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【2025年度最新】海城ってどんな学校?深堀り再訪問!~帰国子女の母が行ってみた!~

海城

帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問するプロジェクト。今回は新宿区大久保にある海城中学高等学校(以下、海城)を訪問しました。
リベラルでフェアな精神を持った「新しい紳士」の育成を教育目標・教育理念に掲げる伝統的な男子校の海城。東大をはじめとする国公立、医学部にも毎年抜群の合格実績を誇る海城は、海外大学への進学を希望する生徒も多く、2024年には海外大学進学相談室を校内に設けました。さらにグローバル教育の進化を続ける男子校であるからこその海城の魅力に迫ります!


目次

  1. 海城中学高等学校の基礎情報
  2. お話を伺った先生方紹介
  3. 海外大学進学相談室設置の紹介
  4. カリキュラム・プログラム紹介
  5. 帰国生のフォロー体制
  6. 帰国生インタビュー
  7. 帰国生入試情報
  8. アンバサダー感想
  9. EDUBALで海城中学高等学校の入試対策を!

海城中学高等学校の基礎情報

海城
2021年に完成した新理科館(サイエンスセンター)で実験三昧!

 

所在地 〒169-0072
東京都新宿区大久保3-6-1
TEL:03-3209-5880
アクセス JR山手線 新大久保駅より 徒歩5分
地下鉄副都心線 西早稲田駅(3番出口)より徒歩8分
JR中央総武線 大久保駅より 徒歩10分
JR山手線 地下鉄東西線 高田馬場駅より 徒歩12分
地下鉄副都心線 大江戸線 東新宿駅より 徒歩12分
生徒数 中1生~高3生あわせて約1920名
帰国生割合 約13%
コース 高校2年から文科と理科の2コースのどちらかを選択
帰国生入試 A方式 国語・算数・面接
B方式 国語・算数・英語・面接
編入 中1の夏(8月)、中1の学年末(3月)の2回実施

お話を伺った先生方紹介

塩田先生

塩田 顕二郎 先生
事務長・募集広報室長

塩田先生から帰国生へのメッセージ

海城の6年間で「海城知」を獲得し、「新しい紳士」となった君が海城から世界へと大きく羽ばたいて行って欲しいと思います。

 

中山先生

中山 莉彩 先生
海外大学進学相談室ガイダンスカウンセラー

海外大学進学相談室設置の紹介

 

mois
海外大学進学相談室を設置した経緯を教えて下さい。

中山先生:
海外大学進学相談室の設置は、アメリカの大学に進学した卒業生が一時帰国中に学校長と面談した際の対話がきっかけでした。その卒業生が「出願時に気軽に相談できる場があれば、後輩も心強いのでは」と自身の経験をもとに語った言葉は、もともと学校長の中にあった“海外進学を目指す生徒のために相談体制を整えたい”という思いを後押しする形となりました。

その流れを受けて、2024年に相談室が設置され、現在は私がガイダンスカウンセラーとして担当しています。海城では毎年、文系・理系を問わず海外大学への進学を視野に入れる生徒がいるため、中高問わず留学に関する様々な相談を受けています。

本校には、数えきれないほどの魅力がありますが、その中でも特に心を打たれるのが、先輩から後輩へと自然に受け継がれている「利他的な精神」です。
その一例としてご紹介したいのが、毎年開催されている「海外大学進学相談会」です。この相談会は、ハーバード大学やMIT、Caltechなど、世界の名門大学に進学した卒業生の皆さんが自主的に企画・運営しているもので、後輩や保護者の方々に向けて、海外大学進学に関する貴重な情報を丁寧に共有してくださいます。

