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2023年、東京に開校したマルバーン・カレッジ東京。1865年設立という英国名門校の歴史と、国際的な教育アプローチを融合させたこの新しい学校に、多くの帰国生ファミリーが熱い視線を送っています。
海外での生活が長いと、日本の教育環境にスムーズに馴染めるか、子供の個性を伸ばしてくれるか、親としては気になる点がたくさんありますよね。
今回、帰国子女の母でありライターとして、ユワン・マカラム校長先生と在校生にお話を伺う機会をいただきました。帰国生の親目線で、気になるポイントを率直に質問してきました!
武蔵野の面影残る大きな樹木に囲まれた緑豊かなキャンパス
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歴史ある英国のマルバーン・カレッジ 8校目となる東京校
マルバーン・カレッジ東京は、単なる進学校ではありません。その教育の中心には「マルバーン・クオリティ」という、人間性を育むための明確な理念があります。それは、親切心、回復力(レジリエンス)、思慮深さ、そして思いやり。学術的な優秀さはもちろんのこと、これらの資質を育むことを非常に重視しているとお話されていました。
現在、生徒数は約400名。そのうち約半数が日本人生徒ですが、驚いたのはその日本人生徒の半数近くが海外生活経験者、つまり帰国生だということです。国籍で区切るのではなく、多様なバックグラウンドを持つ生徒たちが自然に集う、まさにインターナショナルなコミュニティが形成されています。
所在地 | 〒187‐0021 東京都小平市上水南町3-2-1 |
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TEL | 042-312-4008 |
アクセス | JR「国分寺駅」北口より85番, 86番(小平団地行)バス11分 |
生徒数 | 幼小中高あわせて約400名 |
男女比 | およそ50:50 |
帰国/在京生割合 | 約3割 |
コース | PYP,MYP,IBDP(2026/4承認取得予定) |
帰国/在京生入試 | 通常入試(通年) |
編入 | 通年対応 |
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【マカラム校長先生】
スコットランド出身。IB教師歴20年。アメリカ、中国上海にて、インターナショナルスクールに勤務。すべてイギリス系IBスクール。マルバーン・カレッジ東京の設立から関わり、東京在住3年目。
マルバーン・カレッジ東京は、子供たちや若者たちに卓越した教育を提供しています。ぜひ一度、見学にいらして、私たちの学校についてもっと知っていただきたいと思います。どうぞ、アドミッションオフィスにご連絡ください。担当者がプロセスをご説明し、マルバーン・カレッジ東京へ温かくお迎えいたします。
是非マルバーンの教育がどのようなものであるかをよく調べ、家族として、またお子さんが教育に何を本当に求めているかを真剣に考えてみてください。マルバーンは素晴らしい学校です。私は校長としてここで働くことを非常に誇りに思っています。しかし、全ての人に合うわけではないことも理解しています。マルバーンとIBの教育には、学業面での挑戦が伴います。
私たちは子供たちとご家族に多くを期待します。もちろん手厚いサポートを提供しご家庭と一緒に子供たちを育てていきますが、学業的に要求の厳しい学校であるという事実から逃れることはできません。ですから、そのことを本当に理解し、マルバーン教育の質を構成するものが何かを見極め、これが本当に良い組み合わせであるかどうかを考えることが非常に重要だと思います。
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揺るぎない、一貫した国際バカロレア(IB)教育
マルバーン・カレッジ東京は、PYP(初等部)、MYP(中等部)、そしてDP※(高等部)まで一貫した国際バカロレア(以下、IB)プログラムを提供しています。英国本校はイギリスで最初にIBを導入しており、学校が大切にする「マルバーン・クオリティ」とIBの学習者像は、多くの点で重なり合います。教員は皆、IBのトレーニングを十分に受けており、IB Japaneseのexaminerの先生もいます。
私がここで本当に誇りに思っているのは、教員の質と彼らの献身です。それが他校との違いを生んでいると思います。わが校の利点の一つは、教員のポジションに何百人もの応募があることです。そのため、子供たちの教育を率いる人材を厳選することができます。
※IBDPについては、認可申請中。2026年4月頃取得予定。
まず、起業家精神を育む取り組みがあります。金融リテラシーなども子供達は、学んでいます。また、サステナビリティ(持続可能性)や環境についても深い関心を持っており、これらは、IBプログラムを通し、私たちが行う多くの活動の中にしっかりと位置づけられています。
これらのプログラムを結びつける方法の一つが、課外活動プログラムです。例えば、生徒たちは、アップサイクルのCCA(課外活動)を始めたばかりです。学校には、以前大学で使用していた家具がたくさんあり、捨てるのは非常にもったいないので、子供たちはそれらの製品を再利用し、アップサイクルする活動をしています。学校内のニーズは何か、再利用やアップサイクルをする際にどのような機会を活かせるかを考え、非常に起業家的な思考を実践しています。
【帰国生の心を掴むユニークなプログラム】
■起業家教育
