お電話でのお問い合わせ

EDUBALでは、海外在住の生徒様ならではのお悩みと真摯に向き合い、指導させていただきます。

03-6756-8620

電話受付 平日10:00~19:00 (日本時間)

閉じる

EDUBALでは、海外在住の生徒様ならではのお悩みと真摯に向き合い、指導させていただきます。

03-6756-8620
電話受付 平日10:00~19:00 (日本時間)

IB History(歴史) Paper 1の対策方法を徹底解説!OPVLなど各質問で高得点を狙うための方法!

IB Historyは全科目の中でも一番難しいと言われている科目です。主張を根拠づけて理論的に説明するといった高度なテクニックが求められます。これらはコツを押さえることでできるようになります。特に、Paper1は他のPaperよりも点数が取りやすいと言われているので、しっかり対策することでFinal Grade(最終点)も上げることができます。本サイトではHistory Paper 1の傾向や対策方法を紹介していきます。

具体的な問題形式についてはこちらを参照ください: IB(国際バカロレア)、History(歴史)の科目選択や勉強法、対策について

目次

  1. IB History Paper 1全体の注意点
  2. 第一問: 資料の理解
  3. 第二問:風刺画分析
  4. 第三問: OPVL
  5. 第四問:Compare and Contrast比較・対比
  6. 第五問:エッセイ
  7. IB History Paper 1の注意点を踏まえて最後に:

IB History Paper 1全体の注意点

Paper 1にはこのテスト特有の注意点があります。これらの注意点を知り・対策することで点数を飛躍的に上げることが見込めるので、ぜひ試してください。

 

点数は加点法

間違えた答えを書いても減点はされないので、時間が許す限り書くようにしましょう。

思いついた回答は全て書く

採点官が採点に関して迷った場合は点数を加点することになっています。思いついた解答はなるべく書くようにしましょう。

順番に答える

順番に答えることでエッセイに備えることができます。また、時間短縮にもなります。

エッセイ以外は箇条書き

最後のエッセイ以外は箇条書きで書くことができます。箇条書きにすることで簡潔に答えをまとめられます。エッセイの内容を整理する際、解答をメモとして使えるので箇条書きをお勧めします。

IB History Paper 1: 資料の理解(3点)

この設問では「選択したトピックを研究している学者」にとって有益な情報を資料から汲み取る必要があります。資料は一次資料から二次資料まで幅広く出題されます。ここでは解答を通して歴史文学への理解を示すことが求められています。

 

部分的に引用をする

設問に答える形で表現などの一部を引用することでより理解度を示すことができます。

答えは最低2つ、できれば3つ

満点を取るためには、解答に2点以上要素を盛り込む必要があります。念のために3点以上の要素を書くと良いでしょう。

IB History Paper 1:風刺画分析(2点)

こちらの設問では主に風刺画が出題されます(グラフやチャートが出題される可能性もあります)。ここで注意すべき点は記号の意味を指摘するだけでは加点されないという点です(例.「赤い星があるため、この人物はソ連を表している」等)。風刺画を通して作者が主張していることを分析しましょう。

 

解答方法

どの部分から何が読み取れるかを明確に提示しましょう。「〇〇(風刺画のどこに焦点を当てたか説明)から〇〇(焦点を当てた部分から読み取れるところを説明)が読み取れます」と解答しましょう。

拡大解釈しないように

あくまで風刺画家の意図を分析するものですので、風刺画から読み取れることを書きましょう。

答えは最低2つ、できれば3つ

満点を取るためには、解答に2点以上の要素を盛り込む必要があります。念のため解答に要素を3点以上準備するのが無難でしょう。

IB History Paper 1: OPVL(4点)

OPVLはIB特有の資料分析方法です。OPVLはOrigin(出典)、Purpose(目的)、Value(価値)、Limitation(限界)の頭文字を取ったものです。ただここではContent(内容)にも言及する必要があります。この設問では歴史学研究者にとって資料の意義を意識して解答しましょう。

 

ValueとLimitationをベースにする

ValueとLimitationをベースにOrigin、Purpose、Contentに言及すると整理がしやすくなります。OriginのValue・Limitation、PurposeのValue・Limitation、ContentのValue・Limitationといったように解答しましょう。

バランス良く述べる

4点をとるにはOPVL全てに言及する必要があります。数を意識するのではなくOPVL全てに言及するように意識しましょう。

IB History Paper 1:Compare and Contrast比較・対比(6点)

設問では指定された2つの資料の内容をCompare and Contrast(比較・対比)します。作者の主張や意図をCompare and Contrast(比較・対比)しましょう。史実をどのように評価しているか、どのように位置付けているかに着目すると高得点を狙えます。

