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みなさん、立教大学のGLAP(Global Liberal Arts Program)をご存知ですか?1学年20名という少人数精鋭の環境でリベラルアーツを全て英語の授業で学び、全員が海外留学を経験するユニークなプログラムです。その質の高い教育から、帰国生にとても人気があります。本記事では、そんなGLAPの概要や気になる入試と対策についてといった内容を中心にまとめていますので、受験対策にぜひお役立てください。
なお、帰国子女受験は情報戦で、信頼できる情報を早く集めることがとても重要です。当サービスでは、そのように帰国子女受験のためのノウハウやアドバイスを知りたい方に向けたオンライン指導を提供しています。教師は全員帰国子女であり、さらに東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学などの現役難関大生です。海外にお住まいの方や、帰国後の受験に不安のある方へ、教師自身が帰国子女だからこそ提供できる実践的な指導を行っています。
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「GLAPって名前は聞くけど、具体的にどんなプログラムなの?」「他の国際系学部と何が違うんだろう?」まずは、立教大学GLAP(Global Liberal Arts Program)がどのような学びの場なのか、その基本情報と特徴を見ていきましょう。
項目 | 内容 |
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プログラム名称 | Global Liberal Arts Program (グローバル・リベラルアーツ・プログラム) |
学生定員 | 1学年 20名 |
使用言語 | 英語 (講義から学位取得まで全て) |
取得学位 | 学士(リベラルアーツ) |
入学時期 | 4月入学 |
キャンパス | 池袋キャンパス (4年間) |
学びのキーワード | リベラルアーツ、少人数教育、全員留学、国際交流寮 |
GLAPは、特定の学部に所属せず、英語でリベラルアーツを学ぶ4年間のプログラムです。1学年20名という、まさに「少人数精鋭」の環境で、学生一人ひとりが主役となって学べるのが大きな特徴と言えるでしょう。
GLAPの最大の魅力は、徹底した英語でのリベラルアーツ教育です。単に英語「を」学ぶのではなく、Humanities (人文学)、Citizenship (市民社会)、Business (ビジネス)といった幅広い学問分野を英語「で」探究します。教員と学生が双方向で議論を重ねる「Tutorial(チュートリアル)」と呼ばれる形式の授業が中心で、主体的に学ぶ姿勢が求められます。私たち教師も、海外の教育スタイルに慣れている帰国生にとって、こうした学生中心の授業スタイルは非常にフィットしやすいと感じています。
GLAPでは、2年次の秋学期から1年間、提携する海外大学への留学が必須となっています。長年海外で暮らしてきた皆さんにとって、大学でも国際的な環境に身を置けるのは大きな魅力ではないでしょうか。また、希望者は入学時に留学生と混住の国際交流寮「REH池袋」に入寮可能です。GLAPでは日常的に異文化に触れることで、多様な価値観を肌で感じることができます。
GLAPは2017年に開設された比較的新しいプログラムのため、卒業生のデータはまだ多くありません。しかし、リベラルアーツ教育で培われる多角的な視点や課題解決能力は、特定の業界に限らず、あらゆる分野で求められるものです。卒業後の進路も、国内外の大学院への進学や、外資系企業、国際機関、メーカー、金融など多岐にわたります。GLAPでの学びを通して培われたグローバルな視点と主体性は、様々な分野で高く評価されています。
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まず、ご自身に出願資格があるかを確認しましょう。GLAPの国際コース選抜入試は、海外での就学経験の有無は問われないため、日本の高校出身者も出願可能です。
(a) 日本の高等学校または中等教育学校を卒業した者、および卒業見込みの者。
(b) 通常の課程による12年の学校教育を修了した者、および2修了見込みの者。
