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本記事ではエセックス大学(University of Essex)のアドミッション担当、Edmundo Hernandez-Martinezさんに大学の授業や学生生活、出願について、受験生が気になる点をインタビューさせて頂きました。
エセックス大学はTimes Higher Education (THE) Awards 2018のUniversity of the Yearを受賞したイギリス国内有数の4年制公立総合大学です。1960年代から存在する歴史の深い大学で、日本とも長い関係を持っているため、日本からの留学生も多く受け入れています。現在は、在学している約15,000人の学生のうち、約30%が140カ国以上から集っている留学生のため、多様性に富んでいます。
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インタビューさせて頂いた方の紹介
Edmundo Hernandez-Martinezさん
今回インタビューさせて頂いたEdmundo Hernandez-Martinezさんは、University of Essexで20年以上にわたり、日本を担当しているInternational Officerです。
*International officerとは、大学のアドミッションや広報を担当している方のことです。
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A:このスローガンはチャレンジを求めている生徒の場所だという意味です。エセックス大学は疑問に思ったことを探求し、新しい知識を発掘する力を大学での学習を通して身につけて欲しいと思っています。これは決して簡単なことではないですが、これから世界に出て行く上で必要な力です。チャレンジ精神を持っている方、エセックス大学でお待ちしています!
A:エセックス大学では生徒と教授のコミュニケーションを大切にしているため、教師と生徒の比率を20:1として授業を行っています。生徒の人数を少なくすることで、授業内でのディスカッションや質問などがしやすい環境を作るように意識しています。
セミナーなどの授業は交流が少ないため、100人以上の大きいクラスになっています。
A:質問をすることを恐れないこと、そして学者や教授に気軽に話せるようにしています。まずは疑問に思ったことを聞く力を育て、そしてその疑問を聞く場所があるように環境を整えています。
A:エセックス大学では今年の10月からいくつかの授業を対面式で行う予定です。もちろん10月までにイギリスに来ることができない人や、来るのが心配な学生はオンラインでも受講することができます。
オンラインで受講する学生とは、頻繁なZOOMでのミーティングやメールのやり取りを通して、学習を深められるように努めています。また今後新型コロナウィルスの影響が拡大した場合でも、すぐに全ての授業をオンラインへ変更するなど、柔軟に対応できるようになっています。
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A:エセックス大学ではジムやスポーツなどの運動や、レストランやバーなど学外へ遊びに行ったりしています。ロックダウンが解除されたため、ソーシャルイベントやスポーツ活動が再開し、少しずつキャンパスにも活気が戻ってきています。
(2021年6月11日時点)
A:エセックス大学には寮が8つあるため、多くの学生が寮に住んでいます。特に1年生は初めての環境で不安なことが多いと思うので、優先して寮に入れるようにしています。教授とのコミュニケーションを取ることに慣れるなど、学内の施設やリソースを最大限に使ってもらえるようにという意図もあります。
2年、3年になると大学生活にも慣れ、学外で友達と部屋をシェアして住む学生が多いです。
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A:Department of Government、Department of Language and Linguistics、Department of Economics、そしてEssex Business Schoolの4つの学部が人気で、特に注目されている学部です。
Department of Government:国際政治、国際発展、紛争解決などについて主に学びます。
Department of Language and Linguistics:翻訳、通訳、字幕翻訳について学びます。 イギリスで1番大きい言語学部です。
Department of Economics:ミクロ・マクロ経済を通して、データ分析や企画作成を学びます。
Essex Business School:アカウンティングやマネジメント、マーケティング、起業など様々な科目を学べます。
