2020.09.03
2020.04.22
2019.04.08
2019.11.04
2019.08.26
2020.05.23
本記事では、Japanese Literature A の本試験(Final Exam)の一つであるPaper2 についての対策をご紹介します。
Paper 2の試験では、テーマに沿った本が選択され、その本の内容を頭に入れた状態で問題に答えることが求められます。難しいことに、本番には本を見返すことが出来ない上、解答の中で2つ以上の作品を比較分析しなければなりません。
どのような問題が出るの?
なにをどのように書けばいいのかわからない!
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実際に、Japanese literature A HLを履修し、Paper2 の対策をしていた私の実体験を元に「やっておいてよかった!」という対策を本を読んでいる間にやるべきごとと、試験前にやるべきことのStepに分けてまとめてみました!ぜひ参考にしていただければと思います!
本を読んでいる最中に、主題を考えることで、その作者が伝えたいことや、重要な箇所に自然と目が行きます。Paper 2は、Paper 1のように主題について書く試験ではありませんが、主題を考えながら読むことは、作品の枠組みや構造などを理解する上でも大変役立ちます。
本を読んでいて、「なぜこのような言葉を使ったのだろうか」「ここでは、作品の時代背景が関係しているのではないか」など、疑問に思うことや気になるところが出てくると思います。その時は、ぜひ忘れないうちにメモをとってください!
その際に重要なのが、なぜ気になったのかについてもメモを取ることです。自分が引っかかるポイントをメモして、深く考える機会を作ることは、作品の理解に繋がります。時には他の本について考える時のヒントになるかもしれません。たくさん考えるという良い練習にもなりますよ!
他の人と意見を共有するのも、新しい考えに出会えたり、自分の意見をより深くしてくれるので、ぜひ友達と一緒に考えてみてください!
本を読んでからも、内容を記憶しておくことが大切です。そのためにも、読み終わってから自分が重要だと思った点を文章化することで、見返すことも出来ますし、自分の考えをまとめることもできます。
図式化も簡単に見れる点ではおすすめです。文章にまとめることも有効的ですが、図としてまとめることで一目で内容を把握することができます。みなさんに合った方法で、本を読み終えた後にまとめをしてみてください!
Paper 1の対策でもアウトラインについて何点か触れました。Paper 2も同様に、アウトラインを作成してから文章を書き始めることをオススメします。
そのためにも、きちんとしたアウトラインを書くことを練習してみましょう。Paper 1とは違うアウトラインの形になると思いますので、Past paperを使って再度アウトラインを書く練習をして、本番に備えましょう!
・読んだ本の作者と作品名
誰のなんという本を用いて問いに答えるのかを明確にするようにしましょう。
・本文を例として用いる
本文を一語一句間違えずに書くことは難しいので、なにを例として使用しているのかがわかれば大丈夫です。1つの作品に対して2〜3つの例を用いて、問いに答えると良いと思います。
・2つの作品の共通点と相違点
もちろん、問いによってアウトラインや本文の書き方も変わってきますが、作品の中に出てきた例を用いて、説明をするようにしましょう。また、問いで聞かれていなくても、共通点と相違点を書くことも深い理解表示に繋がります。ですので、筆者はどのような問いが出題されても、作品同士の共通点と相違点については述べるようにしていました。
SLの場合は1時間半、HLの場合は2時間という試験時間が設けられています。時間だけを見ると、たくさん書く時間があるように感じられます。しかし、実際は時間を最大限に使い、手が疲れるほど集中して書くことになると思います。慣れるためにも、時間を測って手書きで時間内に書き終わることができるように練習しましょう!
ぜひ、自分で書いた本文を先生や友人に読んでもらってください!
自分で書いている内容が、必ずしも他の人が理解できるとは限りません。そのため、他の人が読んでも理解ができる内容になっているか、根拠や考えがきちんとしているかなどもフィードバックをもらってください!
本番は、本の内容を確認することが出来ないため、全てを事前に覚えておく必要があります。そのためにも、日常的にまとめを見返すことが重要です。内容を頭に入れておくことで、どのような問題が来た時も即座に引用するべき箇所や、内容が浮かびます。ぜひ、隙間時間を活用して復習しましょう!
本の内容を考えるときや、理解を深める際に5W(Who, what, where, when, why)を意識してみてください。私は、5Wの中でも特にWHYについて考えるように心がけていました。
「なぜ登場人物がこのような行動をしたのか」「時代背景とどのような関係性があるのか」などの問答を自分の中ですることによって、内容をより深く理解できたり、新しい論点や考えにたどり着くことが多かったです。ぜひ、深い読解に繋がる様に、様々な視点から作品を考えてみてください!
今回は、私の経験をもとにJapanese A Paper 2の対策やアドバイスについて ご紹介しましたが、いかがでしたか?
Paper 2では、読んだ作品をもとに問題が出題されますが、試験中に本を見返すことが出来ません。しかし、事前に対策をきちんと行えば焦らずに試験に臨むことができ、高得点も狙うことができます!
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Japanese Literature A Paper 1コメンタリーの書き方とおすすめ対策法3選!(国際バカロレア(IB)勉強法)
IB(国際バカロレア)、Japanese A Language and Literature(日本語A: 言語と文学)の科目選択や勉強法、対策について
IBコース体験談:Japanese self taughtを受講しました!
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