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【イギリス】英語!!算国⁉滞在中の子どもの学力サポート!塾・家庭教師を味方につける!

イギリス滞在中の学力サポート

さあ、イギリスでの生活がスタート!
舵を切ったと同時に押し寄せる漠然とした疑問はズバリ、子どもが現地の学校についていけるのだろうか?どうキャッチアップしていけばいいのだろうか?ということではないでしょうか。

子どもが低学年であれば、トイレに行きたいことすら意志表示できるだろうか?と親は不安になりますし、高学年ならば、突然英語環境におかれた変化の大きさを、子ども自身が痛感することでしょう。

現地の学校では一体どのくらい英語のフォローをやってくれるのだろう……。子どもを学校に入れたのはいいけれど、一抹の不安は残ります。

そして一方で、英語に加えて今度は日本語は大丈夫?帰国は一体いつ?小学校のうちに日本に戻るのだろうか?ならば中学受験はどうするのか?どのように対策すればいいのだろう?と、子どもの成長と共に先の見えない未来に対する悩み事は多くなっていきます。

そんな時に親子の心強いサポートになってくれるのが塾や家庭教師です。

この記事では、イギリスで6年過ごし子育てをしてきた筆者が、用途に合わせて、塾・家庭教師をどんな時に、どんなサポートを欲して活用したか、を中心にご紹介したいと思います。


Writer Profile

EDUBALアンバサダー Kiko

夫のイギリス駐在に家族で帯同し、約6年間ロンドン滞在経験あり。本帰国後の日本での帰国生らしさを伸ばして活かせる帰国生のあり方や学び方、その先の進路や将来についてまだまだ子供たちと奔走中!

Kikoのnote記事



目次

  1. 現地校【英語】のフォローは家庭教師がおすすめ!
  2. 英検取得を目指した【英語】のフォローは塾・家庭教師で!
  3. 現地の受験に合わせたフォローは現地の塾・家庭教師を頼りに!
  4. 日本の学年相応の学力【算国】のフォローは補習校・塾・家庭教師から選ぶ!
  5. 日本の受験に向けた【英算国】のフォローは塾・家庭教師を組み合わせて!
  6. まとめ

1. 現地校【英語】のフォローは家庭教師がおすすめ!

英語キャッチアップのための第一歩!

イギリスの現地校生活がスタートすると、特に英語と算数の進捗状況、学校の学習内容が気になりますよね。

筆者の子どもは6歳でロンドンへ。
現地では英語はPhonics(英語のスペリングと音との間の関係性や規則性を学ぶ)を発音する段階は終わっており、Time tables(12×12までの表)と呼ばれる算数の掛け算は、概念として理解しやすい2、5、10の段などから既にスタートしていました。

とはいえ、できるだけ英語環境に浸ることが大前提。小さい年齢であれば適応力も高いですが、まずは子どもが英語に慣れ親しむことが肝心です。

学校だけでなく家庭でも、低学年であればアニメなどの子供向けのテレビや動画を通して、英語で見聞きする時間を意識的に作ってみる。また放課後は友だちと公園で過ごしたり、プレーデートするのもおすすめです。プリンセスやバレエ、恐竜やヒーローなど、興味のある分野の絵本を揃えて、子どもが自由に手に取れるリビングや寝室に置いてみる。
英語に浸れる環境を身近に整えると、学校で友だちと共有できる話題も増え、子どもの世界は次第に英語で広がっていきます。

家庭教師を探そう!

学校には少しずつ慣れてきても、果たして我が子は学習内容の理解はできているのだろうか?

