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2018.11.17

進路に迷っている人に!IBDP生におすすめの学部、国際教養学部って?

IBを始めるにあたって教科を決める時期や、大学受験の時期が近づいてくると、クラスメイトと大学で何を専攻するのか話す機会が増えるIB生の方も多いのではないでしょうか。
皆さんはもうどこの大学でどのような勉強をしたいか決めましたか?
もちろん「大学でなにを勉強したらいいかわからない」という方や、海外に住むIB生は「志望学部も決まっていないから日本に帰ってから決めよう」と思っている方もいらっしゃると思います。
今回はそんなIB生のみなさんに国際教養学部をご紹介したいと思います。進路を決めかねている方や国際教養学部が何を勉強しているか知りたいという方は必見です!

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国際教養学部って?リベラルアーツって?

国際教養学部は一般的にリベラルアーツという教育プログラムを取り入れた学部のことを指します。
ではリベラルアーツとは一体なんなのでしょうか。特徴をいくつかあげて説明しようと思います。

最初の一年は専攻を決めなくても良い

リベラルアーツの最大の特徴は入学して最初の一年から一年半は専攻を決めなくても良いというところです。入学当初の一年間は自分の進みたい分野や研究したいテーマなどを模索する時期なのです。そのために多くの国際教養学部では大学一年の間は生徒に様々な教科の授業の選択肢を与えます。カリキュラムは大学によって様々ですが、色々な分野の教養を得ることで多方面に対応できる人材を育成するという共通した目標を持っています。

授業は全て英語

国際教養学部では、一般教養の科目も含め、原則英語で設けられている授業を履修することが基本です。高校時代に学んできた学問的な英語知識や語彙力などを継続して活用することができます。

外国人留学生や帰国子女の生徒が多い

ほとんどの授業を英語で行なっている背景から、様々なバックグラウンドを持つ学生が所属しているので、国際交流の重要性や多様性を重視している大学が多いのもリベラルアーツの大きな特徴と言えるでしょう。

なぜリベラルアーツをIBDP生におすすめできるのか

IBと似た授業スタイル

リベラルアーツを取り入れている国際教養学部では、IBと同様に一年生の間に様々な分野の授業を取ることで広い範囲での教養を深めることができます。そのため様々な分野の授業を受けてきたIB生の皆さんが過ごし慣れている授業環境が整えられています。例えば、多くの国際教養学部では少人数クラスやディスカッションをベースにした授業を取り入れています。大学で大人数のクラスで講義を聴くという授業環境が苦手な方にはぴったりの環境です。

IBのミッションとの共通点

IBOが出しているミッションによると、”These programmes encourage students across the world to become active, compassionate and lifelong learners who understand that other people, with their differences, can also be right.”(このプログラムは世界中の生徒たちが積極的で思いやりがあり、他者を理解する能力のある学習者になるために力を注ぎます。)とあります。国際教養学部でも同様に、自分と違った分野にいる人にも対応できる人材作りを目指しているので、IBで培ってきたスキルを継続して磨ける絶好の学部と言えます。

帰国子女が多い

国際教養学部は受験の際にSATやIB、TOEFLスコアを提出を義務付けているところがほとんどです。そのため帰国子女や他にIBを受けてきた学生が多く在籍しています。似たような環境で高校時代を過ごしてきた学生たちと一緒に学校生活をともにできるので安心感があります。また、外国人留学生もこの学部に所属していることが多いので、日本にありながら国際交流に富んでいるというのもおすすめできる点です。

IBで取得する科目に制限がない

特定学部の受験、特に海外受験においては、特定のIB科目の取得を義務付けている大学が多くあります。それと反対に国際教養学部では、どの科目を履修していてもIBDPであれば受験資格を得られるというのが大きな特徴です。多様性の重視や様々な分野に対応できる人材を求めているという背景から、自分の好きな教科、得意な教科で受験に臨むことができます。

国際教養学部、リベラルアーツを取り入れている大学3選

では、国際教養学部を設けている大学をいくつか紹介します。この紹介をするに当たって、現在各大学に通っていらっしゃる学生さんに各大学のアピールポイントや特色をお聞きしました。

