜひお問い合わせください。EDUBALはTOKのテーマやReal Life situationについての簡単なご相談も受け付けております。

 

TOKサポート〜EDUBALができること

EDUBALのTOK対策では、以上の対策法をはじめ、自分の経験や知識を元にした独自のアドバイス・勉強法で経験に基づいた効率的な指導を行います。エッセイの議論の展開の仕方、プレゼンのテーマ選択についてのアドバイスなど、一人ひとりの生徒様の理解度や進捗に合わせてサポートすることができます。
また、TOK対策ではエッセイやプレゼンを作成する過程の指導だけではなく、エッセイ添削やプレゼンの練習相手も承りますので、「この部分だけサポートしてほしい」といったご要望にも柔軟に対応いたします!

実際にTOKのエッセイを書き、プレゼンを行った経験がある元IB生のEDUBAL教師だからこそ、他の科目との両立の難しさを理解し、それに配慮して指導を行うことができます。貴重なボーナスポイントはTOKの結果にかかっています。「エッセイの提出期限が近づいてから考えよう」などと後回しにせず、早い段階から対策を始めることを心掛けましょう。
  ぜひ、気軽にお問い合わせください!EDUBAL教師は後輩の現役IB生を全力でサポートいたします。

教師は全員帰国子女!オンライン家庭教師EDUBALの特徴

EDUBALでは東京大学をはじめとした国内屈指の難関大学に通う500名以上の帰国子女教師が、自身の経験を生かしてオンライン上で生徒様の指導にあたっています。オンラインなので世界中のどこからでも指導を受けることができます。また、帰国受験、IB取得という経験を持つからこそ生徒様の悩みに寄り添った指導や相談に応じることが可能です。IBを勉強している人特有の課題でもあるTOK(Theory of Knowledge)やEE(Extended Essay)などのご相談も可能です。IBの勉強の仕方や進め方に関して分からないこと、Math(数学)で満点を取得した人に聞きたいことなどございましたらお気軽にご相談ください!IBを経験した先生達が無料でお答えします。
 
(EDUBALのIBを経験した教師例)

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教師氏名: 岡崎 先生
滞在国: ブラジル  
所属大学: 早稲田大学 文化構想学部
【教師の特徴】
人に教えることが好き!
詳細インタビュー

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教師氏名: 酒井 先生
滞在国: カナダ
所属大学: 筑波大学 医学部
【教師の特徴】
IB英語・理系科目に幅広く対応!
詳細インタビュー

 
※他の科目について、もっと詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。

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