先生に恵まれ、お友達もできたものの、よくよく我が子にヒアリングしたところ、どうやら学校以外でも英語で接し、英語を教えてくれる人がいてほしい。というわけで、我が家は子どもに家庭教師(現地ではチューターと呼びます)をつけました。

現地チューターの探し方ですが、イギリス版MixBという情報サイトから検索もできます。もちろん信憑性などの不安要素もあるので、そのサイト内から掲載スクールのHPで内容などをよく吟味してくださいね。ロンドンには日本人がある程度住んでいるので、他の駐在ファミリーからの評判もとても参考になります。日本のコミュニティで探すと日系のエージェントが現地の学生チューターを雇っているケースが多いと思います。人と人のコミュニケーションですので、チューターの性別や性格など、ある程度リクエストしてお子さんに合うチューターを探してみましょう。

また、イギリスの学校にはクラス担任の他に、ティーチングアシスタント(TA)がいます。直接TAに相談することでTA自身がチューターとなり、フォローを受けられるケースもあるようです。
実際、知人のお子さんは慣れるまで学校のTAにチューターをお願いした、というケースも聞きました。通う学校のカリキュラムを分かっているTAがチューターとして我が子のサポートをしてくれるのはとても心強いですよね。

2. 英検取得を目指した【英語】のフォローは塾・家庭教師で!

具体的な教材があると学習する子ども側も、また教える側も教えやすい、と言えるでしょう。
英検であれば級でレベル感も把握でき、また試験日までの期日も明確なので、短期集中で対策が立てやすいです。

このように目的がはっきりしている場合は、塾の対策講座を申し込む、家庭教師やオンライン家庭教師を利用して対策する(ライティングや要約といった部分的な対策にフォーカスして個別添削などでみてもらう等)ことができます。

3. 現地の受験に合わせたフォローは現地の塾・家庭教師を頼りに!

イギリスにも受験は存在する

当初想定していた以上に駐在が長引き、現地で中学受験を考えることになるケースもありえます。もちろん公立の中学や、日本人学校に移るなど、受験をしない選択肢もあると思いますが、現地のお友達と同じ道も子どもの選択肢の一つとして考えさせてあげたいのが親心。

筆者の子どもは受験の道を選びました。その時必要とされた学力、科目は以下の通りです。

English
Mathematics
Verbal Reasoning
Non-verbal Reasoning

上記の対策用の参考書は現地の書店で購入することができます。

現地の受験のための塾・家庭教師

受験を意識する高学年になると、学校側が進路説明会や進学先の提案をしてくれたり、入試科目の演習やインタビュー練習などを受けられる学校もあると思います。

イギリスの中学受験の場合は、現地の子どもも学校の対策だけではなく、家庭でも子どもの学習サポートのためにチューターをつけているケースを多く聞きました。
実際に筆者の子どももチューターをつけて対策しました。

ではどのように探せばいいでしょうか。主に3つのパターンがあると思います

1.日系の対応できる塾を探す
大手塾も相談にのってくれる窓口はあると思います。筆者の暮らしていたエリアには地域に根ざした小規模の日系塾があったのですが、そこでは個別対応も可能なようです。
 
2.日本コミュニティ内で探す
上記に示したイギリスのMixBの中には受験対策をうたった掲載も見受けられます。我が家の場合、そこに掲載のあるチューターを、偶然にも友人経由で紹介してもらいました。受験に定評ある指導で、日本人に限らず現地の生徒も多く持っていました。家庭に来てもらうスタイルではなく、オンラインかこちらがチューター宅に出向いてレッスンを受けました。また、平日朝6時や7時のなど通学前の早朝からオンラインレッスンは実際に行われており、現地での受験熱の高さを感じました。
 
3.現地の家庭教師(チューター)を探す
イギリス、ロンドンの私立中学受験は2月上旬に一斉に合格が出ます。つまり、そこでチューターの手が空くわけです。実績や評判の良いチューターを上の学年から紹介してもらえるチャンスでもあります。既に次の予約が埋まっているチューターもいるかと思いますが、住んでいるエリアなどでチューターを探したい場合は、同じ学校に通う子どもや母親同士のネットワークを頼りにするのも一つでしょう。

子どもの学年次第では現地受験もあり得ることを心に留めて、現地の受験システムや内容など、意識的に情報収集し把握しておくように努めましょう。

4. 日本の学年相応の学力【算国】のフォローは補習校・塾・家庭教師から選ぶ!

