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大分県別府市に開学した立命館アジア太平洋大学(※以下、APU)には、これまでに世界170もの国と地域から国際学生が集まり共に学んでいます。2023年4月には、日本で唯一のサステイナビリティ学と観光学が学べる学部「サステイナビリティ観光学部」を開設。
国際学生の割合が約50%、教員も2人に1人が外国籍ということもあり、授業の約9割は英語と日本語の両言語で開講、そのため専門分野を英語で学ぶこともできます。
今回は圧倒的な国際色を放つAPUの一推しプログラム、ダブルディグリープログラム(※以下、DUDP)の魅力と内容を、現在チャレンジ中のお2人にお伺いしました!
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【葛山(かつやま)さん】
国際経営学部(APM) 3回生
東京都出身。三田国際学園高等学校(現:三田国際科学学園高等学校)卒業後APUに進学。幼少期から英会話スクールに通うのみで長期の海外経験なし。高校時代に企業と連携した生理用品コレクションの企画開発やジップロックを回収・再利用する団体を設立。
日本のCHANELにてインターンシップ実施。卒業後はフランスのビジネススクール(大学院)に進学し、ラグジュアリーマネジメントを専攻予定。

【楢崎(ならさき)さん】
サステイナビリティ観光学部1期生(ST) 3回生
兵庫県出身。千里国際インターナショナルスクール(一条校)中学卒業後、ニュージーランドのワンガヌイという小さな町の高校に3年間留学。コロナ禍を経て帰国し、一年間ギャップイヤーで作文塾に通う。
日本でサステイナビリティについて学べる学部を探し、APU前学長(出口治明)の書籍に出会いAPUを知り進学。1回生から自ら志願してゼミ活動に参加したりRAを務めるなど意欲的に活動。現在ザルツブルグ留学中。
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DUDPとはダブルディグリープログラムの略称で、APUと海外の派遣先大学の学生が、所属大学の2年間と相手大学での2年間の留学をあわせて合計4年間の学修を行い、両大学の学位取得が可能となるプログラムです。
<各学部の派遣先大学>
・アジア太平洋学部(APS)→セントエドワーズ大学(米)
・国際経営学部(APM)→ネオマビジネススクール(仏)
・サステイナビリティ観光学部(ST)→ザルツブルク応用科学大学(墺)
DUDPは通常の交換留学(半年間か1年間)とは異なり、APUと派遣先の両方の大学で正規学生として原則4年間在籍し学びます。両大学の卒業要件を全て満たすと、まずAPUの学位が授与され、その数カ月後に提携大学の学位が授与されます。
勉強や課外活動などに積極的・継続的に取り組むことが求められるため、決して容易なプログラムではありませんが、その結果として得られる経験は、国際化が進展する今後の社会の中で大きな強みとなります。
下の表はDUDPと交換留学派遣プログラムの違いを表した比較表です。

参考:セントエドワーズ大学(米)
【在学生インタビュー!】APU(立命館アジア太平洋大学)現役3回生のお二人にダイバーシティキャンパスライフの魅力と学びをお聞きしました!
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葛山さん:
私はもともとマーケティングを学びたいと思っていて、APUのAPM(国際経営学部) が国際認証を取得しているということもあり、高校2年の頃からAPUへの進学を考えていました。DUDPについてもその頃には知っていました。
高校時代にニュージーランド留学をコロナウイルスの影響で断念した経験もあり、海外大学への思いもあったので、アメリカの大学を受験して合格しましたが、幼少期から叔母の住むベルギーを訪れる中で惹かれた『日本とヨーロッパ(フランス)に共通する伝統や歴史文化』を深く探求したいと考え、国際色豊かな環境とマーケティングを専門的に学べるAPMのカリキュラム、さらに何よりフランスで学べるDUDPに挑戦できる環境に魅力を感じて、APUへの進学を決めました。
楢崎さん:
僕の場合はギャップイヤーを取っている最中に、APU元学長の出口先生の書籍に出会いAPUの存在を知りました。そしてタイミングよく、社会問題の小論文を書くためにソーシャルサステナビリティを調べていたら、APUにサステイナビリティ観光学部(※以下、ST)が新設されることを知りAPUを訪問しました。
訪問した際に、学部長の李先生と「一緒に学部を作っていこう!」と話が盛り上がり、STの1期生になれることにも魅力を感じ進学を決めました。入学して暫くすると、STでもDUDPをすると聞いて「これしかない!」と思いDUDPに応募しました。

