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首都圏で帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問をするプロジェクト。
今回は、8年前に日本で初めて日本とカナダ(ブリティッシュコロンビア州)の高校卒業資格を同時に取得できるダブルディプロマコースを導入した文化学園大学杉並中学・高等学校です。
現在では高校のみならず中学からカナダのカリキュラムを学べるコースを充実させている同校の魅力とは?
帰国生の母親目線で入試広報部長の西田先生に取材を行いました。
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JR「阿佐ヶ谷駅」「荻窪駅」、東京メトロ「南阿佐ヶ谷駅」からそれぞれ徒歩10分。
中央線のちょうど真ん中辺りに立地していることから、生徒は東京の西から東の全地域から通学しています。
5年前に共学化し、現在の中1では男女比が完全に1:1になっています。
年々帰国生の入学者数が増え、学年全体の約1/4を帰国生が占めるという人気ぶり。
筆者が訪問したのは夏休み中でしたが、真っ黒に日焼けした学生達が玉の汗をかきながら元気に挨拶してくれる姿を見ることができました。
文化学園大学杉並中学校の帰国生入試情報まとめ
文化学園大学杉並高校の帰国生入試情報まとめ
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【西田先生プロフィール】
文化学園大学杉並中学・高等学校
入試広報部長
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始まりは高校からでした。8年前にカナダのBC(ブリティッシュコロンビア)州の海外校として認可が下り、4年前からは中学からカナダのカリキュラムが学べるように進化しました。
簡単に言うと同じキャンパス内に日本の文化学園大学杉並校とカナダBC州政府の“Bunka Suginami Canadian International School(BSCIS)の2つの学校が存在し、生徒たちは日本のカリキュラムと同時進行でBC州教員によるカナダのカリキュラムを受講することができます。
カナダのカリキュラムは全てがネイティブ教員による英語の授業となります。
学内にはBSCISの職員室があり、校長も常駐しています。
現在、25名のネイティブ教員が在籍しています。
本校全教員のうち約1/4がネイティブ教員という割合になります。
そのうち、13名はカナダのBC州の教員免許を持っている先生なので、教員の質は非常に高いです。
カナダは移民が多い国なので、英語を第2言語とする生徒への教育プログラムや評価システムが確立されていて、教員にもそれが浸透しています。
海外で教えた経験が豊富な先生が多いことも特徴的です。
まさに日本に居ながらカナダ留学が叶うんですね。留学の費用や親元から通える安心感を考えると大きなメリットを感じますね。
高校次のDDコースでは、日本とカナダそれぞれの選択科目を振り分け合って、トータルで一般の授業数の1.5倍くらいのボリュームになります。
早朝ゼロ限や午後の7限、土曜午後授業が追加されますが、積極的に部活に参加する生徒も多いです。
部活の顧問はDD生の環境を把握しているので、遅れて部活に参加することは勿論認められていますし、大きな大会に出場する生徒もいます。
これまでDDコース5期生125名が卒業していきましたが、誰一人欠けることなく、全員が日本とカナダの卒業資格を取得しました。
本校はカナダの公教育を取り入れているので、例えば国際バカロレアなどと比較すると安定して資格取得ができます。
また、カナダの現地生より本校の生徒の方が成績が高いという実績も見えてきました。
これは、DDコースに挑むというモチベーションが高い生徒が多いことと、カナダの成績の半分は授業態度や課題提出で評価されるので、日本人生徒の真面目さが高評価に繋がっているようです。
カナダの大学に進学する際には、これらの高成績は大変有利になります。
DDの魅力は、日本の中等教育を欠かすことなく、カナダの高卒資格を取得できることです。
卒業時には、国内、海外問わず世界中の大学への進学という道が開かれます。
例えば、カナダの大学へは入学試験が不要で、高校の成績提出だけで審査され合否が出ます。
また、国内大学へは、カナダ高卒資格を利用して難関国際系大学(早稲田、ICU、上智、立命館大学など)に帰国生枠で出願できます。
帰国枠入試→総合型入試→一般入試のチャンスがある他、実は、卒業後の9月にも海外生向けの9月入試にチャレンジすることもできます。
帰国生が憧れる国内難関大学に「帰国生枠」で出願できるとは驚きです!その他にも大学入試のバリエーションがこんなにも豊富なのは、カナダと日本両方の高校卒業資格があるからこそですね。
最新の進学実績はこちらをご覧ください。
教科書の枠にとらわれず、生徒自らが主体的に学ぶごとができる希望制の課外活動です。
色々なテーマを自分たちで考え、生徒、教員、外部団体の大人を巻き込んで課題解決していきます。
中1~2年生はSTEAM Play倶楽部(週2回)に所属し、外部講師から基礎的なプログラミングやロボティックス講座を学びます。
中3~高3年生の所属生徒は4つの部門に分かれて社会課題の解決に取り組んだり、探究・ものづくり活動を行います。
DDコースの生徒たちの参加率が非常に高く、カナダのカリキュラムにあるボランティア活動の一環としてSTEAMプロジェクトに参加しています。海外大学進学の際に必要な課外活動としてアピールできるのも大きな利点になっています。
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帰国生のほとんどがDD7、Advanced7に所属しているようです。
コース内容はこちらをご参考下さい。
中学入学時にDD7コースを選択すると、高校でもDDコースへ進むことになります。
国公立大学や医学部への進学を視野に入れているお子さんは、まずはAdvanced7からスタートして高校進学時にDDコースか?それ以外のコースに進むのか?を検討されることをお薦めします!
