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京都にある立命館大学の国際関係学部では、学部レベルでは日本で唯一となる「ジョイント・ディグリー・プログラム」があるのを皆さんはご存じでしょうか?
4年間の大学生活のなかで、半分を京都の立命館大学、半分をワシントンD.C.のアメリカン大学で過ごすこのプログラムは、海外正規留学を目指すIB生や帰国生にもオススメのプログラムです。
今回は、実際にこのプログラムでアメリカン大学での2年の学びを終えたばかりの在学生へのインタビューを通じて、魅力をお伝えしていきます!
立命館大学
国際関係学部
アメリカン大学・立命館大学国際連携学科4年生
桂 和花さん
私は北海道出身で、中学までは地元の公立中学、高校から北海道にある立命館慶祥高校に通っていました。
中学時代にアメリカにホームステイしたこと、さらに、高校時代には「トビタテ!留学JAPAN」で3か月間アメリカ・カリフォルニア州にある現地高校に通った経験があります。その時にアメリカの魅力に惹かれ、将来アメリカに住みたい、働きたいと思ったのがきっかけで、アメリカの大学に進学したいなと漠然と考えていました。しかし、自分の周りにアメリカの大学に進学したという人がおらず、現実的ではないと思い、また自分の英語力にまだ自信がなかったので、アメリカ留学は夢のまた夢だと思っていました。
4年間アメリカの大学に通うとなると、学費も莫大で、奨学金の保証もありません。いわゆる一般的な家庭で育った私にとっては、なかなか難しい選択肢でしたが、そんな時にJDPの存在を知りました。
「とにかくアメリカの大学に行ってみたい!」という思いがきっかけでしたが、奨学金も手厚い立命館大学国際関係学部JDPの選択肢はとても魅力的でした。
両親の仕事の関係で幼いころから外国人の方と交流があったのですが、中学生の時にアメリカでホームステイした経験はとても印象に残っています。北海道の小さな町出身の私にとって、「こんな世界があったんだ!」と刺激を受け、アメリカに憧れるようになりました。
大学入学前は日常会話レベルだったと思います。高2の春にはまだJDP進学に必要となる英語試験スコアの基準に達していなくて、あきらめかけていました。しかし、コロナの影響で学校に通えなかった時期を利用して、英語の勉強に集中した結果、英語力が一気に伸びTOEFL iBT®80点を超えました。その後も英語学習を続け、大学入学までにTOEFL iBT®94点を取得することができました。
このプログラムでは、立命館大学1年生の時に、国際関係学のセオリーやエッセイの書き方などの基本を勉強します。そして、アメリカン大学では、立命館大学で身に付けた基礎知識を応用し、自分の気になる分野を専門的に追究することができました。
私の場合は移民問題、人種差別などの社会学を専攻しました。アメリカに行ってみて、大学の中でさえ格差社会を感じたことがきっかけです。例えば、清掃係員やカフェテリアで働いている人はヒスパニック系や黒人の方が多く、デスクワークには白人の方が多いというアメリカの人種差別の残酷さを感じ、それについて学びを深めていこうと思いました。社会階層によってどのような人生を歩んでいくのかといったことを学術的に学ぶことができました。
それはすごく感じましたし、とても大変でした(笑)!アメリカン大学の授業では、授業の前に学生自身が大量にインプットをしてくることを求められていました。それをもとに、まず学生同士でディスカッションし、その内容をみんなの前で発表します。その後先生からレクチャーを受け、またディスカッションします。日本にいる時より勉強量が増えてすごく大変だったのですが、その分学習したことが確実に身についていることが実感できました。
アメリカン大学で受講した移民についての授業が印象に残っています。不法滞在者(undocumented immigrant)に関する授業なのですが、legal statusがないために職に就けない、保険が適用されないなどの問題があり、そういう方々がアメリカでどのような扱いを受けているのか、について学びました。アメリカにいるからこそ、ある意味での「社会の闇」を実感をもって勉強できたので印象深いです。
インターン活動を積極的に行いました。アメリカ滞在1年目はビザの関係でインターンができないので、インターンは2年目から行いました。いくつかのインターンに参加しましたが、1つは「全米さくらまつり」でのアンバサダー活動です。ワシントンD.C.で行われるさくら祭りは年に1回の一大イベントです。その運営メンバーとして地元の人と交流することが楽しく、最後のパレードでは乗り物に乗って街を巡ったことは楽しい思い出になりました。
TBSのワシントン支局でのインターンにも参加しました。当時の支局長が自由にやらせてくれて、自分が書いた記事がネットで配信されたことがとても嬉しく印象に残っています。また、Super Tuesdayに関する中継で、自分のリサーチが使われたことも印象深く、将来の進路を考えるきっかけにもなりました。
TBSはインターンを募集していなかったのですが、支局に電話をかけて直接交渉しました。担当者の方から、「今は雇ってないけどやりたかったら来ていいよ」と言ってもらえたおかげで、念願のテレビ局でのインターンを経験することができました。日本ではなかなかできない貴重な経験ができたのは本当に良かったと思います。
アメリカン大学の1学期目にダンスサークルに入り、インターンで忙しくなるまで所属していました。そこで現地の友人ができ、一緒に過ごすことができたので、とても楽しい学校生活を送ることができました。
1年目は大学寮に入っていて、2学期目からはそこの寮長をしていました。各フロアの住人のお世話をしたりするのが仕事内容で、寮長になると寮費が無料になるという特典もあり、助かりました!
