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東京都三鷹に広大なキャンパスを構える国際基督教大学(ICU)は、日本におけるリベラルアーツ教育の先駆けとして、国内外から高い注目を集めています。
特に近年、多様なバックグラウンドを持つ学生が自由に学びを設計できるリベラルアーツの魅力が再評価され、海外大学を志望するIB生からも人気が高まっていますが、
など色々な疑問があると思います。
今回は、IB/ICU卒業生である筆者が、上記の質問に加えてICUの魅力やおすすめポイントについて、IB卒業生で現役ICU生の中井さんに取材しました!

中井さん
中井さん: HLがBiology、English B、Japanese A。SLがMath AA、Psychology、Chemistryです。
中井さん:Biologyです。中学まで現地の日本人学校に通っていたため、英語でbiologyの専門用語を覚えるのが大変でした。また、難解な概念を理解するのに時間を要しました。
中井さん:Japanese Aです。中学までは国語の教科書を読んだり、漢字の暗記がメインでしたが、IBでは様々なテキストを独自の視点でクリエイティブに分析できるのが楽しかったです。
中井さん:Mathに注力しました。まず問題文を読むのが大変だったので、テキストの演習問題を集中的に勉強しました。過去問をたくさん解いて、試験形式に慣れるようにしました。教科書は情報量が多いため、周りのIB生が使用している要点をまとめたウェブサイトを参考に勉強したりもしました。
中井さん:Short essayの執筆などを通じて培った批判的思考力、そして多様な視点から物事を考える力がICU進学に活きたように感じます。

中井さん:元々教育に興味があり、教職課程の置かれている大学を探しました。ウェブで検索した際にヒットし、当時日本に住んでいた兄からもおすすめされました。
中井さん:高校でせっかく英語の環境で学んだので、大学でもさらに英語を高められるバイリンガル教育を受けたいと思ったからです。
中井さん:複数の言語を学べること、そして大学の周りの環境ですね。人の多い都会的な場所よりも、落ち着いて学べる環境が望ましかったです。早稲田大学も受験しました。
中井さん:自分の興味のあるメジャー(専攻分野)があったこと、そしてオープンキャンパスで実際に訪れた際に感じた落ち着いた雰囲気が決め手になりました。また、教員免許を取得できる点が将来に直結して良いと感じました。
中井さん:中国ではwebsiteから得られる情報が限られたため、日本の大学受験をサポートしてくれる専門の塾で、担当者から情報提供を受けていました。
中井さん:高校が6月卒だったので時期的にちょうど良かったのと、海外向けにいろんな受験方式があって、柔軟性があると感じました。一般教養科目や専攻科目では4月入学生と同じ授業も受けますが、必修科目はELA(English for Liberal Arts Program)とJLP(Japanese Language Program)で分かれており、9月入学生はJLPで日本語の学習を行うことが一般的です。※
中井さん:総合型選抜のEnglish Language Based Admissionsを利用しました。Personal statement(志望動機書)を作る際に、自分の長所について書くのが難しく感じました。しかし、それも日本の塾の担当者とビデオ通話を通じて、客観的な視点から分析することができました。
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| 受験資格 |
1.IBDP取得(見込み)の者 2.国内外を問わず12年以上の教育課程を修了(見込み) |
|---|---|
| 例年の入試日程 |
4月入学:10月 9月入学:1月(第1期)・2月下旬(第2期) |
| 入試内容 | 書類選考(ショートエッセイ、英語力を証明する書類を含む) |
出典:ICU公式 English Language Based Admissions
中井さん:志望動機書に「日本語と英語をどのように統合してICUでの自分の学びに活かすか」というような質問があり、IBで普段行っているようなopen questionに対するアプローチと自分自身の教育的背景を踏まえて回答しました。
中井さん:小論文の話になるのですが、当時ちょうどコロナだったので、毎日国内や海外のニュースを見て、コロナに対する国別の考え方について書きました。日頃からいろんな視点に触れられたことが、小論文を書く上でプラスになったと思います。
中井さん:ICUは自分で考えて行動する力が求められるので、IBの授業を受けてる段階から自分で物事を探求してみたり、友達の考えに頼りすぎずに自分の主義主張を持つことが推奨されます。
※一部学生はJLPが免除になったり、ELAを履修することになるケースもあります。入学前の調査書、および語学力テストの結果で必修科目のクラスが決まります。

