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この記事は、「インターナショナルスクールに通ってみたいけど、いろんな不安がある」「インターナショナルスクールに通っていて様々な悩みを抱えている」といった方に向けたインタビュー記事です。
実際に海外のインターナショナルスクールに通っていたEDUBALの学生スタッフ3人が海外インターナショナルスクールでの経験を語ってくれています。ぜひご一読ください!
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【森田さん】
所属大学:慶應義塾大学法学部政治学科3年
経歴:
5歳までアメリカの現地校に通う
一時帰国し小学校、中学校時代を日本で過ごす
高校はイギリスのUWC of the Atlanticというインターナショナルスクールに留学し、IBを取得
帰国後慶應義塾大学法学部入学
【岡本さん】
所属大学:慶應義塾大学法学部政治学科2年
経歴:
小学4年生までアメリカの現地校に通う
帰国中学受験して頌栄女子学院中学校入学
高校時代にイギリスのインターナショナルスクールでIBを取得
帰国後慶應義塾大学法学部入学
【大西さん】
所属大学:東京大学公共政策学院
経歴:
小5から中2の夏まで上海インターナショナルスクールに通う
帰国、加藤学園暁秀中学校高校に入学しIBを取得
高校卒業後オーストラリアのメルボルン大学に入学、現在は帰国し東大の大学院在学
園山「インタビュアーの園山です。僕は生まれてからずっと日本で海外にいた経験がないので、的外れな質問をしてしまうかもしれませんが、本日はよろしくお願いします!早速ですが、インターナショナルスクールに通いはじめたとき、コミュニケーションで苦労はしましたか?」
大西「小5で初めて海外のインターナショナルスクールに通ったので最初は全く何を言ってるのかわかりませんでした。」
森田「私はもともと5歳までアメリカの現地校にいたので日常生活が大変なほどではなかったです。」 「英語力は維持する努力はしていたものの、日本語で教育を受けていた期間が長く、高校からインターに通って英語で授業を受けるのは少し大変でした。」
岡本「私も森田さんと同じです!自分もやっぱり小学生の英語力のレベルで止まっていたので、自分が表現したい内容が英語で出てこないということはよくありました。」
園山「なるほど。みなさん程度の差はあるけど言語の壁は感じていたということですね。」
大西「私の姉は高1から初めてインターに入ったので、非常に苦労していたみたいです。日本では文系でしたが、IB取得のためには理系の方が英語力の良し悪しが影響しないと考えて教科選択は全部理系に変えていました。そのため姉は周りと遊ぶとかより自分の勉強に集中していましたね。大変そうでした。」
園山「高1からだと大変ですね。英語で受験勉強をしなければいけないのは本当につらそうです。」
園山「率直にお伺いしたいのですが、インターにいきなり通うことになって友達はできましたか?」
岡本「意外と大丈夫でした!スポーツは言葉が通じなくても一緒にできるので、部活などでスポーツをやると仲良くなれます!」
森田「私もそうでした。もともとインターに入る前から、友達を作りやすいからスポーツクラブなどの課外活動には所属したほうがいいと言われていたのですが、実際に行ってみてもやはりそういうところから友達を作るのは一番手っ取り早いなと思いました。実際にボランティア活動や、学校のダンスのイベントなどを通して多くの友達を作りました。」
園山「インターの文化祭とか体育祭ってどんな感じですか?」
大西「私が通っていた学校では体育祭はあったけど文化祭はなかったですね。」
森田「体育祭というのはなかったですが、全寮制の学校だったので寮対抗スポーツ大会はありました!ただ、それは日本の学校の体育祭ほどOfficialなものではなかったですね。それに加えて、文化祭とまではいかないけれど、地域ごとのNational Holidayを祝うお祭りのようなものはありましたね。」
岡本「通っていたインターは幼稚園から高校まであり、小学校と中学校には体育祭がありましたが、高校はなかったですね。」
園山「文化祭がなかったら部活一筋になるってことですか?僕が通っていた中高一貫の男子校(日本)では文化祭と体育祭と部活だけを楽しみにしていたので、全然感覚がわからないです笑」
岡本「部活もですが、委員会などにうちこんでいる人も結構いましたね。成績がいい人が入るNHSとか、卒業生をお祝いするプロムを企画する実行委員会などです。」
森田、大西「あーありましたね!」
岡本「でも日本の学校に比べると学校愛というか、School Spiritのようなものは少ない学校でした。結構憧れがあります笑」
森田「日本では結構高3まで部活をやってたりとかするけど、いろんな受験方式で受験をする人が集まってるというのもあって何かを同級生全体でやるみたいな経験はあまりできなかったです。 日本のようなクラスもなくて、教科ごとに授業をうけるという日本の大学と同じようなスタイルなので、そういう面でもクラスで仲良くなるみたいなのもあまりあまりませんでした。」
