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2019.11.04

帰国子女枠の高校受験は一般入試よりも本当に有利?帰国高校受験を徹底解説!

帰国子女枠の高校受験は本当に有利なの?

帰国子女は海外での貴重な経験を生かして「帰国子女枠入試」を受けることができます。
一般的に帰国入試のほうが有利だと言われています。それは一体どうしてなのでしょうか?
今回は一般入試と比較しながら、帰国入試が有利な点と不利な点を徹底解説します!

目次

  1. 帰国子女入試と一般入試のちがい
  2. 帰国子女の高校受験が有利な理由
  3. 帰国子女の高校受験が不利な理由
  4. 帰国子女枠で高校受験が可能な学校の例

帰国子女入試と一般入試のちがい

一般的に帰国子女受験は一般受験よりも早い時期に行われます。
試験内容は、学校によって異なりますが、一般入試と同じ問題が出題されることがあります。そうでない場合は、特別入試という形で、英語や面接を中心に選考をされます。
これから、帰国入試が一般入試と比べて有利な点と不利な点をそれぞれご紹介します。

帰国子女の高校受験が有利な理由

帰国子女の高校受験が有利な理由① 受験できる回数が多い

帰国子女入試は一般入試よりも早い時期に行われることが多々あります。
したがって、たとえ帰国子女入試で結果が出なくても、一般入試で再挑戦することができます。
また、場合によってはその後編入試験を受けて合格を狙うこともできます。
一般受験の場合、試験日が被ってしまい受験できない学校が出てきてしまうのに比べて、帰国入試は日程にばらつきがあるため受験できる学校数が増えることも特徴です。

 

帰国子女の高校受験が有利な理由② 偏差値の高い高校に挑戦できる

帰国子女を積極的に受け入れている高校は、海外経験を一般生にはない付加価値として捉えてくれるため、一般入試よりも少ない試験科目数で受験できることがあります。

 

帰国子女の高校受験が有利な理由③ 海外経験を生かせる

一般入試とは違い、帰国子女枠は英語や面接を重点に置いた入試である場合が多いです。
海外で培った英語力を生かすことができたり、海外経験で学んだことを評価してくれたりする入試方法のため、自分の特別な経験を生かして入試を進めることができます。

帰国子女の高校受験が不利な理由

帰国子女の高校受験が不利な理由① 海外に住んでいるため情報が手に入りにくい

日本で一般受験を受ける多くの場合、通っている中学校などが受験校について情報を持っており、進路相談にも乗ってくれるなどのサポートを受けることができます。しかし、海外に住んでいて、帰国入試を受ける場合、どうしても日本の高校についての情報を得ることが難しくなります。インターネットにも限られた情報しか載っておらず、過去問や校風についての情報も少ないため、ご家庭だけで準備を進めることが難しいといえます。

 

帰国子女の高校受験が不利な理由② 受験科目の対策が不十分になりやすい

海外に住んでいると、受験対策のための予備校や塾が国内で受験する場合と比べて不足しているため、対策が不十分なまま本番を迎えてしまうことが少なくありません。特に、高校の帰国入試は一般入試と同じ問題が出題されることも多いため、一般生と同程度の知識が求められるため難易度は上がります。

 

帰国子女の高校受験が不利な理由③ 倍率が大きく変動しやすい

帰国入試の枠は基本的に少ないのに対して、受験生は年によって異なることが多いです。また、過去の受験者数が公開されていない場合もあり、事前に倍率を予測して受験を進めることが難しいことも特徴です。

帰国子女枠で高校受験が可能な学校の例

上記の帰国入試のメリットの具体例として、以下に毎年帰国子女に人気の3校をご紹介します。
それぞれの学校の受験資格や選考方法を比較しながら、ご自身に合う高校や受験方法を探してみてください!

