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2020.05.19

IB(国際バカロレア) Japanese A Literature IOPのやり方とコツについて 

本記事では、IB Japanese A Literature(国際バカロレア 日本語A 文学)のInternal Assessmentの一つであるIOP(個人口述プレゼンテーション)についての対策をご紹介します!今までやったことのないプレゼンテーションに戸惑う方が多いのではないでしょうか?そんなIOPを少しでも簡単にできるように私の実体験を元に説明していきます。ぜひ参考にしてください!

 

目次

  1. Individual Oral Presentationとは?
  2. プレゼンテーションの作り方 4 STEPS
  3. IOPの評価方法は?
  4. IOPの評価基準を満たす2つの方法
  5. IOPが不安な方は!

Individual Oral Presentationとは?

IOP(個人口述プレゼンテーション)は10~15 分で「パート4」で学習した1つまたは複数の作品について行うプレゼンテーションのことです。

プレゼンテーションのあとにトピックについての知識と理解を深めるために先生とのディスカッション(質疑応答)があります。ディスカッションは評価されませんが、これを通してプレゼンテーションで使用した資料や発表方法の適格性を確認されます。

Japanese A LiteratureではIOCで15%、IOPで15%、合計30%のスコアをFinal examの前にIAで確保できるようになっています。Final examでの重荷を減らせるように、ここで点数を稼いでいきましょう!

IOPのプレゼンテーションの作り方

STEP1:まずトピックを決めましょう!

プレゼンテーションの内容は自分の選んだトピックで行います。

トピック(またはテーマ)の選び方としては、パート4で読んだ本の中で自分が興味に持った本、深く理解していると思う本の中から特徴的だと思った登場人物、書き方や技法、本のテーマなどを最初に選んでください。これは1冊でも2冊でも大丈夫です。

 

選べる大雑把なトピックは例として

  • 作品の文化的背景とそれに関連する諸問題
  • テーマの焦点
  • 人物描写
  • 技法とスタイル(文体)

などがあげられます。

 

この中からトピックの範囲を狭めて行く必要があります。例として「〇〇(作品名)における時間と空間の表現方法」「〇〇における圧力の意義」「〇〇が書かれた時代と作者の世界観」などが挙げられます。

ここで大事なのが、トピックの範囲の広さです。どのIAでもそうですが、テーマは広すぎても狭すぎてもダメです。

例えば、「〇〇に見られる作者の価値観」だとテーマが広すぎるので、もう一つ要素を用いて「〇〇における作者の人生観」にすると深く考察する広さがありつつも、簡潔に話せる範囲のトピックになります。他にも「△△と◇◇(登場人物)の〇〇における対照的な位置づけ」では、登場人物を指定することでトピック狭めすぎているので、「女性の登場人物」などと要素を加えることでトピックの範囲を特定しながらも議論する範囲をもつことができます。

トピックは授業の時間に先生と話し合いながら決めていけるので、何個かアイデイアを準備して、先生と相談することをお勧めします!

 

STEP2:次にトピックの分析をしましょう!

1. トピックに対する自分の観点(プレゼンテーションにおいての結論)を決める

2. 自分の観点を示す根拠を3つほど選ぶ

 

根拠に使えるもの

  • 作品中の登場人物の発言や行動、人間関係、服装
  • 全体を通してみられる作中のテーマや象徴やモチーフ
  • 作者のバックグラウンドやインタビュー
  • 作者や作品に関連性のある他の作品

などがあげられます。

根拠は適切な引用や資料を使って論理的に説明しなくてはいけません。

自分の解釈や発言には理由が必要だということを意識してみてください!

引用や資料は幅広く選んで、根拠1つに3つまたは3つ以上あるといいと思います。多すぎても意味がないので説明するときに必要だと思う分だけ準備するようにしてください。

 

STEP3:ではプレゼンテーションを構成しましょう!

IOPでは説得力が大事なのでプレゼンテーションを通しての一貫性を意識してください。

  1. 目次
  2. テーマ
  3. 根拠1
  4. 根拠2
  5. 根拠3
  6. 結論

 

というテンプレートに沿ってプレゼンテーションの流れを作ることで、話しが逸れずに順序立てて説明できると思います。

またプレゼンテーションを構成するうえで、スライドのビジュアルも大事になります。文字や文章の代わりに写真、絵、図、表、を使うことで聞いている側が内容を理解しやすくなります。またフォントの大きさを大きめにしたり、色使いを多くすることで、スライドがより見やすくなります。

遠くからでも簡単に読んで理解できるように、自分が聞いている側だったらと考えながらスライドを作ってみてください!

 

STEP4:プレゼンテーション当日!

プレゼンテーションをするときに気を付けなくてはいけないのは次の4つです。


  • プレゼンテーション中にアイコンタクト、ジェスチャーを使うこと
  • プレゼンテーションに適した丁寧な言語を遣っていること
  • 制限時間内(10~15分間)にプレゼンテーションを終わらせること
  • スクリプトを持たないこと

*IOPは当日メモしか持ち込めないため、箇条書きでスクリプトてきなものを作ることをおすすめします!

これらを本番で円滑にするには、何度か練習することをおすすめします。自分でやっていることが合っているか不安な方はEDUBALにご相談下さい!

 

IOPの評価方法は?

このプレゼンテーションを通してIBが求めているものは

  • 作品に対する知識と理解
  • 自分の議論している見方についての理解
  • 聞いている人を魅了するようにアイコンタクト、ジェスチャー、ビジュアルなどを使うこと
  • プレゼンテーションの内容(トピック)に適した発表の手段を用いていること
  • プレゼンテーションに適した言語遣いを使っていること

になります。

これは私の言葉でざっくりとまとめたものなので、詳しくはIBOが出しているPDFを確認して下さい。SLとHL同じものを元に評価されます!

そして、これらの評価基準を満たして良いスコアを得るには次の2つのポイントが大事になります。

IOPの評価基準を満たす2つの方法

ポイント1:トピックの一般化

「作品に対する知識と理解」と「自分の議論している見方」についての理解を示すには、トピックの意味を理解していることが大事になります。

 

1. まずトピックのキーワードの一般的な意味を調べる

<例>

「〇〇(作品名)における時間の表現方法」

→時間について

「〇〇における圧力の意義」

→圧力について

「〇〇が書かれた時代と作者の世界」

→その時代の背景と世界観、そして作者の世界観について


2. キーワードの意味を理解した後、それが作品においてどういう意味なのかを自分で解釈する

<例>時間がどのような意味を持っているのか、一般的に文学でどのよう意味で使われているか


3. これが作中においてどういう効果があるのかを考える

<例>時間をそのように表現することで作中にある効果について


4. この効果を一般化し、様々なシチュエーションや物に応用する

<例>時間の作中にある効果を他のシチュエーション(現実社会など)に応用する


分析を始める前にトピックの定義を自分の中でしっかりと確定することで、プレゼンテーションの一貫性を保ちます。また一貫性があることでトピックにおいての理解力を示すことに繋がります。

 

ポイント2:適切なプレゼンテーション方法の選択

どのプレゼンテーションの内容(トピック)も同じように、プレゼンテーションを行うわけではありません。プレゼンテーションの内容に適した発表の手段を用いることも発表者としてのスキルの1つです。

<例>

→詩が読まれている音声

→演技中の映像

→漫画化、映画化されたものの動画

このように作品ごとにスライド以外の方法を用いることでよりその作品の理解を深めたり、プレゼンテーション内容の分かりやすく説明することができます。

IOPが不安な方は!

IOPはパート4で読まれている作品によって、テーマの範囲の決め方やプレゼン方法が変わってきてしまいます。

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