補習校という選択肢

英語のキャッチアップが落ち着くと、今度は子どもの日本の学習が気になってきますよね。
まず頭に浮かぶのは日本の文化も学べる場所として補習校が挙げられると思います。

筆者の子どもも渡英直後、漢字を学び始める小2の2学期のタイミングで補習校をスタートしました。休み時間に縄跳びや竹馬をしたり、運動会があったり、お餅つきをしたり。本の貸出や古本の購入もできたので、土曜補習校の通学は日本人同士が集う貴重な場であり、日本的文化を体験できる良い機会でした。

ただし、イギリス、ロンドンの土曜補習校は教科は【国語】のみで【算数】はないため、中学年になると学習面を重視し塾に切り替える家庭が出てくるのも事実です。

塾・家庭教師という選択肢

イギリスには日系塾があります。
大手の塾は日本の学年相応の学習内容のフォローをする基礎的なクラスと、受験用テキストを使って中学受験などに備える受験対策特化クラスを展開しています。
コロナを機に、実際のリアルタイムの授業をオンラインでも参加可能なハイブリット形式で行っている塾もありますし、対面の授業とは別枠で、オンラインのみのクラスを設けている塾もあります。

オンライン形式が定着したことで、イギリスに限らずヨーロッパの諸外国や中東の国からイギリスにアクセスしオンライン受講している生徒も増えているようです。また、授業を行う先生自身の居住国がイギリス国内に限らないケースもあります。

子どもに日本の学習をさせたいけれど塾が存在しない、というような悩みは今や解消されているといえるでしょう。
ただし、オンラインは子どもの年齢によっては学習のモチベーションの部分で難しい場合もあります。集中力や継続意欲などは子ども本人の学習の質に大きく関わることなので、親も学ぶ環境を確保できたことで安心しきらず、学習内容の進捗状況や子どもの様子にも目を配りたいですね。

5. 日本の受験に向けた【英算国】のフォローは塾・家庭教師を組み合わせて!

何が必要で、何を求める?

ここまでの内容で、イギリスの塾・家庭教師の環境はそれなりにあることはお分かりいただけたと思います。

学ぶ環境はあったとしても、子ども自身のやる気や、子どもの学力と求められるレベルに隔たりが出てしまうと、継続すら厳しくなってしまうこともあるでしょう。

海外での子育ては年齢に応じた教育との関わりが大きいです。
英語のキャッチアップだけでなく現地校での学習をこなした上で、プラスαの日本の学習。子どもが暮らす海外の日常生活では必要としていない日本の学習。ピンと感じられない日本の学習を、モチベーションを持って継続していくことは、駐在家庭の切っても切り離せない永遠のテーマであり、親子共に大きな課題と言えるでしょう。

いつかは必ず戻る日がやってくる日本での生活を、子どもがイメージできるように、意識的に日本の小学校や中学校の事を親子で話し合う機会を持つのは大切です。

特に日本の私立中学校は、帰国生受け入れ校も多くなっています。学校の教育理念や方針などが校風として現れるようになり、受験生側も偏差値一辺倒な学校選択ではなく、今や個々の学校の特徴に目を向けた学校選びをする流れになっているように思います。

学びたい環境ややりたいことから、行きたい学校が自ずと見えてくれば、今度は何を今やるべきかが明確になると思います。

中学受験のために、【英語、国語、算数】全てを網羅する必要があるのかどうか。目標とする学校をまず見つけることで、その受験内容に向けて、自分の現在の学力と照らし合わせた上で、学習の優先順位をつけ、モチベーションを持って受験に向けた学習を計画的にすすめていきましょう。是非実りある日々を海外で過ごせますように。

塾・家庭教師(オンライン)を組み合わせ、自分に合う学び方を!