園山 「勉強についてはどうでしたか? 」
森田「さっきも言った通り、学校行事に打ち込むより、IB Diplomaの科目やCASなど、それぞれがIBのプログラム自体に打ち込んでいる感じだったので、生活の中心はIBでした!でも、オンオフをしっかりつけて過ごすことができた高校生活だったと思います。」
園山「すごい、、」
森田「IBの勉強はとてもためになったと思っています。もちろん分量はすごい多かったですが笑」
大西「私も中1ぐらいから予備校に行って日本の学校の勉強をしてました。」
園山「たしかに帰国するとなると忙しそうですよね」
岡本「IBは結構やることが多いので、私も結構勉強してました!でも、私はバスケのシーズンになるとバスケに熱中してました。」
園山「部活もシーズンで分かれてるんですね!バスケは冬のスポーツですけど、夏は何をやってたんですか?」
岡本「夏は他のスポーツをやるか、もしくは委員会などをやるかって感じでしたね。私の場合はバレーボールとかやってみたりしました。」
園山「日本の部活とは全然違いますね!」
岡本「そうですね、例えばバスケは毎シーズンSignUpしてチームに入ります。日本の部活みたいに年功序列でスタメンが決まったりってことは全くありませんでした。生意気な後輩とかがいて腹がたつこともありましたが向こうではそれが普通みたいですね笑」
園山「学校で悩んでいたこととかありましたか?」
大西「授業スタイルで結構悩みましたね。日本とは違って発言しないと成績が良くならないので、ほんとにみんなガツガツしてます。私は元々あまり積極的なタイプではなかったので、とても大変でした。」
大西 「でももう割り切るしかなかったので、1年間くらいでは慣れました。英語力が上がると自然と自信もついて発言も抵抗がなくなりました。」
森田「アジア人は結構おとなしいって言われますね。」
大西「そうですね。私の場合はそもそも最初はEAL(English as Second Language)という英語が喋れない人のためのクラスに入ってたので、その分授業スタイルに慣れるのも結構時間がかかりました。体育くらいしか一緒にみんなと授業うけられないんです。」
園山「逆に帰国してから悩んだことはありましたか?」
森田「私は日本の大学でのせわしなさに悩みました。日本の大学生っていろんなコミュニティに属していて、せわしなくいろんな人と関わらなきゃいけないですよね。私が通っていたインターはとても小規模で、全寮制だったこともあり閉鎖的で、コミュニティが固まっていたので、そのギャップで悩みました。」
岡本「私は英語力の低下がとてもこわかったですね。小学生で帰国したときにこのまま日本に住んでたら英語忘れるんだろうかっていう漠然とした不安を抱いていたことを思い出します。実際日本に暮らしてるとやっぱり単語がでてこなくなってきますね。週に1,2回くらいは喋っててもそれでも英語力はがくんと落ちてしまいます。」
大西「日本人としてのアイデンティティを持てるようになったことです。インターに通っていると、日本人代表として周りからは見られます。日本の歴史についてもよく聞かれることがあるので、そういうところにも興味を持つようになりましたし、それだけではなく、本当に多様な人が集まっている環境だったので、周りと比較して自分のユニークさって何なんだろうということはよく考えるようになりました。」
森田「いろんな人を受け入れられるようになったことですね。多様な価値観、文化を持っている人の中で生活していたので、いい意味で固定観念にとらわれなくなりました。いろんな価値観を持っている人がいて、それは一つ一つが正しいとか正しくないとかではなく尊重されるべきものなんだなって思ってます。」
岡本「語学力よりもコミュニケーション力が大事だということがわかったことですね。英語が伝わらなくてもコミュニケーションはできるし、むしろそっちが大事なことなんだと気付かされました。これは実際にインターに行かなかったらわからなかったなと思います。」
森田「チャレンジしてほしいです。岡本さんが言っていたように、大事なのはコミュニケーション力です。せっかくまわりにいろんな価値観や文化を持った人たちがいるんだから、喋りかけてみましょう!失敗することを恐れずチャレンジです!」
大西「私は環境を自分から楽しもうという風に考えを変えてから成長を感じました。必要以上に心配しないで環境を楽しもうとする気持ちが大事だと思います!」
岡本「多様な価値観や文化を持った人が集まっている場所で、喋らないのはもったいないです。インターナショナルスクールに通っていなければそんな環境には出会えません。いい思い出になるにしろ悪い思い出になるにしろインターでの経験は必ず糧になるはずですので、頑張ってください!」
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