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海外大も国内大も視野にある大学受験生必見! 立命館大学国際関係学部グローバル・スタディーズ専攻(GS)の魅力とは?

「自由と清新」の建学の精神と「平和と民主主義」の教学理念、「未来を信じ、未来に生きる」ことを掲げる立命館大学。国際的な大学というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。なかでも国際関係、英語学位、ジョイント・ディグリーといったキーワードに魅力を感じるなら、注目したいのは国際関係学部です。以下の3つの専攻・学科を開設しています。

(引用元:https://www.ritsumei.ac.jp/ir/education/)

主に日本語で国際関係学を学ぶ「国際関係学専攻(IR)」、主に英語で国際関係学を学ぶ「グローバル・スタディーズ専攻(GS)」、京都とワシントンDCでそれぞれ2年ずつ学ぶジョイント・ディグリー・プログラムの「アメリカン大学・立命館大学国際連携学科」。

今回の記事では上記の専攻・学科の中でも、「グローバル・スタディーズ専攻(以下GS)にフォーカス! 国際関係学部の中戸祐夫(なかとさちお)教授にGSで学べることやその魅力についてインタビューしました。海外と国内の大学で迷っている人におすすめしたい内容です。

今回インタビューさせていただいた中戸教授のプロフィール

中戸祐夫(なかとさちお)教授
立命館大学 国際関係学部 教授

国際関係学とはどんな学問でしょうか? どんな先生から学べますか?

「簡単に国際関係学をまとめますと、『国家間を中心に、政治、経済、文化などに対して学際的に取り組む』学問だと思います。立命館では国家間などの大きなファクターを扱うにとどまらず、企業や個人にも目を向けて議論しています。最初は幅広い国や観点で学びますが、1回生より2回生、3回生と学年が上がるごとに、最終的には地域や国を絞って研究を深めていきます。また、GSでは日本人教員はもちろん、アメリカ、イギリス、ハンガリー、トルコ、中央アジアの国々など外国籍の先生が半分以上在籍しており、とてもインターナショナルな雰囲気です。日本研究をしている先生もいたりと、外国籍の先生から日本を捉えなおすという学びができるのもユニークです。京都大学で学位を修めて立命館へ、という先生も数名おり、英語学位なら授業ができるということで良い先生が集まっていると思います」(中戸教授)

「立命館大学 国際関係学部 国際関係学専攻(以下IR)」との違い

IRは主に日本語で国際関係学を学ぶのに対し、GSは一部日本語での授業も受講できますが、主に英語で学ぶ英語学位となっています。授業中に質問が多く、アクティブなのも特徴です。扱う内容は同じですが、授業の形態や言語が異なる、というのがイメージしやすいかもしれません。

国際関係学を英語で学ぶ意義、留学生と学ぶ魅力を教えてください

「2023年4月現在、GSでは約30カ国・地域から集まった学生が学んでいます。これは英語で展開する学びの場ならではといえます。環境自体がグローバルで多様性があるため、自然と異なる視点や経験を持つ学生同士の交流になります。国際関係学を学ぶにはうってつけの専攻といえるでしょう。同じ授業で対立している国同士の学生がいることもあります。そのような場で学ぶ意義は大きいと思います。また、留学生が多いのも特徴で、GSの学生は約5割がインターナショナル、約5割が日本の学生です。中国、韓国、アメリカの順に多く、東南アジア、リトアニア、セルビアといった国々からの学生がおり、海外に行かずともダイバーシティを味わえます。任意ではありますが、GSの学生は半年から1年の長期留学に参加することもできます。自分が海外留学生になることも可能ですので、豊富な留学プログラムから選択するのも良いと思います」(中戸教授)

特徴的なカリキュラムを教えてください

小集団教育

最大25人のクラスで、1回生から4回生まで小集団科目の履修を継続します。ディスカッションやプレゼンテーションなど、少人数クラスならではの学びを通じてアカデミック・スキルを修得し、卒業研究をまとめる力を段階的につけていきます。
研究するための方法論などを学んだ2回生の終了時に、3回生から2年間所属するゼミ(Advanced Seminar)を選択します。3回生・4回生の2年間は、指導教員から指導を受けながら自身の関心のあるテーマで研究を進めていき、4回生の最終セメスターに卒業研究をまとめます。

グローバル・シミュレーション・ゲーミング

初代学長の発案から続いている取り組みです。IRとGSの2回生全員が受講する授業で、学生たちが国際機関、NGO、各国などのアクター(国際社会を担う主体)に扮します。実際の国際課題を解決するために、模擬的に国際交渉をしたりと、いわゆるロールプレイイングで学びを行います。自分と異なる国の人の役割を担う体験、プライオリティの違いで揉める話し合いなどを通じて、『国も人間のやりとりなんだ』と実感してもらう機会となっています。

入試要件をクリアして入学しても、英語で苦労する場合がありますか?

