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2018.08.04

【まとめ編】IB(国際バカロレア)入試で受験できる国内大学の医学部

医学部を目指すIB生にオススメな入試枠紹介!

本記事では医学部においてIB入試を導入している国内の大学を紹介します。IB入試とは「IBDP生専用」の、IBDPを取得した全ての学生に受験資格が与えられる入試制度です。一般的には帰国入試やAO入試と比べてIBを取得したことが大きい割合で評価されるため、IB生にとって有利な入試枠と言えるでしょう。医学部IB入試の出願要件、入試の特徴や対策方法を知りたい方はぜひ一読ください!

※情報は全て2018年8月段階のものとなります。受験される際は大学公式の募集要項を必ずご確認ください。※

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【医学部のIB入試を実施している大学一覧】
1. 東京医科歯科大学
2. 順天堂大学
3. 筑波大学
4. 東北大学
5. 鹿児島大学
6. 愛知医科大学
7. 広島大学
8. 岡山大学


 

東京医科歯科大学 医学部医学科

出願条件

■IB点数
足切りなし

■IB科目
・Japanese AまたはJapanese BをHLで履修している
・Math HLを履修している
・Physics, Chemistry, Biologyのうち2科目を履修し、いずれかの1科目はHLで履修

■英語統一試験
Englishを履修していない者は、TOEFLやIELTSのスコアレポートを提出

■センター試験
必要なし

選考の特徴

東京医科歯科大学IB入試の選考内容にはまずIBDPの学修成果を証明する書類審査、そして小論文試験及び面接試験が含まれます。特に他の大学と異なる点は面接試験において、書類審査で提出した「IBDPによる学修成果についてのプレゼンテーション」を行うことです。大学の募集要項によると、Extended Essay(課題論文)などをプレゼンテーションに含め、また面接官による質疑の時間もあるとのこと。IBDPの二年間で高い学修成果を出すだけでなく、それらを医学に関連付けながら効果的に発表をすることが求められそうです。

 

順天堂大学 医学部

出願条件

■IB点数
足切りなし

■IB科目
・Mathを履修している
・Physics/Chemistry/Biologyの中から1科目を履修している
(SLまたはHLのいずれも可能)

■英語統一試験
次の英語統一試験において以下の基準を満たしていること:
 TOEFL iBT 80点以上
 IELTS 6.5以上
 TOEIC 800点以上
 英検 準1級または1級

■センター試験
必要あり

選考の特徴

順天堂大学IB入試の選考内容にはまずIBDPの学修成果を証明する書類審査、英語資格の証明書、小論文試験及び面接試験、そして大学入試センター試験の成績が含まれます。最も特徴的な点はセンター試験の受験を課していることです。IBDPを勉強してきた学生にとってセンター試験にて高得点を取ることは容易ではありません。早い段階から準備を始め、ある程度の点数は取れるようにしましょう。ただし、センター試験の足切り点数は明記されておらず、募集要項では「総合的判断の材料として使う」とされているので、センター試験の結果で合否が完全に決まるとも言えないでしょう。

 

筑波大学 医学群医学類

出願条件

■IB点数
足切りなし

■IB科目
・Math HLを履修し、Physics HL、Chemistry HL、Biology HLの中から2科目を履修している
・日本語を母語とするもしくはJapanese A/Japanese B HLを履修している

■英語統一試験
IB Englishを履修していない者はTOEFL等の統一試験の成績を提出

■センター試験
必要なし

選考の特徴

筑波大学IB入試の選考内容にはまずIBDPの学修成果を証明する書類審査、そして面接・口述試験が含まれます。この入試の特徴的な点は、「小論文試験」が実施されず、代わりに面接と同時に口述試験が行われることです。口述試験の内容は明かされていませんが、医学的な専門用語や科学の知識を日本語で理解し説明できるようになることが一つのポイントとなるでしょう。また、小論文が実施されない分、面接という限られた時間の中で自分の能力や志望動機をアピールすることがより求められます。効果的な面接対応ができるよう、しっかりと面接の練習は事前に行っておきましょう。

 

東北大学 医学部

出願条件

■IB点数
38点以上

■IB科目
・日本語を母語とするもしくはJapanese A/Japanese Bを履修し、HLの場合は成績が6以上、SLの場合は成績が7 のいずれかを満たす者
・English Aを履修/English Bを履修し、HLの場合は成績が5以上、SLの場合は成績が6以上 のいずれかを満たす者
・Math HLと、Biology HL/Chemistry HL/Physics HLの中から2科目を履修し、それぞれの科目において成績が6以上

■英語統一試験
提出の必要なし

■センター試験
必要なし

選考の特徴

東北大学IB入試の選考内容にはまず一次選考としてIBDPの学修成果などを証明する書類審査、読解・論述力が問われる筆記試験、そして面接試験が含まれます。東北大学の選考において特徴的な点は、「医療系分野に関心を持ち高度な英文を読み解く能力、論理的かつ多面的な思考能力、独創性、表現力、作文能力」などが評価される筆記試験でしょう。具体的な試験の内容や過去問題は公開されていませんが、医学をテーマとした長文(英文)読解、及び個人の意見が求められる論文問題が課される可能性は高そうです。医学的な文献に慣れると共に、小論文の練習も重ねておくと良いでしょう。

