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【小論文対策】帰国大学受験の頻出テーマ5選|2021年度までの出題傾向は?


小論文は帰国大学受験において多くの大学で採用されている試験です。一般受験ではあまり出題されない、帰国子女入試に特別な試験科目です。海外に住んでいる帰国子女にとって、日本の社会問題は馴染みがないかもしれません。今回は、帰国子女に人気のある国立大学及び私立大学の過去3年間(2019年度〜2021年度)の小論文出題傾向を分析し、頻出テーマを5つご紹介します。

 

目次

  1. 帰国大学受験の小論文頻出テーマ①:多文化社会
  2. 帰国大学受験の小論文頻出テーマ②:環境問題
  3. 帰国大学受験の小論文頻出テーマ③:メディア
  4. 帰国大学受験の小論文頻出テーマ④:社会集団
  5. 帰国大学受験の小論文頻出テーマ⑤:滞在国と日本の比較/滞在国での経験
  6. 帰国大学受験 小論文対策のポイント
  7. 帰国大学受験の小論文対策に悩む受験生のみなさまへ

 

帰国大学受験の小論文頻出テーマ①:多文化社会

 

このテーマにおける論点:

・グローバル化
・移民/治安
・ユニバーサルデザイン
・経済的影響(外国人労働)
・多様性

日本の外国人労働者は165万人を超えていて、特に直近の5年で急増しています。アメリカや西欧の国々で多文化や移民について議論されていますが、日本の現状も西洋と類似しています。日本の現状と課題の把握をすることはもちろんですが、解決策などの自分の意見も具体的に述べられるように準備しておきましょう。

 

出題大学例:

帰国大学受験の小論文頻出テーマ②:環境問題

 

このテーマにおける論点:

・地球温暖化
・森林伐採/自然保護
・マイクロプラスチック問題
・エネルギー問題
・自然災害
・SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)

世界的に環境問題の改善への試み、環境を守るための施策が行われています。例えば、日本でも2020年7月からプラスチック製買物袋が有料化され、日本も脱プラスチックへと動き始めました。日本が直近の数年で取り組んできた環境問題をまとめて、今後の動きなども把握するといいでしょう。

出題大学例:

帰国大学受験の小論文頻出テーマ③:メディア

 

このテーマにおける論点:

・フェイクニュース
・マスメディア(テレビや新聞が多くの人に発信する)
・SNS(個人の発信)
・情報の取捨選択(情報過多)
・情報格差

IT技術の発展と共に、私たちの生活に莫大な量の情報が入ってくるようになりました。情報はとても便利ですが、報道の仕方や嘘の情報で人々に混乱を招く可能性があります。マスメディアの情報の扱い方や、個人が行う情報発信には、議論を呼ぶことが多くあります。この情報社会で、メディアのあり方などの現状を整理しておきましょう。

出題大学例:

帰国大学受験の小論文頻出テーマ④:社会集団

 

このテーマにおける論点:

・個人主義 vs. 集団主義
・アイデンティティ
・国民性
・集団管理(合理主義)

日本で生活をしていく上で、集団は大きな役割を果たしています。「出る杭は打たれる」という慣用句があるように、集団で目立たない方が安全であると多くの日本人は考えます。しかし、帰国子女という異質な存在が日本の集団に所属する場合、どのような影響を集団に与えるのか、そして、その影響が良いものかは人により異なります。自分の経験を踏まえて社会集団の生活の影響をまとめておきましょう。

出題大学例:

帰国大学受験の小論文頻出テーマ⑤:滞在国と日本の比較/滞在国での経験

 

このテーマにおける論点:

・文化の相違
・社会福祉制度の相違
・教育の相違
・言語/ことばの重要性
・異文化交流/異文化理解の経験

帰国子女ならではの体験や視点はとても重要視されており、帰国大学受験の小論文においては頻繁に出題されているテーマです。海外で生活を送る中で、日本との相違点を探し、書き留めておくことで受験のときに役立ちます。

出題大学例:

帰国大学受験 小論文対策のポイント

小論文対策を行う上で重要なことを2点ご紹介します。

新聞や本を読んで時事問題について知識をつける

小論文を書く上で説得力を持たせるためには、前提となる知識が必要となります。日頃から新聞や本を読み、時事問題について理解を深めることが重要です。いつでも見返すことができるように、ノートなどにまとめておきましょう。

過去問を参考に書く→添削してもらう→書き直す を繰り返す

頭の中で思考を整理するだけではなく、自分の意見を実際に書き出してみることがとても重要です。頭では分かっていても、いざ言語化しようとすると表現できないということは多々あります。書いたあとは添削をしてもらい、その添削を元に再び書き直して整理することで書く力を伸ばすことができます。

帰国大学受験の小論文対策に悩む受験生のみなさまへ

小論文は、誰にでも分かりやすく、論理的に自身の主張を伝えなければなりません。そのため、自分が書いたものを第三者に添削してもらい、何度も書き直すことが重要になります。
EDUBALでは帰国子女受験をお考えの皆様のサポートに力を入れております。皆様と同様に帰国子女入試を経験し、小論文対策を行った優秀な家庭教師が添削を行い、読み手に納得してもらうための良い小論文の書き方を伝授致します。対策をご希望の方はもちろんのこと、学校選びにお悩みの方や帰国子女受験について不安がある方も、お気軽にご相談ください。

 

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EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • 優しく教えていただいいる上、レッスンの内容が深みがあり、授業がとても楽しいです。先生に出会って志望大学へのモチベーションがますます高まりました。楽しいのはもちろんのこと、いつも程よい緊張感がある先生の授業が大好きです。

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高1~3
    • 中国
  • 楽しい授業をしていただいています。

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高1~3
    • フィジー
  • 注意点を示す時に的確かつ簡潔に説明していただけてとてもありがたいです。質問にはすべて丁寧にいただき、帰国子女としての受験の実体験からも多くアドバイスしていただけます。自分の日本語力が周りより低い中、受験合格までの文法や言い回しを沢山指導していただきました。量をたくさんこなすよりも一つ一つのトピックを分析しながら話し合う先生の教え方が自分にすごく合っていると思っています。去年書いた小論文からは大きく成長していると感じ、面接でもだいぶ自信がついてきました

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高1~3
    • アメリカ
  • しっかり対話しながら授業を進めてくれます。 勉強に対するモチベーションが上がっていて、感謝しています。

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高1~3
    • 中国
  • とても上手に授業を進めてくださいました。回答をしたときに仮に間違った回答や趣旨から外れた回答をしてしまっても、決して否定せずに肯定的なアドバイスをくださり、時にはその解答を活かしたアドバイスなどをしていただけたことによって、「回答をすること」自体も楽しくなったようです。子供の考えを丁寧に聞いてくださるため、モチベーションが自然と上がっていきます。授業の内外関わらずコミュニケーションをとりやすく、モチベーションを維持することができました。

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高校生以上
    • 神奈川県