(c) 上記と同等以上の学力があると認められる者。(海外の高等学校または中等教育学校を卒業した者、および卒業見込みの者など)
上記に加え、大学が指定する英語資格のスコアを取得している必要があります。これらの条件は非常に重要ですので、必ず大学の公式ウェブサイトで最新の募集要項をご確認ください。
次に入試のおおまかな流れです。GLAPの選考は「第一次(書類)」と「第二次(筆記・面接)」の二段階で行われます。
Web出願期間 | 9月中旬 |
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第一次選考結果 | 10月下旬 |
第二次選考 | 11月中旬 |
最終合否 | 12月中旬 |
海外の高校に通っていると、出願準備や書類の取り寄せに時間がかかることもありますよね。特に成績証明書や卒業見込証明書は、学校の先生に早めに依頼しておくことをお勧めします。
GLAPの出願には、以下のいずれかのスコアが最低限必要です(2026年度入試要項より)。
TOEFL iBT:72点以上
IELTS (Academic Module):5.5以上
実用英語技能検定(英検):2,600点以上
※その他、ケンブリッジ英語検定、GTEC、TEAPも利用可能です。
注意点として、これは出願資格の最低ラインです。帰国子女の方は、これより高いスコアでないと合格は難しいでしょう。確実な合格を目指すには、TOEFL iBT 90点、IELTS 6.5以上が必須と考えるべきです。
【重要】SATやIBなどの統一試験スコアは不要です。
募集要項の出願書類リストには、SAT®、ACT®、IB Diplomaといった統一試験のスコアは含まれていません。これは、GLAPの国際コース選抜が、高校での成績、志望理由書、英語力、そして二次試験での思考力や表現力を重視していることの表れと考えられます。
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GLAPの入試では、高校の成績や英語力だけでなく、出願書類や二次試験を通して「あなたらしさ」が多角的に評価されます。ここでは、合否の鍵を握る「志望理由書」「二次試験(英語小論文・面接)」の具体的な対策について、先輩の視点からアドバイスします。
志望理由書は、書類選考において自分をアピールできる最も重要な書類の一つです。私たち教師も、この書類の作成には一番時間をかけました。募集要項には「これまでの自分の実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように学びたいのか」を記述するよう指示があります。これは、あなたの過去・現在・未来を一貫したストーリーとして伝えるチャンスです。
ポイント① GLAPの独自性を深く理解する
「1学年約20名という環境」「全員参加の留学制度」「チュートリアル形式の授業」など、GLAPならではの魅力と自分の学びたいことを結びつけ、「なぜ他の大学ではなくGLAPでなければならないのか」を明確にしましょう。
ポイント② これまでの経験と将来の目標を繋げる
「バスケットボール部のキャプテンとしてチームをまとめた経験から、多様な文化を持つ人々を繋ぐリーダーシップを学びたい」といったように、具体的なエピソードを交えて記述すると、説得力が増します。
第一次選考を突破すると、いよいよ二次試験です。ここでは思考力や表現力、そしてGLAPで学ぶ意欲が総合的に評価されます。
与えられた英文のパッセージを読み、そのテーマについて小論文を執筆します。試験時間は90分間です。単に英文を要約するだけでなく、テーマに対する自分の考えを、根拠とともに論理的に展開する力が求められます。
面接官との対話を通して、勉学への意欲や分野への素質などが評価されます。志望理由書の内容を深掘りされることが多いため、自分が書いた内容をしっかり頭に入れておくことが大前提です。
【想定される質問例】
・Why did you choose GLAP? (なぜGLAPを志望したのですか?)
・What did you learn from your high school experiences? (高校時代の経験から何を学びましたか?)
・How do you want to use what you learn at GLAP in the future? (GLAPでの学びを将来どう活かしたいですか?)