まだ就職活動の真っ最中ですが、マスコミ業界に就職し、報道に携わりたいと考えています。最初はマスコミに全く興味がなかった私ですが、ワシントンD.C.でインターンをしたことでマスコミ業界の楽しさを肌で感じ、大学卒業後もこの仕事に就きたいと考えるようになりました。
日本の視点とアメリカの視点で国際関係学を学び、様々な人の考え方に触れたことで、より客観的な思考力を持てるようになりました。
両大学で学んだ私の強みは、日本人の考え方が理解できると同時に、アメリカ人の考え方にも共感できることです。将来マスコミで働く時に、日本の視聴者にもアメリカの視聴者にも両方の視点で面白いと興味を持てるコンテンツを作ることができると思っています。
JDPでは途中で2年間のアメリカでの学修がありますが、同級生と支えあいながら学んでいけるのはとても心強かったです。立命館大学とアメリカン大学の2つの大学からサポートを受けられるので、1人で4年間海外大学に進むことに不安を持っている人には特におすすめできるプログラムだと思います。
勉強面に関しても、立命館大学に通う1年目にアカデミックエッセイを書く力など基礎的な力が鍛えられたので、アメリカン大学での学びにすぐ活かすことができました。
アメリカン大学は首都ワシントンD.C.にあるので、インターンも充実していて、同じような志を持った学生さんや社会人の方と出会えたりといったいろいろなチャンスがあります。授業内だけでなく、学外での学びも重視したいという人におすすめします!
立命館大学とアメリカン大学が1つのカリキュラムを編成し、共同で学位を授与する「アメリカン大学・立命館大学国際連携学科」は、学部としては日本で唯一のジョイント・ディグリー・プログラム(JDP)です。卒業時には立命館大学・アメリカン大学の共同学位「学士(グローバル国際関係学)」を授与されます。
立命館大学で2年、アメリカン大学で2年、合計4年間を2つの国で過ごします。4年間の正規留学と比べると費用を抑えつつ、アメリカのトップスクールの水準の授業を受けることができます。また、日本、アメリカ、そして世界で活躍できるスタートラインに立つことができるのは大きな魅力と言えるでしょう。
今回のインタビュー記事をきっかけに、もっと知りたい!という方や、入試プロセスも知りたいという方は、以下の公式サイトを訪れてみてください。
他にも、立命館大学には英語で学位取得が出来るプログラムがありますので、併せてチェックしてみてくださいね。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
優しく教えていただいいる上、レッスンの内容が深みがあり、授業がとても楽しいです。先生に出会って志望大学へのモチベーションがますます高まりました。楽しいのはもちろんのこと、いつも程よい緊張感がある先生の授業が大好きです。
楽しい授業をしていただいています。
注意点を示す時に的確かつ簡潔に説明していただけてとてもありがたいです。質問にはすべて丁寧にいただき、帰国子女としての受験の実体験からも多くアドバイスしていただけます。自分の日本語力が周りより低い中、受験合格までの文法や言い回しを沢山指導していただきました。量をたくさんこなすよりも一つ一つのトピックを分析しながら話し合う先生の教え方が自分にすごく合っていると思っています。去年書いた小論文からは大きく成長していると感じ、面接でもだいぶ自信がついてきました
しっかり対話しながら授業を進めてくれます。 勉強に対するモチベーションが上がっていて、感謝しています。
とても上手に授業を進めてくださいました。回答をしたときに仮に間違った回答や趣旨から外れた回答をしてしまっても、決して否定せずに肯定的なアドバイスをくださり、時にはその解答を活かしたアドバイスなどをしていただけたことによって、「回答をすること」自体も楽しくなったようです。子供の考えを丁寧に聞いてくださるため、モチベーションが自然と上がっていきます。授業の内外関わらずコミュニケーションをとりやすく、モチベーションを維持することができました。