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面倒見のよさは抜群。実は帰国子女が多い聖心女子学院の魅力

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白金台駅から徒歩10分ほどの場所にあり、小中高一貫教育を行っている聖心女子学院。創立110周年を迎える、伝統ある女子校です。都心とは思えない、緑豊かで広いキャンパスを誇ります。

伝統的に「編入」という形で多くの帰国子女を受け入れていた聖心女子学院ですが、より多くの帰国子女を迎え入れることができるように数年前から新中等科一年生の帰国生入試制度が設けられました。

「帰国子女の我が子を、聖心女子学院に通わせるメリットはなんだろう?」
今回は、そんな疑問に答えるべく、帰国子女中学受験の経験者でもあるEDUBAL編集者が取材しました。

インタビューさせていただいた先生方

EDUBAL-6117校長 大山江理子先生

「聖心ネットワーク」と「グローバルマインド」―校長 大山先生
「聖心は姉妹校が世界中にあり、その聖心ネットワークを使って、「グローバルマインド」を育てることに力を入れています。いろいろな生き方ができる時代において、どのような考え方・どのような世界の捉え方をするかが重要です。一人一人の存在が大切である中で、周りの人と関わって生きていく。そして、その中でより良い世界を作っていけるような人を育てたい。聖心に通う学生には、聖心ネットワークのなかの人との関わりの中で、そんな「グローバルマインド」を身につけて欲しいと思っています。」(大山校長)

帰国子女を受け入れる風土はバッチリ―中等科主任 吉河先生
「聖心には伝統的に海外在住経験のある編入生が多かったという背景があります。それまで柔軟に編入枠で受け入れていたものを、帰国枠という形式を設けることによって、より多くの帰国子女を迎え入れることができると思い、数年前から始めました。」(吉河先生)

  1. 帰国生に優しい、聖心女子学院の面倒見の良い教育
  2. 入学前から始まる、聖心女子学院の手厚いサポート
  3. 聖心女子学院の帰国生入試について
  4. 聖心女子学院の先生方から帰国子女の皆さんへのメッセージ
  5. 聖心女子学院への入学を検討中の帰国子女の方へ

1. 帰国生に嬉しい、聖心女子学院の面倒見の良い教育

帰国生でも同じ教室で学ぶことに意味がある

帰国子女にとって、海外で身につけた語学力を伸ばし、国際感覚を生かすのに重要なのは、英語力。ですが、聖心女子学院では、あえて取り出し授業を行っていません

「小学生の時に海外に転出した生徒を、在校生は戻ってくるお友達として待っていることが多いのです。聖心の中で帰国子女は特殊な存在ではありません。また、帰国子女の取り出し授業がないということで、帰国生も特別扱いされずに、聖心女子学院の生徒の一員として受け入れられやすいという風土があります。」(大山校長)

帰国後、帰国子女であるということで、特別扱いをされることに戸惑う帰国子女も少なくありません。このように一般生と同じように一員として迎え入れてもらえる環境は魅力的だと、筆者は感じました。

取り出し授業でなくても、レベルの高い英語教育

取り出し授業はないものの、英語の授業のレベルは高いそうです。小中高12年一貫教育を行っている聖心女子学院では、小学校から英語の授業が行われています。

「幼い頃から英語の授業を受けている聖心生の中には、発音が上手な人や、場慣れしている人、ネイティブの先生とうまく交流できる人など、たくさんいます。海外で日本人学校に通っていた帰国生や、非英語圏からの帰国生は、もしかしたら逆に不安を感じてしまうかもしれません。しかし、小学校の英語の学びと、中学校の英語の学びは違うので、しっかりと授業に取り組めば必ず力はつきます。また、私たちもフォローをしていきます。
中学校では一週間に6時間、英語の授業を行っています。1日に2時間英語の授業がある日もあるということです。ネイティブ教師によるコミュニケーション英語(オーラル)の授業も中学一年生と二年生は1時間、中学三年生以上は2時間実施しています。」(大山校長)

「コミュニケーション英語の授業も上級になると、ディスカッションをしたり、文学作品のキャラクターアナリシスをしたりと大学の英文学の授業に匹敵するような読解をしているんですよ。」(吉河先生)

