生徒、保護者のためのグローバル教育情報 by EDUBAL

グローバル教育情報では、海外子女向けの最新情報・お役立ち情報を発信しています。

エデュバル無料メルマガの魅力

2019.02.27

【後編】インタビュー記事|英語で学べる理工系のボーディングスクール!帰国子女にぴったりな国際高専の魅力とは

DSC_0041_00001

2018年に金沢工業高等専門学校から国際高等専門学校(ICT)へと改称し、カリキュラムを一新した国際高専。同時に新たに建設された白山麓キャンパスではどのような授業が行われ、生徒はどんな生活を送っているのでしょうか。後編では学校見学の様子、国際高専の教員インタビュー、在校生インタビューを中心にお伝えします!他校との比較、学費や入試についての情報も載せていますので、ぜひ参考にしてください。

インタビュー前編では国際高専の教育理念・新カリキュラムについてご紹介しています。併せてご覧ください。
【前編】インタビュー記事|英語で学べる理系のボーディングスクール!帰国子女にぴったりな国際高専の魅力とは

 

目次

  1. 国際高専の学校施設見学
  2. 国際高専の寮施設見学
  3. 国際高専の教員の方にインタビュー
  4. 国際高専の在学生インタビュー
  5. 国際高専と他校との比較
  6. 国際高専はこんな方にオススメ!
  7. 国際高専の学費・入試について
  8. 帰国高校受験をお考えの方へ

国際高専の学校施設見学

▼メーカースタジオ

浮かんだアイデアをすぐに形にすることができる、メーカースタジオ。置いてある材料は自由に、好きなだけ使っていいそう。

ict photo1

▼3Dプリンター

最新の3Dプリンターも、一年生から使うことができます。

ict photo2

▼授業見学:数学

数学の授業ではネイティブスピードの英語で先生が授業をしており、まるでインターナショナルスクールの授業のようでした。内容は高度ですが、学生同士が教え合ったり、先生に積極的に質問していて、ただ先生の授業を聞くだけのものとは違う、活気のある授業でした。

ict photo3

▼図書館

ict photo4

学校施設は新しいのはもちろん、木材が使われていたり、広くスペースをとっているなど、居心地がよく勉強に集中できる環境が整っていました。学校での個性豊かな教師や生徒との交流、活気のある授業、いつでも使える最新の設備など、自由なアイデアを生み出すことができるよう、あらゆる工夫がなされています。

国際高専の寮施設見学

▼部屋

寮では6人が共同で暮らしますが、部屋は個室になっています。全寮制と聞くと窮屈でルールが厳しいイメージがありますが、ネットやスマホは自由に使うことができ、厳しいルールはありません。部屋の近くにはユニットバスがありますが、キャンパス内に地域の方も使う温泉施設があり、学生は自由に使うことができます。学生は毎日のように生徒が利用しています。また、寮は夏休みなどの長期休暇中でも一部期間を除き滞在可能です。

ict photo5

▼カフェテリア

広々としたカフェテリア。寮で暮らす学生のために、グレードの高い美味しい食事が提供されているそう。夜食(軽食)もあるそうです。

ict photo6

ボーディングスクールということで、寮環境が心配、という方は多いと思いますが、ご覧の通り窮屈さはなく、綺麗で新しい寮施設の中でのびのびと過ごすことができます。白山麓の大自然の中でクラスメイトと生活を共にする二年間は、充実した貴重な人生経験になりそうです。

国際高専の教員の方にインタビュー

ict photo7

グローバルイノベーターの育成を目指し、カリキュラムを一新した国際高専。具体的にはどのような授業を行っているのでしょうか。物理を担当する伊藤先生にインタビューさせていただきました!

