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2022.06.07

【イベントレポート】4月入学帰国大学受験の準備を始めよう!〜私立大学(文系)編〜

5月22日(日)に「4月入学帰国大学受験の準備を始めよう!〜私立大学(文系)編〜」を開催しました。帰国大学受験の経験者が登壇して有名私立大学の4月入学帰国大学受験に関する情報をお届けした本イベントでは、参加されたお客様からもご好評をいただきました。

11年生:帰国子女入試は情報が少ないため、同じ境遇の方々の話を聞けるのは情報収集の面で助かり、モチベーションにもなりました。
保護者:登壇者の経験が子どもの境遇と似ていて、貴重な失敗談も聞けたのが良かったです。
保護者:受験に成功された方ご本人の体験談を聞くのは初めてで、とても参考になりました。

こちらの記事は、座談会の大事なポイントをまとめたレポートです。

  • 申し込みたかったけれど、締め切りが過ぎていた方
  • 当日参加できなかった方
  • 参加したけれど、もう一度内容を見返したい方

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目次

  1. 4月入学帰国大学受験とは
  2. 登壇者プロフィール
  3. パネルトーク
  4. 最後に

4月入学帰国大学受験とは

基本情報

国内私立大学への4月入学を狙う帰国生には、帰国入試、AO入試、グルーバル入試、IB入試が人気です。帰国生は、国内の私立大学であれば基本的にどの大学のどの学部も受験できると考えて良いでしょう。AO入試は帰国生に限らず受験することができますが、海外での経験を有利に使うことができます。

主な出願書類としては、

  • SATやIB、GCE等の統一試験のスコア
  • 高等学校(3又は4年間)の成績証明書
  • 卒業見込み証明書、又は卒業証明書
  • TOEFLもしくはIELTSのスコア
  • 入学志願票(志望理由書)
  • 海外の出身高等学校の教員または校長の推薦状

があります。大学によっては、パスポートのコピーや検定料振込用紙などが必要な場合があります。
くれぐれも実際に受験する際には、大学の募集要項などをしっかり確認してください。

出願書類は、卒業後すぐに申請して集めることが重要です。受験校が決まっていない場合には部数は多めに申請するのもポイントです!

 

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登壇者

畑瀬 拓人さん 在籍校:慶應義塾大学 法学部政治学科 2年
滞在国:アメリカ・カナダの現地校
滞在歴:アメリカ2年半、カナダ2年半
出身校:Delta Secondary School
TOEFL:104点
奈良輪 光紅さん 在籍校:国際基督教大学  国際教養学部 2年
滞在国:カナダの現地校
滞在歴:5年10ヶ月
出身校:Newtonbrook Secondary School
TOEFL:86点
佐伯 恵玲菜さん 在籍校:早稲田大学 政治経済学部
滞在国:ニュージーランド
滞在歴:3年(小学6年生〜中学2年生)
出身校:聖心女子学院高等科
TOEFL:97点

パネルトーク

畑瀬さんの帰国大学受験経験談

まずは畑瀬さんにお伺いします。
いつ頃から出願書類の準備をはじめましたか?

私は、12年生の春休みの終わり頃から必要な書類を集めました。
出願書類は学校に申請しますが、夏休み前では期末試験期間と重なり、対応が後回しになる可能性があります。また、夏休み中は全く対応してくれない場合もあります。

畑瀬さん

出願を諦めざるを得ない状態にならないためにも、早め早めの準備がポイントですね!
では、どのように志望校や学部を決めましたか?

初めは高校の授業で得意だった経済、経営学部が自分に合うと思っていましたが、なかなか志望理由が書けませんでした。
その一方で、受験勉強中に政治問題、社会問題に興味があることに気づき、法学部を受験することにしました。
志望理由を書く過程で、自分の興味を模索できると思います!

畑瀬さん

そうなんですね。
自分の好きな分野、興味のある分野を見極めることが大切ですね。
受験勉強は大変だったかと思いますが、現地の高校の勉強と受験勉強をどのように両立させましたか?

夕食前は学校関連の勉強、夕食後はTOEFLやSATなどの受験勉強をすると決めていました。

畑瀬さん

なるほど。メリハリをつけてルーティン化することで両立できるのですね!
勉強で苦手だったことはありましたか?

実は本や新聞を読むことが苦手でした。

畑瀬さん

そうなんですか。けれど、受験対策のためには時事問題に親しんでおく必要がありますよね?

はい。効率的な情報収集のために、苦手な本や新聞ではなく、ニュースやYouTubeの動画をよく見ました。

畑瀬さん

なるほど、動画を見るというのも一つの手段ですね!畑瀬さんのように苦手意識を持っている人も、ニュースを毎日一つでも見る習慣があるといいですね。
畑瀬さんは独自の勉強法を確立していったという印象があります。

そうですね。みなさんも、他の人の勉強法を無理して真似するのではなく、自分に合った勉強方法を模索し、効率的に楽しく勉強できれば良い結果につながると思います!