これからの社会で必須となる、起業家的な思考や金融リテラシーを育むプログラムに力を入れています。変化の激しい未来を生き抜くための、実践的なスキルが身につくのは心強いですね。
■マルバーン・エクスペディション・プログラム
日本の歴史、文化、地理を肌で感じる体験型プログラムです。低学年での校内キャンプから始まり、千葉、白馬へ、そして将来的には北海道や屋久島、京都、四国まで足を延ばす計画もあるそうです。日本の魅力を再発見できるこのプログラムは、日本を離れていた期間がある子供たちにとって、かけがえのない経験になるはずです。
■日本語教育
全生徒が日本語を学びます。海外で生まれ育ち日本語が全く初めてのお子さんから、日本の学校と遜色のないレベルの国語・文学を学びたいお子さんまで、習熟度別のきめ細やかな指導が徹底されています。これなら、海外生活で維持してきた日本語力をさらに伸ばすことも、これから習得することも、両方可能だと感じました。
生徒達が立ち上げた読書推進活動と校内キャンプの様子
マルバーンの教育を特別なものにしている一つが、パストラルケア(生徒指導)へのアプローチです。パストラルケアとは、ここでは子供たちの社会的発達への深い配慮を意味します。まず、ハリー・ポッターのように、子供たちは6つのハウス(グループ)に分かれています。これらのハウスは学校内の家族のようになり、縦割りです。つまり、4歳の子供から16歳の最上級生(2025年現在)までが同じハウスに所属します。これにより、子供たちにとって大切なアイデンティティと帰属意識が生まれます。
シニアスクールには非常に専門的なウェルビーイング(心の健康)カリキュラムがあります。週に一度、生徒たちは教育心理学や児童発達の経歴を持つ教員が教える授業を受け、社会的・情動的学習に関する重要な事柄に触れ、自分自身のウェルビーイングを管理する方法を学びます。
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英語力に不安がある生徒には、専門の英語習得部門ELLが手厚くサポートします。少人数での取り出し授業(プルアウト)や、クラス内でのサポート(プッシュイン)など、一人ひとりのレベルに合わせた指導が受けられます。よりインクルーシブ(包括的)になる方法や、誰もが英語をうまく習得できるように、できる限り熟練した教員によるサポート体制を整えています。
また、「イングリッシュ・ラボ」と呼ぶ小規模なグループも設けています。そこでは、高学年の生徒がIBDPのより挑戦的なレベルに備えるために、アカデミックな英語やライティングに関する指導を受けます。
【年間を通じた入学受け入れと温かいサポート】
■柔軟な入学時期
海外の学暦や急な帰任にも対応できるよう、年間を通じて入学を受け入れています。日本の企業に多い3月末の帰国、4月からの入学も問題ないとのこと。これは本当にありがたいですね。
■「関係性」を最優先する移行プロセス
新しい環境に慣れるまでは、学習面のキャッチアップよりもまず、先生やクラスメートとの良好な関係作りを優先します。子供が精神的に安心できる居場所を見つけることが、その後の学習意欲に繋がるという考えには、深く共感しました。
■学習面のケア
もちろん、学習面のサポートも万全です。一人ひとりの学習状況を丁寧に評価し、必要であれば個別の学習プランで知識のギャップを埋めてくれます。
■保護者コミュニティ
「フレンズ・オブ・マルバーン」という保護者会が活動しており、新しく加わった家族を温かく迎え入れる体制が整っています。親にとっても心強い存在です
少人数なクラス編成だからこそ手厚い指導
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【K.Tさん】
ベトナム5年、タイ1年の海外生活を経験。現在Foundation Year 3(9年生)。2023年8月入学。アクション&イニシアティブ、生徒会役員。帰国時に他のインターに編入したものの、より活躍できる場を求めてマルバーン・カレッジ東京に転校。
生徒会や課外活動でのリーダーシップを発揮し、学校生活をエンジョイ中。
【N.Mさん】
シンガポール約7年、中国約5年の海外生活を経験。現在Remove(10年生)2023年8月入学。日本の学校は未経験。海外では6歳からIBインター校に在籍し、塾で日本語を勉強していた。新しい学校の方が、友達と馴染みやすいかなと、マルバーン・カレッジ東京を選択。
【K.Tさん】
生徒と先生の距離が近くて、安心できます。
【N.Mさん】
海外の時は10クラスくらいある規模だったのが、マルバーンは少人数なので、一人ひとりとの関わりが深くて良いです。
【K.Tさん】
友達の国籍は色々。帰国生やハーフの子や、中国人の子もいます。
学校では、日本語と英語の両方でコミュニケーションを取る感じで、時々中国語を話す子もいます。
【K.Tさん】
生徒会でユニクロと一緒に古着を集めて寄付するプロジェクトをしてます。あとは、アクション&イニシアティブ、ヒップホップダンスをやってます。
【N.Mさん】
アクション&イニシアティブというクラブに所属し、今は生徒会でマルバーングリーンデーを企画しています。あとはバスケをやってます。近くのクラブチームや他のインターとのトーナメント戦に週末参加したりしてます。
【K.Tさん】
日本語と英語の両方を活かして国際的な仕事がしたいです。
【N.Mさん】
海外の大学に進学したい。科学が好きなので、海外の大学で理系を専攻したいです。
【N.Mさん】
バスと電車です。私は近い方で、みんな新宿より先に住んでます(笑)。
【K.Tさん】
バスを2本乗り継いでます。