ーカリキュラムの大きな特徴がエンジニアリングデザインという科目ですが、現在は何の授業をしているのでしょうか。
「今は『大人を驚かせる何かを作る』ことをテーマにしています。 昆虫館が白山麓にあって、そこで見た自然の昆虫植物の動きや構造などを使って何か物を作るという内容です。 私たちの方で何を作りなさいというものを厳密には言いません。学生たちが観察から始まって準備をしてアイデアを出して、プロトタイプ(試作品)を作り、フィードバックをもらう、というプロセスを自分で進めていって勉強していく形を取っています」

高専の先生として実感する、学生の成長

「入学した当時と比べて考え方がデザイン思考に変わっていってるように感じますし、エンジニアリングデザインにすごい興味を持ってくれています。 これまでにやったことのないプログラムなので不安があったのですが、予想以上にみんな適応してくれて、それは嬉しかったところでもありますし感心したところでもありますね」

英語が苦手だった学生も、半年で聞き取れるように

「最初は英語が苦手だった学生も、授業を進める中で英語への抵抗感が減っていって、半年ぐらいでも聞き取りのレベルは格段にあがりました。 入学して一年くらいでだんだんしゃべりもついてくるようになっていて、最初日本語で質問していた学生が English please、 と言うと英語で喋ってくれるようになりましたね。 3年の留学のときにまでにはどの学生も、向こうの大学の授業についていけるだけの英語力は身についていると思います」

国際高専の在学生インタビュー

ict photo8

国際高専に実際に通う、青木さんにインタビューをさせていただきました! 青木さんはマレーシアのインターナショナルスクールに二年間通い、帰国して国際高専を受験したそうです。

ーなぜ国際高専を志望したのでしょうか?
「日本の高校を受験することが不安で、インターみたいな環境の学校に入りたかったのが一つと、あとロボットの勉強がしたくて、工学系の学校を探していたのでこの学校にしました。高専ということに特に抵抗はありませんでした」

ー好きな授業、面白い授業はありますか?
「歴史は個人的に興味があるので、楽しいです。他には、今エンジニアリングデザインの授業の中で、「大人を驚かせる何かを作る」ことをしているのですが、それでセンサーを感知して動くロボットを作っていて、それも面白いです」

ー大変だったことは何ですか?
「数学の授業が内容が難しくて、それが大変でした。あと勉強も進みが早くて大変でしたが、ラーニングメンターの人に見てもらったり、友人に教えてもらったりしてどうにかなりました」

ーどのような生徒が多いですか?
「将来の目標がはっきりしている人が多いです。学校を作りたい人とか、ロボットとプログラミングに興味がある人とか。興味が似ている人もいるので気が合って楽しいです」

ー国際高専に通って、成長したなと思うことはありますか?
「広くいろんな理系、語学の知識が身についたので、そこが成長したところかなと思います」

ー国際高専はどんな人にオススメですか?
「やりたいことが明確な人とか、ロボットプログラミングみたいな工学系、英語が好きな人が入ると楽しいのではないかと思います。やりたいことが決まっていない人でも、将来の選択肢が増えるので良いのではないかなと思います」

国際高専と他校との比較

国内・海外のインターナショナルスクールとの違い

外国人の教員が多く、授業の雰囲気もインターナショナルスクールに近く、インターに近い環境を望んでいる方にはとてもオススメの学校です。 じゃあ普通のインターに通うのと変わらないのでは?と思うかもしれませんが、国際高専には普通のインターとは違った魅力があります。
①理工系に特化した学校
まず一つは、理工系に特化した学校ということ。理系の分野に興味のある学生の方には、普通のインターに通うよりも理工系科目が充実していて、自分の関心に合った勉強ができます。
②大学受験がない
次に、大学受験がないということ。国際高専に通う学生は金沢工業大学に進学することができますし、4,5年次には大学に入る前から大学生と一緒に研究し、大学の施設も利用することができます。
③日本の文化を体感できる
三つ目に、日本式の勉強をすること、学校生活、寮生活を通して日本の文化を体感することができる、ということが挙げられます。日本語が苦手だけど日本に帰って日本の勉強をしてみたい、日本人だから日本の文化に触れたい、という学生にはぴったりの環境です。

