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2019.05.28

SATとIB、両立は大変?アメリカの大学にはどっちが有利?

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アメリカの大学に行く為には避けては通れないSAT。 IBで勉強しながらSATの対策も行うのは大変なのか?アメリカの大学には結局、どちらが有利なのか?こんな質問に、実際にSATの対策とIBを両立させ、アメリカの大学に受験経験のある筆者がお答えします! 「アメリカの大学進学に興味があり、IB校に進学するか迷っている」「すでにIBをやっているが、SATの対策もした方がいいのか悩んでいる」という方々は必見です!

アメリカの大学にIBは必要なの?

一言で言うと、アメリカの大学進学にIBスコアは必須ではありません

アメリカの大学進学の為に、一般的に必要とされているのは ①高校の成績、②SATスコア、③パーソナルステートメント(自己PRのエッセイ)、④推薦状(競争率の高い大学の場合)、⑤TOEFL スコア(留学生の場合)の5点です。 つまり、IB生として学んだ高校3年間の成績は提出が必須ですが、IBの最終成績(Final score)は要求されません。もちろんIBスコアを送付する事はできますが、イギリスやカナダの大学の様に受験資格として「IBスコア○点以上」などといった規定を設けている大学はほとんどありません。

アメリカの大学進学にIBは有利?

一般的に、IBを取得したからといってアメリカの大学進学に有利、ということはあまりありません。一部の大学よってはHLで一定以上の点数を取得すると、大学入学後に教養課程で一部の授業が免除されるということがありますが、入学前の優遇(IBによる加点など)がある大学はアメリカにはなかなかありません。 もちろんIBスコアがいいことに越したことはありません。しかしアメリカの大学には、IBの最終スコアだけよりも、高校3年間(学校によっては中2から)の成績の推移が重視されます。そのため、アメリカの大学に進学されたい方は、最終スコアを良くすることだけでなく、毎学期の成績を維持・向上させるよう、気をつけましょう。

一方で、アメリカの大学、特にアイビーリーグなどの「トップ校」と言われる大学では、成績がいい事だけでなくリーダーシップや協調性などといった人間性が強く問われます。成績が良い生徒が集まることが当たり前な大学では、いかに「大学」というコミュニティーに多様性を持ち込み貢献ができるのか、といった視点から評価されるためです。IBではCAS(Creativity, Action, Serviceの略)を通してボランティア活動など、新しい事に挑戦する機会が多く設けられているため、こういった「人間性」の評価にも対応ができます。そういった意味では、直接的な優遇はなくとも、IBで学んでいれば「アメリカの大学が求めるような人材」に近づくことができると言えます。

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SATとIB、両立はできるの?

SATとIBの両立は大変ですが不可能ではありません。なぜなら、SATの対策とIBの勉強は相互作用するからです。

SATには英語と数学のセクションがありますが、日本人が手こずるのは圧倒的に英語のセクションの方が多いでしょう。SATはネイティブに向けた試験であることから、膨大なボキャブラリーに対処する語彙力と、素早く読み進める読解力が必要とされますが、このような英語力は、EnglishやHistoryなど、IBのどんな教科でも活かす事ができます。例えば筆者が取っていたHistoryのHLの試験では歴史上の資料を読み解いて分析するセクションがあります。ここで出題される資料にはなかなか触れないような難易度の高い単語が度々出てくるのですが、SATの対策をするうちに身についた語彙力や、難しい単語があっても前後の文脈から読み進める力はIBでも役にたちました。 逆に、IBで学んだ知識がSATでも役立つという事ももちろんあります。筆者はMaths SLをとっていましたが、IBのMaths SLの対策をしていればSATのMathsのセクションは比較的難なく解く事ができたので、対策に時間を割かれずに済みました。今後SATとIBを両立させたいという方はそれぞれを全く別の物と捉えるのではなく、一方で学んだ事をもう一方でも活かそう、という姿勢で取り組みましょう

一方で、両立にはかなりのプレッシャーがつく事も事実です。筆者はSATの対策を高校2年生の終わり頃からとかなり遅いタイミングで始めた為、IBで忙しい時期までSATの事も気を抜けなかったのはかなり負担でした。いくらそれぞれで学ぶ事が相互作用すると言っても、IBではCASやEEなど、勉強以外で時間を費やさなくてはならない事がたくさんあります。SATとIB、どちらもきちんと対策をしたいのであれば、早い段階から対策を始める事が非常に重要です。

SATとIBの対策を行いたい方へ

以上、アメリカの大学進学におけるIBの位置づけとSATとIBの両立について説明をしてきましたが、いかがでしたか? IBとSATはいずれも非常に高い英語力が求められる、ハードなカリキュラムであることは間違いありません。しかしそれぞれを全く別の物と捉えるのではなく、一方で学んだことをもう一方でも活かしていくつもりで吸収すると対策がしやすくなります。実際筆者は、IBとSAT両方を頑張ってよかったと、心から思っています!

オンライン家庭教師EDUBALではSATとIBで高得点を取得した教師や、IB取得後アメリカの大学に進学した教師も在籍しております。IBの対策もしながらSATの対策もして欲しい、アメリカの大学進学をサポートして欲しい!という方はぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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