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【体験談】帰国子女でも「一般受験で慶應」は目指せる!合格した戦略とは?

帰国中受から一般受験で慶應法学部へ!

一般受験は、日本の大学入試の中で最もスタンダードな入試方式です。海外の選考方法とは異なり、帰国子女にとっては馴染みづらいスタイルかも知れませんが正しく対策することが合格への近道です!

この記事では、慶應義塾大学合格した帰国子女現役慶應生受験の体験談を紹介しています!勉強スケジュール等も書いてあるので是非最後まで読んでみてください!

 

Writer Profile

AMU 

慶應義塾大学法学部政治学科在学中。父の仕事の都合で人生の半分以上を海外で過ごした。駐在中はアメリカ系インターナショナルスクールに通い、帰国中学受験のため母と日本へ帰国。その後中高6年間ミッション系女子校で過ごし、一般受験を経て大学へ進学。

海外生活を経て日本の生活スタート

 

帰国子女としての初めての日本での生活はどうでしたか?

海外で生まれ、物心ついた時からインターのプリスクールに通い学校では英語、放課後は現地語・日本語と多言語があふれる環境で育ちました。12歳で日本に帰国した際の筆者の日本語レベルはカタカナの“シ”と“ツ” の見分けがつかない、また語彙に関しても“みつあみ”を“はちみつ”と言い間違えるレベルでした。そんな状況の中、通っていた学校ではクラスの5人に1人が帰国生であった為、同じようなレベルの友人がおり決して珍しい存在ではなく、そのおかげで伸び伸びと過ごすことができました。同じようなバックグランドを持つ友人たちの存在は大変ありがたく心強かったです。よく日本ってこうだよねとか海外と比較して時には愚痴を言いあったり、励ましあったりしておりました。学校の授業も科目によっては、帰国生の取り出し授業などがあり、その甲斐もあり高校に上がるころには日本語の教科書もスラスラと読めるようになりました。

筆者の勉強スケジュール

以下に筆者の勉強スケジュールを記載します。

高校1年 古典(古文)を高1の1年間予備校で受講し基礎を固める
高校2年 古典と同じ予備校にて早慶現代文を1年間受講
高校2年の11月 IELTSを受け、スコア7.5を取得
高校2年の秋~高校3年の秋 世界史の塾に通う
同時期に河合塾にて早大現代文の講座を受講
高校3年春 漢文の参考書であるヤマのヤマを使用して基礎を固める
高校3年秋 第一志望である慶應義塾大学に向けて小論文の勉強開始(学校で添削をしてもらっていた)。

慶應法学部の受験科目英語・世界史・小論文です。英語と世界史はそれぞれ過去問10年分小論文4年分ほどしか解かずに本番に挑みました。個人的に小論文にもう少し時間を割いた方がよかったと受験当日に後悔しました。だいたい3:5:2くらいの割合で勉強しました。
 

また、下に英語外部試験利用入試を実施する大学一覧が記載されているサイトを貼ったので是非参考程度に参照してください。

英語外部試験利用入試を実施する大学一覧

 

志望校決め方

筆者はどういう風に志望校を決めたのでしょうか?

既に書いたように明確にやりたいことがなかったので、学校から高校生になるとに配布される先輩方の進路本をよく見るようになりました。評定平均・合格校・進路先が記載されているので筆者に近い成績の方を参考にしました。また調べているうちに英語の配点が高い学部なども分かりました。また私立文系は学部にかかわらず共通に勉強できることも多いので、とりあえず大学に進学してからやりたいことを見つけようと、まずは絶対合格しようと学部にはこだわらず入学することにこだわりました。ですので早慶に関してはできるだけ多く受験して合格の可能性を高めようと思いました。また必然的に得意の英語の配点が高い学部が第一志望になりました。体力温存のためすべり止めに関してはできるだけ共通テストで出願して何とか合格したいと思いました

また、下に大学受験におすすめの学習塾の形態の特徴が記載されているサイトを貼ったので是非参考程度に参照してください。

【2025年最新】大学受験におすすめの学習塾22選を徹底解説

 

高校1年生になって

筆者が高校生になってからどういう風に環境が変わったのですか?

筆者の通っていた学校は、高校生になると制服のスカートの色が変わります。それと同時に急にクラスの雰囲気が変化し学受験というモードに突入します。そのことを中学生の時から噂には聞いていましたが、まるで違う学校にきたような学年全体の雰囲気が一変し不安が押し寄せてきました。また一番恐れていたのは大学受験時には帰国生ではなく一般受験に挑まなくてはいけないといううことでした。つい最近カタカナがかけるようになった筆者が一般受験という舞台に立つことなどできるのであろうかと不安でたまりませんでした。
筆者はまず母と相談して、古典が壊滅的だったので高1で古文の塾に通い学校の授業を理解できるようにしました。当時受験勉強は一切しておらず、学校の定期試験の勉強のみしていました。

 

高校2年生になって

では高校2年生になった筆者はどういう風に受験に備えていたのでしょうか?