ISAKとの違い

全寮制、英語の授業を行う学校ということで、ISAKと比較される方は多いのではないでしょうか。
ISAKはインターナショナルスクールであり、国際高専は上記のようにインターナショナルとは違う魅力があります。また、ISAKではIB(国際バカロレア)教育を行っていますが、国際高専ではEnglish-STEM教育、エンジニアリングデザイン教育を行っているという違いがあります。

ICT GLOBAL SUMMER CAMPのお知らせ(2019/6/24~2019/6/30)
国際高専では、毎年中学生向けのサマーキャンプを実施しています。白山麓キャンパスでAll EnglishのSTEAM教育を体感してみませんか?デザイン思考をベースに、ドローン、3Dプリンター、レゴのEV3、遺伝子解析ツールなどの最新テクノロジーに触れるのみならず伝統工芸の体験も予定しています。
詳しい情報は公式HPをご確認ください

国際高専はこんな方にオススメ!

理系、特に工学系(ロボットなど)に興味がある方

英語力をキープしつつ日本式の勉強をしたい方

勉強のサポートが充実した学校に通いたい方

大自然の中、施設が最新のボーディングスクールに通いたい方

将来日本国内だけでなく、世界で活躍したい方

国際高専の学費について

isak building

isak building

学費は高い金額に感じる方が多いかもしれません。これは、教科書がアメリカのものであったり、24時間体制で勉強や生活のフォローをする、また寮施設では全員が個室であり温泉施設の利用やグレードの高い食事を提供する等のために、必要な金額となっています。また、1,2年次で使用する教科書や個人が使用するPCのほか、体育ウェアやワークウェアなどは、初回支給されます。授業が全て英語で行われ、細やかな授業フォローもあり、寮の施設も最新と考えると、学費に見合う価値があると筆者は感じました。
学費をネックに感じている方も、まずは学校施設、寮施設を見学してみてはいかがでしょうか。 国際高専では実際の授業を白山麓キャンパスで体験できるサマースクールや学校見学会を行っています。詳しくはこちら(国際高専ホームページ)

 

国際高専の入試について

グローバル入試、帰国生入試、一般入試、自己推薦入試、の四つの出願方法があります。各入試の出願資格についてはこちら

試験内容※2019年度実績。2020年度以降は最新の学生募集要項をご確認下さい

グローバル入試A,B:小論文(英語)、面接(英語・日本語)
帰国生入試:小論文(英語・日本語)、面接(英語・日本語)
一般入試A,B:学力試験(数学もしくは英語)、面接(英語・日本語)
自己推薦入試:小論文(英語・日本語)、面接(英語・日本語)

評価基準

⼩論⽂については、課されたテーマについて、自身の意見、考え方が論理的に述べられているか。また文章の説得力、構成力、表現力などをみます。
⾯接については志望動機と将来の目標、学生生活(就学・寮生活・留学等)について英語と日本語の両方を用いて対話しています。

 

特別奨学生制度

国際高専では、グローバルイノベーターの育成を目指し、4種の「ICTリーダーシップアワード奨学生制度」を設け、多様な活動においてリーダーシップを発揮し得る人材を支援します。これは入学後の学生の活動や行動をもとに対象者を選出・選定し、奨学金を次年度授業料の一部として取り扱います。詳しくはこちら(国際高専ホームページ)

帰国高校受験対策はEdubalにお任せください!

海外子女向けオンライン家庭教師EDUBALでは、帰国高校受験の試験対策、面接対策のためのオンライン家庭教師サービスを提供しています。海外在住経験があり帰国高校受験を経験した教師が多数在籍しているので、質問やお悩みがある方や高校受験の入試対策をご希望の方はぜひお気軽にご相談ください!

 

 

>> グローバル教育情報トップに戻る