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近年、英語圏外の大学への進学も増えている中、特にヨーロッパにあるオランダへの留学が人気が出てきています。小さな国ながらも、実は7校の大学が世界大学ランキングの150位以内に入っており、英語で高い水準の教育を受けられるとして、IB生からも人気があります。
この記事ではそんなオランダの大学にIB生が進学する際に必要な条件や書類、出願方法などの役立つ情報をご紹介します!
※この記事ではオランダ大学に進学を考えている人向けに参考程度に「必要な書類」や「どういった手順で出願していくか」をまとめています。すべての大学が同じ手順とは限りませんので、基本的には大学のホームページに記載されている情報を元に、この記事はあくまで参考としてお読みください。
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オランダの大学に進学するにあたって、必要な条件や書類がいくつかあります。
まず、非EU加盟国からの生徒、つまり日本国籍の生徒は、居住許可証(Residence permit)を申請する必要があります。これは大学が手続きをしてくれる場合と、個人でしないといけない場合がありますので、大学の指示に従いましょう。
また、以下は出願申請をする際、必要となる主要な書類です。
① パスポートのコピー
② IB Diplomaの成績
(IB Certificateでも可能な場合もある)
③ その他高校での成績証明書
④ 英語力の証明をするもの
⑤ 入金の証明をするもの
気を付けることとして、②の「IB Diplomaの成績」に関しては、科目ごとの成績を提示しなければなりません。この場合、大学や学部によって取得必要なIBの科目やレベルが変わってきます。その為、事前に自分の行きたい大学・学部が何を求めているのかを知っておく必要があります。
以下に求められるであろう科目とレベルを、学部ごとにまとめてましたので参考程度にご覧ください。
● 経済・経営
Mathematics SL以上
● 理系
Mathematics HL
Physics/Chemistry/Biology HL
Physics/Chemistry SL (Physics/ChemistryがHLの場合)
● 薬学系
Biology HL
Chemistry SL以上
Physics SL以上
Mathematics SL以上
④の「英語力の証明」に関しては、基本的にTOEFL iBTの点数を提示します。ただし、IBを学んでいた生徒の場合、すでに英語力は証明されています。その為、試験を受ける代わりに、先生に「生徒は英語でIBを学んでいた」ということを手紙に書いてもらい、それを提出することも可能です。
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オランダの大学に出願する際、基本的にはStudielinkを利用します。これはオンライン出願システムで、イギリスでいうUCASの様なものです。一度で4校まで出願することができ、Studielinkでの申請を終えた後、大学からの連絡を待ちます。多くの大学では5月1日が出願期限となっていますが、同じくこれも大学や学部によって変わりますので、確認してください。
以下はStudielinkを用いて出願した場合のおおよその手順です。
① Studielinkに登録する
② Studielinkで出願書類や情報を記入する
③ 大学からの連絡を待つ
④ 合格だった場合は大学の指示に従い、入学手続きを始める
⑤ 学費を払い、出願を完了する
また、大学によっては書類だけでなく、試験を受けなければならない場合もあります。この場合は基本的に②の後での実施となっています。
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オランダの大学は基本的に他のヨーロッパの大学と同じく、9月始まりですので、日本の大学に出願するスケジュールとは少し違います。基本的に10月か11月頃からStudielinkでの出願が開始され、締め切りは5月1日です。締め切り日は大学によって違いますので、注意してください。
出願後の手順も大学によります。出願した人から順に結果が伝えられる場合と、具体的に何月何日に結果を伝えると言われる場合があります。
● 10月~11月
Studielinkで出願開始
出願後、1~2週間で大学から連絡がある
● 5月
出願締め切り
● 9月
入学
また、地域によって住まいを見つけることが困難な場合もありますので、合格連絡が届いたら、早めに住居を探すことをお勧めします。
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オランダ大学への進学の主な出願手順は以上となります。いかがでしたでしょうか。目標の大学に進学する為にもIBでの成績を上げていきたいものです。
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