葛山さん:
私はマーケティング、特にラグジュアリー業界におけるブランドマーケティングに興味を持っています。ゼミでは焼酎を日本の女子大学生に向けて再定義する共同プロジェクトを行っていて、ブランドの持つストーリーや歴史を、いかに上手にマーケティングに取り入れてアピールできるかということに興味があります。
フランスの派遣先学校のネオマビジネススクールでの授業は、マーケティングに限定せず、統計やファイナンスなど経営に必要な全分野を網羅していたので、専門的な内容に絞って学習できるのはAPUの特色だと感じました。
楢崎さん:
オーストリアに住んで感じたのは、ヨーロッパではサステナビリティの意識は国全体では高いけれど、個人1人ひとりの意識はそう高くなく、社会の風潮に左右されている感じがしました。
社会問題やSDGsなど、日本でもよく耳にしますが、将来は社会問題と教育、さらに観光を結びつけて何かできないか思案中です。

ザルツブルク応用科学大学での学びの様子

楢崎さん:
高校3年間を海外で過ごした経験もあって、1年以内の留学は現地生活に慣れるまでの文化体験、文化言語留学みたいなもので、観光とそれほど変わらないと思っています。そのため、現地の大学生として本質的な学びや深い経験をするためにDUDPを選びました。

葛山さん:
私が応募した当時は入学前の3月時点での応募が必要で、IELTS5.5(その後4月までに6.0を取得が必須)、志望書、高校の成績表の提出が必要でした。
一次審査(書類審査)通過後、入学直後の4月中旬には派遣が決定していて、その後、春セメスター(1セメスター)中にGPA 2.8以上、14単位以上を取得、指定の英語クラスで中級以上の履修完了という条件があり、これらを全て満たさないと内定が取り消しになるという厳しさはありました。
しかしながら、英語の準備やGPAの条件については普通に授業を受けていればクリアできるレベルで、特に難しいハードルではなかったと思います。
楢崎さん:
僕の場合は新学部(ST)でのスタートで入学後の応募だったので、葛山さんの正規のスケジュールとは異なっていました。入学時IELTS5.5の条件はなく、応募時点で6.0が必要で、他の項目は葛山さんと同じでした。
GPAなどの成績条件についても、真面目に授業を受けていれば問題なく取れるので、一番のハードルはIELTS 6.0だと思います。
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葛山さん:
私の留学先はパリから新幹線(TGV)で1時間弱のシャンパーニュ地方にあるランスという都市です。ランスは小さ過ぎず、治安も良く、トラムで市内の様々な場所を移動できて、パリや空港へのアクセスも良い立地の街です。
派遣先大学のネオマビジネススクールで最初に驚いたことは、履修科目が全て必修科目だったことです。APUが科目を自由に選択できるのに対し、ネオマビジネススクールは大学が決めた科目を全部取る必要がありました。
クラスは1クラス20〜30人の少人数制で先生との距離も近く、高校のような雰囲気でした。マーケティングだけでなく、ファイナンス、統計、数学など、経営に必要な幅広い分野を学ぶ必要があり、全科目に試験があって、一つでも落とすと追試、その追試を落とすと審議会にかけられて留年になる可能性もあるので、常に緊張感がありました。

ネオマビジネススクールのクラスメイトとの一枚
また、地政学やEUについてなど、一見ビジネスと関係ない科目も学習するので、多角的な視点でビジネスを捉えることができました。1番ユニークな点として、最終セメスターで6ヶ月間のインターンシップが必修であるということです。
世界中の国から自分がやりたい事を自ら見つけて、興味があるポジションにたくさん応募しました。インターンシップを通して、学問だけでなく実際の現場で授業で学んだことをアウトプットする経験や、自身の適性を見極めることができたと思います。
楢崎さん:
留学先のザルツブルクはオーストリアの都市ウィーンまで電車で3時間、ドイツのミュンヘンに電車で1時間半くらいとドイツに近く、時間がゆったり流れている長閑な雰囲気の街です。
大学での学びは、幅広い視点で専攻を深める点は葛山さんと同じですが、その環境は非常にユニークです。
約30名の固定メンバーで構成されるクラスには、世界23カ国からの学生が集まっていて、驚くほど多様性に富んでいます。そのため異文化交流が非常に活発で、どの授業も議論が白熱して中断してしまうほど、日々ダイナミックな対話が繰り広げられています。
全科目でグループワークとプレゼンテーションがあるため予習が必要で、価値観の異なる仲間と人間関係を築き上げることが最大の挑戦とも言えます。