相談会では、なぜ大学院ではなく学部から海外進学を選んだのか、受験に向けた準備の進め方、中高時代に力を入れていたこと、そして奨学金の種類など、具体的で実践的なお話がスライドを交えて紹介されます。海外のトップ大学での挑戦の日々を、楽しそうに語る先輩方の姿はとても印象的で、聞いている生徒たちも目を輝かせながら耳を傾けています。時には、保護者の方々には少し難しく感じられるような高度な研究内容についても、先輩たちは熱心に語ってくださり、その姿に憧れを抱く後輩も少なくありません。

また、奨学金の申請に関するノウハウを惜しみなく伝授してくださったり、海外からでもオンラインやメールを通じて後輩の相談にのってくださったりと、卒業後も変わらぬ温かいつながりが続いています。

こうした先輩方の姿からは、「後輩のために何かしたい」という思いがひしひしと伝わってきます。まるで一つの大きな家族のように、先輩が後輩を見守り支える 。海城にはそんな素敵な伝統が続いていると感じます。
 

mois
海外大学進学相談室ではどのようなサポートをされているのか教えて下さい。

中山先生:
基本的に私は週2回相談室にいます。メールでアポイントメントを取って相談に来る生徒や保護者の方がほとんどですが、昼休みや放課後に立ち寄る生徒もいます。電話やメール、オンラインなどでの対応もしています。

中学生のうちは、まずどんな学びを深めたいのか、学部や大学はどのようなものがあるのか、どのような奨学金があるのか、などの情報を共有しながら、学校内や課題活動などの経験から各自が目指す方向を考えてもらうことから始まります。高校生になるとほとんどの生徒が自分から動いて、分からないことがあれば質問に来ます。

現在受けているご相談を例にとりますと、お父様は奨学金や留学タイムラインに関する細部なお話をされるのに対して、お母様とのお話では、進学の話から、お子様との向き合い方、ご兄弟との関係や子育てに関してなど、多岐にわたるご相談を伺っています。中学生の段階で保護者の方の熱意がより伝わってきます。優秀な先輩が多いですし、彼らから直接お話を聞く機会があることで、日本だけでなく海外進学への可能性も身近に感じられるのではないかと思います。

中学入学当初は、受験を乗り越えた疲れから、しばらく「心と体のリカバリー期間」が必要な生徒も少なくありません。海城はそうした一人ひとりのペースを大切にしながら、中学生活のスタートを丁寧に支えています。やがて中学2年生頃になると、生徒たちは少しずつ「自分とは何か」「何を目指したいか」といった問いに向き合い始めます。その過程では、先輩の存在が大きな力となります。元気のなかった後輩に先輩が「一緒にやってみよう」と声をかけ、共にプロジェクトに取り組み、国際的なコンテストで1位を受賞。そんな温かなエピソードもあります。先輩だけでなく先生方もまた、生徒にとって身近な「お兄さん」のような存在です。思春期という心身の変化が大きい時期に、常に寄り添い、信頼関係を築きながら、その子をそのままの存在として受け入れてくれる場所がここにはあります。生徒一人ひとりが「目指したいもの」を見つけていくための大切な時間を、温かく、丁寧に育んで下さっていると感じます。保護者の方からも同じような感想を頂く事が度々あります。

また、保護者と生徒のやり取りを見て感じることは、本人に無理をさせていないということです。「あなたがやりたいならやってみたら?」と応援する方が多いです。そのためでしょうか、高校生になって頭角を表す生徒が多いように思えます。
 

mois
海外大学に進学する際の指導やビジョンを教えてください。

一般生も含めて毎年3〜4名くらいの生徒が海外大学を受験しています。
一般生の中には、海城に入学する前は海外大学を視野に入れていなかった生徒も、同じ海城を卒業した先輩が世界で活躍していることを知り、また、その先輩に直接ノウハウを教えてもらえるという経験から、「自分も挑戦したい」と考えはじめる生徒もいます。また、帰国生と一般生が同じクラスで学習することも相乗効果でお互いを高め合っていると思います。