「そして、日本人の先生による授業も英語で行います。教科書はProgress 21を使い、内容の質も高いと自負しています。帰国生ではなくとも、本校で留学経験を積んだことで海外の大学を目指す生徒もおり、海外大学への進学者を毎年輩出しています。(大山校長)

EDUBAL-6441聖心女子学院はカトリックのミッション校。このマリア像は世界中の聖心会の学校にあるそうです。

盛んな姉妹校への留学

聖心女子学院は、世界中に146の姉妹校がある聖心会(Sacred Heart)の学校です。聖心女子学院では、この姉妹校ネットワークを利用して、留学や語学研修が盛んに行われています。

「姉妹校留学には長期と短期があり、基本的には交換留学という形で実施しています。高校では、アイルランド、カナダ、アメリカ、メキシコ、台湾など、様々な地域に行く機会があります。他にも海外語学研修などの機会があり、多くの生徒が外国の学校・生徒と関わっています。」(大山校長)

姉妹校から聖心女子学院に留学や訪問にくる生徒の受け入れにも積極的な学校です。日本にいながら、異文化交流を体験することができます

「今年は海外の姉妹校からの来校が増えています。中学校一年生の生徒にも、留学生の学校案内をしてもらうなど、積極的に交流を作り、生徒が様々な経験を積めるようにと考えています。」(大山校長)

EDUBAL-6453図書室には洋書も多く揃っていました。閲覧エリアには1学年が集まることができるほどスペースがあります。

他教科のサポート

帰国子女にとって、英語の次に心配なのは、授業についていけるか。日本人学校や補習校に通っていたとしても、学校の授業のサポートはしてもらえるのでしょうか。

「聖心は1学年3学級しかない少人数の学校なので、一人ひとりに目が行き届いています。先生も生徒のことをよく分かっており、何かフォローが必要な場合は、個別のニーズに合わせてサポートをしています。
また、帰国生と長く関わるうちに、長期的な視点で子どもたちの成長を考える必要性も感じるようになりました。中高を通して力が伸びるタイミングは人それぞれなので、それに合わせてフォローをしていきたいと思います。」(大山校長)

「期末試験の前後などに保護者との面談が行われるのですが、帰国生の保護者との面談は早めに行うようにしています。ご家庭と連携して、生徒をよりサポートするためです。」(吉河先生)

さらに、筆者はITを積極的に取り入れていることに驚きました。小学校五年から全員がiPadを、そして、来年から中学校三年生からノートパソコンを持つことにしているそうです。

「聖心の生徒にプレゼンテーションをさせると、非常に完成度が高いと思うことが多いです。パワーポイントなどで資料もしっかりしたものを作ってくるので、毎回驚かされます。」(吉河先生)

「全クラスに電子黒板とプロジェクターが設置されています。校内では携帯電話などの使用は禁止されていますが、学習に必要な時にタブレットやパソコンを使用しています。海外研修などから帰ると、必ず全校生徒の前で振り返りのプレゼンテーションをすることになっています。この振り返りという行為は、実はお祈りの際の、沈黙の時間に通じるものがあるのではないかと思います。普段から日常的に振り返るということをしているので、生徒たちも慣れているのではないかと。」(大山校長)

グローバル化や、大学入試の変更で、今必要とされている文章力やプレゼンテーション力。聖心女子学院では、以前からそれを伸ばすための習慣があり、活きているようです。また、想像以上に生徒一人一人に対するサポートが手厚いのがとても魅力的です。

2. 入学前から始まる、聖心女子学院の手厚いサポート

EDUBAL-6408厳かな雰囲気をまとう聖心女子学院の聖堂。クリスマスのミサなどはここで行われます。

帰国生向け!5回の入学前オリエンテーション

12年制の聖心女子学院に中学から入学するとなると、在校生に溶けこめるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。聖心女子学院では、昨年度から生徒が学校に馴染みやすくするために、帰国生入試合格者に向けて5回のオリエンテーションを開始しました。参加は強制ではないので、受験のために日本に帰国し、そのまま戻るというスケジュールでも心配はありません。

①クリスマスのミサに参加(12月)
「聖心女子学院のチャペルで、夜に行われるクリスマスのミサに参加していただきます。昼とは全く違う、神秘的な雰囲気をまとった聖堂で、ご家族の皆様にキリスト教の雰囲気を味わっていただきます。また、在校生もたくさんくるので、入学する前に生徒の様子をより知っていただく、という目的もあります。」(吉河先生)