葛山さん:
留学当初は、私やAPUからの同じプログラムの友人を含めて国際生は学年で8人、他は全員フランス人という環境と言葉の壁もあり、フランス人学生の輪に入れず本当に辛かったです。その時は初めての経験ばかりで大変だったこともあり、家族や友人とのリラックスした時間が必要だと感じたため、最初のうちの休みは何度か日本に一時帰国しました。
その後、留学生活に慣れてからは、学期末にあるGALAパーティー等で、友達と一緒にドレスアップして参加することが楽しみでした。他には、現地のサッカースタジアムの雰囲気が好きになり、地元サッカーチーム「スタッド・ランス」の応援に月1で行ったり、長い休みを利用して大好きなヨーロッパを旅行したりしていました。

ドレスアップをして楽しんだパーティーの様子
楢崎さん:
ザルツブルクの街はこじんまりとしていて長閑な環境なので、天気の良い日にはそれだけで心が晴れてリフレッシュできます。
高校での留学に比べ、大学の留学は良くも悪くも「自由時間の多さ」が大きな特徴だと感じています。特に長い夏休みなど、自分と向き合う時間が潤沢にあります。その時間を使い、自分で考えて主体的に行動することが、大きな成長に繋がっていると実感しています。
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葛山さん:
インターンシップでは、日本の「CHANEL」の時計部門のマーケティング部で、国際イベントや国内イベントにおけるVIPゲストへのホスピタリティ提供を担当しました。
実はDUDPを申し込んだ時はラグジュアリーブランドではなく、サステナブル経営に興味がありフランスを選びました。
しかし、フランス留学で歴史や伝統などをより学ぶことで、ブランドが持つストーリーや伝統に惹かれ、ラグジュアリー業界に興味を持ち始めるようになりました。興味を持ち始めたのはいいのですが、全く情報を持ち得ておらず、その業界に入るにはどうすればいいのか、そもそも自分の適性がその業界にあっているのか分かりませんでしたが、インターンで経験したことによって、自分がどのくらいラグジュアリー業界にマッチするのか体験できたことが一番大きな成果でした。
大学で学んだマーケティング理論等を直接仕事で使うことはありませんでしたが、学んだことを体系的に体験できて、この経験を通じて、この業界に進みたいという確信を持てました。

楢崎さん:
サステイナビリティとは、未来の世代が今と同じように資源を使える状態を保つことだと僕は思っています。 日本では知識を自動的、受け身で学ぶことが多いように感じますが、ザルツブルクでの学びは真逆で、社会問題に対して「自分はどう関わるか」という主体的な姿勢と、自分の意見をプレゼンテーションする力が必要です。「自分事として考えて発信する」ことの有無が大きな違いだと思います。

切磋琢磨した仲間達との一枚
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葛山さん:
私はコンフォートゾーンを抜け出して挑戦することへの抵抗がなくなりました。留学当初は挨拶程度のフランス語しか話せず、クラスメイト全員がフランス人という環境ということもあり、一歩俯瞰して周りを見ていました。しかし、ここまで来たのだから、失敗してもいいからとりあえず挑戦してみよう!とマインドを切り替えてからは、積極的に周りに話しかけるようになり、今では親友もできました。
他にも、セリフが全部フランス語の劇に挑戦した経験から、人前でフランス語を話す抵抗感が薄れ自信に繋がり、さらに挑戦してみようという気持ちが強くなりました。
日本に戻ってからも、自分が面白そうだと思ったことや、興味があることには積極的に挑戦するようにしています。今度、APUでバングラデッシュウィークのMCを務め、バングラデッシュの歌を歌います。留学を通して一歩を踏み出す勇気が持てました。

舞台を共にした友達と感動のフィナーレ!
楢崎さん:
留学を通して一番成長したと感じることは、自分を大切にすることです。とても根本的だけど疎かにしがちなことで、ご飯をしっかり食べて生活することが、どれだけ大事なことかと身をもって感じました。
また、葛山さんの話されるように、留学とは挑戦しに行くことだと思っています。実際に現地に入ると圧倒されてしまう人もたくさんいて、辛い経験をすることもあるかと思います。しかしその辛さを乗り越えたからこそ自分の自信に繋がり、挑戦することが楽しくなってくるんだと思います。その繰り返しが成長ですよね。
僕も最初の半年以上クラスに全く馴染めず友達がいませんでした。辛い思いもしていましたが自分で動くしかありません。新しいコミュニティや言語交流のイベントに積極的に参加するようにしてからは、面白い縁が繋がり、仕事に繋がったりと、挑戦したからこそのご縁ができました。