「GSでは入試の語学要件に、IELTS 6.0以上やTOEFL iBT® 76点以上などがあるため、あまり授業についていけないという話は聞きません。しかし学生によっては英語授業に対する苦労が全くないとはいえないでしょうし、英語が得意でも大学の授業となると別問題という場合も考えられます。そのためGSでは、英語を学ぶ科目こそ開講していませんが、英語で国際関係学を学んでいくためのスキルを身につける「Academic SkillsⅠ~Ⅲ」を履修します。英語で研究を進めていくための読む・書く・プレゼンテーションする・ディスカッションする力を身につけていきます。また、日本語の授業を増やしたい場合は、IRの授業を単位として認めることもできます。実際は1、2授業のみ交換の場合が多いですが、最大50%ほど可能です」(中戸教授)

GSに合格するのはどんな学生でしょうか?

「英語要件のTOEFL iBT® 76点は最低ラインとなってきており、最近は高得点の受験生が多くなってきています。基礎学力や関心意欲はもちろん、一番大切なのは、500文字の英語エッセイと英語面接の中で、いかに『自分の言葉で何を学びたいか明確に表現しているか』です。英語力など書類の評価が高くなくても、エッセイや面接で高得点になり合格するケースもあります。また、英語力などギリギリで合格した学生も過去にいますが、その生徒は入学後に飛躍的に成長しました。国籍もタイプも様々な学生がいます。ぜひアドミッションポリシーなどHPを参照して、積極的な志望をお待ちしています」(中戸教授)

4月入学と9月入学

GSは、帰国生やインターナショナルスクールの学生、外国籍の学生が多く、主に9月入学者として入学してきます。4月入学者は、日本の高等学校を卒業した学生が中心です。
4月入学の入試として帰国生におすすめの入試は、「AO選抜入学試験」「AO英語基準入学試験(4月入学)」です。9月入学では「AO英語基準入学試験(9月入学)」が実施されています。
最新の入試情報は必ず、以下の公式サイトで確認をしましょう!

国際関係学を学んだ学生の進路にはどのようなものがありますか?

英語を活用した就職や大学院へ

「本専攻で身につけた高度な語学力や国際感覚を生かし、外務省や大使館、外資系企業や国内の大手企業などに就職しています。また、本学を含む国内、海外の大学院へ進学する学生もいます」(中戸教授)

主な就職先例
外務省専門職/(株)ボーダレス・ジャパン/(株)三菱UFJ銀行/SAPジャパン(株)/エミレーツ航空/キヤノン(株)/プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(株)/ロバート・ウォルターズ・ジャパン(株)/楽天(株)/京セラ(株)/全日本空輸(株)/双日(株)/日産自動車(株)/日本マイクロソフト(株)/アクセンチュア(株)/アマゾン・ジャパン/China Construction Bank/Embassey of Estonia Tokyo (駐日エストニア共和国大使館)/Deloitte Tohmatsu Consulting/Bloomberg LP/Uber Japan

主な進学先例
University of Hawaii (アメリカ) /University of Manchester (イギリス) /Université Libre de Bruxelles(ULB)(ベルギー) /University of Oxford (イギリス) /University of Sydney Master of commerce (オーストラリア) /The Chinese University of Hong Kong Master of Global Political Economics(香港) /立命館大学大学院 国際関係研究科/京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科

受験生へメッセージ

「ずっと日本で勉強してきた学生、海外やインターを経由して入学する学生、附属高校から来る学生がおり、本当に多様な入学プログラムがあります。体系的な学びや柱が通ったスタンスのある大学ですので、ぜひHPを見てみてください。若い人には無限の可能性がありますから、自分を制限せず、色々とチャレンジしてほしいと思います」(中戸教授)

立命館大学国際関係学部が気になった方は公式サイトをチェック!

本記事では、立命館大学に5つある英語で学ぶプログラムのうちの1つ、国際関係学部グローバル・スタディーズ専攻について、インタビューを通じて魅力を深掘りしました。

もっと詳しく知りたい、という方はぜひ下記公式サイトをご確認ください!

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EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • 優しく教えていただいいる上、レッスンの内容が深みがあり、授業がとても楽しいです。先生に出会って志望大学へのモチベーションがますます高まりました。楽しいのはもちろんのこと、いつも程よい緊張感がある先生の授業が大好きです。

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高1~3
    • 中国
  • 楽しい授業をしていただいています。

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高1~3
    • フィジー
  • 注意点を示す時に的確かつ簡潔に説明していただけてとてもありがたいです。質問にはすべて丁寧にいただき、帰国子女としての受験の実体験からも多くアドバイスしていただけます。自分の日本語力が周りより低い中、受験合格までの文法や言い回しを沢山指導していただきました。量をたくさんこなすよりも一つ一つのトピックを分析しながら話し合う先生の教え方が自分にすごく合っていると思っています。去年書いた小論文からは大きく成長していると感じ、面接でもだいぶ自信がついてきました

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高1~3
    • アメリカ
  • とても上手に授業を進めてくださいました。回答をしたときに仮に間違った回答や趣旨から外れた回答をしてしまっても、決して否定せずに肯定的なアドバイスをくださり、時にはその解答を活かしたアドバイスなどをしていただけたことによって、「回答をすること」自体も楽しくなったようです。子供の考えを丁寧に聞いてくださるため、モチベーションが自然と上がっていきます。授業の内外関わらずコミュニケーションをとりやすく、モチベーションを維持することができました。

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高校生以上
    • 神奈川県
  • しっかり対話しながら授業を進めてくれます。 勉強に対するモチベーションが上がっていて、感謝しています。

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高1~3
    • 中国