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大妻中野中学校・高等学校ってどんな学校? ~帰国子女の母が行ってみた!~

大妻中野
帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問をするプロジェクト。今回は、東京都中野区にある大妻中野中学校・高等学校です。<大妻中野から「世界」の扉が開かれる>を基本コンセプトに、グローバル教育や帰国生教育にも力を入れている女子校です。
 

目次

  1. 大妻中野の基礎情報
  2. お話を伺った先生紹介
  3. コース・カリキュラム紹介
  4. 帰国生のフォロー体制
  5. 進路実績
  6. 帰国生入試情報
  7. アンバサダー感想

 

大妻中野の基礎情報

大妻中野学祖 大妻コタカの銅像には校訓「恥を知れ」が刻まれている。

学校へのアクセスは、JR中央線、東京メトロ東西線「中野駅」から徒歩10分。西武新宿線「新井薬師前駅」からも徒歩8分です。レンガの外観が目を引く8階建ての校舎の中は、明るく気持ちの良い雰囲気。採光の工夫がある広い普通教室、階段の大きな窓、ステージのあるカフェテリア、広い音楽室などが印象的です。帰国生教育校としての一面もあり、帰国生入試での入学者や編入生受け入れなどで帰国生が約150名在籍しています!

都市大付属
休み時間や放課後にすれ違った生徒さんから、何度も気持ちよく挨拶をされました。快活な生徒さんが多いのでしょう。いきいきとした様子を感じ取りました。

 

お話を伺った先生紹介

大妻中野

【副校長 諸橋 隆男 先生】

大妻中野

【教頭 水澤 孝順 先生】
グローバル・センター長


 

諸橋副校長先生からのメッセージ

帰国生は一般生と隔たりはなく、楽しそうに日々を過ごしています。多様性を活力にした協働が校内で実現しているからか、帰国生・一般生に関わらず、海外留学を強く希望する生徒が毎年多数います。コロナ禍でも海外留学を途切れさせることなく、関係者や当事者が努力をして実現したことも記憶に新しいです。
また本校は、英語以外の外国語としてフランス語を正規の教育課程に持つ学校です。今年はフランス留学への参加者だけでも4名が留学しており、うち1名は文科省が主催する「トビタテ!留学JAPAN」日本代表プログラムにも選ばれています。これからも複数の外国語に触れることで、世界の多様性への理解が深まるようグローバル教育を実践していきます。

水澤教頭先生からのメッセージ

帰国生には「一人じゃない、特殊じゃない、自信を失わないで良い」と伝えたいです。海外にいて日本の学習に触れる機会が少ないのだから、できないことがあるのは当然です。その代わりに、日本では得られないすばらしい経験を持っています。それは将来に繋がる帰国生の強みです。例えば、大学入試。最近はただ知識を問うだけに留まらず、自分が取り組んできたことを自身の将来に活かす力を問うものに変わりつつあります。だからこそ貴重な海外体験のある帰国生こそ自信を持って、生体的に多様な人々と協働する力を生かしてほしいと思っています。学習内容の不足はサポートしますので、堂々とチャレンジしてください。
また本校では、地域貢献として始まった「帰国小学生英語保持サポート講座」を無料で18年連続で開催しており、小学生帰国の子どもたちが毎週土曜の午前に通ってくれています。その中から本校を受験して入学する生徒さんもいます。

コース・カリキュラム紹介

大妻中野GLCで必修のフランス語授業

コースについて教えてください

国公立大学、難関私立大学、国際併願(英語学位コース)などを目指す「グローバルリーダーズコース」(以下GLC)と、文理を問わず国公立大学・私立大学を目指す「アドバンストコース」があります。GLCは海外帰国生入試やグローバル入試で入学した生徒で構成されており、中学1、2年生はコースごとのクラス編成で、中学3年生からGLCは2クラス編成になります。中学3年生進級時にコース変更が可能となっており、アドバンストコースからGLCにコース変更する生徒も一定数います。
 

