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IB TOKプレゼンテーションのアドバイス・コツ!〜実社会の例の選び方や知識に関する問いの考え方までご紹介〜(国際バカロレア(IB)勉強法)

TOKプレゼンテーションは成績全体の33%を占める重要なタスクです。プレゼンはエッセイと違ってFinal Exam間近に実施されます。その理由は議論するに値する十分な「知識に関する問い」を考えるには、TOKのカリキュラムを全て終える必要があると言われているからです。TOKで学んだことをフルにプレゼンでは活かさなくてはいけません。「プレゼンは何から始めれば良いの?」「プレゼンはどのような構成で展開していけば良いの?」等の疑問が浮かぶ方も多いでしょう。そこで本記事では、IBOが定めるプレゼンテーションの流れを以下の図を使いながら、構成やコツをご紹介していきます。

TOKの概要や評価物に関してはこちらで詳しく解説しているので参照ください:
IB(国際バカロレア) TOK(Theory of Knowledge)の学習内容や対策法、スコアアップのコツ紹介

目次

  1. 実社会の例(Real Life Situation)
  2. 知識に関する問い
  3. 発展させた知識に関する問い
  4. 実社会の状況への適用
  5. TOKプレゼンテーションでお困りのあなたへ

IB(国際バカロレア) TOKプレゼンテーション:実社会の例(Real Life Situation)

TOKのプレゼンを始めるにあたって、実社会の例はベースとなるので慎重に選びましょう。実社会の例は、身の回りの出来事から世界中で起きている出来事まで幅広く選択することができます。選択の幅が広すぎて困ってしまう方も多いと思いますが、「実社会の例」を決める際は、以下のアドバイスを参考にしてみてください。

実社会の例は興味関心のあるものを選ぼう

自分が興味関心のある例を選択しましょう。EEやIAで取り扱った例や大学で学びたいと思っていることを取り上げることで、各分野の学者がどのように知識を生成しているのか実体験を通して語ることができます。実際に体験している分、より具体的かつ複雑な知識生成の仕組みを発表することができます。

AOKどれか一つに該当した実社会の例を選ぼう

まず、実社会の例はAOKのいずれかに該当しなければいけません。実社会の例によっては複数のAOKをまたいでいる(Interdisciplinary)場合もあります。こういった時はAOKを一つに絞り、実社会の例はどのAOKなのかもプレゼンで紹介しましょう。

オリジナリティーを持とう

プレゼンを行うにあたって、「実社会の例」がありきたりだとプレゼン全体がありきたりになってしまいます。なるべくオリジナリティーのある「実社会の例」を選びましょう。また、オリジナリティーのあるプレゼンの方が高得点を狙いやすいと言われているので、ユニークなプレゼンを心がけましょう。

TIP:
・ 実社会の例はプレゼンを始める「とっかかり」と考えよう。
・ プレゼンする情報は必要最低限にして、時間短縮しよう。

IB(国際バカロレア) TOKプレゼンテーション:知識に関する問い(Recognized Knowledge Question)

「実社会の例」を基に、次は「知識に関する問い」を抽出しなければいけません。「実社会の例」全体を網羅的に分析してしまうと、様々な意見が散乱して深い分析にならないので、分析の方向性を定める役割を果たしています。知識に関する問いはプレゼンの肝だからこそ、悩んでしまう方も多いでしょう。ぜひ以下のアドバイスを参考に、「知識に関する問い」を抽出してみてください。

飛躍せず、実社会の例との繋がりを意識しよう

「知識に関する問い」は「実社会の例」を基に抽出するので、この二つに関連性が必要です。関連性について説明しなくても、プレゼンの聞き手が理解できるほどの関連性があると良いでしょう。「知識に関する問い」の抽出過程を説明することでプレゼンの流れを崩してしまったり、時間の無駄になってしまったりする懸念があるので、一目で見て関連性がわかる問いを考えましょう。

知識に関する問いは抽象的にしよう

「知識に関する問い」は特定のAOKに絞らず、抽象的にしましょう。その理由は、TOKは様々なAOKに応用できる理論を構築することが求められているからです。ある特定のAOKに対象を絞ってしまうと、「導き出した結論を他のAOKに応用しても良いのか?」といった問題が生じてしまいます。また、あるWOKの知識生成における役割を分析する場合はWOKで絞っても良いでしょう。

「知識」と言う言葉を入れよう

「知識に関する問い」では「知識」という言葉を入れましょう。「知識」と入れるだけで、知識について問いは聞いていると採点官にアピールできます。また、問いを見てどのような「知識」について分析するのかが一目でわかるので、脱線しづらくなります。

TIP:
・「知識に関する問い」を答える際は図を使って視覚化しよう。
・「実社会の状況」を使いながら答えを導き出そう。

IB(国際バカロレア) TOKプレゼンテーション:発展させた知識に関する問い(Developed Knowledge Question)

「知識に関する問い」の結論が出た後、「発展させた知識に関する問い」を考えなくてはいけません。「発展させた知識に関する問い」は「知識に関する問い」の結果を踏まえた上で、新たな疑問点を解消するためにあります。以下のアドバイスを踏まえた上で、ぜひ「発展させた知識に関する問い」を考えてみてください。

問いをより具体的にしよう

「発展させた知識に関する問い」は「知識に関する問い」の結論の一部分に焦点を当てて分析しましょう。例えば「知識に関する問い」の結論が「理性と想像が重要」だった場合、「理性」と「想像」の関係性について焦点化してみても良いでしょう。

意味のある「問い」を考えよう

「発展させた知識に関する問い」を答えることで「知識に関する問い」にどのような意味があるのか考えましょう。そこに意味がなければ、「発展させた知識に関する問い」ではありません。「発展させた知識に関する問い」は「知識に関する問い」の結論をより深く理解すること、新たな疑問点を解消することが目的だということを忘れないようにしましょう。

TIP:
・「発展させた知識に関する問い」がプレゼンにどのような意味があるのか説明しよう。
・ 話が飛躍したり、脱線したりしないように気をつけよう。

IB(国際バカロレア) TOKプレゼンテーション:実社会の状況への適用(Application to other real-life situation)

プレゼンの最後に「知識に関する問い」の結論は複数の場面で応用することができるのか検証する必要があります。「実社会の状況への適用」では「実社会の例」を含めた最低3つの場面を使って結論の妥当性を主張しなくてはいけません。妥当性を検証するためのプロセスなので、ここを怠ってしまうとプレゼン全体の評価が下がってしまうので注意しましょう。

実社会の状況は全て異なるAOKから選ぼう

「実社会の状況」はプレゼンの結論が妥当だと主張するために適用するので、それぞれ異なるAOKを選択しましょう。同じAOKを実社会の状況として適用してしまうと、「そのAOKには適用できるが、他のAOKに適用できると言う証明にはなっていない」と指摘されてしまいます。それによって結論が弱まってします。

しっくりくる例を挙げよう

プレゼン全体でIBOはオリジナリティーを求めていますが、「実社会の状況への応用」ではオーソドックスな例でも高得点を狙えるとされています。自分の導き出した結論が正しく、複数のAOKで適用できると主張するために、自分が一番しっくりくる「実社会の状況」を選んで適用しましょう。

TIP:
・「知識に関する問い」の結論を図式化している場合、その図を実社会の状況に置き換えよう
・どのように時間短縮をするか常に考えよう

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