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2020.03.19

IB生が参考文献について知っておくべき4つのこと|EDUBAL質問箱の回答

先日、EDUBALメルマガ会員様専用の質問箱に届いたご質問をご紹介します。

「レポートやIAで必要不可欠な参考文献の書き方ですが、いまいちよく分からなくなってしまうことがあります。解説していただけますか?よろしくお願いします。」

高校に上がると、中学校とは違い、レポートやプレゼンテーションを書くことが多くなります。特に、インターナショナルスクールや外国の現地校、国際バカロレアを履修している高校生は、参考文献をきちんと書かないと単位が取得できないということになりかねません。 すでに皆さんもご存知の通り、参考文献をきちんと書けないとPlagiarism(盗用)が疑われるほか、信ぴょう性のある文献から情報を持ってこれないという認定をされてしまいます。

今回は、国際バカロレア生がよく使うMLA方式の参考文献の書き方をご紹介します。
なお、この方式はアメリカの大学を中心に、アカデミックな場面で幅広く使われているので、IB生以外の高校生はもちろん、大学に入ってからも使えます!

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IB取得に必須な参考文献の疑問ーどういう形式で書いたらいいの?(引用・言い換え編)

MLA方式とは?

MLA方式とはModern Language Associationが作ったガイドラインに則った英語の論文の書き方です。このガイドラインの中に参考文献の書き方のルールが定められており、IBなどではこの形式に沿って参考文献を書くことで抜け漏れなく参考文献を書くことができます。

この他にもAPA方式や、ISO方式など、様々なやり方があります。自分のやりやすい方式や、学校の先生の見やすいやり方があれば、その方法に統一して参考文献を書くようにしてください。

引用する場合

エッセイの文中に他の研究や作品からの言葉を引用する際は、その言葉が引用されているものだということが読者に一目でわかるように”quotation mark”(日本語の場合は「鉤括弧」)をつけて引用するようにしましょう。
また、その文章の直後に、著者名もしくは研究名とページ番号を(かっこ)の中に入れるようにしましょう。
引用元の文献が書籍やPDFである場合には、ページ番号を書くようにします。引用元がWebページなど、ページ番号がない場合は、著者名もしくは研究名のみをかっこの中に書きます。

例)”As creators/authors, we are expected to acknowledge any materials or ideas that are not ours and that have been used in any way, such as quotation, paraphrase or summary. “(International Baccalaureate Organisation, 3)

パラフレーズをする場合

”quotation mark”や「鉤括弧」を用いずに、元の文献に書いてある内容を完全に自分の言葉に言い換えて(paraphrase)して引用することもできます。その際は必ず前後に著者名もしくは研究名とページ番号を書くようにしましょう。

例)According to the International Baccalaureate Organisation, we must use quotation, paraphrase or summarise and cite whatever information or concepts we use from works of others when we create or write any essays or reports(3).

IBOがどのようなメディアの情報を参考するかによって、どのように引用をすれば良いかということの例をこちらにまとめていますので、ぜひご覧ください。(英語記事のみ)

IB取得に必須な参考文献の疑問ーどうやって書けばいいの?(Bibliography編)

文中の引用・言い換えをした文献や、その他参考にした文献は必ずエッセイの終わりにリストにしなければなりません。これを英語でBibliographyと言います。

MLA方式では、次のように文献の情報をまとめ、著者名のファミリーネームのアルファベット順にリストにすることを推奨しています。

本の場合

著者名. “論文名.” 本の巻数, 本タイトルやサイト名,出版社, 発行日, 発行場所.

webサイトの場合

著者名. “記事タイトル.” サイト名, 出版社, 発行日, (本の場合)場所. URL. 参照日時

IB取得に必須な参考文献の疑問ーどうやって整理をしたら効率が良い?

これらの情報を自分でまとめることは大変であるため、google scholarやeasybibなどのツールを使えば自動的にこの形式にまとめることができます。

Google Scholarの場合

信ぴょう性の高いアカデミックな論文を探す際は、Google Scholarを使うと便利です。Google Scholarでは簡単にMLA形式の引用情報を見ることができます。

やり方
①Google Scholarの検索画面で欲しい情報のキーワード検索をする
②検索結果の中から必要な文献を選ぶ(その際、引用数の数字が多ければ多いほど信ぴょう性のある文献であることが多いので一つの指標にしましょう。)
③引用する文献が決まったら検索結果の「 ” 」のボタンをクリック(下の画像をご参照ください)。すると、各方式の引用情報が書いてあるので、そこから自分のレポートなどの参考文献の欄にコピーペーストをする。

Wordの機能を使う場合

やり方
①ワードのメニューバーの「参照設定」をクリック
②文献目録の設定をMLAにする
③引用文献の挿入をクリック
④該当箇所を記入
⑤参考文献集(Bibliography)を作成する時ー文献目録をクリック

 

そのほかのデバイス

・easybib
※このサイトは簡単に参考文献を作ることができる反面、必要な情報が抜けてしまうことがあります。そのため、使用する際は必ずできた文献情報を自分でチェックするようにしてください。
・noodletools
インターナショナルスクールに通っている場合、学校単位でこのサイトにサブスクリプトしている場合が多いです。このサイトのツールを使えば、プロジェクトごとに参考文献リストを作っておくことができます。

IBでPlajarism(盗作)と間違われないために気をつけること

Paraphrase(言い換え)する時は、構文や単語を全て変える

IBに提出する全てのエッセイは盗用がされていないかを機械でチェックします。このチェックで引っかからないようにするためには、完全に文章を言い換えるようにしましょう。 私がIBをやっていた時にオススメされた方法は、言い換えたい部分の引用元を一度読み、その本を閉じてから自分の言葉に書き換えるとうい方法です。長い文章を参照したいときや、英語力や文章力に自信のある人はチャレンジしてみてください!

Paraphrase(言い換え)に自信がない時は引用する

パラフレーズをする英語力や文章力に自信がない時は、素直に引用をすることをオススメします。あまり引用の部分が長すぎると採点者への印象が悪くなってしまうことがあるので、引用をするときは1文〜2文程度に止めることをオススメします。

文献を参照した時は、その都度メモしておく

エッセイを全て書き終えてから、この文献どこのだっけ?何ページだっけ?と探すのは骨が折れる作業です。最終締め切りの直前に焦って引用元を探すという事態にならないためにも、何か文献をみた時は、著書名、著者名、ページ数、URLだけでもメモしておくようにしましょう。

本の最初や最後に書いてある情報の写真を撮っておくだけでも、良いメモになります。

IBで求められているのは、自分の言葉と他人の言葉に違いをつけて発信する能力

IBOによると、IB生に求められているのはルールに則った引用を正しくすることではなく、他者の言葉や主張と自分の言葉や主張との識別をはっきりさせることです(IBO, 11)。

もちろんルールに沿って正しく引用できることが理想ですが、引用の正解不正解を恐れてエッセイがかけないという事態は避けるようにしましょう!

参考にしたサイト
IBOによる参考文献に関する資料 MLAフォーマットに関するサイト

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