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アメリカ現地校の学習フォロー~家庭教師?オンライン学習?~

アメリカ現地校の学習フォロー

今回のテーマは、『アメリカ現地校の学習フォロー』です。執筆するのは、自身も元帰国子女で3人の帰国子女を持つ母親。アメリカ赴任中または赴任予定の保護者様の中には、日本の学習はもとより現地校の学習フォローについて悩んでいる方が多いのではないでしょうか?いずれ帰国受験をするなら可能な限り英語力を身につけさせてあげたいですよね!

この記事では、アメリカ・ミシガン州で7年間過ごした経験から、少しでも皆さまのお役に立てる情報をお伝えできればと思います。


Writer Profile

EDUBALアンバサダー 葉子

夫婦揃って元帰国子女。子供は高2、大1、社会人の3人。2020年まで夫のアメリカ赴任で7年間滞在。帰国後に大学受験(帰国・総合型・一般・推薦)、高校受験(一般を2度)経験。趣味はお菓子とパン作り。たまに出版翻訳者。

葉子のnote記事

目次

  1. アメリカの教育制度(簡単に)
  2. おすすめは、家庭教師!
  3. オンライン学習
  4. 最後に、気をつけたいこと

1. アメリカの教育制度(簡単に)

アメリカ現地校の学習フォロー

まずは簡単に、アメリカの現地校についておさらいをしましょう。アメリカの教育制度は州や学区によって異なります。たとえば、日本の保育園年長にあたるキンダーから小学5年生にあたる5th gradeまでをElementary School(小学校)とする州もあれば、4thまでとする州や学区もあります。いずれにせよ、義務教育は12thまでとなり、Elementary School、Middle School(中学校)、High School(高校)に分かれているのが一般的です。

今回は、筆者のミシガン州での経験をもとに、子どもの現地校での学習、とくに内容が難しくなってくるMiddle School前後の学習フォローについて書きたいと思います!

2. おすすめは、家庭教師!

Middle Schooll前後の学習フォローが重要

アメリカ現地校の学習フォロー

Middle Schoolからは、それまでクラス単位で受けていた授業から、個人単位で教室を移動しながら授業を受けるようになります。そのため、同じ教科でも先生が違えば宿題やテストの内容やタイミングも違います。たまたま同じクラスがたくさんあるお友達がいれば良いのですが、提出物やテスト範囲などを自分で管理する必要が出てきます。

これは渡米して日が浅いお子さんたちにとって、とても大変なことです。現地の人や先輩駐在ママたちは、一体どんなふうにフォローしているのでしょう?筆者が住んでいたあたりでは、圧倒的にTutor、つまり家庭教師を利用している家庭が多かったです。

家庭教師、誰に頼む?

では、どんな人に家庭教師を頼むと良いのでしょう?実は、通っている現地校の先生に頼むケースが非常に多いんです!一般的に教師の副業が認められない日本からは、信じられませんよね。実際に、筆者の子どもたち(小5、小1、幼稚園年長で渡米)も、当時の長女の担任の先生に家庭教師をお願いしていました。放課後そのまま教室に残って教えてもらえたので、送迎や先生を家にお迎えする手間を考えても便利でした。

家庭教師に現地校の先生がおすすめの理由

上に書いたように、家庭教師には通っている現地校の先生がおすすめです。理由は、学校で困ったことがあったときや聞きたいことがあったとき、何か融通してほしいときにも相談できるからです。アメリカの現地校は、互いにファーストネームで呼び合うなど、日本にくらべて先生と保護者の距離が近いことが多いです。そのため、誰それとトラブルがあった、まだ英語力が不十分なのでテスト内容を事前に教えてあげてほしい(こんなリクエストもできちゃうのがアメリカの素晴らしいところ!)、などなど。日本では考えられないようなお願いも可能です。そうやって学校とのコミュニケーションをスムーズにしておくことで、子どもが少しでも早く現地校生活に慣れ、ひいては英語力アップにもつながります!