面接で大切なのは、完璧な答えを暗記することではなく、自分の言葉で正直に、そして熱意を持って対話することです。自信を持って、あなたらしさを伝えてきてください。
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ここまでGLAPの魅力や入試の概要を解説してきましたが、いざ準備を始めようとすると、新たな不安や疑問が次々と湧いてくるのではないでしょうか。特に、海外の高校に通いながら日本の大学受験の準備を進めるのは、想像以上に大変なことです。周りに同じ境遇の友人が少なく、一人で情報収集や書類作成と向き合っている方も多いかもしれません。
「海外での経験を、どうやって志望理由書に書けばいいんだろう?」「日本の受験情報が少なくて、自分のやっていることが正しいのか不安…」こうした悩みは、私たちEDUBALの教師も経験してきた、帰国生ならではのものです。
複雑な出願手続きへの戸惑い: Webでの出願登録、選考料の納入、そして書類の郵送と、GLAPの出願には複数のステップがあります。特に、TOEFLやIELTSのスコア直送手続きなど、日本の大学独自のルールに戸惑うことがあります。
二次試験への漠然とした不安: 書類選考を通過した後の英語小論文や面接は、過去問も少なく、どのような準備をすれば良いのか見えにくい部分です。「どんなテーマが出題されるんだろう」「何を聞かれるんだろう」という不安は尽きないと思います。
もしあなたが一人での出願準備に限界を感じたら、ぜひ私たちEDUBALを頼ってください。EDUBALには、あなたと同じように海外からGLAPをはじめとする難関大学の帰国生入試を突破した、経験豊富な先輩教師が多数在籍しています。教師自身が同じ道を歩んできた「先輩」だからこそ、あなたの気持ちに心から寄り添い、的確なアドバイスを提供できます。もう一人で悩む必要はありません。私たちと一緒に、GLAP合格への最短ルートを歩み始めませんか?
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A. はい、他の入試制度や他大学との併願は可能です。ただし、国際コース選抜入試内での併願や、帰国生入試との併願はできません。また、自由選抜入試については、二次選考日が重なる学部・方式とは併願できないため注意が必要です。併願校としては、同じように英語でリベラルアーツを学べる早稲田大学国際教養学部(SILS)や、上智大学国際教養学部(FLA)などを検討する受験生が多い傾向があります。
A. GLAPでは英語を「使う」環境が整っているため、自然と英語力を維持・向上させることができます。GLAPの大きな特徴は、授業が原則すべて英語で行われることです。日々の授業で英語の文献を読み、ディスカッションやプレゼンテーションを行うため、アカデミックな英語に触れ続けることになります。さらに、2年次秋からの全員参加の海外留学もあり、英語力を実践的に使う機会が豊富に用意されています。
A. 幅広い分野で活躍できる可能性が広がっています。リベラルアーツ教育で培われる多角的な視点や課題解決能力は、特定の業界に限らず、あらゆる分野で求められるものです。また、立教大学全体のキャリアサポートも充実しており、卒業生は多様な業界へ進んでいます。GLAPでの学びと経験を通して、皆さんが将来グローバル社会で貢献できる道は、多方面に開かれていると考えることができます。
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ここまで、立教大学GLAPの魅力から、具体的な入試対策までを詳しく解説してきました。GLAPの合格を掴むために最も重要なのは、「なぜGLAPで学びたいのか」という問いに対し、あなた自身の海外経験と結びつけて、説得力のある答えを提示できるかという点に尽きます。
プログラムの深い理解: GLAPがどんな学生を求めているかを正しく理解する。
戦略的な書類作成: 志望理由書で、あなただけのユニークな物語を語る。
入念な二次試験準備: 書類では伝えきれない熱意と人間性を直接アピールする。
これら一つひとつのステップを丁寧に進めていくことが、合格への道を拓きます。海外での経験は、時に不安や孤立感の原因になることもあるかもしれません。しかし、入試において、その経験は間違いなくあなただけの大きな強みです。世界をその目で見てきたあなただからこそ語れる言葉が、きっと審査員の心に響くはずです。もし、あなたのそのユニークな経験を、合格に繋がる「説得力のある物語」へと昇華させるのに少しでも不安があれば、ぜひ私たちEDUBALを頼ってください。あなたの挑戦を心から応援しています。
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私の話をよく聞いていただき、いつも寄り添っていただけて、元気が出ました。ありがとうございました。またお願いできるときがきましたら、宜しくお願いいたします。
日本での生活経験が少なく不安も大きい中、子供の不安材料に配慮していただきました。また焦らずと計画的に要点を絞り分かりやすくご指導いただき、子供に寄り添ったクラスを毎回していただきました。子供にとって、学習面のみ、tutorとしてのみではなく、人間的に先生から学ぶ事も多かったようです。感謝しかありません。ありがとうございました。
生徒のモチベーションを上げてくれ、ロールモデルとなって指導してくれました。日本人であることが心強かったです。
とても優しく、分かりやすい指導でした。臨機応変に授業変更をしていただくこともできて助かりました。
わかりやすい指導とアドバイスをしてくださいます。いつもありがとうございます。