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IB Physics Paper1(国際バカロレア 物理)の勉強法・対策法を経験者が伝授!

IB PhysicsはGroup 4の中でも難しい教科です。多くの生徒が苦労しているのではないでしょうか。

そんなIB Physicsには「Paper1」「Paper2」「Paper3」の3つの筆記試験があります。この記事では生徒が一番初めに受けるであろう「Paper1」の徹底解説をしていきます。

「Paper1の内容は?コロナでどう変わった?」「効率がいい勉強法とは?」「試験中のコツとは?」などの疑問にお答えします!

 

 

目次

  1. IB Physics Paper1とは
  2. IB Physics Paper1対策のコツ:勉強編
  3. IB Physics Paper1対策のコツ:試験中編
  4. 最後に

IB Physics Paper1(国際バカロレア 物理)とは

 

IB Physics Paper1の内容

IB Physics Paper1の内容を以下の表にまとめました。

SL HL
内容 30問の多肢選択問題 40問の多肢選択問題
配点/比重 30点/20% 40点/20%
時間 45分 60分
計算機の有無
データブックレットの有無
学習範囲 ・Measurements and uncertainties
(測定と不確かさ)
・Mechanics
(力学)
・Themal physics
(熱物理学)
・Waves
(波)
・Electricity and magnetism
(電気と磁気)
・Circular motion and gravitation
(円運動と万有引力)
・Atomic, nuclear and particle physics
(原子・原子核・素粒子)
・Energy production
(エネルギー生産)
SLの内容を加えた以下のトピック

 

・Wave phenomena
(波の現象)

・Fields
(場)

・Electromagnetic induction
(電磁誘導)

・Quantum and nuclear physics
(量子物理学と原子核物理学)

 

IB Physics Paper1の特徴

IB Physics Paper1では1問につき1点が配点され、間違っても減点されません。本試験では主にPaper1の終了後、数十分後の休憩の後にPaper2が始まります。マークシートに回答を記入する為、Paper2と違い、ペンではなく鉛筆が必要となります。

IB Physicsの主な特徴としてGrade boundariesが低いという点があります。

例えば2020年11月試験のChemistry HLの場合、Paper1では40点中24点を取らないとIB5が取れないのにもかかわらず、Physics HLの場合、40点中20点を取るとIB5が取ることができます。

ただ、これはその分Physicsの勉強内容が難しいということでもあるので、気を抜かないようにしっかりと勉強に育みましょう。

*年度によって変更があります。

 

【2021年度】新型コロナウィルスによるIB Physicsの変更点

続いて新型コロナウイルスによる変更点ですが、2021年5月と11月にある試験ではPaper3が免除がされます。これにより、Paper1とPaper2の比重が従来よりも大きくなったため、Paper3で点数を取ることが難しくなってしまいました。

筆者はPaper3が一番得意だったため、Paper3で点数を上げるという戦略を取っていました。しかし、今年に関してはこの戦略が取れないため、より基本の学問範囲を理解することが重要になってくるでしょう。

反対に、Paper3が苦手な生徒にとってはチャンスだと思うので、同様にPaper1とPaper2のクオリティーを上げていきましょう。

 

コロナによる変更
Paper 1 Paper 2 Paper 3 IA
比重(%) SL 20 40 20 20
HL 20 36 24 20

 

コロナによる変更
Paper 1 Paper 2 Paper 3 IA
比重(%) SL 30 50 20
HL 30 50 20

IB Physics Paper1(国際バカロレア 物理)対策のコツ:勉強編

 

過去問を解く順番を工夫する

個人的に過去問を解くことはPhysicsのみならず、他の教科においても一番効率的な勉強法だと感じています。ただこの方法には少しコツがあります。

過去問にも「古い過去問」「新しい過去問」があります。そして、当たり前ですが、「新しい過去問」の方が一番本試験と似た形式になっています。ですので、まずは「古い過去問」から解き始めることをお勧めします。

古い過去問を解くときは時間を気にせず解き、本試験間近に新しい過去問を本試験と同じ時間で解いていきましょう。

Paper2よりもPaper1から解き始めるとより効率的です。Paper1での問題の順列はトピックの順になっています。自分がどのトピックでよくつまずくのかがはっきりとするのに加えて、Paper1では主にトピックのコンセプトが理解できているかが試される問題が出てくるため、Paper2の準備運動にもなります。

 

Measurements and uncertainties(測定と不確かさ) は完璧に

UncertaintiesとはPhysics、Chemistry、Biology、全てのGroup4の科目で1トピック目に習う基礎的な単元です。主にグラフの見方や計算時の小数点の付け方についてのトピックですので、他のトピックの問題とも、とても関わりのあるトピックとなっています。その為、Uncertaintiesは初めにマスターしてしまいましょう。

Group4から2科目取っている生徒は、両科目で出現するトピックである為、より完璧にしておきたいものです。

また、このトピックの問題のパターンは限られている為、過去問を解き、解き方に慣れておけば点が点数が取りやすくなります。

 

一人で悩まない

Physicsに限りませんが、IBにおいて分からないことがあれば、放置しないことが鉄則です。問題によっては、2つ以上のトピックに関連する問題が出ることも多々あります。

つまり、分からなかった部分が一つあると、他の部分で理解に苦しむ事があります。その為、何かつまずいた際には先生、友人、家庭教師などに迷わず聞きましょう。

独学をしている場合でも、教科書だけに頼らず、インターネットやYoutubeなどの動画サイトなども確認し、自分に合った勉強法を探してみることをお勧めします

 

IB Physics Paper1(国際バカロレア 物理)対策のコツ:試験中編

 

スピードが命

Physics paper1はスピード勝負です。SLでは45分で30問、HLでは60分で40問を解かなくてはなりません。これは単純計算で、1問につき約1分半しか費やせないということになります。「この時間までにこの問題にたどり着く」など、あらかじめ時間を決めておくことをお勧めします。

また、すぐに分からない問題は早めにスキップし、分からない問題から解くことも1つの作戦です。この場合、時間が余ってから、分からなかった問題に再度取り掛かりましょう。

 

空欄は作らない

Paper1は減点式ではありません。ですので、問題を空欄でおくことはとてももったいないことです。分からない場合でも、何かしらの答えを選びましょう。

また、Paper1は非常にトリッキーです。1問につき4つの選択肢がありますが、問題が瞬時に分からない場合、とても悩ましい選択肢が並べられています。この際、正しい答えを割り出すことも重要ですが、冷静に消去法で選択肢を少なくすることも重要です。

 

最後に

EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生教師と、家庭教師を探している現役IB生やPre IB生をつなぐオンライン家庭教師サービスです。

EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても授業を受けることができます。また、帰国子女受験を経験している教師も多く在籍しています。

これまでにも、

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などのお悩みを抱えた生徒さまに、IBを経験した大学生の教師をご紹介し、
オンライン家庭教師の指導によってIBが始まる前の勉強のサポートをしてきました。

EDUBALには約600名のIB経験者の大学生が教師登録をしています。

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東京大学や京都大学をはじめとする国内外の難関大学に通っている教師や、IBで40点以上を取得している教師も多く在籍しています。

実際に、EDUBALを受講した方からは、

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    • IBコース
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    • ドイツ
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    • IBコース
    • 高1~3
    • 大阪府
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    • IBコース
    • 高1~3
    • 宮城県
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    • IBコース
    • 高1~3
    • 広島県