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2020.09.01

IB(国際バカロレア) Environmental Systems and Societies (ESS) の Paper 1 &Paper 2の解き方のコツ

IB ESS Paper1 & Paper2: Paper別の解き方のコツ

覚えることが多く、勉強量と時間が要求されるESS。

「テストまでに効率良く勉強したい」「高得点を取りたい」とお考えの方は多いのではないでしょうか。そこで本記事では、各問題の細かい解き方とテストに向けての準備の仕方をIBで実際にESSをとった私がご紹介します!

 

ESSのテストについての概要を知りたい方はこちらの記事をお読みください。

IB Environmental Systems and Societies(国際バカロレア 環境システムと社会)の科目選択や勉強法、対策について  

目次

  1. ESS Paper1の解き方のコツ
  2. ESS Paper2の解き方のコツ
  3. ESSのテストを受ける上で絶対にやっておくべきこと
  4. IB ESS Paper1とPaper2の対策はEDUBALで!

ESS Paper1の解き方のコツ

配点に合わせて書くポイントの数を決めよう!

ESSの問題は各問題の横に配点が書いてあります。Paper 1は基本、この配点の点数と、書くポイント(例や理由、原因、結論)の個数を合わせるようにしてください。

点数ごとにコツをまとめてみました。


2点問題

・2点の問題にはポイントを2つ解答すること。

2点以上の点数はもらえないので、時間をかけすぎないようにしましょう。

キーワードを使って答えること。

キーワードがわからなかった場合、最後に時間が余っていたら戻って解くことをおすすめします。


4点問題

・4点問題では、指定されているポイントの数、大体4つ書くこと。

もし書くポイントの数を指定されていなければ5つほど、時間に余裕がある場合は、書けるだけ書くことをおすすめします。


6点問題

6点満点の問題は1つだけ出題されます。これは、出されたcase studyのデータや記事などを参照して、エッセイ形式で答えるものになります。

・質問で聞かれていることに対して、各4つポイントを書くようにすること。

例えば、問題でなにかの効果や影響を聞かれた場合は、必ず出されたcase studyを元に、良い点と悪い点(利点と欠点)を各4つずつ書くようにしてください。また〇〇がデータに見られますか、どのように〇〇に影響していますかなどと2つ質問された場合にはデータに見える部分を4つ、そしてそれらの影響についての考察も4つ書くようにしてください。

・これらを書いたあとに、自分の意見と結論を書くことを忘れないようにすること。

意見と結論を書くことで1点もらえるので、書かないと損になってします!

ESS Paper 2 の解き方のコツ

タイムマネジメントをしっかりしよう!

Paper 2ではPaper 1とは違って、2つセクションがあり、問題の重さが大きくなるので、タイムマネジメントが非常に大事になってきます。実際に自分でpast paperを解いて、自分がどれくらい時間がかかるのか、どこから順番にやるとよいのかを見極めましょう。筆者のおすすめの方法は、「Section Aは15分~20分で終え、Section Bの2つの問いに各40分ずつを目安に解くこと」です。そうすることで、最後にエッセイを見直す時間を各10分確保することができます。


Section A

Section AはPaper 1のように各問題の配点の点数と、書くポイントの数を合わせて解くようにしてください。出されたデータをベースに答える問題なので、解き方はPaper 1と大きな違いはありません。


Section B

Section Bでは、1つの大問に対して、3つの小題が出題されます。

以下のように各問題は違うキーワードで始まっているため、それによって解き方を変え、内容を考えることが重要になります。

 

<例>

1.


a) Identify… (4点)

b) Explain… (7点)

c) To what extent… or Evaluate… or Discuss… (9点)

 

 

a)ではIdentifyと聞かれているため、答えを提示すること。

SectionAと同様、配点の点数と同じ数のポイントを書きます。4点配分がほとんどですので、4つポイントを書きましょう。


b)ではExplainと聞かれているため、書くこと全てに理由をしっかり述べること。

Paper 1の6点問題と同じようなイメージで書くようにしてください。聞かれていることが2つあるはずなので必ず両サイド、2つの視点から答えるようにしましょう。ただ4つ以上書ける場合は、配点が高くなる傾向にあるため、4つにこだわらず書けるだけ書くことをおすすめします。
両サイドの例 – 利点vs欠点、abiotic vs biotic、food production vs energy production


c)ではTo what extentやEvaluateまたは Discussと聞かれているため、両サイドを比較し議論すること。

Paper 1の6点問題と違い、何個ポイントを書くかではなく、どれくらい深く考察できるかが大事になってきます。

 

[c)の構成]

*c)の記述の参考になるよう、構成の例を1つ掲載します。エッセイの構成を固めることで、内容により注力しやすくなります。

こちらはあくまで一例です。構成よりも書いている内容が大事になってくるので、ご自身で普段使っている構成などがあればそちらをおすすめします。内容をよりはっきり伝えられると思う構成を使うようにしてください。

 