畑瀬さん

奈良輪さんと佐伯さんの帰国大学受験経験談

続いて、奈良輪さんと佐伯さんにお話を伺います。
まずは奈良輪さん、志望理由書はどのようにして書きましたか?

私は、その学部で何をしたいのかを書きました。複数の大学に出願しましたが、同じ学部でもそれぞれの大学の特色に合わせて内容を少し変えました。
そして、将来の夢や海外での経験を志望理由に絡めて書くことを意識しました。

奈良輪さん

帰国大学受験では、海外の経験をどのように活かすかがポイントになりますね。
佐伯さんはどのように志望理由書を書きましたか?

私は、一貫性を保つことを意識して書きました。
海外生活で体験したことから、学んだこと・考えたことを明確にし、それを大学入学後のビジョンにつなげました。私はその上で、大学卒業後のビジョンにもつなげて書きました。

佐伯さん

そうなんですね。志望理由書は文量が少ないことが多いです。短い文量で様々なことを説明するために、一貫性を持って分かりやすく伝わるように書くことが大切ですね。
では、受験に向けてどのような勉強をしましたか?

私は、TOEFLと小論文の二つを主に勉強していました。
それと、出願時に重視されることもあるので、現地校での成績を高水準でキープすることも意識していました。
ただ、私は10年生から受験勉強を始めたので、もっと早く始めればよかったと思っています。帰国大学受験を決意した瞬間から準備を始めることをお勧めします!

奈良輪さん

そうなんですね。
佐伯さんは面接練習をしていたそうです。詳しく聞かせてください!

まず、基本的な礼儀作法はYouTubeで学びました。
また、インターネットや本でリサーチし、面接で聞かれることを予想しました。
そして、実際に父と面接の練習をしました。練習の様子をビデオで撮影し、話し方や身振り手振りのクセを認識して、改善させていきました。

佐伯さん

自分一人ではなく、誰かと練習をしてフィードバックをもらい、何度も練習することが大切なんですね。
それでは、受験生だった時、モチベーション管理はどのようにしていましたか?

私は、周りの帰国大学受験生と一緒に勉強することでやる気を保っていました。
また、家族にも出願準備を協力してもらっていたので、家族からの応援もモチベーションにつながりました。

奈良輪さん

お互いを高め合える関係は素敵ですね!
では、もっと準備しておけばよかったと思うことはありますか?

小論文対策をもっとしておけばよかったと思っています。小論文ではしばしば海外での経験を書く必要があるのですが、事前にあまり準備できなかったので引き出しが少なく、苦労しました。

奈良輪さん

そうだったんですね。海外でしかできない経験をアピールし、周りとの差をつけることは面接でも重視されますので、大切なことですね。
奈良輪さんがもっとしておけば良かったという小論文対策ですが、佐伯さんはどのように対策していましたか?

まずは、志望する大学の過去問題をたくさん解き、出題傾向を分析しました。
そして、一回解いて終わりにするのではなく、一つの過去問題に対して3、4回解き直しをしました。解答するときには、解答のプロセスが分かるようにノートにまとめるのがおすすめです。
また、過去問題以外には、課題文の要約と意見論述が求められる試験の対策として、毎日日本語の新聞を読み、新聞の社説を要約していました。

佐伯さん

なるほど。日々の積み重ねが力になるのですね。
これは皆さんにお聞きしたいのですが、受験にあたって一番苦労したことは何ですか?

一番苦労したこと

帰国大学受験に関する情報が少なく、情報収集に苦労しました。

佐伯さん

私は、通っていた現地校に出願書類を用意してもらうことが大変でした。日本の大学受験のシステムを説明したり、大量の書類を抜け目なく用意してもらう必要があります。

奈良輪さん

私は、勉強以外では、同じく帰国受験をする友達と比較して自信を失ってしまったことに苦労しました。

畑瀬さん

三者三様ですね!
情報収集という点では、このイベントに参加したみなさんはスタートラインに立っているのではないでしょうか。
また、友達と勉強することはモチベーションにつながりますが、比較しすぎないことが大切ですね。
では、最後にこれからの受験生に一言お願いします。

これからの受験生に一言

「自分にはできない」という考えが一番の敵です。「自分は最強だ」というくらいの気持ちで挑みましょう!

畑瀬さん

現地校での日々に加えて大学受験となると本当に大変だと思いますが、あなたならきっと大丈夫です。応援しています!

奈良輪さん

自分がなりたい将来像を思い描いて、全力で突き進んでください!

佐伯さん

最後に

 

イベントレポートはいかがでしたか?EDUBALには、帰国受験経験者元IB生の家庭教師が多数在籍しています。指導についての質問やお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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