 

バランスよく解答

ルーブリックを読むと比較と対比をバランス良く解答する必要があります。バランスよく解答するにはCompareとContrastを最低でも2つずつ解答するように心がけてください。念のためCompareとContrastを3つずつ準備するとより高得点を狙えます。

compareとcontrastの違いと答え方

Compareの場合は「どちらの資料も〇〇が同じ。」と答えることができます。Contrastの場合は「資料×では〇〇と主張しているが、資料△では〇〇と主張している。」と答えることができます。

IB History Paper 1:エッセイ(9点)

エッセイはPaper 1で最も配点が高い設問です。この設問では今までの設問で使用した資料を元に議論を構築しなければいけません。エッセイはシンプルで構いません。反論は要求されていないので、3段落構成を意識して書きましょう。

 

資料の言及

全ての資料に言及し、効果的に使うように心がけましょう。全ての資料を効果的に言及すると点数が取りやすいと言われています。

出典を明確化

資料から読み取ったものに関しては「資料◯によると…(According to source◯…)」と明確にしましょう。また、予備知識の場合は「自身の知識によると…(From my own knowledge…)」と出典を明確化しましょう。

反論は含めなくてもいい

このエッセイはショートエッセイのため、反論は必要ありません。資料の情報からどの程度論理づけて解答できるかが評価されます。

構成はシンプルに

・序論 まず序論では質問に対する答えを明確に示しましょう。また、どのような根拠を持って主張するかここで述べましょう。
・本論 本論ではまず各資料から読み取れること(自分の主張に関連する情報のみ)をリスト化しましょう。全ての資料を紹介した後に、問題に対する解答へつなげていき、資料や予備知識から根拠づけましょう。
・結論 エッセイの締めを行うとともに、解答するにあたって資料の限界があれば言及すると良いでしょう。

エッセイのCommand Termでお困りの方はこちらを参照ください: IB生必見!知らないと試験で差が出る「Command term (指示用語)」とは?

Historyのエッセイでお困りの方はこちらを参照ください: <IB生必見>経験者が語る!IB History Paper 2・3のエッセイで7を取る対策方法を徹底解説!

IB対策や海外大学進学でお困りの方はEDUBALにご相談ください

EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生教師と、家庭教師を探している現役IB生やPre IB生をつなぐオンライン家庭教師サービスです。

EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても授業を受けることができます。また、帰国子女大学受験を経験している教師も多く在籍しています。

これまでにも、
・History Paper1のサポートをしてほしい!

などのお悩みを抱えた生徒さまに、IBを経験した大学生の教師をご紹介し、
オンライン家庭教師の指導によってIBの勉強のサポートをしてきました。

EDUBALには約600名のIB経験者の大学生が教師登録をしています。
実際にIBで高得点を取得した教師が、自らの経験に基づいてIBの勉強をサポートいたします。
東京大学や京都大学をはじめとする国内外の難関大学に通っている教師や、IBで40点以上を取得している教師も多く在籍しています。

実際に、EDUBALを受講した方からは、

「実際にIBを経験した方だったので、的確な指導をしてもらえた上に、日本語で教えていただけたことで今まで分からなかった点が理解できるようになりました。」

「担当の先生も過去に私と同じように英語力に悩んでいた経験があり、同じ悩みを抱えていた先生から指導を受けることができたのでとても参考になりました。」

といった声をいただいています。

現在、無料体験授業も実施しておりますので、IBや国内外の大学進学でお困りの皆さま、まずはEDUBALにご相談ください!

 

 

この記事のカテゴリー・タグ

EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • とても真面目な先生に計画的に指導していただいています。 おかげでテストで高得点がとれました。

    • IBコース
    • 高1~3
    • ドイツ
  • 日本語で授業させていただいてますが、説明が分かりやすく質問にも丁寧に答えてくれています。授業科目以外の経験やアドバイスもシェアしていただいてるのでIB全体の参考になり助かっています。

    • IBコース
    • 高1~3
    • 大阪府
  • 学校の授業に合わせた指導をしていただきとても助かっています。

    • IBコース
    • 高1~3
    • ドイツ
  • とてもわかりやすい授業で、結果として成績が上がりました。

    • IBコース
    • 高1~3
    • ドイツ
  • 生徒に寄り添いながら、丁寧にわかりやすく指導していただきました。とにかく素晴らしい人間性で心細いIB生のメンタルをしっかり支えて伴走してくれました。先生のおかげで自信がついたと思います。

    • IBコース
    • 高1~3
    • 東京都