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【諸刃の剣】IBDP最終試験の再採点(remark)とは?あと少しで7点の人必見!

IBDP Final Examの再採点(remark)とは?

Final examの結果が開示され、いざ自信満々でポータルを開いてみると、あと1点で次のgradeに届かなかった…と落胆された方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、試験の結果に納得がいかないIB生にぜひ知っておいて欲しい、「IBDP試験の再採点(re-mark)」についてお伝えします!
Remarkを申請すればスコアが上がる可能性がありますが、逆にスコアが下がってしまうリスクがあったりと相応のデメリットが存在するので、今回はその双方について解説したいと思います!

 

IBDP最終試験の再試験(retake)って?最終スコアを伸ばしたい人必見!

 

ib final exam retake

IB最終試験の再採点(remark)を受けるメリット

①成績が上がる可能性がある
一番シンプルかつ明白なメリットがスコアアップです。IBの最終スコアは大学出願(入学)の要件を満たす上で非常に重要であり、最終的な合格可否を左右します。特にイギリスの大学を受験した場合、足切り点数が明確にされている場合が多いため、スコアによってはconditional offer(条件付き合格)を満たせなくなる可能性があります。conditional offerが提示されている場合、合計点だけでなく科目ごとに取るべき最低点数が定められていたりするケースもあり、足切りに引っかかることが確定してる場合(合格が取り消されそうな場合)はダメ元でも再採点を申し込むに越したことはないでしょう。

②公平性と納得感を得られる
IBの最終試験はIBOの定める評価項目に基づいて厳正にスコアが付けられていますが、採点官によって点数に多少のばらつきが生まれるのも事実です。採点の見落としや人為的なミスが訂正され、スコアが上がることが稀にあります。特に境界点(grade boundary)付近にある場合は、1点の違いでグレードが上がる可能性があり、DP全体の最終スコアや合格可否に直結することがあります。自分の努力を最大限に反映させるための手段として、また採点基準に基づき改めて確認してもらえることで、「やるだけやった」という納得感を得られるメリットもあるのではないでしょうか。仮にPredicted grades段階で第一志望の大学への合格が決まっていたとしても、2年間の努力の集大成として残るスコアに拘るのはなんら変なことではありません。

 

IB最終試験の再採点(remark)を受けるデメリット

①成績が下がる可能性がある
再採点はあくまで採点基準に沿って厳密に見直されるため、誤って高く点数が付けられていた場合は減点されることもあります。期待して依頼した結果、かえって進学に不利になるケースもゼロではないため、本当に必要なのか慎重に判断する必要があります。例として、次の境界点までかなりポイントが離れている場合は無謀(むしろ成績が下がる or 現状維持のまま手数料だけ徴収される)ので推奨できません。

②費用がかかる
再採点は有料で、科目(採点対象のpaperやIA)ごとに手数料($60~$200)がかかります。また、これは個人からIBOへの直接入金ではなく学校を通す必要があるため、IBコーディネーターと要相談になります。複数科目を依頼すれば総額が高くなり、必ずしも成果が保証されない点でコストパフォーマンスが低い場合が多いです。しかしながら、点数が上がった場合は手数料が返金されるため、納得感のある制度ではあります。

③時間的な制約
時間的な制約も無視できません。再採点の結果が出るまで数週間を要することがあり、大学への出願や入学手続きの締切に間に合わないリスクもあります。特に海外大学を志望する場合、締切が厳格に設定されているため、注意が必要です。

 

再採点(remark)をする上で判断すべきこと

以上で紹介したIB最終試験の再試験のメリット・デメリットから分かるように、再採点を希望するのであれば、それなりの覚悟が必要です。以下では、再採点を依頼する上で確認すべきことを紹介します。

①科目の性質
まず挙げられるのは、英語、歴史、経済など、論述やエッセイ中心の科目は採点者による解釈の幅があり、再採点で点数が動くする可能性が高いです。一方で数学や自然科学のpaper 2のように答えが明確な科目は、解釈違いで採点が大きく変わることはあまり期待できません。逆に言えば、理系科目は採点ミスも明確になるため、明らかな採点ミスがある場合は訂正されやすいです。

②費用とのバランス
1科目ごとに手数料が発生するため、「志望校合格に直結する科目かどうか」を見極めることが大切です。また、合格に不要な科目や、スコアアップしてもメリットが小さい科目への依頼は費用対効果が低いです。

③新規スコア取得までにかかる時間
年度によって多少の違いありますが、6月試験の場合は例年
申請期間:結果発表後〜9月中旬
処理時間:18日以内
となっています。また、これに加えて成績の原本やコピーを志望校に送付するのに時間を要するケースもあるので、学校側と連携を取りながら諸手続きが間に合うか検討する必要があります。

 

終わりに

実を言えば、Remarkを依頼して点数が上がるケースは稀であり、あまりに点数に納得がいかない場合はRetakeが推奨されています。とはいえ、追加でかかる費用や再受験による心理的負担やタイムロス(大学への出願も振り出しに戻る)を加味すると、Retakeを受けるよりハードルは格段に低いです。実際Remarkでスコアが上がった結果、志望校に合格した事例や奨学金の給付を受けられた事例もあるので、藁にもすがる思いでRemarkに賭けてみるのも悪くないと思います。

 

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    • インター・現地校コース
    • 高1~3
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    • IBコース
    • 高1~3
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    • 帰国子女中学受験コース
    • 中1~3
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