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実際、中学の帰国生は、現地校やインター校で学んできた生徒が多く、馴染みのある海外式の授業スタイルに共感して下さる親御さんが多いようです。
授業見学にお越しいただけると一番分かりやすいのですが、授業がとにかく面白いですね。
ここ数年、日本の学校でも探究やPBLを取り入れている学校が増えていますが、カナダのカリキュラムは元々それらを網羅しているものです。
例えば、プレゼンをするにしても、「ギャラリーウォーク」と呼ばれる1:1or2のプレゼンを行うことがあります。
大勢の前で発表するだけでなく、個人に対してしっかりと自分の考えを伝える力が身に付きます。
カナダはエンターテイメント産業が盛んな国なので、先生たちはゲーム形式で授業を行ったり、生徒を盛り上げるのが上手ですね。
日本語が弱いと感じる生徒については、週2回、放課後に国語と日本語の補習を受けることができます。
日本語の補習は、日本語を母語としない生徒向けの内容になります。
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カナダのカリキュラムを日本で学べることが最大の魅力です。
帰国生のみなさんにとっては、海外の現地校やインターナショナルスクールで学んできた環境に非常に近いものがあるので、すんなりと馴染んでいただけると思います。
ご紹介してきた通り、カナダと日本のカリキュラム両方をやっていくので、それに向けて頑張れる生徒さんに是非来てもらいたいですね。
帰国生入試は一般入試と時期が異なっているので受験に向けてのスケジュール管理が難しいと思いますが、みなさんが得意とする英語力を武器にして受験を乗り切っていただきたいと思います。
ここ数年で帰国生入試の受験者数が急増している同校。みなさんが気になる入試対策についてもお話を伺ってみました。
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文化学園大学杉並中学校の帰国生入試情報まとめ
募集要項はこちらから
★口頭試問 国算各20分(各50点)
★日本語面接5分
★英語資格による得点換算のみ 試験なし
中学 2級50点(満点)、準2級40点、3級35点
高校 準1級50点(満点)、2級40点、準2級35点
口頭試問の国語・算数(数学)・英語(得点換算)の中から高得点の2科と面接で判断
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★DD7、Advanced7志望者はカナダの審査が必要
【ポイント】
中学:2024年1月31日までに来校が必要
Speaking15分、Writting20分。
試験内容については「DD7 / Advanced7 の試験について」を参考にしっかりと入試対策を行いましょう!
国数英の中から高得点の2科で判断、面接あり
英語は得点換算、受験も可能
英語、国語もしくは算数のどちらか1科目を選択、面接
【ポイント】
英語資格(CEFR換算)による優遇措置が充実しています。
当日の入試対策とともに、早目に英語資格にチャレンジすることが合格への近道になりそうです。
帰国子女入試、一般入試ともに2月8日まで入学金の延納が可能です。チャレンジ校との併願をお考えの親御さんには大変ありがたいポイントです!
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首都圏にはユニークな英語プログラムを取り入れている学校が、毎年続々と増えています。
帰国生にとって得意な英語を維持、向上させる環境が日本でも整っていくことは、本当に有難いですよね。
文化学園大学杉並中学・高等学校では、海外で経験したお子さんの学びのスタイルをそのまま継続させながら、
同時に日本のカリキュラムも習得できる。これが最大の特徴と魅力と言えそうです。
授業数が多くてうちの子はついて行けるかしら?とご心配に思うかもしれませんが、「過去8年間、途中で脱落した生徒がいない」というお話を伺って、先生方の手厚いサポート体制が期待できそうだと感じました。
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EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても、いつでもご自宅で手軽に指導を受けることができます。また、帰国子女中学・高校受験を経験している教師も多数在籍しています。
EDUBALなら、このようなご要望にお答えすることができます。
・文化学園大学杉並中学校の入試に向けた指導をしてほしい!
・受験に有利な英語資格の対策をお願いしたい!
・外国にいる間、日本の勉強のフォローをして欲しい!
EDUBALでは充実した内容の学習サポートサービスもご用意しています。
生徒様の目標達成のために、オリジナル教材の配布、エッセイ添削、EDUBALスタッフとの学習相談など、親御様もご安心いただけるサポートサービスです。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
英検準二級に合格し、また苦手科目だった数学の点数が飛躍的に伸びました。結果が出ているので安心して任せられます。
とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。
生徒に寄り添って根気強く教えていただきました。また、普段から励ましや声掛けなど勉強以外のところでも心の支えになり、モチベーションを上げていただきました。試験に向けての励ましやお声がけもいただき、落ち着いて試験に臨むことが出来ました。本当にありがとうございました。
受験した高校は親子そろっての面接なので、子どもの面接の様子を間近で見ることができました。想像していたよりもずっと立派な受け答えができていたので先生の指導によるものと感謝しています。また英作文のほうも内容・構成ともにしっかりしたものが提出できたようです。この度はご指導いただきありがとうございました。。指導の内容のみならず、生き様や学問に向かう姿勢、ご相談に乗っていただいた内容が、きっとこれから何年もキャリア形成に役立っていくと信じています。本当にありがとうございます。
中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。