1.Thesis statement 自分のメインポイント・質問に対しての意見
2.Body Paragraph 1

Point 1 – 自分の意見をサポートする根拠

 

Counter argument – 自分の根拠に対して考えられる反論

3.Body Paragraph 2 Point 2 + Counter Argument
4.Body Paragraph 3 Point 3 + Counter Argument
5.Conclusion エッセイの内容と一貫した結論

 

Body Paragraph ー 根拠は3つほど提示すると分量的に丁度良いです。根拠を説明するときには、1つの事が様々なことに影響されているというESSのコンセプトの理解を示すようにしてください。

例えば、なぜ原子力発電を使い続けるのかという質問に対して、政治的、経済的、技術的、環境的、地形的な理由が影響しているという理解を示すようにしましょう。


Counter Argument ー Counter argumentは1つの根拠に対して1つのcounter argumentがあるとクライテリアにある “thorough, well-balanced, insightful analysis”の枠に入り、点数が上がります。書いていて時間がなくなってしまった場合は、根拠を2つにし、なるべくcounter argumentを1つの根拠に対して書くことをおすすめします。


*c)では “well-explained example”を求められているため、自分の根拠を説明するときに適切なcase studyを使うようにしてください。

ESSのテストを受ける上で絶対にやっておくべきこと

シラバスの8チャプターの熟読

ESSのPaperは1と2関係なく、同じ8つのチャプターから出てくるので、教科書を熟読し、全ての単元を理解しておくことが高得点をとる鍵になります。当たり前だと思うかも知れませんが、意外と自分で理解していないところに気づかないことがあります。どこが理解できていないのかを知るために、何度もpast paperを解いたり、自らクイズを作って、復習しましょう。

ESSはPaper 1、Paper 2でも“state, identify, outline”するように聞かれることが多くあります。これらのコマンドタームではあることの原因や影響、そして結果を答えなくてはいけないので、内容を熟読しておかなければ答えられない問題です。Paper 1のcase studyの問題も教科書の内容を全て理解していないと、解くことが難しい問題になっています。

 

単元同士がどう関連しているのかを理解

単元を別々に覚えてはいけないということを強調してお伝えします。8つあるチャプターは全てお互いに関連しているので、どういう風に繋がっているのかを理解するようにしてください!

例えば、air pollutionについての単元は2つの単元と繋がっています。Air pollutionはcoservation of biodiversityの単元においてbiodiversityを脅す存在であり、energy productionの単元ではenergy productionのもたらす悪影響の1つであることを理解できているとよいと思います。

 

応用できるCase Studyの準備

上記で説明したように、ESSでは全ての単元が関連しているため、何個かの単元に応用できるcase studyを3-4つほど選んで覚えると凄く便利です。またcase studyの問題では、各ケースについて詳しく説明しなくてはなりません。細かい内容が覚えれるように、日頃から興味があるものや、身近な問題をcase studyにすることをおすすめします。

ESSで準備するcase studyはPaper 2のSection Bのc)で必要ですが、case studyを調べる上でトピックの理解を深めることもできるので、単元の復習もかねて各トピックにふれるcase studyを作ることも1つの勉強方法です!

 

使っているpast paperの年代をチェック

テストに向けて勉強をするときに、多くのDP生がpast paperを使うと思いますが、ESSのテスト形式は5~6年毎で変わっています。ちなみに2020年のテスト形式は2017年からのものになっています。自分がどれくらい内容を理解しているかを知りたい方は、古いpast paperも含めて練習すると良いかもしれませんが、実際のテストに合わせて練習したい方は2017年以降のpast paperを使うようにしましょう。不安な方は先生にチェックしておくと安心だと思います。

IB ESS Paper 1と2の対策はEDUBALで!


EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生教師と、家庭教師を探している現役IB生をつなぐオンライン家庭教師サービスです。

EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても授業を受けることができます。また、帰国子女大学受験を経験している教師も多く在籍しています。

・ESS paper 1またはpaper 2を書く練習や、サポートをしてほしい!
・苦手な単元の対策をしたい!
・Case studyの探し方や選び方を教えてほしい!

など、一人ひとりの生徒様にあった指導ができるのは一対一の家庭教師ならでは。

 

EDUBALには約600名のIB経験者の大学生が教師登録をしています。

実際にIB・大学受験で高得点を取得した教師が、自らの経験に基づいてIB・大学受験をサポートいたします。教師の多くは、東京大学や京都大学をはじめとする国内外の難関大学に在籍しており、IBで40点以上を取得している教師も多数在籍しています。


実際に、EDUBALを受講した方からは、

「実際にIBを経験した方だったので、的確な指導をしてもらえた上に、日本語で教えていただけたことで今まで分からなかった点が理解できるようになりました。」

「担当の先生も私と同じように英語力に悩んでいて、同じ悩みを抱えていた先生から指導を受けることができたのでとても参考になりました。」

といった声をいただいています。

現在、無料体験授業も実施しておりますので、IBや国内外の大学進学でお困りの皆さま、まずはEDUBALにご相談ください!

 

 

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