本校では一般生も帰国生も海外大学に合格実績がありますし、海外大学を目指す生徒のほぼ全員が東大を始めとする日本国内のトップレベルの大学を併願しています。本校からは医学部に進学する生徒も多数おりますが、海外大を目指す生徒の中にも将来は海外で開業することを想定して医学の道を志すケースもあります。文理を問わず日本と比較して高額な学費の負担を軽減するために、柳井正財団や笹川平和財団を始め、何らかの奨学金の獲得を目指す生徒がほとんどです。自らリサーチした上で主体的に相談に来る生徒は、高い確率で良い結果を出しています。

中1生から中2生あたりまでは保護者の方が相談にいらっしゃいます。中2、3生になると、ゼロベースから何を始めていいか、生徒が一人で相談に来るようになり、高1生になると中学の海外研修を経て、より海外への思いが固まり、具体的にどうしたらいいかと話をするようになる生徒もいます。高2生、高3生は、推薦状など、何をいつまでに準備しなくてはいけないのかと具体的な話を進めていきます。

海城
「海城のクスノキ」と正門。どちらも伝統を感じます。

カリキュラム・プログラム紹介

 

mois
特徴的な授業について教えてください。

塩田先生:
論理的に話したり書いたり、説得力のある文章を作れるようになることが目標の、高1の論理表現の授業は英語で話す練習を中心に行います。論理表現の授業では、ディスカッションとミニディベートの2種類を練習し、話をする際は相手の考えを尊重しながらも、自分の意見をきちんと主張できるように心がけます。

ディスカッションでは、与えられたテーマについてグループで協力して結論を導く作業をすることが多く、旅行の予定や学校の文化祭のスケジュール作りなどを行います。意見が合わない場合は全員が納得できるまで交渉することも大切です。

ミニディベートは、勝ち負けではなく、自分の意見を持ったうえで相手の意見をよく聞いて、いろんな立場からもう一度考えられるようになることが目的です。自分が持っている実際の意見と反対の立場についても考える必要があるため、ディベートの中で新しい気づきが沢山生まれます。
どちらの授業に関しても、理由を考え、さらになぜその理由が大事なのかまで考えて表現力を伸ばしていきます。中学からの積み重ねで高校生になると、ある程度英語が話せるようになるので、生徒たちも友達と英語を使ってやりとりをすることに対し、言いたいことが通じる楽しさを実感できるようになります。

海城
左:中2英語取り出し授業の様子 右:高1論理表現Ⅰの授業の様子

 
塩田先生:
体験学習の1つにDE(ドラマエデュケーション)があります。DEは演劇の手法を用いて人間関係を構築する力や創造性を育む体験学習です。例えば中2のDEでは、5人ぐらいでグループを組み、卒業生やご近所の方、教員の知り合いなど社会人の方からその人の人生のエピソードを聞き書きします。その聞き書きの内容をもとにグループで演劇に仕上げるというものです。同じ話を聞いても、切り取るところや受け止めるところが一人一人違いますので、人によって受け止め方や感じ方が違うことを学びながら、それを演劇にする場合どのように表現するのかを考える課題です。完成した演劇の発表会の日には、保護者をはじめ、聞き書きに協力してくださった社会人のみなさんも観覧に来ます。

 

mois
英語力維持や向上のための取り組みはありますか。

塩田先生:
海外や国内で英語に慣れ親しんでいる生徒のために中1生〜中2生の2年間、週6時間のうち2時間をネイティブ教員の指導で行っています。中3生からは全員同じ授業となります。また、放課後講習として週1回、中学生、高校生それぞれに英語特別講座を開講していて、帰国生だけでなく、海外大学進学や海外留学を考えている生徒が参加しています。他にも、有志の生徒2名によりまずは同好会としてはじまったグローバル部では模擬国連活動をしています。今では、グローバル部には帰国生と一般生が半々くらい在籍して、海外大学を目指す生徒も所属しています。
 

mois
クラブ活動はありますか。

塩田先生:
クラブ部活動は週3~4回の活動で、運動部、文化部など多数のクラブがあります。中学生はほぼ100%、高校生も7割を超える生徒がクラブに所属していて、兼部をしている生徒も多数います。学業とクラブ活動を両立させて、毎年現役で希望の大学へ進学を果たしているので、海城は文字通り「文武両道」な学校と言えるでしょう。

