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日本人としてアメリカの大学に進学するのであれば、英語力の証明として避けては通れないTOEFL。しかしアメリカには3600校を超える大学があり、大学の種類も州立、私立、リベラルアーツなど豊富なため、一概に「TOEFL iBTで何点を取っておけば受験資格がある」ということは言えません。そこで今回は各大学が発表しているTOEFLの必要スコアを大まかなカテゴリーとして、60~80点、80~100点、100点以上に分け、それぞれのスコアの範囲で受験できる大学の傾向やレベル感をまとめました。
アメリカの大学進学を視野に入れている!という方は必読です。
※以下はいずれも2018年の情報です。各大学のホームページで必要なスコアが毎年更新されますので、受験の際には必ず受験校の要項を再度ご確認ください。
まず、アメリカの大学受験におけるTOEFLの位置づけについて説明します。
アメリカ国内・国外どちらからの受験でも、一般的にアメリカの大学を受験するには①高校の成績、②SATスコア、③パーソナルステートメント(自己PRのエッセイ)、④推薦状(競争率の高い大学の場合)が必要となっています。これらに加えて、非英語圏からの留学生は⑤英語力を証明するTOEFLやIELTSのスコアが要求されます。
TOEFLスコアは「大学に入学してから授業についていける英語力」を証明するためのものですので、いくら学校の成績が良くても英語力が乏しいと判断されると受験することさえできなくなってしまいます。「受験したい大学があったけれどTOEFLスコアが足りなくて諦めた…」というもったいないことを避けるために、早め早めに自分の志望する大学・学部のレベルを把握し、必要なTOEFLスコアを認識しておくことが重要です。
60点以上80点以下で受験できるアメリカの大学はほとんどが州立大学となっています。
具体的にはアイダホ州立大学(61点)やアリゾナ州立大学(61点)、フロリダ工科大学(71点)、ジョージア州立大学(79点)などがあります。60点代で受験できるのは合格率が80%代の大学が多く、70点代になると合格率は55%~60%など競争率がより高い大学にも出願ができます。とはいえ、61点で受験できるアリゾナ州立大学はほとんどの学部が全米大学ランキングで50位に入る名門校ですので、比較的低めなTOEFLスコアで受験できるから大学のレベルが低い、ということでは決してありません。
一方、私立大学ですとほとんどの大学は80点以上を要求しているので受験できる大学や学科は一気に減ってしまいます。80点以下でも受験ができる私立大学の一般的な傾向としては、小規模で留学生の少ない大学が多くなっています。
例えばイマキュラータ大学というペンシルバニア州にある大学は79点から受験ができますが、カトリック教の女子校で8割が同州出身となっています。他にもオクラハマ州にあるトゥルサ大学という私立大学は、TOEFLスコア70点から受験が可能ですが、全校生徒が3千人程度ですのでかなり小規模な大学です。
TOEFLスコアが80点以上になりますと、受験ができる大学は日本でも知名度の高く合格率の低い(競争率が高い)大学が増えてきます。
州立の大学ですとミシガン大学(80点)、ジョージワシントン大学(80点)、ボストン大学(95点)、カリフォルニア大学(80点)などとなっています。ただしカリフォルニア大学はより競争率の高いバークレー校やロサンゼルス校は100点以上が基本と言われています。
私立の大学ですと、アメリカン大学(80点)、シラキュース大学(85点)、トューレン大学(90点)、シカゴ大学は生物学を除く理系の学科に限り90点以上(他の学科は104点以上)などとなっています。
このように、TOEFL80点以上になりますと合格率も30~40%と競争率の高い大学が受験できるようになります。しかしいずれも人気の高い大学ですので、大学側で提示されているスコアは「最低限取っておくべきスコア」ととらえた方が良いでしょう。
州立の大学で「100点以上が必要」と受験資格に定められている大学はありませんが、先述のようにカリフォルニア大学バークレー校などですと、実際に合格する留学生は100点以上を取得している生徒がほとんどです。
逆に、全米でトップ50位内にランクインするような私立大学は、ほとんどの大学で100点以上が必要とされています。アイビーリーグの一員であるプリンストン大学は108点、その他の大学も105点以上など、世界的な知名度も高い名門校は非常に高いTOEFLスコアが要求されます。
またこれらはあくまでも最低点ですので、全米大学ランキングで常に上位に入っているような大学への進学を目指す場合、「満点に近いTOEFLスコアは当たり前」というくらい高い英語力がないと合格は非常に厳しくなります。
アメリカの大学受験に必要なTOEFLスコアの目安をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
大まかにいうと、60点台でも受験できる大学はありますが、選択肢を増やしたい・国際性の高い大学に行きたいなら80点以上、世界的にも知名度のある超名門校に行きたいなら100点以上は必須、というように分かれています。TOEFLスコアは2年間有効ですので自分が興味のある大学がどの部類に入るのか把握し、早め早めに必要なTOEFLスコアをとっておき、最終学年はSATのスコアや学校の成績をあげることに注力することを強くお勧めします。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
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