3. オンライン学習

アメリカ現地校の学習フォロー

オンラインプログラム

家庭教師以外でおすすめなのが、オンラインでの学習です。Kahn Academyを、ご存知ですか?筆者の子どもたちが通っていた現地校でも取り入れられていた、無料のオンライン学習プラットフォームです。Kahn Academyは2006年にサルマン・カーンという教育者が設立した非営利団体で、ビル・ゲイツやGoogleからの出資も受けています。

対象は小学生から高校生までで、数学、理科、リーディング、コンピューター、歴史、芸術、経済、ファイナンシャル・リテラシー、SAT対策、などが学べます。YouTubeで視聴できる講義動画、練習問題や学習状況がわかるダッシュボードもあり、自分のペースで進められます。他にも、Prodigy(有料プランあり)という英語と算数に対応するプログラムなど、オンライン学習ツールは他にもあるので、ぜひ通っている現地校の先生や知り合いの先輩ママ、現地のママ友達に聞いてみると良いでしょう。

オンライン家庭教師

今では、世界中のどこにいてもつながることができます。アメリカに7年間住み、現地のハイスクールを卒業した長女は、帰国後EDUBALで大学生インターンとして働きながらオンライン家庭教師もしていました。とくに印象的だったのは、渡米前から指導していた子に継続して現地校の宿題や英検対策で長期で関わっていたことです。同じ帰国子女だからこそわかり合えることも多かったようで、自分たちが在米中からこのサービスを知っていたらと悔やまれました。渡米後はもちろん渡米前から頼める、日本語も英語もできるバイリンガルの「帰国子女の先輩」という点で、ただの学習サポートではないメンター的存在にもなる、オンライン家庭教師も是非おすすめさせてください。

4. 最後に、気をつけたいこと

最後に、アメリカ赴任中の子どもの現地校学習のサポートで気をつけたいポイントをひとつお伝えして終わりたいと思います。それは、親が口出し、手出しをしないこと!です。保護者様の中には、大学で英語を専攻していたり、自分自身も帰国子女だったりして、英語が得意な人もいるかもしれません。宿題中の我が子からの質問に答える程度なら問題ありませんが、率先してご自身で英語を教えようとするのはやめたほうが賢明です。どんなに英語が得意だと感じていても、それは日本で学んだ英語であり、たとえアメリカで学んだ英語だったとしてもウン十年前の英語なのです。せっかくアメリカに住んでいるのだから、「現地の」、「今の」英語を身につけさせてあげましょう。アメリカ赴任が、親子どちらにとっても充実した、素敵な体験となることを祈っています!

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EDUBALは帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。約5,500人(2024年7月時点)の教師が在籍していますので、生徒様に合う教師を紹介することができます。

この度、EDUBALでは帰国生の中学受験対策用に帰国子女中学受験フルサポートコースをスタートしました!
一人一人の志望校にフォーカスしたカリキュラムを元に、家庭教師とアドバイザーが駐在中の学習からご相談までを、フルサポートで合格に導きます!ぜひ一度内容をご覧ください。

 

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EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • 一緒に問題に取り組みながら、子供に寄り添った授業をしていただいています。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • 東京都
  • 分かりやすい授業はもちろんのこと、保護者とも密にコミュニケーションを取ってくれます。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • イギリス
  • 息子はアメリカに移住してすぐ公立中学に馴染めず辛い思いをしてきました。先生にも同じ経験があるため、彼の心情をよく理解していただきました。学習指導も素晴らしくMAPテストでは上位20%に入る事ができました。また先生のメール対応などはプロ意識の高いとても丁寧なものでした。母子ともに途方に暮れていた私たちに希望の光をともしていただきました。本当に感謝しています。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • アメリカ
  • 授業のおかげで、文法を前よりも理解できるようになり感動した。

    • インター・現地校コース
    • 小1~6
    • 東京都
  • 目標を設定し、状況に応じて計画的に授業を進めていただいています。

    • インター・現地校コース
    • 高1~3
    • アメリカ