中井さん:入学当初は教職課程を取るか迷っていましたが、さまざまな専攻の選択肢があったおかげで、試行錯誤を重ねながら自分の進路を考えることができました。グループディスカッションを通して学ぶ機会も多く、IBの雰囲気に近い自由さを感じました。
中井さん:バイリンガル教育を推進していたので、ほとんどの授業が英語で開講されているのかと思っていましたが、意外にも日本語の授業も多くありました。専攻によって開講言語の割合が異なるという点にギャップを感じました。
中井さん:教職課程のクラスメイトにもなりますが、JLPでは海外のさまざまな地域から学生が集まっており、英語が非常に堪能な一方で、日本語のサポートを必要とする人も多くいました。まさに多国籍な環境という印象です。
中井さん:自分はSJ3(最上位クラス)からのスタートでしたが、毎週何かしらの課題がありました。特に毎週行われる漢字テストに加えて、社説を分析してプレゼンを行う課題が印象的でした。クラスメイトの理解度に合わせて語句を丁寧に説明する必要があり、準備に時間がかかって大変でした。
中井さん:先生によって発音がアメリカ英語やイギリス英語などさまざまで、発音の仕方が独特だったり、聞き取りが難しいこともありました。ELAの授業では比較的ゆっくり話してくれるはずですが、専攻科目の授業となると理解が大変なこともあるかと思います。
中井さん:平田先生の「特別支援活動論」の授業が特に印象に残ってます。障害者の視点に立った内容で、先生があえて無言でジェスチャーだけを使って講義を進める場面もあり、その表現方法が斬新でした。また、日本国憲法の授業も自由かつ探求的なカリキュラムで、リベラルアーツを感じました。
中井さん:共通して言えるのは、探究的な活動が多いことです。授業ではオープンな質問が多く、レポート課題でも生徒自身の考えや視点が求められます。ポスターセッションやプレゼンテーションなど、アウトプットの機会が多いのも特徴です。
中井さん:卒業論文では、「中国人日本語学習者による句読点とポーズの使用傾向およびその意識について」、言語的観点から分析を行いました。主にアンケート調査による定量分析を中心に、学習者の使用傾向を明らかにしました。修士論文では、その結果を踏まえ、実際の指導場面でどのように教授できるかに焦点を当て、学習者への指導を通じて意識や使用の変化をインタビューによる質的分析で検討しました。
中井さん:卒論のデータ分析では、データは手元にあっても、どの公式やアプローチを使って分析すればよいのか分からないことがありました。しかし、少人数ゆえに教員から手厚いサポートが受けられるので、分からないことは積極的に聞けば問題ないケースが多いはずです。
中井さん:休み時間とかにバカ山やアホ山(本館前にある小さな丘)でのんびり過ごしている人を見ると、ICUらしさを感じます。
中井さん:学部時代は理論を中心に学んでいたのですが、将来教師になるとすると実践的な能力も必要なため、それを院では学びたいと思いました。また院の方が少人数のため、教授と話す機会が増え、アカデミックな側面を深めやすいと感じました。
中井さん:教師になる上で、修士課程を1年で終わらせたというのはアピールポイントになると思いますし、2年だと時間的なブランクが生まれてしまうと思いました。

※「学士」と「修士」の学位の両方を取得するためには、通常学部で4年、その後大学院で2年の計6年間の学びが必要ですが、この5年プログラムでは、学部で4年、その後大学院(博士前期)1年の計5年で、2つの学位を取得することができます。(ICU学士・修士5年プログラムより引用)
中井さん:やはり5年プログラムが魅力的に感じたので、あまり迷わなかったです。三年時にはほとんど授業を取り終わっていたので、大学院の授業を先取りでき、効率が良かったと感じます。
中井さん:ELAの先生向けに日本語を教えるというプログラムがあり、それをJICUF(Japan ICU Foundation)からの支援を受けて行いました。プログラムの成果を韓国の学会で発表したのですが、お金が全くかからなかったので助かりました。
中井さん:今のところは海外のインターに教員として就職しようかと考えており、ちょうど来週からIBの教育実習で上海のインターに行くため、そこで話を聞こうと思っています。
中井さん:大学の教授の知り合いからの紹介や、実際に学校に赴くことで新しい情報を得たり、とにかく主体的に動いていく必要があります。
中井さん:中国に長らく住んでいたこともあり、自分は企業で働くというより、自分で自由に何かを作りたいという気持ちがあります。そのため、教師になって働くのがベストだと考えており、仕事が安定しているという点においても親は自分の考えを尊重してくれています。
中井さん:IBの影響を受けていると思うのですが、生徒が自分で考えて行動できるような機会を与えられるような教員。教材に頼るのではなく、生徒自身が考えられるような授業を行いたいです。
中井さん:あるテーマについて深く学べる点かと思います。学部は理論があって、それをどう日常生活にアプライできるかに留まりますが、院ではアプライしてからの結果(どういうメリットやデメリットがあるか)をより広いスケールで研究できるようになったと感じます。
中井さん:メリットはやはり学びが連続的で効率が良い点。デメリットは忙しい点。厳格なタイムマネージメントを求められますし、5プロの初期段階で1年分のスケジュールを立てる必要があります。計画通りの行動を求められますが、IBの延長だと思ってやってます。

中井さん:IBは大変なのでタイムマネージメントを始めとしたいろんなスキルが身につくと思いますが、大学に入るとIB時代よりも楽なので、逆に気が緩むと思います(笑)。だからこそ、IBで学んだことを忘れずに継続して頑張ってほしいです。
中井さん:最初は自分で色々書きはじめると思いますが、それで完結するのではなく、学校の先生や友達に一度見てもらったり、アイデアが出てこない場合は相手に質問してもらって解像度を上げていく必要があると思います。自分のことを客観視して、的確に言語化するのが重要だと思います。
中井さん:ディスカッションでジェンダーやアイデンティティーといった敏感な話題が上がった際に、クラスメイトが多様なバックグラウンドを持っていて、固定観念にとらわれていないところだと思います。包容的な人が多く、自分と価値観が似ていると感じます。
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ここまで、現役ICU生が語るICUの魅力についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
インタビューを行って、改めてIB生、そして9月入学を考えている学生におすすめな大学であると実感しました。自身の学びたいことをリベラルアーツの視点から学ぶことができ、IBの教育システムと似ている環境が揃っているのも印象的でした。
記事でも紹介した通り、IBでの経験は大学出願時にも入学後にもICUで活きてくる場面が多くあります。出願方式によっては、出願書類や面接の対策が重要なため、今から準備を始めることをおすすめします。他者からアドバイスをもらいながら磨きをかけて、何度も改善することが合格の秘訣です。
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