早稲田大学 国際教養学部(SILS)に通っているR.K.さん

選考基準 書類選考のみ
必要書類 Application Form、高校の成績表、高校卒業見込み証明書、IB Predicted Score、英語能力に関する証明書(TOEFL、TOEIC、IELTS、GEPT、英検のいずれか)
参考点数 IB Predicted Score: 37-38
授業の特色 先生と生徒の距離が近い授業が多いです。
生徒の特徴 グローバル意識があり意欲的な生徒と、早稲田系列の高校から国際教養学部に上がってきた生徒に分かれています。
オススメポイント 間違いなく、どの学部よりも英語が伸びて将来使えるまでになります。そして留学生だらけなので授業によっては大変ですが、その分沢山の国の人たちが助けてくれて友達になれるのがアピールポイントです!

 

上智大学 国際教養学部(FLA)に通っているM.N.さん

選考基準 書類選考のみ
必要書類 Application Form、小論文(500 words)、高校の成績表、高校卒業(見込)証明書、IB Predicted Score、英語能力証明書類(TOEFLまたはIELTS)、推薦状(二通)、出願書類チェックリスト
参考点数 IB Predicted Score: 36-38
授業の特色 日本人の先生でも帰国子女だったり海外の大学で学んだ先生が多いための授業でアクティブなディスカッションが求められます。
交換留学生を含める海外の生徒が多いので、ディスカッションを通して色々な国の事情について知ることができるのも一つの特徴です。
生徒の特徴 海外からの留学生、ハーフ、日本人は海外に住んでいた学生や日本のインターに通っていた学生が多いです。
幼少期に数年海外に住んでいた人もいれば幼少期から高校を卒業するまでほぼほぼ18年間海外にいた人もいて、海外滞在歴は人によって様々です。
オススメポイント 生徒だけでなく先生も多国籍で色々なバックグラウンドを持つ方が多くいらっしゃいます。成績が厳しくても人がいい先生が多いので、生徒と先生の距離が近く、とても話しやすいです。少人数のクラスが多いのでディスカッションをベースとした授業を受けることができるのもオススメできるポイントです。

 

国際基督教大学(ICU) 教養学部に通っているM.K.さん

選考基準 書類選考のみ
必要書類 Application Form、Personal Statement(500 words)、小論文(400-500 words)、高校の成績表、高校卒業(見込)証明書、IB Predicted Score、英語能力証明書類(TOEFLまたはIELTS)、推薦状(二通)
参考点数 IB Predicted Score: 32-34
授業の特色 英語に”Don’t judge a book by its cover.”という言い回しがありますが、ICUでの最初の一年間の授業ではその大切さを学びました。最初の二年間には生徒たちに化学から言語学まで、様々な分野の科目の授業を受けられる機会が設けられています。まだ自分の専攻を決めていない生徒も、この二年間でじっくり自分の学びたい分野を決めることができます。三年と四年の二年間では専攻を決めて特定の分野に進むのですが、そこでは各生徒の特徴や得意分野を尊重したプログラムが組まれていると思います。
生徒の特徴 だいたい6割くらいの生徒たちが海外滞在経験やインター在学経験のある日本人で、残りの4割が海外留学生や英語を母国語とする生徒たち、といった感じです。
オススメポイント ICUはとても国際色の強い大学だと思います。その国際色や授業の特色もあって、他者の視点に立つことや、別の文化を理解することを学べる場だと思います。

進路に悩んでいるIBDP生の皆さんへ

国際教養学部やリベラルアーツについて、そしてリベラルアーツを取り入れている大学の紹介をしましたが、いかがでしたか?
大学受験は将来を決める大事なステップの一つです。慎重な志望校選びから自分に合った大学を見つけることが大切です。この記事を読んで国際教養学部の受験について興味を持ったり、進路についての悩みが解消されたというIB生の方がいらっしゃれば幸いです。
EDUBALでは実際に国際教養学部を受験した教師も多数在籍しています。IBスコアに限らず志望理由書や小論文添削など、お困りのことがありましたらどうぞご気軽にお問い合わせください!

 

 

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