神奈川県立横浜国際高等学校(国際科)
◼︎ 受験資格
原則として、継続して2年以上外国に在住して、帰国した日が中学校1年生以降の方
     
◼︎ 選考方法
英語・国語・数学 + 面接 + 作文
(国際バカロレアコースは、上記に加えて特色検査※も実施)
※特色検査は実技と自己表現に構成される
    
>> 詳しい選考方法や対策方法の情報についてはこちらをご覧ください。
神奈川県立横浜国際高等学校

 

慶應義塾湘南藤沢高等部
◼︎ 受験資格
下記の(1)、(2)の条件をどちらも満たしている者に限ります。
(1) 2019年4月以降、2020年3月末までに、学校教育における9年の課程を修了または修了見込みの者。ただし、「9年の課程」とは、我が国の義務教育の課程に相当するものであること。
(2) 次のAからDの4項目のうち1項目を満たしていればよい。
A. 2017年4月1日から2020年3月31日までの3年間に通算1年6ヶ月以上、国外の学校に在籍した者。
B. 2014年4月1日から2020年3月31日までの6年間に通算3年間以上、国外の学校に在籍した者。
C. 2011年4月1日から2020年3月31日までの9年間に通算5年間以上、国外の学校に在籍した者。
D. 国外学校在籍期間と国内在住期間をそれぞれ、2020年3月から始めて2011年4月に向けて遡って数えていき、「ある時点」でそれまでの通算国外学校在籍期間が通算国内在住期間をうわまわること。ただし、「ある時点」では、通算国外学校在籍期間が18ヶ月(1年6ヶ月)以上であること。
       
◼︎ 選考方法
英語・国語・数学 + 面接
      
>> 詳しい選考方法や対策方法の情報についてはこちらをご覧ください。
慶應義塾湘南藤沢高等部

 

国際基督教大学高等学校 (4月入学)
◼︎ 受験資格
以下(1)~(4)の条件をすべて満たしている生徒が受験できます。
ただし、一旦日本の高等学校(海外全日制日本人学校および在外教育施設の高等学校を含む)に入学すると帰国生徒入試の出願資格を失います。
(1)2005年4月1日以前に生まれた者
(2)日本国籍または特別永住者の資格を有する者
(3)次のa)・b)・c)・d)のいずれかに該当する者
a) 外国の学校教育(海外の現地校およびインターナショナルスクール)における9か年の課程を修了した者
b) 文部科学大臣の認定を受けた海外全日制日本人学校および在外教育施設の中学校を2020年3月卒業見込みの者、または卒業した者
c) 国内の中学校を2020年3月卒業見込みの者、または卒業した者
d) 上記a~cと同等の公的資格を有すると本校が認めた者
(4)海外に勤務する保護者に帯同され、2013年7月1日から2019年11月30日までの間に継続して1年6か月以上海外に在留し、帰国後5年以内の者(2014年12月1日以降に帰国した者)
       
◼︎ 選考方法
以下の中から入試方法を選択可能(条件にあえば3つ全て受験可能)
1. 推薦入試
2. 書類選考入試
3. 学力試験入試
    
>> 詳しい選考方法や対策方法の情報についてはこちらをご覧ください。
国際基督教大学高等学校

帰国高校受験で合格を勝ち取るためには

今回は、帰国入試と一般入試を比較して、帰国入試が有利な点と不利な点を解説しました。帰国入試で受験をする際は、不利な点をどこまでカバーできるかが重要だと思います。海外に住んでいながら、しっかりと日本の高校についての情報を集め、日本の高校生に引けを取らないような対策を行いましょう。

しかし、帰国子女と言えど、出身国や滞在年数はさまざまだと思います。「自分はどの高校を受けると有利か分からない…」「自分の場合この学校の受験資格に当てはまるかわからない…」「海外に住んでいるから日本の受験対策がうまく進まない…」など悩みもさまざまでしょう。EDUBALではオンライン家庭教師による受験対策はもちろん、進路相談や学習相談などのお問い合わせも受け付けております。お問い合わせボタンからお気軽にお問い合わせください!

 

 

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