帰国生のフォロー体制

 

mois
帰国生への学習面のフォローアップはありますか。

塩田先生:
本校は共生教育の観点から、帰国生だけを取り出しての補習は行っていません。帰国生・一般生関係なく必要に応じて補習をしています。
 

mois
メンタル面のサポートはありますか。

塩田先生:
スクールカウンセラーが常駐しております。また、グローバル教育部では1・2学期の中間考査後に帰国生に対して面談を行っています。その面談とは別に、各クラスの担任の先生との面談もありますので、いくつかの方向から生徒の学内の様子をフォローしています。

海城
新宿都心とは思えないほど広いグラウンド

帰国生インタビュー

 

mois
中2生の帰国生3名にインタビューをさせて頂きました。まずはそれぞれのプロフィールを教えてください。

海城
左:村上さん 中央:西さん 右:石垣さん

<インタビュー生プロフィール>
村上さん:
5歳-8歳までは韓国で過ごし、韓国から直接アメリカに渡り、11歳までアメリカに住んでいました。小5の夏に帰国。帰国前はアメリカの現地校に通っていました。
 
西さん:
2歳-7歳までイギリスで過ごし、一度日本に戻り、小5-小6までシンガポールに住んでいました。小6の4月に帰国。帰国前はシンガポールのインター校に通っていました。
 
石垣さん:
5歳-10歳までアメリカボストンに住み、小4で帰国しました。帰国前はアメリカの現地校に通っていました。

 
Q1、英語資格を受験前に取っていましたか?
村上さん:小4生の1月に英検準1級、小6生の時にTOEFL96点を取りました。
西さん:小1生の時に英検準2級、中1生で英検2級を取りました。
石垣さん:小4生の時に英検2級を取って、それからは受験勉強をしていました。
 
Q2、海城を選んだ理由を教えてください。
村上さん:自宅から通いやすくてレベルの高い学校を選んでいたら海城を見つけました。海城は一般生と帰国生が離されるのでなく、一緒に学べて、競い合えるのもいいなと思いました。
西さん:もともと理科が好きで実験も好きなので、新理科館で実験するのを楽しみに海城を選びました。
石垣さん:受験前に何度か文化祭に訪れていて楽しそうだと思ったのと、都会の中では敷地の広い学校なので、そこもいいなと思い選びました。
 
Q3、入学後、勉強で苦労したことはありますか。
村上さん:僕は理科と社会を全然勉強してこなかったのでとても苦労しました。しかし、地理は勉強法を理解したのと、一般生も習っていない世界地理からのスタートだったのでついていけました。2年生に上がると地理から歴史に変わり、またゼロからやり直しなので、今頑張っています。
西さん:帰国生入試で入ったので、算数と国語に力を入れて、理科と社会に手をつけていなかったので、1年生の始めは地理などに苦戦していました。しかし、3学期あたりになってからは得意になって、割とすぐにキャッチアップできました。
石垣さん:僕はもともと算数や数学が得意で、英語もあまり勉強する必要がなかったので、理科社会に割ける時間もあったので、そこまで苦労していません。
 
Q4、海城中学での楽しいことや、入ってからの感想はどうですか。
村上さん:小学校よりも生徒数が多くて、それだけいろんな人がいて、校舎も広いので、歩き回ったり、休み時間とかにいろんな人と会って話すのは楽しいです。
西さん:サイエンスセンターは面白いし、実験のレベルが高いので凄く楽しいです。先日は豚の脳の解剖をしました。
石垣さん:小学校の頃に比べると理科の実験とか、受験で習ってたことが実感を持って学べるというのがとても良いです。
 