※スクールバスもあります。詳しくは学校にお問合せ下さい。
【K.Tさん】
ハウス対抗のスポーツの試合です。イベントの時は、ハウスの色のネクタイをしたり、ハウスカラーシャツを着て応援したりするのが盛り上がります。
【N.Mさん】
うん、そうだね。あとは、ランチもハウスごとに集まって同じテーブルで食べます。他のクラスや学年の子とも仲良くなれます。入学してから卒業するまで、同じハウスに所属します。兄弟姉妹は、同じハウスになります。
【K.Tさん】
マルバーン・カレッジ東京は、国際的な環境で、新しいことに挑戦できる学校です。先生たちにも応援してもらえます。
【N.Mさん】
新しい学校なので不安かもしれませんが、課外活動も充実しているので、ぜひ挑戦してみて下さい。
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まだ卒業生は出ていませんが、来るべき大学進学に向けてのサポート体制は着々と準備されています。すでに英国のトップ大学を招いた「ブリティッシュ・ユニバーシティ・フェア」を校内で開催し、ラッセル・グループ(英国のトップ大学群)の多くを含むイギリスからの20の大学を迎え、生徒らが選択すべき選択肢や利用可能なキャリアについて理解を深めてもらいました。
今後は日本の大学フェアも予定されています。生徒たちが早い段階から世界中の大学と直接触れ合える機会が豊富に用意されています。また、アジアのマルバーン校全体を統括する進学カウンセラーのリーダーがおり、アイビーリーグやオックスブリッジといった最難関大学への進学も専門的にサポートする体制が整えられています。
イギリスらしいチェックの制服
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一年を通じて、受験可能!
【マルバーン・カレッジ東京 ホームページ「入試情報」】
https://www.malverncollegetokyo.jp/ja/assessment-result
★詳細は必ず学校ホームページや説明会等でご確認ください。
編入プロセスは、通年受け付けています。オンラインでの出願後、年齢に応じた評価(CAT4テスト、ライティングなど)と面接が行われます。海外からの受験にももちろん対応しており、プロセスはできるだけシンプルかつ効果的に進めます。英検やCEFRといった特定の英語資格のスコアは必須としていません。面接や過去の成績、推薦状などを通じて、子供の可能性を総合的に判断します。
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私は今までアジア5か国計13年間の駐在生活において、また、マレーシアの留学エージェントとして、様々なインター校をみてきました。学校訪問前は、平均的な新設インター校を想像していたのですが、とんでもない!!帰国生の多さ、イギリス出身の先生の多さ、IB教育や縦断的な課外活動など、さすがマルバーンの姉妹校!と感心致しました。やはり学校組織として、歴史、経験、組織的なバックアップのある学校は違うなと感じました。そして、まだ少規模の学校だからこそ、リーダーシップを発揮できる機会が多くあったり、発起人となってクラブなどを立ち上げたりする機会があり、先生方のサポートも手厚いので、入るなら今がチャンスかもしれません。日本語のクラスも充実しており、英語×IB×日本語×課外活動と、帰国生の望む教育がそこにあると感じました。
アジア5ヵ国、計13年の海外駐在帯同。子供は、社会人と大学生。インター校(海外、国内)×IBDP×海外大学進学のあれこれをママ目線で発信します。 マレーシア留学エージェント「Asia Elite Education」代表。
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EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
約5,500人(2024年7月時点)の教師が在籍していますので、生徒様に合う教師を紹介することができます。
EDUBALなら、このようなご要望にお答えすることができます。
・マルバーン・カレッジ東京の入試に向けた指導をしてほしい!
・受験に有利な英語資格の対策をお願いしたい!
EDUBALでは充実した内容の学習サポートサービスもご用意しています。
生徒様の目標達成のために、オリジナル教材の配布、エッセイ添削、EDUBALスタッフとの学習相談など、親御様もご安心いただけるサポートサービスです。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
とても真面目な先生に計画的に指導していただいています。 おかげでテストで高得点がとれました。
日本語で授業させていただいてますが、説明が分かりやすく質問にも丁寧に答えてくれています。授業科目以外の経験やアドバイスもシェアしていただいてるのでIB全体の参考になり助かっています。
教え方が上手くとても分かりやすいです。学校から急な課題を出された際も親身に対応をしてくれます。IB取得に向けてのアドバイスをしていただいたり、また勉強以外のお喋りも娘は楽しんでいるようです。いつも優しく指導していただき感謝しています。
とにかく数学が得意な先生に担当していただいています。どんな問題も、また進路の相談でも、なんでも即答していただけるので頼りになります。
指導のためのノートがとてもわかりやすく、見やすいです。そしてわからないところを図式化して教えてくれるのでてくれるので内容が理解しやすく、記憶に残りやすいです。