エセックス大学の学部についてさらに細かく知りたい方は、こちらのページをご覧下さい。
A:特にビジネスや経済学部の倍率が高いです。これは、ビジネスが科目として人気なためです。
A:エセックス大学の強みは学生に学びたい分野の知識を幅広く教えるということです。
私たちは学生にクリティカルな視点を得て欲しいため、物事が批評できるほどの知識や理解を持てるように、各学部のカリキュラムを組んでいます。
A:やはりエセックス大学での大学生活を通して、学ぶ楽しさを知ってもらえるためか、学者として活躍している学生が多いです。あとは政治関係や人権などに関わるNGOやUNで活躍している人、自身のお店やビジネスを始めたり、経営関係に入る人が多いですね。
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A:様々な国や地域から生徒が来るため、多様なバックグランドを持ったコミュニティーだということが魅力的に感じてもらえると思います。
A:IBでの経験は全て貴重ですが、特にTOKとEEで学んだスキルが役立つと思います。エッセイの書き方やプレゼンの仕方もそうですが、IB生は自ら身の回りのことに疑問を持ち、新しい知識や視野を得る過程を経験しているため、エセックス大学を通して得たいスキルを既に持っています。これはIB生にとって非常に有利なポイントだと思います。
A:学ぶ意欲と熱意を持っている人、自身の学習目標が明確、且つ熱心な人を求めています。私たちは、生徒の志望理由書やアカデミック・レファレンスから生徒の人物像を読み取っています。
A:29~40のスコアが多いです。学部によってスコアの必要条件が変わってきますが、目安として30以上あると安心だと思います。
A:現在は、180人程度のIB取得者がエセックス大学に通っています。少ないように感じるかもしれませんが、イギリスやEU、インドやアメリカなどIB以外の資格を使って入学する生徒が多いため、このような数字になっています。
これからIB生をもっと受け入れたいと思っているため、今後IB生は増えると思います。
A:1つだけあります。DPスコア34点以上の生徒は2,000ポンド(約300,000円)を1年目にもらうことができます。唯一日本人の学部生が応募することのできる奨学金になるので、是非日本のIB生の方は応募してみてください!
A:IBコーディネーター(Coordinator)に話すことです。コーディネーターに受験や大学について気になること、分からないことを聞いておくとよいと思います。他の高校にはない情報源ですので。
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A:「あまり心配をしないで」と伝えたいです。大学に出願するために、これから学習する分野や将来について、今決めなくてはいけないと思う生徒が多いようですが、そんな必要はありません。18歳という若さでこれらを決めるのは非常に難しいことです。社会へ出て行く上で必要な力は大学で得られますし、この先出会う人たちが助けてくれるので、今できることに集中して欲しいと思います。出願お待ちしております!
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エセックス大学の魅力をご紹介しましたが、いかがでしたか?
筆者自身もIBを取得し、IB入試を経験しているため、IBスコアを使って受験することができ、なおかつIBでの学びが入学後の学習で生かせるというのは、非常に大きなメリットだなと思います。
また、1年生が優先的に寮に入れる点や、オンラインと対面が柔軟に使われている点は、留学生として非常に魅力的だなと感じました。
インタビューでも触れた通り、エセックス大学は海外子女・IB生を積極的に受け入れている大学です。この記事を通してエセックス大学に興味を持たれた方は、ぜひ大学公式HPをご覧ください。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
とても真面目な先生に計画的に指導していただいています。 おかげでテストで高得点がとれました。
日本語で授業させていただいてますが、説明が分かりやすく質問にも丁寧に答えてくれています。授業科目以外の経験やアドバイスもシェアしていただいてるのでIB全体の参考になり助かっています。
とてもわかりやすい授業で、結果として成績が上がりました。
生徒に寄り添いながら、丁寧にわかりやすく指導していただきました。とにかく素晴らしい人間性で心細いIB生のメンタルをしっかり支えて伴走してくれました。先生のおかげで自信がついたと思います。
教え方が上手くとても分かりやすいです。学校から急な課題を出された際も親身に対応をしてくれます。IB取得に向けてのアドバイスをしていただいたり、また勉強以外のお喋りも娘は楽しんでいるようです。いつも優しく指導していただき感謝しています。