進路を私立文系に決め、インターでなじみがあったのでゼロから始める日本史よりも世界史を選択にしました。まだこの頃は大学で全然何が勉強したいかも想像できなかったです。ただ先輩に早慶の方が多かったので意識はするようになりました。
11月に、先輩が多数通われていた世界史専門塾に入塾してからは先生の授業が楽しすぎて世界史の勉強ばかりするようになってしましました。毎日プリントを持ち歩き頭の中は常に世界史でした。現代文河合塾に通いました。木村先生の授業は毎回抱腹絶倒でした。英語は学校の帰国生向け英語クラスの授業のみで塾には通いませんでした。古典は長期休みごとに講習に通いました。また英語資格は本格的に受験勉強が始まる前にとっておいた方がいいと思いTEAP/IELTSを受験しました。この資格が大学受験時にどれほど私を助けてくれたか後ほど説明します。

 

 

高校3年生にになって

高校3年生のことを振り返って印象に残っていることなどを教えてほしいです。

相変わらず志望校は特に決まっておらず、塾も高2の時から継続して世界史現代文古典(講習のみ)に通いました。高3でも世界史が大好きで楽しくて仕方ありませんでした。夏休み前の面談で担任の先生と受験スケジュールなど決める際に慶應が向いてると思うよと言われて、どちらかというと早稲田の受験科目準備していたので両方受けていこうかとようやく志望校を決めました。
よく法学部というと皆さん立派な志望動機があるのですが私の場合はながれというか、もちろん憧れはありましたが明確な志望動機はなく進んでしまいました。予備校前にコンビニで食べるカップラーメンも大きなモチベーションとなりました。

 

受験期の過ごし方

 

受験本番を迎えて思ったことや、為になったことなどはありましたか?

 

1月の共通テストは、当日たくさんの高校の友人が同じ教室で受験していたので普段と全く変わらない気持ちで、1ミリも緊張せず昼休みはみんなでランチ食べたり、周囲のガチ勢の方たちには申し訳なかったくらいリラックスして受験できました。IELTSの資格共通テストの英語は満点に換算される学部に出願し、河合塾のバンザイシステムでA判定がとれたのですっかりリラックスしてしまい、早慶が始まる前に受験が終了したモードになり、自分のモチベーションを保つことが思いのほか大変でした。ただここでMARCHが合格確定できたのは精神衛生上大変ありがたかったし、資格を取っておいてよかったと実感しました。

 

ところが、2月になり早慶の受験がスタートした初日、それまでリラックスモードだったのにテスト開始し、問題の意味が全く理解できませんでした。どうしよう、どうしよう、わからないと思い、落ち着いて大丈夫!と自分に言い聞かせましたが、全く無意味でパニックになってしまいました。怖くて涙が出てきて、この日のために今までやってきたのにどうしようとシャーペンを持つ手が震えてしまいました。なんとか試験を終えましたが今まで勉強してきたことが無駄になった気がしました。その日どうやって家まで帰ったか記憶がないですが、予備校の自習室で勉強せずにずっと泣いてたことだけ鮮明に覚えています。早慶の初日にこんなことになってしまい、翌日からのテストに行くのが怖くなったけどこのままだと後悔する気がしたのでもういいやと思って残りの受験を終えました。初日に大惨事が起こったので、それ以上悪くなることもなく相対的に結果は決して良くなかったですが、何とか志望校に合格できました。大惨事は起こったけど気持ちを引きずらなかったのが良かったのかと思います。

 

高校2,3年の、一般受験で大学へ進学する予定の帰国子女の皆さんへ

記事を読んでみて、いかがでしたでしょうか。

EDUBALは、帰国子女の受験対策に特化した経験豊富な講師陣と、個別最適化された指導を提供しているので、是非お気軽にお問い合わせください。帰国子女特有の悩みやニーズを深く理解しています。

EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても授業を受けることができます。また、帰国子女大学受験を経験している教師も多く在籍しているので、実体験に基づいたアドバイスも受けられます。

 

まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • ホワイトボードを使った指導がとてもわかりやすかったです。毎回わかりやすく、楽しい授業でした。

    • IBコース
    • 高1~3
    • チェコ
  • 学校で分からない課題が出た時に一緒にやっていただいたり、TOEFLのテストがそろそろあると話した時は、TOEFL対策をしていただいたりしました。1年と少しの間、ありがとうございました!雑談や先生の話が面白く、楽しく授業ができました。

    • インター・現地校コース
    • 高1~3
    • アメリカ
  • 教え方が上手くとても分かりやすいです。学校から急な課題を出された際も親身に対応をしてくれます。IB取得に向けてのアドバイスをしていただいたり、また勉強以外のお喋りも娘は楽しんでいるようです。いつも優しく指導していただき感謝しています。

    • IBコース
    • 高1~3
    • インド
  • 教え方がわかりやすく感謝しています。

    • IBコース
    • 高1~3
    • シンガポール
  • いつも丁寧なご指導ありがとうございます。娘は先生との授業を毎回とても楽しみにしています。今後ともよろしくお願いいたします。

    • 英検コース
    • 小1~6
    • 東京都