Q5、海城中学の好きな場所はどこですか。
村上さん:二号館の一番上、新宿を見渡せます。
西さん:サイエンスセンター横の前庭。ベンチに座ってるだけでも居心地がいいです。
石垣さん:サイエンスセンター。いろんな展示物もあって歩いてるだけでも楽しめます。
 

海城
左:放課後の前庭の様子 右:二号館の一番上からの眺め

 
Q6、海城のお勧めポイントを教えて下さい。
村上さん:塾に行かなくても、海城の勉強だけで頭が良くなっていっているのが感じられるところです。やるべきことがはっきり提示されるので、それをやればちゃんと身につくことはいいポイントだと思います。
西さん:少人数での英語の授業があるので英語力を維持できることです。
石垣さん:社会1、2、3です。自分でテーマを決めて毎学期レポートを書くので結構大変だけど面白いです。
 
Q7、帰国生としてどんなサポートを受けましたか。
村上さん:帰国生として特別扱いはないです。一般生と同じ扱いなので逆に追いつこうとして頑張れます。
西さん:特にないです。
石垣さん:1年生の頃に「帰国生として困ったことはないですか」と面談してもらったことがあり心強かったです。
 
Q8、理科・社会の学習は入学してから苦労しましたか。
村上さん:受験で勉強した範囲でも「受験でやったかもしれないけど」と復習してくれるので、追いつけると思います。
西さん:歴史や理科など受験で習ったところは、前提知識みたいな感じで飛ばされるので、そこだけ後で調べたり、友達に聞いたりすれば全然授業について行けると思います。
石垣さん:受験で習った項目と異なる分野が多く出てくるので、一般生も帰国生も授業をしっかり聞いていればできると思います。1年生の地理は世界地理から入るので、受験で覚えた日本の地理を覚えてなくてもついていけるし、2年生になればほとんどみんな忘れてるようなので心配しなくてもいいと思います。
 
Q9、クラス全員で受講する週4回の英語の授業をどう思いますか。
村上さん:意外と理解していなかった部分があったり、発音の間違いなどに気づいたり、新しい発見があるので意識して復習しています。
西さん:僕はこれまで感覚で英語を話したり、文章を書いていたりしていたので、英語の授業で複数形のルールなど改めて学習しています。
石垣さん:英訳などを感覚で解いていたので、しっかり1から文法を勉強できることは貴重だと思っています。
 
Q10、日本の学校文化に違和感なく入れましたか。
村上さん:小5の夏に帰ってきた当初は戸惑いはありましたが、中学に入ってからは全員が中学生は初めてなので、これが中学校って場所なんだなと感じました。
西さん:インターに比べるとクラスの生徒数が多いとか、一人の先生が全部の教科を教えることに驚きました。
石垣さん:小4の最初から日本の学校に通っていたので、特に違和感はありませんでした。
 
Q11、受験勉強は大変でしたか。
村上さん:僕は受験勉強を始めてもサッカーを辞めずに続けていました。サッカーと受験用の塾と、英語の塾の3つに通っていて、それを1週間ひたすら続けていたのが結構辛かったです。それでも、サッカーをすれば気分が晴れていました。
西さん:シンガポールの日系塾で受験勉強をしていました。僕の場合は英語環境のブランクがあり、英語力が落ちたままインターに通っていたので、学校に通いながらの受験勉強がとても辛かったです。国語は苦手だったけれど、塾の塾生の数も少なく、手厚く見てもらえたので国語の力が伸びました。
石垣さん:小4で日本に帰ってきて塾に通っていたので、理科社会をずっとやってました。理科が得意で、国語が苦手でしたが、特に困ったことはありませんでした。
 
