生徒、保護者のためのグローバル教育情報 by EDUBAL

グローバル教育情報では、海外子女向けの最新情報・お役立ち情報を発信しています。

2016.09.09

元IB生の大学生活:常盤さん

IBの経験が大学でどう活かされているのか、現役大学生に伺う元IB生の大学生活シリーズ第一弾。今回は東京大学に在籍する常盤さんにお話を伺いました。

【IB44点を取得し、東京大学に合格しました!】

ライオン

所属大学: 東京大学
IB取得校: United World College of South East Asia

(シンガポール)

IB取得科目: 【HL】Japanese A/Physics/Math
【SL】English A/Geography/Chemistry

大学受験において、IBは有利に働きましたか?

私は帰国受験しか経験していないため、帰国受験に限ったことしか言えないのですが、IBDPを持っていることは非常に有利に働きました。各国の大学からの評価も高く、”やりがいがある”と人気を集めているほか、日本の多くの高校でも近いうちに導入されるということだけあって、日本の大学によるIBの評価はかなり高いと帰国受験を通して感じました。たとえば、慶應義塾大学の帰国受験では一次が書類審査、二次が筆記試験および面接なのですが、私の場合は一次の書類審査の際に送った、IBの点数でほぼ合否が決まったと感じています。また、IBDPのCAS活動はやはり大学へのアピールに非常に効果的です。私の場合、CASの一環でミャンマーへボランティアをしに行った経験を志望動機につなげ、各大学の面接で使った結果、面接官は非常に興味を持ってくれました。

IBの学習方法は大学での勉強・生活に役立っていますか?

IBDP時代は長いエッセイを毎週のように書かされていたので、大学で提出しなければならないレポートなどはあまり苦ではありません。レポートを書く際に必要になるインターネットや文献でのリサーチ力・ひょう窃を防ぐための出典(citation)の書き方なども大学で学ぶのですが、私はすでにIBでその能力を鍛えてきたので、レポートの書き方などで困ることはありませんでした。また、多くの日本人学生にとって苦手なプレゼンにおいては、IBで何度もプレゼンや口頭試験(IOC)をしてきたのであまり苦手意識を持っていません。

一方で、IBでは理系科目で公式ブックレットがテストで配布されるなど、無理に大量の知識を暗記する必要がないと私は感じていたため、大学での暗記力が求められる選択問題形式の試験などは難しく感じます。また、私が所属する東京大学の教養学部では興味がある科目を自由に取ることができるのですが、それらの大半は大教室で行われ、講義の内容をひたすら頭に入れる学習スタイルをとっています。そのため、頻繁にグループワークやディスカッションなどを行っていたIBの授業のスタイルのほうが楽しめたかな、という気持ちも少しあります。

生活においては、IBのCASなどで蓄えた「チャレンジ精神」が役立っていると思います。前提知識がなかったり未経験だったりする分野も、機会と興味があれば「とりあえずやってみる」という気持ちで大学生活を送っていた結果、授業以外の時間も比較的充実した時間を過ごせています。例えば長期休暇中は東北へボランティアに行ったり、大学のプログラムで海外研修に参加したり、シンガポールへ帰省した際に短期インターンを行ったりと、様々な活動に取り組んでいます。大学生は高校生と比べて、授業外の時間の使い方がかなり自由なので、フットワークを軽くして、高校では経験できなかったことに積極的に関わっていくといいでしょう。

 

常盤先生に指導をご希望される方はこちらからお問い合わせください。

この記事のカテゴリー・タグ

>> グローバル教育情報トップに戻る