②部活動の見学(12月)

③宗教面のフォロー(2月)
「キリスト教の考え方の紹介や、お祈りの仕方などを覚えていただきます。」

④英語模擬授業(2月)
「聖心の生徒は、小学生から英語を学んでいるので、アルファベットの書き方はすでに学んでいます。中学に入ると筆記体の練習が始まるので、帰国生の方々には1時間ほどお時間をいただき、アルファベットのブロック体を綺麗に書く練習や、線をまっすぐに引く練習などをしていきます。また、4月から使うテキストを用いての授業も行います。」

⑤交流会(3月末)
「新中一と編入生とともに、交流会を開きます。生徒同士の初めての交流の場となっています。1学年の規模がそこまで大きくないので、質疑応答などもしやすいと思います。」

このように、聖心女子学院は入学後だけでなく、入学前から生徒へのサポートがしっかりしています。また、生徒数が少ないことで、生徒同士のつながりがとっても密なことが魅力的な学校だと感じました。

3. 聖心女子学院の帰国生入試について

EDUBAL-6432高等科3年生の教室。全ての教室に電子黒板とプロジェクターが設置されています。

そんな聖心女子学院の帰国子女入試では、国語・算数・作文の試験が課され、保護者も参加の面接が行われます。どのような力が求められているのでしょうか?

勉強に向かう姿勢・基本的な知識・考える力が問われる

「入学したら、日本語で授業を受けることになります。そのため、一般的な学力を問う試験を行います。」(大山校長)

「作文は日本語か英語のどちらかで書いていただきます。文章力を通して、お子さんの勉強に向かう姿勢や、これからの伸びしろを見ています。たとえ今日本語が苦手でも、他の言語で文章を書く力があれば、これから日本語力を身に付けることができると考えています。また、面接では、ご家庭がどれだけサポートしてくださるのかというところを見ています。学校と密に連絡が取れるかなどを確認させていただきます。」(吉河先生)

過去問について

「過去問は配布はしていませんが、学校説明会にお越しいただければお見せしています。帰国のスケジュールに合わなければ、個別で連絡をいただいた上で学校案内にお越しいただいた際にお見せすることができます。」(大山校長)

【あわせて読みたい】
聖心女子学院の帰国子女受験情報

4. 聖心女子学院の先生方から帰国子女の皆さんへのメッセージ

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生徒の人数が少ないからできることがある
「丁寧に生徒と関わる学校なので、帰国される方の個別のニーズに応えながら、手厚くサポートしたいと考えています。人数が少ないということに心配はしないで欲しいです。取り出し授業がなくても、英語力をつけられる環境があると思います。生徒が『グローバルマインド』を身につけられる機会をいろいろ設けているので、ぜひ活かして欲しいと思います。」(大山校長)

自分のアイデンティティーを発見する場にして欲しい
「思春期になると、アイデンティティー(自分は何者なのか)を考える機会が増えるのではないかと思います。聖心に通うことで、日本語の良さ、日本文化の良さ、日本人であることの良さなどを吸収し、それを海外に発信できる人になってほしいと考えています。」(吉河先生)

5. 聖心女子学院への入学を検討中の帰国子女の方へ

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聖心女子学院の帰国生にとっての魅力をご紹介しましたが、いかがでしたか?
筆者は、実際に聖心女子学院を訪れて見て、先生方の面倒見の良い雰囲気や、元気でなかのいい生徒たちの空気に大変惹かれました。
聖心女子学院では毎年10月第一土曜日に「みこころ祭」が行われ、文科系の部活の公演や、展示発表などで盛り上がっているそうです。また、12月には中学生の生徒がクリスマスの意味を考えて作る創作劇を上演する「クリスマスウィッシング」が行われます。ぜひ、一度足を運ぶことをお勧めします!

今年度の聖心女子学院の説明会・公開行事(2019年度入試)
・みこころ祭:10月6日(土)
・学校説明会:11月17日(土)
・クリスマス・ウィッシング:12月19日(水)
・入学試験:12月20日(木)
詳しい情報は公式HPをご確認ください

 

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EDUBALへの声

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  • とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。

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