筆者の子どもは、英語に対する学習意欲は高かったのですが、日本の算数や国語の学習となると毛嫌いしてしまう状況でした。
日系塾で受験対策を始めたものの、受験用のテキストの算国レベルは学年相応のものよりも高く、よりハードルが高くなってしまいました。

そこで、算数はテキストをもとに、受験算数の基礎内容を繰り返し演習するために家庭教師をつけました。自宅に来てくれる家庭教師から分からない部分は立ち止まって実際に一緒に手を動かしながら学べるスタイルを取りました。
一方、国語は個別で本人のレベルに合うところから指導をしてもらいました。個別オンラインの家庭教師をつけ、会話と宿題(音読や簡単な作文)のチェックなどを中心に進めました。
英語はレベルアップさせることで実際の受験で武器となるように、日本のリアルタイムの集団塾をオンラインで受講し、受験直前期は個別オンラインでエッセイ対策をしました。

塾・家庭教師共にリアルな対面スタイルか、はたまたオンラインか。オンラインであれば、イギリス国内に限らず日本はもちろん選択肢も広がります。
また、学習において生徒と先生の関係には相性は重要です。対面にしろオンラインであっても、人と人のコミュニケーションなので、子どもも親も、塾や先生と安心して信頼関係が築ける環境を整えたいものです。

現地でしかできない貴重な経験を積みながら、日常生活とバランスをとりながら、塾・家庭教師を上手く活用して、子どもの未来を明るいものにしていってください。

 

6. まとめ

以上、イギリスにおける塾・家庭教師事情を筆者の体験を元にご紹介しました。

子どもの年齢や学習ステージによって必要とする学習サポートは様々です。
一つには、子どもがどんな事で困っているのかをリアルタイムで子ども自身にまずヒアリングしながら、日々の学校生活に対するサポートをつけてみるのがいいでしょう。
更にもう一方で、親目線の見方も忘れずに。本帰国後の日本ではどんな日常が子どもに待っていて、そこで求められる事や学校生活のイメージ、そして受験をするならば必要な学習内容など、一歩先をリサーチしておくことは肝心です。そのような情報を得るためにも、塾の説明会や教育にまつわるネット情報は大いに活用できますね。

塾に通わせるにせよ、家庭教師をつけるにせよ、何のための学習なのかを明確にし、その目的に合ったサポートを受けられるよう、子どもの学習状況の把握は忘れずに。

今やコロナを機にオンラインで受講できるチャンスも爆発的に広がっています。オンライン家庭教師という選択肢も人気が高まってきています。
オンラインであれば国や時間を越えての選択肢が増え、さらに強化したい箇所にフォーカスできる利点もあります。

EDUBALでは帰国生の中学受験対策用に帰国子女中学受験フルサポートコースをスタートしています!
一人一人にフォーカスしたカリキュラムを元に、家庭教師とアドバイザーが駐在中の学習からご相談までを、フルサポートできます!ぜひ一度内容をご覧ください。

 
皆さんのかけがえのない海外生活が、将来の財産となるように、お子さんにぴったりの塾や家庭教師が見つかることを願っています。

 

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EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • 一緒に問題に取り組みながら、子供に寄り添った授業をしていただいています。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • 東京都
  • 毎度毎度授業が楽しみです。モチベーションが下がる時も元気をいただいております。

    • スタンダードコース
    • 高校生以上
    • 愛知県
  • 分かりやすい授業はもちろんのこと、保護者とも密にコミュニケーションを取ってくれます。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • イギリス
  • 息子はアメリカに移住してすぐ公立中学に馴染めず辛い思いをしてきました。先生にも同じ経験があるため、彼の心情をよく理解していただきました。学習指導も素晴らしくMAPテストでは上位20%に入る事ができました。また先生のメール対応などはプロ意識の高いとても丁寧なものでした。母子ともに途方に暮れていた私たちに希望の光をともしていただきました。本当に感謝しています。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • アメリカ
  • 授業のおかげで、文法を前よりも理解できるようになり感動した。

    • インター・現地校コース
    • 小1~6
    • 東京都