 

鹿児島大学 医学部

出願条件

■IB点数
38点以上

■IB科目
・Japanese AをHLまたはSLで履修し、成績が4以上の者/Japanese Bを履修し、HLの場合は成績が6以上、SLの場合は成績が7 のいずれかを満たしている
・Math HLと、Biology/Chemistry/Physicsの中から2科目を履修している(うち最低1科目はHL)

■英語統一試験
TOEFL等外部英語試験の成績を提出

■センター試験
必要なし

選考の特徴

鹿児島大学IB入試の選考内容にはまず、一次選考としてIBDPの学修成果などを証明する書類審査、そして二次選考に面接試験が含まれます。この選考の特徴としては小論文などの筆記試験が実施されず、書類審査と面接試験のみで合格者を決定するため、出願資格のハードルは厳しめなものの、出願条件さえ満たせれば試験準備の時間はさほどかからないでしょう。ただし、面接という限られた時間内で正確に自分の能力や志望動機を伝えることは容易ではありません。何度か面接の練習を行い、本番ではうまく受け答えできるようしっかり準備しておきましょう。

 

愛知医科大学 医学部

出願条件

■IB点数
足切りなし

■IB科目
・Japanese Aを履修し、HLの場合は成績が4以上、SLの場合は成績が6以上
・Mathを履修している
・Biology/Chemistry/Physicsの中から2科目を履修し、計3科目のうち1科目以上はHLで履修かつ、成績はHL/SL問わず、全て5以上

■英語統一試験
TOEFLまたはTOEICの成績を証明する書類を提出

■センター試験
必要なし

選考の特徴

愛知医科大学IB入試の選考内容には、IBDPの学修成果や英語の統一試験の成績を証明する書類審査、適性検査、面接試験が含まれます。この入試の特徴的な点は、書類・適性・面接選考全てを実施した上で総合的に学生を評価するところです。他の多くの大学は書類審査を1次選考として設け、1次選考の合格者のみに筆記試験や面接試験を課しますが、愛知医科大学は「多角的視点から総合的に判定する」と明記しています。もちろん書類・適性検査・面接の全ての選考において好成績を残すことが望ましいですが、どれか一つに自信がなくとも、他の項目で挽回する余地はあると言えるでしょう。

 

広島大学 医学部

出願条件

■IB点数
39点以上

■IB科目
・日本語を母語とする者、またはJapanese A/Japanese Bのいずれかを履修している者(各主専攻プログラムの科目を受講可能な日本語能力を備えていること)
・Math HLと、Biology HL/Chemistry HL/Physics HLの中から2科目を履修し、それぞれの科目において成績が6以上

■英語統一試験
指定された英語外部検定試験の成績を証明する書類を提出
 →指定された試験:英検/TOEFL IBT®/GTEC CBT/IELTS/TEAP(4 技能)/TOEIC®(L&R 及び S&W)/Cambridge English のいずれか

■センター試験
必要なし

選考の特徴

広島大学IB入試の選考内容には、IBDPの学修成果や英語の統一試験の成績を証明する書類審査と面接試験が含まれます。この入試の特徴は、面接試験における評価が合否を分ける点です。というのも、募集要項によると「出願書類は面接評価をする上での参考資料として用いる」とのこと。面接試験では複数の面接官によって個別面接を行い、勉学意欲・志向・個性・協調性・社会常識などに関する医療人としての適性を総合的に評価されます。志望理由や勉強意欲を明確に伝えられるよう、入念に面接準備を行いましょう。

 

岡山大学 医学部医学科

出願条件

■IB点数
39点以上

■IB科目
・Language AでJapaneseを履修し、成績評価が4以上 または Language BでJapaneseを履修し、HLで成績評価が6以上の者
・Physics/Chemistry/Biologyから2科目及びMathを履修(そのうち1科目はHL成績評価4以上、その他2科目はSL成績評価5以上 または HL成績評価3以上)

■英語統一試験
提出の必要なし

■センター試験
必要なし

選考の特徴

岡山大学IB入試の選考内容には、IBDPの学修成果を証明する書類審査と面接試験が含まれます。岡山大学のIB入試の特徴としては、IBの学習成果(出願書類の内容)が重要視されることでしょう。というのも、募集要項によると「面接は総合判断の資料として用いる」とのこと。そのため、入試対策としては何よりもIBDPの二年間に全力を注ぎ、なるべく高いスコアを獲得することでしょう。また、面接試験では将来の医学・医療の担い手としての適性を評価されるため、医療従事者になる強い熱意と、岡山大学に入学する明確な志望理由が必要となるでしょう。

 

IB入試で医学部に合格したい方へ

以上、簡単に現在医学部のIB入試を実施している国内大学を紹介しましたがいかがでしたか?医学部は決して簡単な道ではありませんが、IB入試は帰国受験や一般受験に比べると比較的IB生に有利な入試枠です。医学の道に興味があるIB生はぜひこのチャンスを逃さないようにしてください。
EDUBALには医学部に合格した元IB生の教師や、IB満点を取得した教師も在籍しておりますので、医学部合格の秘訣やIBで高得点を取得するコツが知りたい方は是非「IB対策コース」からお問い合わせください!

 

 


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