特徴的な取り組みやカリキュラムを教えてください

・GLCは中1からフランス語が必修
・GLCは日本人と英語ネイティヴ教員のダブル担任制で、HRで英語を多用
・GLC独自の授業に、アクティビティ、プレゼンやディベートで国際問題に切り込むGlobal Issue Studiesなど
・カナダ、タイ、ニューカレドニアなど7か国から選べる数週間の海外体験プラン
・欧米を中心に8か国20校から選べるTerm・Year留学
・卒業生グローバルチューターによるサポート(テンプル大、早稲田大、上智大、東京理科大生など)
・ゲストによる講演や教職員・生徒によるプレゼンを行うグローバル教育発表会の開催(日本国際連合協会後援)
 

部活はどんなものがありますか

剣道部、チアリーディング部、ソフトテニス部、硬式テニス部、ダンス部、合唱部、書道部など約30のクラブ活動があります。昨年度だけでも約50もの表彰実績がありますが、合唱部が特に有名で、中高の両方でNHK全国学校音楽コンクールの全国大会で金賞・内閣総理大臣賞を受賞した快挙を成し遂げました。

大妻中野合唱部だけでなく学校全体で合唱に力をいれています

 

帰国生フォロー体制

大妻中野英語取り出し授業にお邪魔しました

帰国生の割合と取り出し授業について教えてください

帰国生は全体の約15%います。GLCの英語は週に4回ネイティブ教員が担当、週に2回日本人教員が担当しています。GLCは、αクラスとβクラスと英語力に応じて2つのクラスに分かれて英語の授業を展開します。また、取り出し授業ではないですが、本校ではIELTSなどの4技能検定を積極的に後押ししています。日本の大学入試でも多くの大学で採用されており、国内大学受験でも大きなアドバンテージとなるからです。さらにIELTS公式テストセンター、海外大学、留学をサポートしている 「Japan Study Abroad Foundation」とも連携をして、生徒の進路指導にあたります。

補習などフォローを教えてください

帰国生・一般生問わず補習や講習があります。さらに帰国生の場合、希望した方には、苦手科目のフォローを専門の担当者と保護者の3者面談で相談して進めていきます。その際には現地の成績表も見て頑張った点を称えて認めることも同時に行います。また、グローバル・センターを設置しており、海外から日本へ・日本から海外へという生徒、帰国編入学、海外大学進学などをサポートしています。

法政国際高等学校
年に1回、帰国生とその保護者、グローバルに興味がある生徒とその保護者、OGや帰国生アドバイザーで行われる帰国保護者会という懇談会もあるそうです。情報交換の場になり嬉しい機会ですね!

 

進路実績

大妻中野生徒が頻繁に相談に訪れる職員室

進路実績について

2022年度は、付属校である大妻女子大学への進学割合は17.6%。大妻女子大学に入学する権利を持ちながら他大学を受験できる特別推薦を利用する生徒は多数おり、76.4%の生徒は大妻女子大学以外の4年制大学に進学しました。多くの生徒は文系学部への進学で、10.1%が理工系学部、15.9%が医療系学部に進学しました。

帰国生の進路実績について

2022年度の帰国生含むGLCの生徒は、UCバークリーなど海外大学に7名、千葉大や筑波大など国公立大学に数名、早稲田大学14名、慶應大学5名、上智大学7名、明治大学17名、立教大学24名などです。特に早稲田大学国際教養学部、上智大学国際教養学部、立教大学GLAP、法政大学GIS、APUなど英語学位学部への進学に強いです。
ここ3年の帰国編入生の進路は、UCLなど海外大学に5名、東京大学ほか国公立大学に数名、早稲田大学、立教大学など私立大学に数十人の合格者が出ています。高2以降の帰国編入学の生徒でも、帰国大学受験にガイドするノウハウがあります。

帰国生入試情報

2024年度の帰国生入試について教えてください

10月21日のシンガポールでの海外入試を皮切りに、11月4~5日に海外在留者対象オンライン入試、国内では11月10日、12月21日の2回、英語・面接または国語・算数・面接で帰国生入試があります。また、2月1日と3日にグローバル入試も設けています。国語・算数・英語スピーキング試験です。最近は英検準1級所持の受験生児童が増えてきた印象ですが、GLCには準2級レベルの生徒も多く在籍し、英語の力を伸ばしています。スピーキング試験や面接では、ネイティブ教員と日本人教員がペアで行います。「好きな科目は?」といった日常的なトピックと、あなたが一番好きな友達を説明してください」というようなディスクライブする質問が出ます。
海外帰国生入試(GLC入学)については、学校HPをご確認ください。

編入試験は行っていますか?