言語交流イベントでの様子

葛山さん:
現在APUで韓国語を履修しており、来月から1ヶ月間、韓国の大学へ語学留学(イマージョンプログラム)に行きます。また、マーケティングのゼミにも入ったので次のセメスターからは卒論も執筆する予定です。
卒業後は大学院への進学を考えています。フランスのビジネススクールでラグジュアリーブランドのリマネジメントを専門的に学びたいです。そして将来は、ブランドの価値やストーリーを、マーケティングを通して的確に伝えられるマーケターとしてヨーロッパを中心に海外で働きたいです。
楢崎さん:
まずは別府に戻ったら(現在オーストリア留学中)、毎日温泉に入って地元の方と交流したいです。また、1回生の時の知り合いがソーシャルベンチャーをしているので、一緒に参加するのも面白そうだと思っています。
卒業後はまだ具体的にどうするか決めてませんが、まずはロンドンキャリアフォーラムに参加してみようと思っています。先にも申し上げた通り、教育にも興味があるので、APUとDUDPで学んだサステナビリティと絡めて、ソーシャルベンチャーなどを自分で立ち上げるのも楽しそうだと思っています。
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葛山さん:
多様性に溢れていて、本当にいい意味で当たり前がない、常識がないのが「APUのDUDP」です。世界中のどこにでも友達が出来るので、世界はすごく大きいようで実は小さいことに気が付けました。今交流のある友達とは将来もご縁が続くと思うのですが、世界のどこを旅しても友達に会えるという事はすごく恵まれていて、そんな環境に身をおくことができて幸せだと感じます。
また、DUDPは、APUと派遣先の大学で正規生として在籍するので、それぞれの強みを最大限に得られます。フランスのネオマビジネススクールも素晴らしかったですが、APUのようにゼミやイマージョンプログラムなどはありませんでした。2つの大学のいいとこ取りができるのがDUDPの最大の魅力です。
楢崎さん:
APU を「小さな地球」と時々表現しますが、海外留学に行かないと、その小さな地球を肌で感じることはできません。
2年間の海外留学は本当に大変なことがたくさんあって、半年や1年留学とは比べものにならないほどの挑戦です。それでも自分の成長を感じられて、世界中に友達ができる、本当に素晴らしい体験となります。
DUDPを検討するという時点で、日頃から情報を集めたり、ある程度の志を持たれている方がこのインタビュー記事を読んでくれていると思います。皆さんならやり遂げられると信じています!
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今回のインタビュー記事をきっかけに、APUについてもっと知りたい!という方は、立命館アジア太平洋大学の公式サイトを是非ご覧ください。

シンガポール在住歴14年、アメリカ国籍の主人と国際結婚。 3人を子育てしながら、通信制大学で心理学を専攻中。育児支援コミュニティKids Priority Cafe主宰。趣味は教育・海外生活について綴るnote執筆。好きな言葉は「始めれば始まる」。子どもたちの中高帰国子女受験を経験。
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EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
優しく教えていただいいる上、レッスンの内容が深みがあり、授業がとても楽しいです。先生に出会って志望大学へのモチベーションがますます高まりました。楽しいのはもちろんのこと、いつも程よい緊張感がある先生の授業が大好きです。
楽しい授業をしていただいています。
注意点を示す時に的確かつ簡潔に説明していただけてとてもありがたいです。質問にはすべて丁寧にいただき、帰国子女としての受験の実体験からも多くアドバイスしていただけます。自分の日本語力が周りより低い中、受験合格までの文法や言い回しを沢山指導していただきました。量をたくさんこなすよりも一つ一つのトピックを分析しながら話し合う先生の教え方が自分にすごく合っていると思っています。去年書いた小論文からは大きく成長していると感じ、面接でもだいぶ自信がついてきました
とても上手に授業を進めてくださいました。回答をしたときに仮に間違った回答や趣旨から外れた回答をしてしまっても、決して否定せずに肯定的なアドバイスをくださり、時にはその解答を活かしたアドバイスなどをしていただけたことによって、「回答をすること」自体も楽しくなったようです。子供の考えを丁寧に聞いてくださるため、モチベーションが自然と上がっていきます。授業の内外関わらずコミュニケーションをとりやすく、モチベーションを維持することができました。
しっかり対話しながら授業を進めてくれます。 勉強に対するモチベーションが上がっていて、感謝しています。