Q12、:将来の進路や夢をお聞かせください。
村上さん:サッカーでプロを目指したいです。大学はどこに行きたいかはまだ分かりません。
西さん:サイエンスセンターが魅力的で入学したことや、ものつくりも好きなのもあって、科学者もいいなと考えたり、サッカーをしていて英語も話せるので、サッカー選手の通訳もいいなと思っています。
石垣さん:父が医療系の仕事をしているのでその方面にも興味があるし、せっかく海外の経験があるのだから英語を使える仕事にもついてみたいです。
 
Q13、海城中学を目指す帰国生にメッセージをお願いします。
村上さん:海城に入ったら部活も教科も増えて、やりたいことやオプションも一気に世界が広がります。受験勉強を乗り越えたら、自分がやりたいことを自由に見つけられるので頑張ってください。
西さん:どうして海城に入りたいのかを今一度思い起こすことで、モチベーションに繋がると思います。勉強頑張ってください。
石垣さん:中学生活に不安を持ってる子もいるかもしれませんが、海城は楽しめる場所です。受験勉強頑張ってください。

帰国生入試情報

【海城中学高等学校ホームページ「入試情報」】
https://www.kaijo.ed.jp/news/35201
★詳細は必ず学校ホームページや説明会等でご確認ください。

海城

 

・A方式・B方式いずれかを選択
・国語・算数はA、B方式共通問題
・B方式・英語の問題は、大問Ⅰは自由英作文問題、大問Ⅱ・Ⅲは多肢選択式読解問題
・面接時に「生活していた国や地域と日本との違い」について日本語による2分程度のスピーチあり
・「スピーチ」中に、メモを参照したり資料等を用いたりすることは出来ません。

 

mois
編入の募集はありますか。

塩田先生:
編入試験は、中1の夏(8月)、中1の学年末(3月)の2回実施します。
 

mois
保護者の海外赴任に生徒が帯同した場合の復学制度はありますか。

塩田先生:
復学制度はあります。海外赴任が決まった際には個別にご相談いただき、本校に再び復学することを前提に必要な書類の手続などをご案内しています。詳細は本校ホームページの入試Q&Aをご覧ください。

アンバサダー感想

「中学生のあいだは何者でもいい、自分自身のままでいい。」という中山先生の一言が、同じ年頃の男子を持つ筆者の心にとても響きました。
その言葉を反映するように、校内ですれ違う生徒や、授業を受ける生徒達からポジティブなエネルギーを感じ、少年から青年に成長する大事な時期を、異性の目を気にすることなく「自分がやりたいことをひたすら伸ばせる。自分自身でいられる。」と言うのはこういうことなんだなと感じました。
ジェンダーに敏感な時代だからこそ、男子校であることの強みと可能性を感じた訪問となりました。
先輩から後輩へ、日本から世界へ、海城ボーイズの活躍と躍進はこれからも続くに違いありません。


Writer Profile

EDUBALアンバサダー Miho

シンガポール在住歴14年、アメリカ国籍の主人と国際結婚。 3人を子育てしながら、通信制大学で心理学を専攻中。育児支援コミュニティKids Priority Cafe主宰。趣味は教育・海外生活について綴るnote執筆。好きな言葉は「始めれば始まる」。子どもたちの中高帰国子女受験を経験。

Mihoのnote記事

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  • とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。

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    • 兵庫県
  • 中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。

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  • 素晴らしい授業でした。毎回適切なワークシートの宿題を出して頂き、とても良かったです。指導内容も日本の受験に特化した形で教えていただけたので、注意されたところが息子にも受け入れやすかったようです。受験指導ということで短期間になってしまったので、とても残念です。足りないと思っていた部分を先生が補完してくださったことが、良い結果につながりました。

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  • 一貫した指導方法で、安心して授業を受けられました。問題点の洗い出し、またその解決策を具体的に提示してくださる一貫した方法で子供を合格へと導いて下さいました。またその分かりやすさは、勉強の面白さへとつながり、子供が授業を毎回楽しみにしている程でした。大変感謝しております。ありがとうございました。

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  • ICT機器を上手く使って、息子に寄り添ってご指導下さりありがとうございます。

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