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帰国子女入試で必ずと言っていいほど実施される面接ですが、予想外の質問が飛んできたり、予想以上に深掘りされたりしたらどうしよう…と不安になる方も多いと思います。今回は、帰国大学受験の面接でよく聞かれる質問を5つとその対策方法について詳しく解説します!
押さえるべきポイント
・大学で学びたいこと
・興味を持ったきっかけ
・将来展望
これらに一貫性を持たせ、自分の海外の経験に結びつけて話すと面接官に良い印象を残すことができます。
私は貴学で「日本企業が海外進出する際に直面する問題とその解決法」について学びたいと考えています。
興味を持ったきっかけは、私がアメリカに住んでいる時に日本で有名な○○社が経営が上手くいかずに撤退してしまったことから、日本企業が海外でビジネスを成功させる要因は何なのだろうと考え始めたことです。
貴学の経営学部でこの問題を研究し、将来は日本企業で海外ビジネスの戦略を考える仕事に携わりたいと考えています。
押さえるべきポイント
・数ある大学の中でなぜその大学を選んだか
・自分の学びたいことを学ぶには、なぜこの大学/学部が一番良い環境なのか
例えば経済学を学びたい場合、選択肢はとてもたくさんあります。
似たような学問が学べる大学が複数ある中で、なぜあなたは○○大学を志望しているのでしょうか。
その大学や学部でしか学べないことは何でしょうか。
これらのことを念頭に置きながら、「なぜ○○大学か」という質問の対策を行いましょう。
私は貴学のxxという教育プログラムに興味を持っています。
このプログラムは私が学びたい「日本企業が海外進出する際に直面する問題とその解決法」を学ぶ上で最も適した環境だと考えます。
なぜなら、xxが提供しているものは将来海外ビジネスの戦略を考えるために欠かせない知識だからです。
押さえるべきポイント
・(海外経験が長い人は特に)なぜわざわざ日本の大学に進学したいと考えているのか
・なぜ自分の学びたいことは日本という環境で学ぶことが最適なのか
例えば国際経済を学びたいと考えている場合、アメリカの大学でも似たような学びができるかもしれません。
それでも、なぜ日本の大学で学ぶべきだと考えているのか、日本で学ぶことでどのようなメリットがあるかを考えてみてください。
私は日本企業が海外進出する際の問題と解決策について学びたいと考えています。
つまり、日本企業が今どのような体制で経営されているか、日本の企業文化なども学ぶ必要があります。
これらは日本の大学でより研究が進んでいる分野なのではないかと考え、日本の大学を志望しました。
押さえるべきポイント
・自分が高校時代に一番力を入れて取り組んだこと/一番苦労したこと
・その経験から何を学んだか
面接官にとって、日本とは異なる海外でどのような生活を送っていたかは非常に興味があることです。
異なる文化的背景を持つ人々とどのように衝突し、どのように和解したかなど、帰国子女ならではの色を出せると良いでしょう。
私が高校時代最も頑張ったことは、高校のサッカーチームのキャプテンとしてチーム全体をまとめたことです。
私はアメリカに住んでいた期間もまだ短く、英語も堪能ではなかったため、その中でどのようにチームのモチベーションを上げるか、いかに的確に指示を出すかについてとても悩みました。
しかし、英語力に自信が持てないからと消極的になってしまってはコミュニケーションは上手くいかないだろうと考え、最初は身振り手振りでも積極的にチームメイトの悩みや意見を聞き、信頼関係を築き上げました。
押さえるべきポイント
・滞在国でのカルチャーショック
・滞在国の問題点
帰国子女として何を見て、何を感じたかを問われる質問で、最もオリジナリティを出せる質問です。
自分なりの体験を思い出し、その時感じた違和感を、それを経験したことがない人に分かりやすく伝える練習をしましょう。
私がアメリカでの生活で最も驚いたことは、学生が授業中に自信を持って今の政治に対して意見を言えていたことです。
日本では政治や宗教に関する議論を公的な場ですることはタブー視される傾向があり、私もそのような発言は控えていました。
しかし、アメリカの中学校では、誰を支持するか、どのような政策を支持するかを学生も堂々と発表しており、それが認められる環境であることに驚きました。
帰国子女としての海外経験はとても特別で貴重な体験ばかりです。それを体験していない人に分かりやすく伝えることは容易なことではありません。
想定できる質問はあらかじめ対策しておくことで、自分なりの「軸」を見つけ、予想外の質問をされた時も慌てずに自分の「軸」に関連付けて答えられるようになります。
EDUBALでは帰国子女受験をお考えの皆様のサポートに力を入れております。皆様と同様に帰国子女入試を経験した優秀な家庭教師が、志望理由の立て方から丁寧に指導致します。対策をご希望の方はもちろんのこと、学校選びにお悩みの方や帰国子女受験について不安がある方も、お気軽にご相談ください。
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