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IB final examsを直前に控えたDP12年生のみなさん!
この時期は復習する量が多いのに、大学受験の時期も重なっている12年生は時間に追われながら、2年間分の厚い教科書と毎日にらめっこで必死に勉強していると思います。そんなみなさんが高得点を取るために最低限するべき4つのことをご紹介します。
今まで、いくつものIA(Internal Assessment)やExternal Assessmentを終えてきたあなた。穴が開くほど何度もCriteria/Rubricを見てきたと思います。最終試験もRubricが基準となって採点がなされます。ここでもう一度Rubricの内容を確認して、しっかり頭に叩き込みましょう。文法が完璧だったり、誰よりも長いエッセイを書いてもRubricに書いてあることが抜けていては点数がもらえません。そんなもったいないミスを徹底的に無くして、確実に点数を取りに行きましょう!
【残り一か月で高得点を狙いたい人へ】
Rubricに沿って採点されるということは、逆にRubricに書かれているポイントをしっかり押さえて、そこを狙うことだけに注力することで高得点取得により近づけます。特に言語系のGroup1と2、社会系のGroup3の教科に効果的です!ルーブリック自体に書かれていることはとても曖昧ですが、IA(Internal Assessment)と同様に、触れなければいけない事はたいてい一貫して決まっています。例えば、Group1や2ではレトリックとそれが主題に与える効果、Group3のEconomics(経済)では問題に書かれている事象に関するどの理論が適応されるのか、その理論の定義と正しいグラフなどは絶対的に求められます。こうした点を洗い出して、典型化することが高得点につながるでしょう。
Group 4の教科とMathには”Data Booklet”と言われる基本的な方程式や計算に必要な情報が載っている冊子が当日の試験で配られます。Data Bookletのどのページにどの単元の何が書いてあるかを把握することはただ単に問題を解く時短につながるだけでなく、計算ミスや記憶違いによるケアレスミスを防ぐことができます。Data Bookletの内容を把握するための近道は「過去問のお供」にすること!何回も過去問を解きながらData Bookletを使うと段々「この単元の内容は何ページの上のほうにあったな。」と覚えることができるようになります。全教科を通して暗記量も問われるのがIB試験なので、覚えるところは覚える、覚えなくていいところは覚えないという分別をしっかりし、時間と労力を効率的に使いましょう!
“Past Paper(過去問)” はFinal examの対策で最も効果的な対策方法といっても過言ではないでしょう。最終試験の対策をするためには、内容を覚える他にテスト形式に慣れることや、時間の配分を考えることもとても重要になってきます。それらすべてを鍛えることができるのが、Past Papers(過去問)なのです。自分の得意分野、不得意分野をしっかり見極めて、繰り返し様々なPast Papers(過去問)をこなすことで、本試験の時も変わらず落ち着いて問題を解くことができるようになります。
【Past Papers(過去問)の番号ってなに?】
Past Papers(過去問)の左上をよく見てみると番号や記号が振られています。
例えば、『M14/3/ECONO/HP1/ENG/TZ1/XX』。Past Papersに見慣れているIB経験者ならこの番号を見ただけで、どの教科のいつのどのペーパーなのか瞬時にわかってしまいます。
この意味を部分的に理解するだけでも、過去問探しや問題に相応した模範解答探しにとても役に立つので、上の番号を例に分解しながらご紹介します!
『M14』→May 2014
『ECONO』→Economics
『HP1』→Paper 1
『ENG』→English(テストの内容が英語表記である事を意味する)
『TZ1』→Timezone1(全世界共通試験なため、時差で問題が漏洩しないように同じ教科でもいくつかの種類が用意されている場合がある)
つまり、『M14/3/ECONO/HP1/ENG/TZ1/XX』は『2014年5月に行われたEconomicsのPaper1』の試験であることが分かります。
同じ教科で違うPast Paper(過去問)をネットで検索して探したいときは数字や『M』をNovemberを示す『N』に変えるなどするとヒットする可能性が高まります。
※出てこない試験の過去問もあります。ご了承ください。
Past Paperを解くもう一つの利点は、「模範解答を知ること」ができる、ということです。Mark schemeと呼ばれる模範解答にはどのような解答にどういう理由で何点加算されるのかが書いてあります。英語が苦手な方もここで言い回しをマスターすれば時短と高得点両方を効率よく狙うことができます。またMark schemeを分析することで、IBOがどういう意図でその問題を出しているのか、どういうひっかけ問題を出そうとしているのかなどに気づいてくる点が増えてきます。こうした小さなことも、一点のボーダーを超えることができるかどうかに影響してくるのでぬかりなく確認しましょう!
【Mark schemeの番号】
Mark schemeを探す際も上でご紹介した番号が使えます。
例えば、『M14/3/ECONO/HP1/ENG/TZ1/XX』のMark schemeを探したい場合は最後に『M』をつけて、『M14/3/ECONO/HP1/ENG/TZ1/XX/M』とすればでてくるでしょう。
ぜひご活用ください!
「あれ、意外に当たり前のこと?」と思った方も多いかもしれませんが、これらは本当に大事なことなのでぜひ頭に入れておいてください。何百ページもある教科書を全部復習してる時間なんてない、という方はIB Preparation用の薄い参考書も販売されているので購入することをお勧めします。中にはいい解答例とだめな解答例が比較されているものもあるので、ぜひ活用してみてください。
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これまでにも、
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この1ページで悩み解決!IBDPブログ記事まとめ
直前でもできる!Past Papersの解き方完全解説!国際バカロレア(IB)Mock Exam対策、勉強法
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
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