帰国生教育校としてできる限り柔軟に対応しており、高3の4月入学まで可能です。原則として実施するのは、本校の各学期の初め(4月、9月、1月)に合わせた3月、7月、12月の編入試験です。急な帰国の場合は、学期途中でも対応します。一時帰国が困難な場合は、現地からオンラインによる編入学試験も実施しています。ただし学年により定員がありますので、事前にご相談ください。
帰国編入学については、学校HPをご確認ください。

法政国際高等学校
こんなに帰国編入学に関して相談できる学校はそうありません。しかもただ受け入れるだけではなく、英語力の維持伸長や受験へのプロセスにも力を入れていて心強いですね。

 

アンバサダー感想

大妻中野
水澤先生を囲んで記念撮影

長年、帰国生に寄り添い、またグローバル教育を推進してきた水澤先生の「海外でやっておくべきことはその国でしか学べない科目」をがんばっておくこと、という言葉に帰国生の母として安心感を覚えました。例えば、ワールドヒストリーなどのソーシャルスタディ、サイエンス、ガバメントの授業など。それらを通して培われる視点、自分で考える力、エッセイを書く力などが国内外の大学受験の成功にも繋がるということです。帰国生を認め、伸ばし、将来への希望を与えてくれる先生がいらっしゃる女子校、編入も充実していておすすめです!

EDUBALで大妻中野中学校・高等学校の入試対策を!

EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
約4,000人(2022年6月時点)の教師が在籍していますので、生徒様に合う教師を紹介することができます。

EDUBALなら、このようなご要望にお答えすることができます。
・大妻中野の入試に向けた指導をしてほしい!
・受験に有利な英語資格の対策をお願いしたい!

EDUBALでは充実した内容の学習サポートサービスもご用意しています。
生徒様の目標達成のために、オリジナル教材の配布、エッセイ添削、EDUBALスタッフとの学習相談など、親御様もご安心いただけるサポートサービスです。

まずはお気軽にお問い合わせください。

著者プロフィール
EDUBALアンバサダー:小川のぞみ
ライター、コピーライターとして「教育」「住宅」をはじめ、多ジャンルで執筆。夫のアメリカ・カリフォルニア駐在に3年半帯同し、娘と息子の帰国受験に奔走した経験を持つ。これからの日本の教育、帰国生教育、英語教育、海外大や院への進学情報に興味関心あり。

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EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。

    • 帰国子女中学受験コース
    • 小1~6
    • 兵庫県
  • 中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。

    • 帰国子女中学受験コース
    • 小1~6
    • アメリカ
  • 素晴らしい授業でした。毎回適切なワークシートの宿題を出して頂き、とても良かったです。指導内容も日本の受験に特化した形で教えていただけたので、注意されたところが息子にも受け入れやすかったようです。受験指導ということで短期間になってしまったので、とても残念です。足りないと思っていた部分を先生が補完してくださったことが、良い結果につながりました。

    • 帰国子女中学受験コース
    • 小1~6
    • ドイツ
  • 一貫した指導方法で、安心して授業を受けられました。問題点の洗い出し、またその解決策を具体的に提示してくださる一貫した方法で子供を合格へと導いて下さいました。またその分かりやすさは、勉強の面白さへとつながり、子供が授業を毎回楽しみにしている程でした。大変感謝しております。ありがとうございました。

    • 帰国子女中学受験コース
    • 小1~6
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  • ICT機器を上手く使って、息子に寄り添ってご指導下さりありがとうございます。

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